『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

息子の手料理
毎度ありがとうございます!

先日、息子の正月休みの課題のなかで、「家族に料理を作ってみよう。」という
家庭科の宿題があったんですよ。
なるべく家にある材料を使って、足りないものは買ってきて、切る・焼く・味付け・盛り付け・洗う
までのすべての行程を子どもがやってみるという内容でした。

息子が選んだのは「野菜炒め」と「味噌汁」と「じゃこ飯」の三品。

野菜の皮を剥き、ざく切りにしてフライパンで炒めて出来上がり!のはずが
包丁もおっかなびっくり持ちながらでしたし、味噌汁も同時進行だったせいか、
1時間もかかってようやくテーブルの上に出てきました。

それでも一生懸命に作った記念すべき一品です。

隣に付いていたカミさんに「料理って大変なんだね。今まで簡単に考えてたよ。ゴメンね。」なんて
会話が聞こえてきて、味や時間なんかよりも、普段のお母さんの食事の大変さが分かっただけでも、
意義のある課題だったと思います。

味噌汁も、血圧の高い自分を気遣ったわけではないんでしょうけど、
薄ーい味付けのなかに、一生懸命さと愛情と真剣な仕事が伝わってきましたので、
美味しくないわけがありませんよね。100点としました。

最後の食器洗いまで終わってから感想を聞くと
「今度はお父さんと煮込みを作って見たい!」
なんて嬉しいことを言うんで、必ず今度一緒に作ろうと約束をしたんですね。

お店にもたくさんの煮込みのファンがいらっしゃいますが、息子が一番のファンかもしれません(笑
朝昼晩と毎食でもかまわないし、毎日でも食べたいと言います。
煮込みを作っているのに気づくと、完成前でもいいからちょっと味見をさせろと言います。
一緒に煮込みを作る前から、すでに舌で味を覚えちゃってたりするかもしれません(笑

勉強はからっきしダメな息子ですけど、何で才能が開花するかわかりませんもんね。
いろいろやらせてみて、考えさせるという意味では、とてもいい宿題でした。

野球も料理も、親父を超える気がしてなりません。
いや、そう簡単には越されないように、自分もまだまだ頑張っていきますよ。
いつか「その煮込み、うちの息子が作ったんですよ。」なんてお出しするときがあるかもしれません。
「こっちのほうが旨いよ!」と言われないように、今日も真剣に煮込んでます(笑

外は一気に白銀の世界。
雪のない鶴岡…なんて淡い期待も、雪が降らないわけがありません。

その寒さがあるからこそ、煮込みが余計に旨く感じます。
冷えた体には熱燗がジワーッと浸み渡ります。

自分なりの冬ならではの楽しみ方を見つけて見ませんか。

で、本日は、すでに満席となっております。
ご来店前にはお電話にてご確認くださいませ。



コメント

1. 無題

お母さんの大変さを知る事か出来て、有意義な宿題となりましたね!

俺も結婚して親の大変さや有り難みをかんじ、子供が産まれて更に親の有り難みを感じますが、親に面と向かって感謝の言葉言えないなぁ…^_^;

あっ、野球は既にお父さんを超えてますよ(笑)

2. >タムちゃん

最近の小学生の宿題は、尋常じゃないくらい多いんですよ。
正直、休みなのに遊ぶヒマもないくらいです。

この正月休みの課題も、テキスト一冊丸ごと書き込みで
一日に換算すると毎日8ページこなさなくちゃならないんです。
そのほかに、読書3冊、書初め20枚ですから、
遊んでる場合じゃないんですよね。
大晦日も元日も宿題やってましたよ。

そんな中での家庭科の課題でした。

学校ではなかなか学べない体験や、親への感謝の気持ちを培う
唯一いい課題だったと思います。

野球、超えられているとは感じてますけど、
まだ正式には認定しておりませんから(笑
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