毎度ありがとうございます!
土曜日に行われた中学野球の春季大会は、二戦二敗で残念ながら予選リーグ敗退となりました。
投げる捕るというキャッチボールの基本が出来ていなくて、無駄な失点を与えてしまい
最後までゲームメイクすることなくコテンパンにやられてしまいました。
何度も言いますけど、野球の基本はキャッチボールです。
高校でも大学でもキャッチボールに相当の時間を費やしています。
我がチームはキャッチボールの質が非常に悪く、練習のためのキャッチボールをやっています。
個々に考え、正確に相手に投げること、しっかりと体の正面で足を使って捕ること、
軽快にリズミカルに、そして力強くしっかりと、そういうことが全くできていません。
なぜ出来ないのか、なぜやらないのか・・・
部活動という限られた活動時間の中で、より効率よくしかも実践的に練習に取り組んでいかないと、
単純に言われた事をこなすだけの“作業”を行っているにすぎません。
週末に顔を出すだけの、いち保護者の自分には、なかなか踏み込めない領域がありますから、
何とももどかしく、何とも歯がゆい現状が続いています。
負けた翌日は、ドリームスタジアムで今シーズン初めて鶴岡東の試合を観戦しました。
昨年秋の新人戦の頃からメンバーも大幅に入れ替わっていて、チーム内競争の激しさと
スタメン獲得の厳しさが伺い知れます。
県大会出場を決めた後のゲームということもあり、エース温存で挑んで負けていましたけど、
それも想定の範囲の結果でしょう。
人数も少なく、いつでも試合に出れる出してもらえる現状の中学野球部では、
なかなか「危機感」や「なにくそ根性」が生まれてこないのかもしれませんね。
唯一の疑問というか不思議なのが、目の前で自分の息子がそういう不甲斐ないプレーや、
怠慢なエラーやふてくされた態度でプレーをしているのを見て、親は自宅に戻ってから
注意しないのか、ということなんですよね。
野球に関しては監督コーチにお任せということなんでしょうか。
そんな息子も「しょうがない子だなぁ」と戯言を言って終わりでしょうか。
チームプレー、チームワークを重んじる団体競技において、わが子可愛さに
何かを見失っているのではないかと感じることが多々あります。
現実を認めることは勇気が必要です。
「うちの子に限って」「うちの子だけは」「ああいう子なもんで」「わる気はないんだけど」
親がそう思っているうちは、なにか大切なものが見えていない気がします。
生意気言ってスイマセンです。
それでも、二ヵ月後の中総体に向けてラストスパートをかけていかなければなりません。
新入部員5名を迎え、今まで以上に中身の濃い練習が出来る唯一の期間でもありますしね。
声を出せない子やスライディングの出来ない子も、今の時期は仕方ないでしょうけど、
いつまでもそうも言っていられません。
どこかのタイミングで監督やコーチに厳しく指導される時がくるでしょう。
声を出すことも上手にスライディングをすることも、野球をやる上で絶対に必要な事だからです。
その時に、子どもを擁護するだけではなく、やれるようになるまで付き添う事も、
逆に時には突き放すという事も必要なのかもしれません。
が、あんまり厳しくやると「野球を辞めたい」と言い出しそうで、
それはそれでまた微妙な感じなのかもしれませんけどね、今の時代は。。。
子どもの成長を肌で感じたい、一緒に成長したいと思うならば、
夕暮れの学校のグラウンドも空いています。
ブルペンも、ティーネットも自主練習でたっぷりと使えます。
息子の出来ないことを克服するために、とことん一緒に付き合ってやりながら、
厳しいことを言ってあげることが出来るのが、口うるさい自分の役目のように思います。
いろんなことを考えさせられた休日でした。
我々大人も勉強させられます。
気がつけば今日から5月、早いものです。
今日も一日、頑張っていきましょう!
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