毎度ありがとうございます!
ブログをお休みしているときに限って、ネタになるようなこともたくさん起きるわけでして・・・
いつも通りにのんびりと営業していると、学生と思われる若い男性二人組がご来店。
カウンターに座り、お通し・おしぼり・コースターをセットして、タイミングを見計らったところで
「お飲み物のほうは?」
「あ、いりません。」
「え?ウーロン茶やノンアルコールもあるけど・・・」
「いや、いいです。水もいりません。」
「あっそう・・・。」
それでも、煮込みとやきとんをそれぞれが食べて、お会計はちょうど2000円ナリ。
すると勉強の出来そうな一人がヒソヒソと「オレの計算だと一人700円なんだけどな・・・」
なんて呟いてるのが聞こえたんですよね。
確かに注文して食べたものは700円分だったんですけど、お通し代もかかるわけですよ。
確かに飲み物を、飲む飲まないはお客様が判断することですし、
お店も飲まないなら帰ってくれ、なんてことは言いません。
だけど、我々の商売は『飲食店』なんです。
【飲】が先で、【食】がその次なんですよ。
だから、入店してすぐに「お飲み物のほうは?」と聞くわけです。
【食】が先の『食堂』に入って「お飲み物は?」とは聞かれないでしょう。
アルコールを飲む必要は全くないけど、とりあえずウーロン茶くらいは注文したほうが
スマートではないかと思うわけです。
そしてここに、あるアンケートの結果に基づく、ちょっと面白いデータがあります。
20代から60代の男女計1500名に「酒を飲むことに、一切の意義・必要性を感じない」という項目に
「あてはまる」か「あてはまらない」かで回答してもらい、その全体の結果、
・酒を飲むことに、一切の意義・必要性を感じない:29.9%
・感じる:70.1%
だそうです。
体質的にお酒が飲めない人もいますから、29.9%というのは判断に困る数字です。
年代別では、女性は全年代で30.0%前後という結果なんだそうですが、
男性は年代によってかなりのばらつきがあるようで、
【酒を飲むことに、一切の意義・必要性を感じないと回答した男性】
・20代:42.7%
・30代:36.0%
・40代:28.7%
・50代:20.7%
・60代:24.0%
何を考えるかが大事になってきます。
もはや「飲ミニケーション」という言葉ですら、すでに死語になりつつある
昨今、飲食業界の未来はどう変わっていくのか、先行きの不透明感は
否めません。
居酒屋に来ても、ドリンクを頼まないという話しとは少しズレてしまいましたけど、
いずれにしても飲まない若者が増えてきているのは実感しているところです。
今の自分にできること、やるべきことを見失わないように、今日も頑張っていきましょう。
どうぞ、お気軽にお立ち寄りくださいませ。
今日も一日、気合い入れていきます!
ブログをお休みしているときに限って、ネタになるようなこともたくさん起きるわけでして・・・
いつも通りにのんびりと営業していると、学生と思われる若い男性二人組がご来店。
カウンターに座り、お通し・おしぼり・コースターをセットして、タイミングを見計らったところで
「お飲み物のほうは?」
「あ、いりません。」
「え?ウーロン茶やノンアルコールもあるけど・・・」
「いや、いいです。水もいりません。」
「あっそう・・・。」
それでも、煮込みとやきとんをそれぞれが食べて、お会計はちょうど2000円ナリ。
すると勉強の出来そうな一人がヒソヒソと「オレの計算だと一人700円なんだけどな・・・」
なんて呟いてるのが聞こえたんですよね。
確かに注文して食べたものは700円分だったんですけど、お通し代もかかるわけですよ。
確かに飲み物を、飲む飲まないはお客様が判断することですし、
お店も飲まないなら帰ってくれ、なんてことは言いません。
だけど、我々の商売は『飲食店』なんです。
【飲】が先で、【食】がその次なんですよ。
だから、入店してすぐに「お飲み物のほうは?」と聞くわけです。
【食】が先の『食堂』に入って「お飲み物は?」とは聞かれないでしょう。
アルコールを飲む必要は全くないけど、とりあえずウーロン茶くらいは注文したほうが
スマートではないかと思うわけです。
そしてここに、あるアンケートの結果に基づく、ちょっと面白いデータがあります。
20代から60代の男女計1500名に「酒を飲むことに、一切の意義・必要性を感じない」という項目に
「あてはまる」か「あてはまらない」かで回答してもらい、その全体の結果、
