『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

苦渋の決断
毎度ありがとうございます!

うちのお店にもたまに顔を出してくれる、つけ麺屋店主の英くんのお店が人手不足のため
オープンから3年間続いた夜営業を辞めて、6月からは朝と昼のみの営業形態に切り替えると
ブログやFacebookで告知されていました。

文字にすればたったそれだけの事ですけど、相当な葛藤があって苦渋の決断だったことは、
同じ飲食店経営者として容易に想像できますし、その文面からも痛いほど悔しさを感じます。

新人くんが入り焼肉歓迎会をやった翌週にバックれられたり、仕事を覚える前に辞められたり、
いきなり来なくなったり・・・ウチでも全く同じようなことで悩まされたことがありましたから、
その苦悩は本当によく分かります。

おそらく、オープンから売り上げの心配よりも人員の心配のほうが多かったのではないでしょうか。

製麺の技術やスープへのこだわりが深く、自分自身のレベルが上がるにつれて、
たくさんの方々に食べてもらいたいと思うのは、すごく当たり前のことですよね。

英くんのお店にも、夜営業にしか行けないお客様もいたでしょうし、
自分自身の技術と経験もあるのに、人員が確保できずに営業形態を変えざるを得ないというのは
まさに断腸の思いだったことでしょう。

自分も、何度も何度も同じように人手不足に悩まされてきました。
それは14年経った今でも同じ悩みを抱えています。

イヤで一度辞めた子に頭を下げて、もう一度短期復活してもらった事もありましたし、
飲みにきた後輩にそのまま皿洗いを頼んだ事も一度や二度ではありません。

もしも自分もどうしても、どうしてもアルバイトが確保できなくなったときには
おそらくやきとん串をやめて七輪で焼くホルモンメニューだけに切り替えるか、
生ビールとサワーの提供をやめて、セルフで瓶ビールとボトルしか出さないお店にするか、
究極ですけど、そのどちらかの選択をするでしょうね。

自分の場合もそうでしたけど、生意気な事を言わせてもらえば、お店というものは
オープンから3年目くらいまでは、いろんなことが落ち着かないものです。

味であったり、価格設定であったり、スタッフであったり、お店の内装や外観であったり、
開業までの理想と日々の現実の中で、営業しながら変化し進化を求めていくものですから、
極めて流動的なんですよね。

5年10年とお店の歴史を積み重ねていったときに、あの3年目がターニングポイントだった、と
振り返るときが必ずやくることでしょう。

新しい営業形態のなかで新しいお客様が増えて、益々御繁盛されることを心から応援しております。

鶴岡では朝7時から朝ラーを食べられる貴重なお店です。
是非、足を運んで頂いて英くんのラーメンを食べてみてください。

オレも久しぶりに英くんのラーメンを食べに行こうかな。
ってか、今日は水曜日・・・定休日じゃん(笑
かー、残念~(≧◯≦)!!








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