『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

ドリームなんておこがましい
毎度ありがとうございます!

先週の土曜日、今年度の最後のスポ少イベント「子ども夢スポーツフェスティバル」が行われ、
大泉ホークスに14-6で勝利して、6年生の試合は練習試合を除けば一応、終了となりました。

快勝したといっても、6年生最後の試合をドリームスタジアムで行い、
ポジションも関係なく楽しんでゲームを行うというレクレーションの一環の
交流試合なんです。

それでも子供達にとっては、普段入ることのないドリームスタジアムの
フィールドやベンチに心躍らせ、お母さん方がウグイス譲を務めたりして、
ワクワク楽しみにしているイベントなんですよね。

今年は、鶴岡ドリームスタジアム15周年記念事業の一環で、スコアボードが全面電光掲示板に
リニューアルされたばかりで、そういう意味でも子供も大人も楽しみにしていたわけです。

が、残念ながら、当日のスコアボードは真っ暗・・・。
イニングボードはおろか、BSOのボールカウンターすら表示していないんですよ。

勝ち負けは関係ないといっても、6年生最後の試合をドリームスタジアムでということで、
普段は観に来れないおじいちゃんやおばあちゃんがせっかくスタンドに来てくれても、
先攻後攻も、いま何回の攻撃かも、どっちが勝っているのかも、何も分からないわけですよ。

多額の税金を投入して、スコアボードをリニューアルしても、こういったイベントで使えないんだったら
何のための改修工事なんだって話なんですよ。
誰のための、何のための野球場なんでしょうかね。

市のスポーツ課なのか、フェスティバルの主催者の判断なのか知りませんけど、
はっきり言って、めちゃくちゃ頭にきました。

うちにも、野球関係者や市役所職員が顔を出してくれますから、あまり批判めいたことは
あえて書かないように今まで我慢してきましたけど、今回ばかりは呆れてしまいました。

そもそも、ドリームスタジアムが国内初の内外野オール天然芝の球場ということにすら
すでに批判的ですもんね、自分の場合は。

実際に、モーニング野球でドリームを使用しようにも、【芝生の上でキャッチボールはするな】
なんて張り紙があって、うっかり試合前にベンチ前の芝生の上でキャッチボールをしようもんなら、
「そこで、キャッチボールはダメ!室内練習場でやって!」と注意されるんですよね。

なんだ、それ。
みんな、野球しに来てるわけでしょう。
カッコつけてオール天然芝なんて球場、勝手に作っておいて芝生踏むななんて、
そんな使いにくい球場、何のための、誰のための球場なんだって。
アホか、まったく。

挙句の果てに、多額の税金を投入して改修したスコアボードも使えないとは、
何がドリームだ、何が夢フェスティバルだ、って完全に頭にきてるわけです。

耳障りのいい言葉やタイトル並べて、実際には使う人のことや子供たちのことなんて
全然考えてるようには思えないんですよね。

折りしも今、鶴岡市は文化会館改修工事の問題で、マスコミにも大きく取り上げられている最中です。
当初の建築予算から約2倍近くも予算を跳ね上げ、滑稽で奇抜なデザインの箱物に、
これから約80億もの税金を投入することが決まりました。

本当に、そういう文化会館を、みなさん望んでいるんでしょうか。
民主主義の世の中ですから、みなさんが必要だと思うなら、それはそれでいいでしょう。
個人の感情など通じない、世の中、そういうことの方がほとんどですからね。

そもそも、建築工事の業者も決まらないうちに、文化会館を解体してしまって、
成人式、合同音楽祭、各種の発表会や、何年も続いてきた文化活動が、一時中断や
民間イベントホールでの開催を余儀なく促され、そんなことすら読めない行政が
人の金だと思ってどんどん予算を吊り上げて、結局はワケの分からん文化会館が建つわけです。

本当に、大丈夫ですか。
その吊り上げた建築費とか、実際に使う側に跳ね返ってきませんか。
スコアボードのように、緞帳は使わせないとか、照明は一部だけとか、控え室はひとつだけとか、
作るだけ作っても、結局は出来てから使い勝手が悪かったり不便だったりしませんか。