・酒を飲むことに、一切の意義・必要性を感じない:29.9%
・感じる:70.1%
だそうです。
体質的にお酒が飲めない人もいますから、29.9%というのは判断に困る数字です。
年代別では、女性は全年代で30.0%前後という結果なんだそうですが、
男性は年代によってかなりのばらつきがあるようで、
【酒を飲むことに、一切の意義・必要性を感じないと回答した男性】
・20代:42.7%
・30代:36.0%
・40代:28.7%
・50代:20.7%
・60代:24.0%
平均すると、10人に3人が飲むことの意義や必要性を感じていない、
つまり飲まなくてもいい、飲み会は無理しているという人たちなわけです。
20代男性に限っては、10人中4人以上がそう思っているということです。
この数字を見て、我々飲食店経営者が何を想うか、つまり飲まなくてもいい、飲み会は無理しているという人たちなわけです。
20代男性に限っては、10人中4人以上がそう思っているということです。
何を考えるかが大事になってきます。
もはや「飲ミニケーション」という言葉ですら、すでに死語になりつつある
昨今、飲食業界の未来はどう変わっていくのか、先行きの不透明感は
否めません。
居酒屋に来ても、ドリンクを頼まないという話しとは少しズレてしまいましたけど、
いずれにしても飲まない若者が増えてきているのは実感しているところです。
今の自分にできること、やるべきことを見失わないように、今日も頑張っていきましょう。
どうぞ、お気軽にお立ち寄りくださいませ。
今日も一日、気合い入れていきます!
コメント
1. ああ…
酒を頼まない、最初のオーダーで2時間以上滞在な酒場に何しに来ているんだ?てな若者達。
私なんかは飲みに連れて行っていた若い連中が酒場の空気感を感じられる様になり、その後社会人になり巣立ってしまって何とも寂しくなっていますが、飲みの作法は肌で感じさせてやれたので良かったかな。
赤羽辺りだと周りのオッサン達が若者をさり気なく教育しているみたいです(笑)
絡み酒だからアレですけども。
最近はあの頃よりも混み合って凄いことになっています、赤羽。
2. 無題
飲み方を知る。←教科書は無いですからね!
実戦を繰り返し重ねて覚えるしかありませんネ♪お通しの値段もそれぞれ。システムもそれぞれ。飲食店の種類によってもそれぞれ…
雰囲気をその場で感じとってスマートに楽しむことができたら、その時、俺も大人になったんだー!!って実感できるんじゃないですかね!?
3. >しんさん
だからどうしてもチェーン店の方が楽なんですよ、きっと。
そこから一歩踏み出したときに、チェーン店感覚のまま酒場に出ちゃうという・・・
最近は行きつけの鮨屋にも帽子を斜めに被ったジャラジャラ系のお兄ちゃん達がカウンターに陣取り、阿藤快じゃないけど「なんだかなぁ~」と思うこともしばしば。。。
そんなことより、近いうちにマジで東京行きたいです。
「赤羽さ、行がねばね!」
4. >ポンセさん
職場の上司に連れられて呑み方を知るのが一番なんでしょうけど
データ的には、飲まない飲みに連れて行ってくれない上司というのも
この先どんどん増えていくわけです。
いい酒飲みを育てるには、いい大酒飲みが必要なんです。
そう考えると、お宅のヨシヒロの飲み方も貴方に似てきましたね~。
腹の出方まで最近はそっくりです(笑
5. 無題
居酒屋好きな俺としては、お通しも楽しみの一つなんですが…。
色々な価値観や考え方があるのも知る事が出来ましたね(笑)
6. >タムちゃん
そういうしきたりが存在するものです。
今回のような若者がオールOKならば、飲食店の店先に「未成年の方お断り。」の
看板を上げる必要もないでしょう。
食堂と居酒屋の違いとはなんぞや、が分からんうちは背伸びしちゃいかんのです。
商売なんだから、お客様の勝手だろ!と言われればそれまでですが、
必ずしもすべてがその論理でまかり通る事ばかりでもないことも
知ってもらいたいんですよね。
昔、ゴルフ場のランチが高いからと言って、一人だけハーフで
車に戻っておにぎりを食べていた人を見たことがあります。
確かにゴルフ場のメシは高いけれども、それはやっちゃいかんのですよ。
その高いメシを食うこともゴルフのうちなんですね。
それがイヤなら河川敷に行けばいいんですよ。
すべてをごっちゃにしてはいけないと思うんです。
・・・。
あのー、ちょっと飲みながら語り合いますか(笑