『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

奨学金制度の落とし穴
毎度ありがとうございます!

先日、娘の進学に伴う第1回目の奨学金が入金されるとあって、銀行に記帳に行ったんです。
が、記帳してみても入金がないんですよ。
おかしいなとすぐに直感して、学校に電話して日本学生支援機構に確認してもらったんですよね。

そしたらやっぱり、「16日に実行になってます。ちなみにどこの銀行ですか?」
「えーと・・・山形銀行なんですが・・・」
「こちらの書類だと鶴岡信金になってるようですが・・・。」
「あっ、そうでしたか。どうもすいませんでした。」

うーん、何かがおかしい。
奨学金の受取口座のためだけに山形銀行に口座を開設して、
信金の口座なんて娘は知らないし、書類には山形銀行の口座を書いたと言ってるし・・・。

「なんでだろう・・・・なんでだ?」なんて悩むこと1時間。
ようやく思い出しました。

この奨学金というのは高校3年の夏頃に、進学を希望する生徒に予約書類を記入させて
実際に進学して必要ならば入学後に手続きをする仕組みなんです。

つまり、約1年前に予約の申し込み書に書いたのは自分だったんですけど、
その時は、一応地元の専門学校を第一志望にしていて奨学金についての説明も
知識もなにもない状態で記入した書類に書いた口座番号だったわけです。

じゃぁ、入学後に娘が山形銀行の口座番号を書いたという書類はなんだったのか、
それはそれで謎は残るわけですけど、早速、近くの鶴岡信金に記帳に行ったんですよね。

そしたら、第一回目ということで4月・5月の2か月分が振り込まれるはずが、
中途半端な細かい金額が振り込まれているんですよ。
申込み設定した金額から5千円ちょっとが引かれているんですよね。

うーん、何でだろう・・・なんで半端な金額なんだろう?
自宅に戻って、ネットで日本学生支援機構のサイトを隅から隅まで見てみると、
貸付金を親が保証人になる「人的保証」ではなく、「機関保証」で申し込むと、
毎月の奨学金の中から手数料を引かれて入金になることが判明したんです。

でも、自分が機関保証で予約申し込みした記憶はないし・・・
娘にメールで確認したら、高3の春の時点では奨学金を借りて進学するとは思っていなくて、
先生に聞いて申込みが煩わしくない方の「機関保証」で申し込んでいたことが判明。

予定している金額が、年間で6万円以上も少なく入金されるわけです。

うーん、これには正直困りました。
改めて、手続きし直せるか再度確認しなくてはなりません。
が、必ず学校を通してじゃないと確認できないシステムになっていて、
気の短い自分はそこもストレスを感じる部分でもあるんですよね。

これから受験生をお持ちのご家庭で、奨学金制度をよく分からないとい方は、
しっかりと確認されてからお申込みされないと、後から失敗した、なんて事になりかねません。

進路希望も、私立と国立でもかかる経費の計算や準備が変わってきますし、
地元進学や県外進学でも、仕送りや経費が大きく変わってきます。

まだ、受験本番を向かえる前に、いろいろと申し込んでおく必要のある書類ですので、
慎重に一番お金のかかるケースをしっかりとシュミレーションして設定や申込みしておかないと、
自分のように「なんで?なんで?」と、今さらになって焦っても後の祭りにしかなりません。

ちなみに、高校では親に対しての奨学金制度の説明会などはなく、娘が持ってきた書類に
必要事項を記入しただけで、細かな部分は曖昧なままだった自分に責任があります。

変更できればいいんですが、でなければ1年間はこの状態という事になるかもしれません。

初めから「奨学金ありき」で進学を考えていらっしゃるご家庭は、
そういった部分は慎重に検討されて申し込まれるでしょうから大丈夫だと思いますが、
地元希望だったのが県外に行くことになったとか、短大進学希望だったのが試験の結果や
本人の希望で4年制の大学進学に急遽切り替えたとかいう方は、注意が必要です。

奨学金なんて必要ないと思っていらっしゃるご家庭ほど、
どういう内容で申し込んでいたのか忘れてしまいがちだと思いますから、
申し込んだ内容をキチンと把握しておきましょう。

これから進学されるお子さんをお持ちの方の、少しでも参考になれば幸いです。

昨日だけで5歳くらい老け込んだ気がします。

うーん、いろんな事に腹が立ってイライラします。


コメント

1. 無題

奨学金制度の話、昨夜は勉強になりましたm(_ _)m
来たるべき時に備えます。

2. >タムちゃん

昨日はありがとうございました。
楽しかったですね~。

ちなみに自分のブログを、辛口などと思ったことは一度もありませんので(笑
ゆるーくまったりのんびりと、好きなことを書かせていただいているだけです。

それでは後ほど、物産館で!
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