-
毎度ありがとうございます!
池袋で開催された「新酒鑑評会公開きき酒会」を予定より少し早く切り上げ、
宿泊先のサノのお姉さまの住む、超ハイソなマンションがある品川に向かいます。
じつは前日に、久しぶりにカッコつけた靴を履いて横浜を歩き回ったせいで、
思いっきり靴ズレしてたもんで、途中、テーピング買ったりスニーカー買ったりで
待ち合わせの時間に大幅に遅れてしまいました。
しんさんとツカダくん、ごめんね。
早速、しんさんの案内で野方の「秋元屋」に向かいます。
途中、まだ少し時間が早いという事で、「味ノマチダヤ」と言う有名な酒屋さんに寄ったんですけど、
いきなり入口に「亀の井酒造」のケースが山積みされてたのには驚きましたね。
で、丁度いい時間で「秋元屋」に到着。
やっぱり最初に目がいくのは「やきとん」と書かれた暖簾と提灯ですよね。
しんさんに「シャリキンホッピーありますよ。」って聞いてたんですけど、
それが何かも分からないまま、迷わず注文。
その間、「何食おうっかな」なんてメニューを眺めてたら、
実はやきとんだけじゃなく、やきとりもあるんですね。なるほどね。
程なくして、シャリシャリのシャーベット状のキンミヤの入ったジョッキが登場して、
それにホッピーを注ぐのが「シャリキンホッピー」だったんですよ。
ジメジメした東京で、汗だくになった後だけに、コレが最高にうんまい!!
たまらんですなぁ・・・プハァ~。
しんさんの注文した「シャリキンの黒」も、うんまい!!
腹も減ってたんで、早速フードを注文する事になったんですけど、
しんさんに庄内ではあまり食べない「チレ刺し」を勧められ、
食べたらコレがまた旨い!
チレは豚の脾臓のことで、やんちゃでも仕入れ可能な部位です。
以前、仕入れた時は刺しで食えるとは思ってなかったんで、
その時は串焼きにしたんですよね。
ハツの食感にレバーに近い味で、焼くとクセの強い印象が残った部位だっただけに、
刺しでの旨さには正直、驚きました。
ウチでも是非、今度出してみたいと思います。
もうひとつ、「タン刺し」も食べたい一品だったんで注文したんですけど、
残念ながらこっちは忘れられたのか最後まで食べれずじまい。
それでも、トマト嫌いの自分が美味しいと感じた「トマト焼?」や、
キャベツを特製味噌につけて食べる「キャベツ?」の野菜系も
充実してて、その辺も参考になりましたよね。
実は、やきとんも「塩」「タレ」の他に「味噌タレ」というのもあったんで、
こちらも食べてみたら、やっぱり、いちいち美味いわけです(笑。
シロ(大腸)や、ガツ(胃袋)や、てっぽう(直腸)などのシロ系によく合います。
入口のない屋台をイメージさせるオープンな店内で、完全にテンションが上がってしまって
「もう、ここでラストまでで、いいんじゃね?ガハハ。」なんて言い出して、
「いやいやいや。」と、この後もセッティングしてくれてるしんさんを慌てさせる始末。
まだまだ明るい東京の6時半。
このペースで飲んでて大丈夫じゃないのも気付かないくらい、
最高潮にボルテージが上がった庄内弁丸出し一行は、今度は一路、中野へと向かったのでした。
「東京って、やっぱり、もっしぇのぉー。どうすっで!ガハハ。」
・・・つづく。
-
毎度ありがとうございます!
17日に予定通り鶴岡に戻って来てはいたんですけど、
あまりにもやる事が多すぎてブログを書けずにおりました。
まだまだ、やる事が山ほど残ってるんですけど、忘れないうちに更新しております。
時系列は前後逆になりますけど、
二日目に池袋で行われた「全国新酒鑑評会 公開利き酒会」の話しを先に。
とにかく、その規模に驚きました。
全国、北は北海道から南は鹿児島までの金賞を含む入賞酒全450銘柄が、
体育館くらいあるフロアに並んでる様子は、まさに圧巻!
