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毎度ありがとうございます!
55歳の朝を迎えました。
今年だけでも同級生3人が亡くなっているだけに、今もこうして生かされていることに
感謝しなくてはなりませんね。
ONとOFFの切り替えとノーストレスを心がけ、平凡な日常の中で興味のあることや楽しめることを
これからも積極的にやっていきたいと思っています。
お付き合いのある皆さま、これからも変わらぬお付き合いのほど宜しくお願いいたします。
もちろん「やんちゃ」も全力で頑張ります!!
歳をとってきて最近よく思うことなんですけど、自分たちにも非常識で無知な20代の頃が
間違いなくあったわけじゃないですか。
我われは「新人類」と呼ばれた時代ですけど、その時の大人たちにも「最近の若いやつらは…」と
揶揄されてきたわけです。
思い起こせば、若さゆえに作法知らずで恥ずかしい思いをしたり、言葉知らずで笑われたり、
不義理をしてしまい疎遠になったりした経験が、誰にも少なからずあるでしょう。
「ありがとう。」や「ごめんなさい。」の「礼儀」を教えるは親のしつけにしても、
「義理」や「モラル」はいつ頃から身についていくんでしょうかね。
一般的に、結婚をして人生のパートナーが出来て、子どもが出来て親になって行く過程で、
そういうことを身につけていくんでしょうか。
いやでも独身の人だって、ちゃんとした大人になってますもんね。
会社に入ったから、そんな風に「大人の振る舞い」が出来るようになるんですかね。
確かに大卒1年目の新入社員研修の際には、名刺交換から電話応対、上座と下座の関係性などの
ビジネスマナーは徹底的に叩き込まれましたけど。
一般常識というかモラルというか、そういう生きていくうえでのルールというか常識に対して、
新人類と呼ばれていた我われ世代が、今度は今の若い子たちの行く末を憂いているというのが、
なんとなく不思議なんですよね。
ということは、今の理解不能な若い子たちも、これからしっかりとモラルと常識を喪に付けて、
いずれはこの国を背負っていくんでしょうかね。
だといいんですけど・・・
55歳の誕生日に、そんなことを考えてること自体が、もう完璧なオッサンですね。
ケーキもプレゼントもない誕生日の朝ですが、それでいいんです。
家族が健康で自分らしく暮らして行けるのなら、それが自分にとって一番のプレゼントですから。
この歳にもなると、「あれが欲しい、これが欲しい。」という物欲もありませんしね。
買えるものなら自分で買ってますし。
買えないものは欲しいと思わないし。
さて、今日も忙しくなりそうです。
少しずつですが、人の動きも戻ってきました。
今日も喜んでもらえる一日になるように気合い入れていきます。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
今週末、主宰するグルメ部で「夜会」をやることになりました。
土曜日、営業が終わってから釣り竿とアウトドア用品をトランクに詰め込んで、
のんびり夜釣りをしながら本格グリーンカレーを食うというだけの会です(笑
釣りなら釣れそうな時間に行けばいいし、グリーンカレーも家で食った方が効率はいいんですけど、
そういう一見無駄なように見える時間の使い方も、たまにはいいかなと思って。
実際に現地に行ってやってみることで、何か楽しみが見えてくるかもしれないし、
もう二度とやらないかもしれないし、それはそれでその時に感じたままでいいんです。
自分はキャンパーでもなければアウトドア志向でもないんですけどね。
しいていえば何かをやりたい「アクティブ派」とでも言うんでしょうか。
来月には羽黒の後輩カズユキとアジ釣りに行く約束もしています。
尺アジ(30cm)とまではいかなくても25cmくらいまではならないと面白くありません。
カズユキ一人で偵察しに行ったあとに、必ずその日の釣果をLINEで報告してきてくれるんですよ。
というわけで、しばらくぶりに物置きから釣り道具一式を引っ張り出してきました。
娘がまだ小学生の頃に家族で釣りに行った以来ですから15年ぶりくらいでしょうか。
何でもカタチから入る男なんで、竿ケースに入っていた竿もタックルBOXの仕掛けも
すぐに使えるほど一式全部そろってますし、ちゃんと使える状態で大切に保管していました。
