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毎度ありがとうございます!
先日の日曜日に、オーダーしていたスーツを取りに仙台まで行ってきました。
スポ少もひと段落したことですし、息子とカミさんを連れて昼メシでも食べながら、
仙台をぶらぶらしようかなぁなんて思惑もうまくはいかず、息子は町内会の6年生を送る会が、
カミさんは当直勤務のためNGとのこと。。。
前回の仙台出張に付き合ってくれたユウキとホンジョウも、即答でNG…(怒
というわけで、お店の大学生スタッフ二人を付き合わせ、仙台に行ってきました。
佐渡出身のコマは仙台に行ったことがなかったそうで、まさにいいきっかけになったと思います(笑
スタッフ二人は、うちの娘と同い年ですから、自分にとっては息子みたいなもんです。
車中、店の話題のほかにも、自分が大学を受けたときの話しとか、その後の社会人になってからの
紆余曲折話しを、眠ることなくしっかりと聞いてくれてましたね(笑
おかげで、自分も眠くなることなく無事に仙台に着くことができました。
早速、スーツを取りに駅前ショールームに。
出来上がったスーツに袖を通し、鏡で見る前にもう着心地が違います。
特に、スラックスは既製品にはないフィット感で、ウエスト・渡り・膝下のフォルムが最高です。
ジャケットもウエストにちゃんと絞りが入り、ぼんやりと見えがちな千鳥格子柄のスーツを
しっかりとしたアクセントで引き締めてくれます。
これまでの既製スーツは、肩幅で合わせるとウエストがどうしても寸胴になるんですけど、
今回はそのフォルムがまったく違います。
痩せていた頃に、よくスーツやブレザーを着ていた感覚を
思い出させてくれた気がします。
作って大正解でした。
初回の採寸や受け取りは多少面倒くさいですけど、
交通費を考慮したとしても一着はオーダーする価値はあると思います。
何よりも価格が魅力的です。
今回、【チェンジポケット】と【袖ボタン重ね4連】のオプション各1000円と
襟付ベスト9000円を追加オーダーしたために、税込み33000円にはなりましたけど、
それでも、他で同様にオーダーすれば7万円以上しますんで、十分にお安いと思います。
初回オーダーの方は指定生地の中からなら、19800円(税抜き)で基本オーダーできますから。
初回の採寸と受け渡しが完了すれば、採寸データが保管され、次回からはWebからでも
注文できるようですから、便利だと思います。
ここ数年、結婚式よりもお葬式に参列する機会が多くなり、礼服も常にクリーニングに
出しているようなヘビーローテーション状態です。
本当は、黒いスーツを作りたかったんですけど、間近に卒業式や入学式がありますし、
初回限定価格に合わせてベストを追加注文したほうがお得ということで、
今回はグレーのスーツを作ることにしたんですね。
機会があったら次は是非、ブラックスーツをオーダーしてみたいと思います。
というわけで、無事にスーツを受け取り、前回食べれなかった【神田そば】が昼メシでは
可哀想だろうということで、鶴岡にはない【天下一品ラーメン】を食べにアーケード街に向かいます。
どちらも初体験というこってりドロドロのスープを堪能し、アーケード街を端から端まで往復して、
昼過ぎには鶴岡に向かって復路についたのでした。
実はその日の夕方からは、卒業謝恩会で披露するクラス保護者の余興の最終練習があって、
ゆっくりしているヒマもなかったんですね。
仙台滞在約2時間という慌しいスケジュールでしたけど、それも仕方ありません。
スタッフとは、また違う機会にでも、今度は酒が飲める企画で出張に連れて行こうと思ってます。
コマは佐渡出身ですから、まさに新潟出張にうってつけかも(笑
店では出来ないような話しや、普段の彼らの様子がうかがい知れて自分も新鮮でしたね。
来週、スーツを着れる卒業式が今から楽しみです。
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毎度ありがとうございます!