決まってしまったものに、どうこう言っても仕方がないんで、決まるまでのドロドロした部分や
いやらしい大人の欲や利権については、これ以上ここでは書きませんけど、
将来に大きな負担を残す負の遺産にならないことを祈るだけです。

たかだかスポ少のレクレーションイベントで、スコアボードを使わせなかっただけの
小さな鼻くそみたいな出来事ですけど、行政や連盟の体質、その考え方の象徴のような気がして、
あえて今回はブログに書かせてもらいました。

政治や行政、各種団体への考え方や意見は人それぞれです。
そこには必ずしも正論が通じるとは限りません。
そもそも、自分の抱いている考え方や感情が、正解だと思うことも危険ではあるわけですから。

そこに働く方々や関係者の方の中にも、ここを見ている方々もいますので、
過激なコメントは何卒ご遠慮下さいませ。
コメント返信に困る場合があります(笑

ただ、単純に、
スコアボード点けて欲しかったなぁ・・・
子供たち、きっと喜んだのになぁ・・・

ただ、それだけの話しです。

今日はここまでにします。
いつもの煮込みが、出来上がりましたから。

コメント

1. 無題

スコアボードに自分の名前が表示されれば、いい思い出になるし下の学年の子達も励みになりますよね。
しかし、オール天然芝が素晴らしいといっても練習で使わせてもらえないのもどうなのでしょうか?
せっかく県大会の会場がドリスタになっても、事前に練習で芝に慣れることができないんですよね。

2. >高山さん

そうなんですよ。
子供にとっても、ご家族にとっても、いい思い出になるだろうし、
そういう環境(カタチ)を作ってあげることこそが、
子供たちの未来に繋がる「ドリーム」なんじゃないですかね。

キャッチボールも、フェンスと芝の間の細っこい土の上でか、室内練習場を使えという・・・
試合前に遠投もできないし、ベンチ前でノックもできない。
そのくせ、芝生の維持管理には、通常の球場よりも神経とお金を使ってる・・・

何のために、誰のために作ったものなのか・・・

文化会館建設工事に併せて、一言苦言を申し上げた次第です。

4. どっちを向いて物事やってんだ

「ドリームスタジアム」「鶴岡市文化会館」
すべて根本は一緒です

どこを見て、誰のために物事をやってるんだ
という事だと思いますよ

「世界的な評価を受けたもの」
大好きですからね、鶴岡のお偉いさんは
自分たちに見る目やセンスがないから、
誰かの与えたワッペンを鵜呑みにしちゃって、おかしげな買い物しちゃうんですよ
税金という他人のお金で

個人的な買い物なら何も言いません
どんな悪趣味で無駄遣いだとしても、個人が好きで買うものにケチつけるほど、
こっちもヒマじゃないですから

税金使う仕事は“主観”だけで進めてはいけないという根本的な心得を
どうやら、鶴岡の公人の皆さんはお忘れになっているようです

「ドリームスタジアム」だって
「やれオールジャパンが来た」「やれ東大野球部が合宿する」て騒いだところで、
単なる話題作りにしかならない
何より、地元の人が使いづらいスタジアムっていったい…
そこに住む人に夢を与えるための「ドリーム」じゃなくて、
自分たちが悦に入って夢を見る「ドリーム」って事なんでしょうか( ̄(工) ̄)?

高校野球の大会観ていても、他会場と戦い方が違う球場ってのも変な話だと思ってました
土と違って、バントすればほぼ100%成功しちゃいますもの

行政も議会も連盟も、地元の人の事なんか見ちゃいない
自分の見栄と意地、メンツさえたてばいいみたいですね
と言われても仕方のないやり方やってます

このままこんな事してたら、みんなからソッポ向かれて、
荒れ野に自慢げに立つハダカの王様になっちゃうって、どうして気づけないんでしょうか

あ、恐らく、こういうのが返信に困るレベルの内容ですね ワラ

5. 無題

市民プールの隣の旧市営球場が懐かしいですね!水はけも悪くてバックネットやスタンドもボロボロでしたけど本当の意味で市民球場でしたもんね!スコアボードの中でのぞき窓から汗だくになって点数を数えてた夏の大会が今となっては楽しい思い出になってます!