今回は長めの竿を兄貴から借りましたけど、自分の持っている竿でも十分に行けるはずです。
函館に住んでいた頃は、よくフェリー埠頭で夜釣りをやっていました。
ぼんやり釣りをしながら埠頭から見上げる函館山の景色は、今でも忘れることはないですね。
釣った魚のことなんかより、その時その時間に見ていたあの風景が心に色濃く刻まれていて、
仕事も人間関係も上手くいっていなく、なんとなく孤独を感じていた函館時代の思い出の一つですかね。
自分のタックルBOXには「準基・ささげの釣~んぐ北海道」のステッカーが貼ってあります。
北海道の人でも、STV(札幌テレビ)で放映していた「準基・ささげの釣~んぐ北海道」を
知ってる人は、今ではかなりレアな人だと思いますよ。
2006年3月で放送は終了しましたけど、STYアナウンサーの工藤準基と居酒屋のマスターだった
ささげ敏夫師匠が、釣った魚をその場でチャチャッと調理して食べるというのも番組の魅力で
軽快なトークと本格的な釣りと料理がちゃんと両立していて面白かった番組でした。
ウィキペデアで調べたら、ささげ師匠が他界されて番組が終了していたんですね。
当時は全然知りませんでした。
となると、このステッカーなんで持ってたんだろう。
どこかでもらったんだろうか。
何かに応募した記憶もないし。
でも、そんなことはどうでもいいんです。
大した楽しみがなかった、いや楽しめてなかった函館時代に、ポツンと一人で釣りに行っていた
あの頃のタックルBOXは今でも使えるし、こうして今度は庄内の海に向かって一緒に出掛けるまでの
時の経過というかヒストリーもまた感慨深いじゃないですか。
グルメ部メンバー自由参加の夜会ですから、誰が参加するのかはわかりません。
右肩下がりの左投げアイタだけは確定なんでしょうけど。
アイタが旨いグリーンカレーを食ったことがないというから、アウトドア料理とはいえど
ちょっと本格的に作りますよ。
それが、参加したメンバーそれぞれの中で「あの時の夜釣り…」が思い出になるのか、
「あの時に食べたグリーンカレー…」が記憶に残るのかは分かりません。
でも家の中にいるだけでは、何も残らないし面白くないじゃないですか。
こんなふうに遊びの準備をしている時が一番楽しいのかもしれませんね。
ゴルフでも野球でも釣りでも。
というわけで、お天気だけが心配ですが、いい歳した親父が真夜中に遊んできます。
それではまた。
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毎度ありがとうございます!
焼き鳥屋、居酒屋、中華料理屋と回り、お腹も限界ですが時間はまだ20時。
17時スタートでしたから1軒あたり約50分くらいの滞在時間になるでしょうか。
別に急いでいるわけでも慌てているわけでもなく、遠征すると大体いつもこんなペースですから
ほぼ予定通りなんですけどね。
唯一、予定通りでなかったのが、ここからまたもや居酒屋に行ったこと。
いや、居酒屋でもよかったんですけどね。
お腹はもう一杯で食べれませんでしたから、フードの注文を工夫さえすれば・・・
「北京飯店」を出て満腹感を紛らわすために、寒河江の繁華街をネオンの灯りを眺めて歩きます。
その間も、アビコ大先生は灯りのついているスナックのドアを片っ端から開けて突入していきます。
別に特攻隊に任命したわけでもないのに、カランコロンとドアを開けては「〇」とか「✖」とか
後から来る我われに「入れる」「入れない」のサインを送ってきます。
全員がそのサインをスルー(笑
結局「北京飯店」から一周して、目の前の「一力」の暖簾を潜ってました。
ここの女将さんがマキくんと知り合いということで、そんなに食べれないなら正直に話した方が
むしろ失礼にならないんじゃないだろうか、なんて気を回したつもりだったんですがね…
「ごめんなさい、お腹一杯なもんで飲むだけでも大丈夫すか?」ってお断りして入店したのに、
鶴岡から来たマキくんとの再会に気合いの入った女将さんが次から次へと料理を持ってくるんですよ。
「茎わかめ」「季節のお野菜」「銀だらの煮付け」「山形風芋煮」を一人に一品ずつ、
さらには「中トロの刺身」まで出てきて、頼んでない料理だけでテーブルが一杯になってしまうという、
それはまるで「オモうまい店」状態なわけですよ。
「こんだけあれば十分だべ~、ねぇ~。」なんて女将さんは笑って出してくれてましたけど、
本当にお腹一杯なんですってば!
