『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

楯野川酒造【凌冴】
毎度ありがとうございます!

このたびの熊本地震により被害に遭われた方々のお見舞いを申し上げるとともに、
お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

山形で暮らす自分に出来ることは限られてますけど、救済募金など出来る範囲の中で
微力ですが協力したいと思っております。
一日も早く平穏な日々を取り戻せますように心から願っております。

何度かブログも書いたものの、こんな時期にこんな内容でいいものかと自問自答しながら、
なかなか更新できずにおりました。
そんな中、久しぶりに昨日入荷したばかりの日本酒の紹介をしたいと思います。

楯野川酒造の純米大吟醸『凌冴』山形県限定流通品です。

数年前に楯野川さんの販売戦略の見直しからか、数あるラインナップの中で「清流」しか県内では
販売されなくなり、その他の商品は基本的には県外出荷品として扱われていたため、
地元の日本酒ファンは購入したくても中々手に入らなかった楯野川ブランドでもありました。

実際には、酒田や余目の専門店でのみひっそりと販売はされていたんですけど、
なかなか一般世間には浸透しておらず、買いたくても買えないお酒となっていたわけです。

実はそういう販売戦略は、今や日本酒業界では当たり前のことでして、地元にいながら
地元のお酒を自由に購入できないというのは、珍しくも何ともない時代になってしまいました。

確かに日本酒の消費量が年々右肩下がりの傾向のなかで、生もの(生酒)を生産しているわけですから、
全量完売を目指し、より多く消費してくれるエリアへの販路拡大は否めないものと理解はできます。
 
その販売も今や特約店制度が主流になり、自社のお酒をより多く販売してくれるところと契約を結び
それ以外の酒屋には一本たりとも卸さないというのが、今の日本酒業界の常識でもあるんですね。

そんな中で、今回の楯野川の『凌冴』は山形県酒類卸(株)さんが企画され、
県内限定流通品として販売されることになった商品なんです。

もちろん数量限定ですし、なくなり次第で販売終了になるそうですが、
ある程度の本数は確保してありますので、是非この機会にご注文いただければと
思います。

昨日届いたばかりで、自分も口にしておりません。
甘いも辛いも酒造米も、まだ確かめておりません(笑
逆に、先入観なしに皆さまのストレートな感想を聞いてみたいと思っています。

数あるラインナップの中で口に出来る商品は限られているけれど、地元限定で販売されたお酒です。
皆さんにとって、旨い!と誇れる逸品なのか楽しみにしております。

今日も、のんびりといつもの場所でお待ちしております。
よかったら、ぶらりとお立ち寄りくださいませ。

 



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