テーブルに綺麗に並べられたお酒が、ずらり16卓分も並んでるんですよ。
入場ゲートで渡されるおちょこに、少しづつスポイトで入れて、
口に含んでは吐き出すの繰り返し・・・。
同時に手渡されるリスト片手に、金賞受賞酒を中心に半分以上は
利いてみたと思います。
飲まずに吐き出すとはいえ、唇も舌もしびれて麻痺してくるんですよ。
で、各エリアの中で一番の行列ができていたのが、
「福島:山形エリア」だったんですよね。
他のエリアで並んでいる時も「山形はやっぱりレベル高いね。」
なんて声が聞こえてきたりして、日本酒業界の中でも、
山形の注目度の高さを実感した瞬間でもありました。
「北信越:新潟エリア」なんか、ほとんど待たずに進めましたから。
実は、この後にしんさんとツカダ君と合流して、中野にある有名な酒屋さんにも寄ったんですけど、
その店先にも「くどき上手」が、ケースで山のように積み重ねてあったのも、印象的でしたね。
全国のお酒を飲む時は、銘柄で当然選びますけど、
今回はとにかく端から順に利いていったわけです。
北から順に利いていくと、すごく自分の口に合うエリアと、
何を飲んでも「うわっ!だめだコリャ。」みたいなエリアが、
はっきりと出てくるんです。
1本づつの味の違いもさることながら、土地や風土でお酒の傾向がガラリ変わるんですよね。
醸造過程での水・米も大きな要因なんでしょうけど、食文化も大きな影響があると思うんです。
北海道・秋田・富山・福井・石川のお酒は、同じ日本海側のせいか自分の口に合うんですよね。
同じ東北でも太平洋側になると、いまいちピンとこないですし、静岡・愛知より西になると、
有名銘柄でも飲みにくい傾向にありましたね。
普段は、山形の地酒にこだわって提供させてもらってるわけですけど、
全国にはまだまだ美味しいお酒があることにも気付かされましたし、
逆に、全国の日本酒ファンが山形のお酒を注目しているんだという事を、
今回の「公開利き酒会」で知れたのは、大きな収穫のひとつでした。
正直、来年も行く気満々です。
今年は全国の新酒の今を一斉に体感してきました。
来年は、今年を踏まえて縦の変化を感じてみたい。
佐野屋主催で、ツアー企画でも組んでくれないかなヽ(´▽`)/ -
毎度ありがとうございます!
昨日は、やきとり屋の会合というか総会がありまして、「おばこの里こまぎ」に行ってきました。
肉問屋に加盟している45店舗で構成され「親和会」と名付けられてるんですけど
第32回定例総会なんだそうです。
毎月会費も徴収されますので、「会計監査報告」「事業報告」「事業計画」などが
淡々と議事進行して、最後に質疑応答になったんですよ。
市内の有名店の店主の方々が役員として名を連ね、歴史ある会なんですけど、
さして建設的な意見が出るわけでもなく、一応ここで総会が終了。
その後の懇親会で、「あのォ~。自分みたいな若造が生意気言いますけど・・・」なんて、また悪いクセが。
実は、昨年に親和会加盟店舗に「やきとりマンボ」なるCDが配布された事がありまして。
まったく盛り上がらないこのCD、単価を聞くと「1枚、1000円。」だそうで
報告書にも45000円の支出があるんですよね。
でも、そのCDを誰も店では流していないし、聞いてもいないって店主が大多数だったんですよ。
「親和会」とは加盟店同士が横並びで何かやろう、という会ではないと思っていたんで、
たとえ、1枚1000円でも何かを共有しようという試みは良いと思うんですよ。
あとは、その使い道の問題なわけですから。
誰も聞かないし流さないCDを配るより、
加盟店の屋号を入れた「やきとり食べ歩きマップ」みたいな地図を
作ってみたらどうですかね、と言うのが自分の意見なんです。
お客様も「ここは行った事あるけど、ここはないなぁ。」
「今度こっちの店に行ってみよっか。」とか
見ていて楽しいと思うんですよ。
加盟店の方も、タウン誌等に広告を出すよりもずっと経費が安くすむし、
何より月刊誌とかの雑誌広告と違って毎月新刊が出ないから、
一回作ってしまえば永久保存版としていつでも増刷できるわけです。
肉問屋も、昨今の口蹄疫問題で食の不安が囁かれる中、
「美味しく安心安全なやきとりは親和会加盟店舗で!」と銘打てば会社の宣伝にもなるし、
結果的に各店舗からの注文が増えればもっと良いわけですよね。
なんて熱く語ってしまった後に、
「じゃ、やんちゃさん。あんた先頭にやってみろ。」
「予算やるから若い店主たち集めて、親和会青年部立ち上げろ。」
なんて重鎮たちに言われたら、自分の性格上、もう後戻りは出来ませんよねぇ。
「オレはやるって言ったらやりますよ。」なんて、
またまた「やってやるよモード」が完全にスイッチON!((((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ
しかし、この性格なんとかなりませんかね、まったく。
ハァ~・・・(-_-;ウーン -
毎度ありがとうございます!
