『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

悔しさの先に
毎度ありがとうございます!

昨日は中学3年生にとって最後の大会となる中総体が行なわれ、
一回戦シードで挑んだ鶴岡四中は、初戦で鶴岡五中に0-2で惜敗し、
残念ながら県大会出場の夢は叶いませんでした。

昨年の新人チーム発足から一年・・・
わずか12人の部員で良いことも悪いこともたくさん経験してきました。

野球だけではなく、学校生活での規律や生活態度にも厳しい監督先生のご指導のもと、
少しづつ少しづつ学び成長していく姿と、チームとしてのまとまりと団結力の高まりの集大成として
挑んだ中総体だっただけに、本当に残念で悔しくてたまりません。

息子は、2年生で唯一レギュラーで使って頂いて、昨日は5番を任されていました。
2点リードされている試合展開のなか、3年生たちがつないでつないでチャンスを作り
二度も満塁で打席に回してくれたのに、そのチャンスで一本が打てませんでした。

今まで一緒に頑張ってきた3年生のために、打ちたい!
試合に出れない2年生のためにも、打ちたい!
この場面で、絶対にヒットを打ちたい!
まだまだ後ろの3年生につなげたい!

その想いは、バッターボックスに向かう背中からヒシヒシと伝わってきていました。

もう一本多く素振りを頑張っていたら、ヒットになったのかもしれません。
もっと大きな声を出して気迫込めて打席に入っていれば、出塁できたのかもしれません。

何百回と素振りをし何百球とボールを打ってきても、試合でたった一本のヒットが打てないのが、
野球の難しさだとは知っています。

これでいい、ここまででいいという練習は絶対にありません。

球場からの帰りの車の中でも、「3年生たちに何も貢献できなかった。」と涙ぐむ息子が
「この悔しさを絶対に忘れない」などと今は簡単に口にしてますけど、その言葉の意味を
本当にかみ締めて今以上に努力し頑張っていかないと、野球の神様は微笑んではくれないんだぞ、
とだけいい聞かせました。

反省会でも「勝たせてあげれなかったのは我々指導者の責任です。」と監督やコーチに
お言葉を頂きましたが、誰一人としてそう思う親はいないでしょう。
雨の日も風の日も、土曜も日曜も関係なく、まさに子どもたちのために心魂を傾けて
ご指導にあたっていただたことに感謝しか言葉が見つからないのではないでしょうか。

残念ながら3年生は引退し一区切りとなりますが、またすぐに新チームが始動します。
新チームは9人という、鶴四中野球部史上過去に例のないギリギリでの船出です。

ボールボーイは?
スコアラーは?
体調管理は?
ケガ人が出たら?
保護者の審判は?
冠婚葬祭のときは?

ポジションがどうとかこうとか以前に、不安しかない船出です。
それでも前に向かって進んでいくしかありません。

新保護者会長として何ができるかはまだわかりませんけど、情熱と愛情を持って
携わっていけたらいいかなと思っています。

3年生、そして3年生の保護者のみなさん、本当にお疲れさまでした。
子どもたちにとっては、まだまだ道半ばです。
彼らの次のステージでもしっかりと応援していきいます。

そして、残った9人の部員たちのことも、陰ながらといわず正面から声を大にして
応援して頂けたら幸いです。

悔しさのなかで、なにかまた新しい朝を迎えました。

今日も一日頑張っていきましょう!!






 

 




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