6. 無題

俺も一言言わせて下さい。

税金払ってる市民が楽しく使えない球場なら、全く存在価値ありませんね。
ただのお飾り球場なら、ぶっ壊してしまえば良いんですよ
一体、誰の為のドリームなんでしょうか(笑)

7. >酒田むすめさん

思っていたよりヘビーじゃなかったんで安心しました(笑

税金使って、せっかく立派なモノを作っても、実際に市民が使えない、
使いづらいということに憤りを感じてしまったんですよね。

某新聞には、文化会館完成までのドリーム球場の有効活用法のひとつに
野外音楽会などに使ってみたらどうかとか、滑稽な提案が出てましたけど、
まずは、ちゃんと野球で使わせろよ!って思うんですよ。
野球をやる子供たちの大会ですら、まともにスコアボードも使えないのに
他のイベントでも使ってみたら?じゃないっつーの。

鶴岡は、こと箱物に関しては恐ろしいくらいに想像力と活用能力が劣っています。

藤沢周平記念館しかり、野球場跡地の慶応義塾何チャラセンターしかり、
図書館だっていつまでもあの場所でいいのか・・・

未来に向けてのビジョンというか創造性を豊かに
必要なものはちゃんといいモノを建てて、市民生活の中で活用してもらう。

単純かつ明朗な行政が、今望まれているのかもしれませんね。

8. >まさるさん

懐かしいですね、市営球場。

自分は、今の山形新聞社あたりの道路からチラリと見えるホーム側の景色が好きでした。
歩くと結構な広さと大きさなことに気がついて、
子供心に「野球場って広いなぁ。ホームランってここまで飛ばすんだ。」って
ワクワクしていた記憶が蘇えります。

スコアボード係り、やったやった!
得点を間違えると、センターのヤツとかが「違う、違う」なんて教えてくれるんですよ。
懐かしいなぁ。。。
三塁側の応援団はベンチ裏の通路を飛び越えてベンチの上に上がってたし、
武道館の笹薮の抜け道くぐって、よくモグリで観戦してたし・・・。

今度、「懐かしの市営球場」のタイトルでブログを書いてみたいと思います。

9. >タムちゃん

タムちゃんのいる八戸でも、どこの土地でも、そこで人が暮らす限り、
大なり小なり似たようなケースはたくさんあるでしょう。

誰のための、何のために作ったモノなのか。

一番単純で一番簡単なことなのに、大人の都合や屁理屈でごまかされて、
結局は税金払って建てても実際には利用者に不満が残るという・・・

どこにでもある、鼻クソみたいな課題です(笑

10. でたー。

凄く鶴岡っぽい!
東京で田舎を自慢できないですからなぁ。
中学生だったら除草剤をまきちらしたかも。
その後は盗んだバイクで走りたいかも。

鶴岡市頭おかしい。

11. 無題

お偉い大先生方は、市民の意見なんて関係ないんですよね。
自分の事ばっかり…

そして何もしない誰かにお金が入る…(怒)

12. >しんさん

まぁ、スコアボードの件ひとつとって、すべてを非難することはできないんですけどね。

いかにも、鶴岡っぽいでしょ(笑

スコアボードなんか使わなくたって、フェスティバルをやっとけばいいんだろ的な。

いろんな場面で、いろんな所で、そういう鶴岡のイヤな部分が見えてしまう
今日この頃です(-。-;)

13. >チップインボギーさん

郵政民営化の時のように、「文化会館建設見直し」、その一点に絞って選挙をやったら
現行案推進派の先生方はどのくらい当選するんでしょうかね。
市民の民意が、正しく議会に反映していない最たる案件じゃないでしょうか。

本当に、選挙になったら「実は自分は反対なんです!」っていう先生方
たくさん出てくるかもしれないですよ(怒
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