息子は中学校の野球部で頑張る決断をしました。
親としてはシニアで頑張って欲しかったところですが、地元鶴岡にシニアがないこと、
送迎の問題、練習後は22時を過ぎることもあるということから、部活動で頑張るそうです。
それならそれでいい。
自分で考えて自分で決めて、決めたら自分で頑張るだけです。
そのプロセスが大事だったわけだし、自分のことを真剣に考えて欲しかったんですよね。
悲願の鶴岡シニア立ち上げは、これからの保護者の熱意と地元有志の結束が必要不可欠です。
その新しい道筋は、後進の方々にお任せすることにして、今後は中学校野球部の活動を、
いち保護者としてサポートしていきたいと思っております。
シニア立ち上げに向けては、たくさんの皆さまからのご意見やご指導を受け賜りました。
設立から活動までの流れや、実際の問題点や課題、本当に活動の中枢に関わる金銭的なことも
屈託なく教えて頂き、自分自身がもっと早くに動くべきだったなと、多少の後悔はあります。
もちろん自分一人では何も出来ませんし、そんな力もありませんので、まずは呼びかけからでしたけど、
出来るわけがないだろう、運営費はどうすんだ、選手は集まるのか、グラウンドはどうするんだetc…
「シニアあればいいよね。」とは言うのもの、実質的な話になるとみなさん尻込み的なご意見が
多かったですかね。
否定的というよりも、出来ないだろう、やれないだろうという方向に軸足を置いてるんですね。
困難なことはたくさんあるけれど「よし!やろう!」「いいシニアを作ろう!」という方向に
軸足が向かないんです。
これからのシニア待望論の方々には、きちんと設立準備委員会などを立ち上げて、
じっくりとしっかりと準備を進めていかないと、鶴岡でのシニア立ち上げは相当に
厳しいものがあるでしょう。
その前に、その設立準備委員会は誰の権限の元に立ち上がるのか…
そんなところから、携わるスタッフの人選や根回しが必要になってきます。
会社経営者が、ポンと大枚を出してシニアを立ち上げるのとは、わけが違います。
鶴岡にシニアをやりたい子どもがいるのも事実ですし、高校野球に向けて選手個人の
スキルアップや硬式ボールへの順応力強化という側面もあります。
シニアは別に必要ないけど、高校野球は地元の選手で戦ってもらいたいなんて声も
未だに多いのも事実です。
サッカーでは部活と重複できないモンテディオ庄内ユースが数年前から活動していますし、
志望する高校や大学進学に向けて中学1年から塾に通う子どもも少なくありません。
夢のカタチやそこに向かうプロセスは決してひとつではないはずだし、
どの道を選んだとしても、誰かに否定されたり非難されるものではないはずです。
もしも鶴岡に進学塾がなくて、学校の授業だけでも有名大学に合格できるよと言われても
もっと頑張りたい、もっと自信をつけたいという子どもはどうすればいいんでしょうか。
塾なんて必要ないと言い切れますか。
塾に通うかどうかは、親と本人が決めることですし、あくまでもそれは自由な選択です。
要は、その選択肢があるから選べるのであって、野球での選択肢のひとつがシニアだと思うんですね。
中学校の部活でしか得れない経験もたくさんあるでしょう。
もしもシニアがあれば、シニアでしか学べないこともあるはずなんです。
自分は鶴岡でのシニア待望論者です。
でも、だからと言って中学の部活動や軟式を否定するものではありません。
シニア設立に向けては、自分自身、志半ばではありますが、一旦リセットしたいと思います。
なんと言うか、そういうタイミングとそういう巡り合わせだったのでしょうかね。
息子の野球もひと段落した数年後に、まだシニアができていなくて、今以上に待望論があったら
おせっかいながらもまた設立に向けてお手伝いさせて頂ければと思っております。
言葉では言い表せないくらいたくさんの方々に協力して頂きましたし、
夢物語のような荒削りな話しにも真剣に耳を傾けて頂きました。
この場をお借りして、そのすべての方々に感謝申し上げます。
本当に、本当にありがとうございました。
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毎度ありがとうございます!
