『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

目標と目的
毎度ありがとうございます!

昨日は閉店後に、久しぶりに先輩のマナブさんと飲みに行ってきました。

マナブさんのことは何度も書いてますけど、こと野球の指導についてはこの人の右に出る人は
いないんじゃないかと思うくらいに、自分は尊敬し崇拝しています。

野球の技術的な指導もさておきながら、小学生・中学生が野球を通じて人間形成を成す
その過程を非常に重要視している指導者だと思います。

昨日の目からウロコ話は「学生野球における目標と目的」について。

この大会を優勝しよう!県大会に行こう!全国大会に行こう!はみな目標であり、
直接的な言葉やスローガンで鼓舞することは、もちろんチームの士気を高めたり、
辛い練習を乗り越える最大の「目標」になるものだと。

その一方で、学生野球の目的とは、挨拶・礼儀・感謝・思いやりの心や素直な心の形成など、
野球を通じての人間力を高めていくことが「目的」なんだろうというわけです。

どんなに野球が上手くても、どんな中心選手でも「お願いします!」「ありがとうございました!」
が言えず「チース!」「シャース!」なんていう挨拶は絶対に認めないし
そういうことは厳しく指導してきたと言います。
だから、結果的に大会で負けても、そういうことがきちんとできるようになって
次のステージ(高校野球)に送り出してやることこそが使命なんだとも言うんですよね。

残念ながら、この「目的」と「目標」がかみ合っていない指導者も多い気もします。
もちろん我がチームのことではありませんよ。

勝つ事が最大目標になっていて、挨拶や礼儀は二の次、試合に勝つためにやっているんだ!
という指導者の方もいます。
指導者の中には、挨拶・礼儀は親のしつけ・教育の範疇であり、我々指導者は技術向上と
大会優勝を目標としているんだ、と明言する方もいました。

指導者資格を持たない自分が、お忙しい中、熱心に指導している方々の考え方や
指導方法に口出しできるものではないと思いますし、言うべきでもないでしょう。

ただ、自分も大して上手くないプレーヤーでしたから、技術向上も当然ですけど、
辞めずに頑張った、最後までやり続けたからこそ見える景色を知っているわけです。
そういうことに気づき見てくれている指導者であって欲しいと思うのは自分だけでしょうかね。

強くてもだらしないチームや弱くてもしっかりしたチームが存在します。
強くてしっかりしたチームつくりが理想でしょうけど、やるのは子どもたちですから
技術力や戦力にも限りがあります。

その先にある「目的」を見失わずに、野球が好きでたまらない「野球小僧」たちが、
もっともっとグランドを駆け回る姿を見たいものです。

いい話を聞けた夜でした。
あまり褒めたくないけど、マナブさん、やっぱすげーな。
思わず、割り勘よりも多く払っちゃった、オレ後輩なのに(笑

さーて、今日も一日頑張ります!

バイト、未だ決まらず(泣

 

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