流通センターでアルバイトを始めて10日ほどたった、ある夜。
朝まで帰ってこなかった彼女と大喧嘩になって、そのままの勢いで別れたんです。
若さなのか、単純なのか、自分の気持ちだけで突っ走って
彼女にしてみたら有難迷惑だったんでしょうね、きっと。
本来なら、彼女が何も言わずに東京に行ったのを知った時点で終わってる話なんですよ。
今の時代なら、携帯で話して「別れましょ。」で終わりだったでしょうから。
それを、田舎から突然東京にやってきて、10時間も待ったなんて聞かされて
「オレも東京来てバイトするから。」じゃ、重たいし、熱すぎるし、何よりイタイ(笑
そりゃ、別れ話も切り出しにくくもなりますよね。
彼女のためにと言うよりも、
「北海道から誰も知らない東京に出てきて、彼女のためにドカジャン着て頑張ってるオレ」
っていう画がカッコいいと思ってたのかもしれないですね。
帰りのチケット代もないまま、渋谷から東急世田谷線に飛び乗って、
タダシのいる上町までたどり着くのが精一杯だったんです。
「カッコわりーな。オレ。」
「別に。そんなこと、ねぇんじゃねーの。」
なんて会話を何十回と繰り返しながら、その日は朝まで飲んだくれました。
吐くまで飲んで、吐いたらまた飲んで・・・。
今から25年近く前の出来事です。
今は、その娘がどこで何をしているのかは知りませんし、知りたいとも思いません。
だけど、自分の中で「東京」を思い浮かべる時や、
羽田からモノレールに乗って「流通センター」を通過する時には、
必ずと言っていいほど、あの時の青臭い自分がまだその場所にいるようで、
切なくて照れくさいような妙な感覚になってしまうんですよね。
その後も、同じような恋愛を繰り返しては別れ、少しづつちょっとづつ大人になっていって、
25年後の自分には愛すべき家族ができて、好きな商売をしながら鶴岡で暮らす事になるなんて、
ドカジャンを着て必死に作業していたあの時の自分には、想像できなかったでしょうから。
来週、また「東京」に行きます。
あの時と同じように、一人で羽田へと向かいます。(完
長文、お付き合いありがとうございました。
なお、描写がリアルすぎて万が一、家庭生活に不具合が生じそうになった際には、
速やかに全編削除いたします事をご了承下さい。(笑 -
毎度ありがとうございます!
東京で、まるでトレンディドラマみたいな再会を果たしたんですけど、
実際はそんなにカッコいいものでは全然なくて・・・。
少し落ち着いてから彼女の話を聞くと、
「借金を返すために少しでも効率のいい仕事をするために東京に来たの。」
「今はデニーズで夜のバイトしてるんだけど、これからは昼のバイトも探すつもり。」
「送ってくれたのはオーナーで、深夜のバイトの子は危ないからってみんな送ってくれるんだよ。」
「東京は以前も住んでたから、生活には慣れてるし。」
「お姉ちゃんが彼氏のところに行ったから、ここ好きに使っていいんだ。」
「借金のこと言っても仕方ないと思ったし、心配するでしょ。けど、ごめんなさい。」
「デニーズ」が何かもその時は知らなかったんですけど、何となく納得したんですよね。
で、「7月に入れば2ヶ月間大学は休みに入るから、オレもこっち来て何かバイトするよ。」
なんて約束して、北海道に一旦帰ったんです。
約束通り7月にまた東京に来て、自分も効率のいいアルバイトを探して見つけたのが、
日給15000円、経験不問、食事付き、制服貸与、交通費あり、日払い可、という仕事。
勤務地は流通センター内の、紀文の関東配送センターだったんですよね。
東京モノレールも、まだ天王洲アイル駅はなかった頃です。
標準語を話す怪しい中国人や、自称早稲田を語るスカした学生に混じって、
一列づつ「ハイ、これ制服ね。」と渡されたのは、真夏なのにドカジャン!
倉庫内全体が冷蔵庫になっている中で、ダンボールに入ったおでん種が
ベルトコンベアーで流れてくるんですけど、その箱には1番から88番まで
番号が書いてあるんです。
1番:横浜そごう 2番:新宿高島屋 3番:多摩プラーザ みたいに配送先ごとのパレットが
サッカーグランドくらいの広さにビッシリあるのを、全部覚えないとなんなかったんですよね。
で、配送時刻になるとリフトでトラックに積み込みするんですけど、そこは微妙に冷蔵庫の外なんですよ。
寒いところから、いきなり外の蒸し暑いところに出ると、もう身体がダルダルになるわけです。
で、また中に入ってダンボールを延々と運ぶのを繰り返すんですよね。
10時から22時までずっと冷蔵庫の中で、パレットとベルトコンベアーの間を、
ダンボールを持って何百回と往復するわけです。
体はさすがにキツかったですけど、それでも彼女のためにと頑張って続けてましたね。
あの日の夜までは。
・・・つづく。