昨日はおふくろの命日でした。
数日続いていた寒波も通り過ぎ、もう春を思わせる優しい日差しと爽やかな風のせいか、
墓参りがやけに清々しく穏やかな気持ちにさせてくれました。
もうすぐ息子も小学校の卒業式。
そんな息子とカミさんとで、しっかりと手を合わせ、子どもの成長や家族の健康、
埼玉にいる娘の近況を心の中で報告し、これからも温かく見守っていてくれよと、
お願いしてきました。
そして、夕方からはスポ少の「6年生を送る会」が開催されました。
ついこの間、入団したと思ったら、もう卒団です。
特に、この一年間は保護者会長としての任を受け、交渉や調整や段取りと
とにかく目が回るほど忙しかった一年でした。
けれども、そんな忙しさが充実した日々を感じさせてくれましたし、
何よりも必死で頑張る子どもたちの姿や息子の成長を近くで感じることが、本当に楽しかったです。
保護者の皆さんの協力のもとで、事故や怪我がなく過ごせたこともホッとしていますしね。
4年生のスポ少初打席の時と、6年生の最終打席との構えを比べると、
随分としっかりした構えで4番の貫禄もついてきたようにも思えます。
手取り足取り指導いただいた監督・コーチのみなさんにも、
本当に心から感謝しております。
中学でも野球を続けるんでしょうけど、部活かシニアかは本人に決めさせます。
そして、自分で決めたら最後まで頑張らせます。
レギュラーだろうが補欠だろうが、決めたら最後まで一生懸命やり遂げる。
それが息子との約束です。
どちらにしても、週末の保護者の協力は必要不可欠だと言われていますので、
ゴルフはまだまだ再開できそうにもありませんね。
というよりも、昨日実家の仏壇に手を合わせに寄った際に、兄貴から
「しばらくゴルフやってないなら、お前のアイアンを貸してくれ。」とお願いされ、
速攻でアイアンを持っていかれましたんで、ゴルフをやりたくてもこれじゃ出来ませんわね(笑
今年は「やんちゃ杯」を再開したいですし、山形市の「仙台屋宿泊ゴルフツアー」も企画中です。
まぁ、まだまだ野球優先の週末には変わりなさそうですけどね。
ゴルフを誘ってくれる友人知人のみなさま、今年もお付き合いできるか微妙ですので
どうぞお気を悪くなさらないでくださいませ(笑
書き込むだけの確定申告も「明日、明日。」と先延ばししてきましたんで、
煮込みを作りながらこれから取り掛かります。
後は卒業式だけですかね。。。
正直、寂しい限りですけど、また新しい日々が待っていますので、
それも楽しみにしながら、今日の自分のやるべきことをしっかりとやるだけです。
春もすぐそこですから、明るく前向きな気持ちで頑張っていきましょう!!
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毎度ありがとうございます!
椅子が備え付けの「立ち吞み屋」に釈然としないまま、国分町で〆のラーメンといえば
言わずもがな長浜らーめんの「一閃閣(いっせんかく)」さんに向かいます。
国分町で本格的な豚骨ラーメンが24時間いつでも食べれるわけですから、
なにもこんなに早い時間(21時半)に行く必要もなかったわけですけれど。。。
もうお腹一杯のはずが、替え玉をしないと損をした気分になるから、
これまた不思議です(笑
もっとも、鶴岡で食べるポピュラーな中華麺とは違って、
極細の白いストレート麺が特徴的で、
自分的にはそうめんを連想させる麺なんですよね。
後輩たちはスタンダードに「背脂こってり」、自分は変化球で
マー油を使った「黒らーめん」を注文し、無理やり替え玉も完食して、
ここでようやく仙台の夜は幕を閉じたのでした。
そして本日の宿泊先の「サウナ・カプセル キュア国分町」に千鳥足で向かいます。
ホテルも予約できたんですけど、後輩たちが「カプセルってなんスか?」って興味深々だったんで、
こんな機会でもないと泊まる事もないだろうと、あえてのカプセルをチョイスしたんですね。
自分的には、恒例のアカスリも楽しみでしたんで、サウナに泊まることは全く苦にならないんですよ。
入館直後に早速アカスリを予約して、最初の施術でも1時間後の22時30分…、
そこから三番目の自分の番がくるのが23時30分でしたんで、
もう完全にリクライニングチェアで寝落ちしてしまってました。
それでも、しっかりとアカスリをやってもらって、一皮剥けてスッキリしたところで
本日の自分の寝床のカプセルNo3029に潜り込みます。
今まで、数え切れないほどサウナ・カプセルに泊まりましたけど、
露天風呂や館内サービスも含め、ベスト3に入る綺麗さと施設の充実度でした。
家族旅行の際には泊まることがないでしょうから、後輩たちにとってもいい経験になったと思います。
これで一泊3000円(アカスリ・館内飲食代別)ですから、お金をかけなくても十分でしょう。
翌朝は少し早めに起きて、透き通るような冷えた空気を吸い込んで、昨夜の余韻を楽しみながら
松屋で朝食を摂って、一路鶴岡に向かって国分町をすり抜けるように車を発進させたのでした。
慌しかった一泊二日でしたけど、気が短くせっかちな自分にはこのくらいが丁度いいんです。
実は、国分町で後輩が車に当て逃げされたり、自分が通行止めのポールに激突して負傷していたり、
ザワザワするような小ネタや事件がまだまだあったんですけど、それはまたの機会にでも…
しっかりと勉強にもなりましたし、いい思い出にもなりました。
なにより、オーダースーツの仕上がりも楽しみですしね。
タイミングを見つけて、次は新潟に出掛けてみたいと思っています。
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毎度ありがとうございます!
心も身体も満足した「居酒屋ちょーちょ」さんを後にして、次なるお店は国分町のど真ん中にある
黄色い看板が目印の「串カツ ホームラン」さんに向かいました。
実はこのメンバーは、昨年夏の甲子園にも一緒に行ったメンバーでして、その際に大阪で食った
串カツがあまりにも旨くて、鶴岡に帰ってきてからも「また、旨い串カツ食いてー」なんて
会話によく出てくるほどだったんですね。
ただ、自分は東松山出張の際に食べた串カツが口に合わなくて、串カツといえども
ネタ以外に【油】【衣】【ソース】のバランスが非常に重要で難しい、ソウルフードだと
身をもって学習していたわけです。
恐る恐るお邪魔した「ホームラン」さんでしたけど、
7時まで串カツ全品半額セールをやっていて、
びっくりするような安さで串カツが堪能できます。
しかも、ソースは普通のウスターのほかに、ゴマやポン酢も用意してあって、
後から串にかける【後がけシステム】のお店でした。 本場のソースの二度浸け禁止よりも手軽に食べれますし、
串カツ後発地域での店舗展開としては、自由度も高く敷居も低いので、
自分的には十分に満足できる、いいお店だなと感じてきました。
なによりも、油と衣のバランスもよくて、大阪で食べた串カツに近くて美味しかったですもんね。
でも、さすがにお腹一杯になって、小休止感覚であの「ガーデン」に自然と足が向かいます(笑
青葉通りを横切り、後輩に裏切られた「神田そば」を横目に文化横丁にたどり着くと、
ガーデンがなんとまさかの「本日休業」…(泣
それでも、後輩たちに横丁の雰囲気だけでも味わってもらおうと迷路のような小路に入って、
そのままお隣の「いろは横丁」まで足を伸ばして散策してみます。
ぐるっと一周したところで後輩が「自分、立ち吞みしてみたっス。」なんていうんで、
何の情報もないまま、看板を頼りに店名もズバリ「立ち吞み〇〇〇〇」の暖簾をくぐります。
で、すぐに異変に気づく…(笑
なんと、カウンター全部に椅子が固定してあるんですよ。
「あれ?ここって立ち吞みのお店ですよね。」
「あー、お客さんがくたびれるっつうもんだから椅子つけたの。」
「はぁ、そうっすか。」
「普段は娘がやってるお店なんだけど、今日は私が代打で。」
「へー。」
「あ、私はいつもは隣でお店やってんのよ。」
「へー、そうなんですか。お隣も立ち吞み?」
「ううん。普通の居酒屋。」
だったら最初からそっちを開ければいいじゃん!とはツッコミは入れれずに、
立ち吞みと言う名のスナックみたいなカウンターで、お通しの塩辛をうすーいバドワイザーで
一気に流し込み、会話も盛り上がらないまま10分足らずで即効お会計を済ませたのでした。
「イシカワさん、ちょっといいスか。」
「なんだよ。」
「全然立ち吞みじゃないじゃないスか。」
「ばか!普通、あの看板みたら立ち吞み屋だと思うだろうよ!」
「いや、だって椅子がくっついてましたよ!!」
「知らねーよ!オレに聞いても。」
「しかも、なんでバドワイザーなんスか?」
「うるせーよ。もうラーメン食ってサウナに行くぞ!」
「ちょ、ちょっと…」
そういわれれば前にも文化横丁に来た際に「山形の料理とお酒」というお店に入ったら、
山形とは縁もゆかりもない親子がやっていて「前にやってた人の看板そのままなの。」なんて
ドリフみたいなお店に入ってしまったことを思い出してました。
この界隈はトラップが多いなぁなんて苦笑いしつつ、お腹一杯なのに後輩たちの機嫌を取るべく
豚骨ラーメンを食いに、また国分町に向かって引き返す三人組なのでした。
風も寒いけど、心も寒いぜ…
なんだかなぁ…
つづく。
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毎度ありがとうございます!
仙台駅前のオーダースーツのお店を後にして、100m先の名掛丁横丁にある「丸昌」さんへ。
ここは昼間から飲める居酒屋なのはもちろんなんですけど、その佇まいは
まさに上野のガード下を思わせる雰囲気で最高なんですよね。
後輩のユウキとホンジョウを引き連れ、案内されたのは一番奥の小上がり席でラスト席でした。
2時半で満席状態ですから、お店も活気があってこれからの仙台飲みの期待感が膨らみます。
もつ焼きやおでんのほかに壁一面に貼られたメニューの短冊を見ているだけでも楽しいんですけど、
昼営業限定メニューでの展開だそうで、食べたいものが注文できなかったのが残念でしたね。
ま、それでもホッピーやバイスサワーを片手に、煮込みとセンマイ刺しと梅水晶でも、
十分に雰囲気を楽しめます。
しかも、驚くのはその安さ!
メニューには60円だの150円だの、びっくりする値段が並びます。
もちろん一品づつのボリューム感は少なめですけど、安く少量のつまみで
楽しむにはこのくらいで十分なのかもしれません。
お昼を食べずにお邪魔したせいか、自分的にはもう少ししっかりと食べたかった
もので、約1時間でお会計をして、3人で6000円ちょっとだった気がします。
本当は、スーツの採寸が終わったら、東京で「富士そば」を愛する自分は、
仙台の「神田そば」でサッとかけそばを食うのを楽しみにしていたんですけど、
後輩たちが「採寸を待ってる間に食っちゃいました。」なんて言うんですよ(怒
仙台に行っても家族で行くお店ではないんで、こんな機会にと楽しみにしていたんですけど。
「なんで勝手に食っちゃうんだよ!」
「スイマセン。腹へってて。」
「オレだって腹へってるよ。」
「だろ。だからイシカワさんに怒られるぞって言ったろ。」
「お前が神田そばあるぞって言ったからじゃん。」
「あとで、みんなで行こうって言ったよな。」
なんて3人で、どうでもいい会話をしながら国分町に向かいます。
二軒目は、繁華街から少し離れた「ちょーちょ」さんへお邪魔します。
サッポロビールの営業マンに「絶対に予約しないと入れませんよ。」と聞いていましたんで
事前に予約して「5時から7時までなら大丈夫。」ということで入店させていただきました。
筆ペンで書かれたフードメニューやお店の佇まいもドストライクでしたし、何よりも
鯉口シャツを粋に着こなし、お客様との絶妙な距離感で接客する若いスタッフの対応に、
終始、感心しっぱなしでした。
お店のインテリアや装飾は、お金を掛ければどんな雰囲気も作り上げることは出来ます。
でもスタッフの教育というか、マニュアル感の出ないような接客対応を仕込むには、
お店側よりも、そのスタッフ個々の向上意識と高いモチベーションが必要不可欠です。
フリーターではなかなか出来ない気配りと優しい笑顔での接客を見せてくれます。
サノとの思い出の酒「きもとのどぶ」をぬる燗でもらって、
うすはりの盃でキューっとやると、じわーっと胃袋に染み渡って
寒い中歩いて冷え切った身体が生き返ります。
お刺身盛り、鶏シュウマイ、はまぐり、わかめおでん、地鶏の炭火焼なんかを
注文したんですけど、どれも本当に美味しく、そして楽しい雰囲気の中で
予約の1時間半を堪能してきました。
お会計を済ませ退店する際にも
「今日は短い時間で申し訳ありませんでした!是非また今度ゆっくりとお越しくださいね。」
なんて声を掛けてくれて、最後まで気持ちよく楽しんでもらうことに意識していることが
手に取るように伝わってきましたもんね。
雪のない仙台でしたけど、日が落ちてからの冷え込みは鶴岡よりも寒かったです。
そして一行は本日三件目のお店に向かいます。
つづく。