せっかくのお気持ちを残すわけにもいきませんから頑張ってその場で食べましたけど、
その隣でアビコは「タッパーください。」なんて図々しくお持ち帰りにしちゃってるし。
入店と同時に注文した「ほや酢」は結局最後まで出てきませんでした。
食べれないものはどんどん出てきて、食べたいものは出てこないというね(笑
途中、何度もタバコを吸いに表に出るアビコの動きに無警戒だったのをいいことに、
いきなり「次の店、予約してきました。」なんてサイン無視する我われの動きを封じ込めにきました。
時間は21時。
代行が来るのが22時半ですから「もう食えないから1時間1本勝負でスナックでもいいか。」って
気持ちになってましたからね。
1時間飲み放題3,000円でお願いして、アビコのスイッチがON!
スナックのお姉さんの肩を抱きながらデュエットするも、全部一人で歌うという暴挙に出て、
お店を完全にアビコワールドで支配してしまいます(笑
最後まで我われが代行で鶴岡に帰るという話しを信じていなかったママも、
よっぽどアビコを気に入ったのか「明日もまた来てね~」なんて懇願すると、
なんと飲み放題ラスト10分前に「よし!ボトル入れましょ!」なんて言い出して、
ニューボトルをキープしちゃってるんですよ。
だ、か、ら・・・
飲み放題で飲んでて、なんで終わり間際にボトル入れるのよ、しかもここ寒河江で。
次、いつ来るつもりなのよって話しなんですよ(笑
そうこうしているうちに、ちゃんと予定通りの時間に鶴岡から代行がきて、ここでお会計です。
途中にある西川のコンビニに立ち寄ってドライバーにコーヒーとアイスの差し入れを買って、
みんなでワイワイ車中でアイスを食いながら鶴岡まで無事に戻ってきました。
代行で月山を越えるなんて暴挙だと思われるかもしれませんけど、実はそんなことはないんです。
大体、代行は市内5㎞で1,000円ですから、1㎞あたり200円単価が一般的です。
寒河江駅から鶴岡まで約80㎞ですから200円×80㎞=16,000円はいい線いってると思いますよ。
21時に出発して24時に鶴岡市内に戻るから、稼働時間は3時間ですよね。
3時間で1台で16,000円分稼げるか、つまり1時間5,000円稼働を3回転できるかと言えば
絶対にできませんから。
週末以外のヒマな夜なら、事前に予約すれば受けてくれる代行はあると思います。
まぁ車を出してくれたアビコにガソリン代も1000円ずつ渡してるんで
結果的には一人5000円で寒河江遠征も全然悪くはなかったですよ。
また行かなくちゃなりません。
なにせボトルキープしちゃってるんで(笑
寒河江から代行で帰ってくるという新しい試みも、大成功と言っていいでしょう。
新庄駅まで55㎞ですから、代行が受けてくれれば次は新庄遠征も可能かもしれません。
というわけで、楽しかった寒河江遠征はこれにて終了です。
また、どこかの街に遠征する予定です。
それではまた。
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毎度ありがとうございます!
一軒目の「さらや」をあとにして、余韻に浸りながらすぐ近くの「赤ほっぺ」を目指すものの
残念ながらこの日は定休日で訪問は叶いませんでした。
マキくんのナビに任せて少し寒河江の飲み屋街を散策しながら、お邪魔したのは「居酒屋つどい」。
営業時間が朝4時までということから、代行のドライバーが上がり酒に立ち寄るほどというお店で、
鶴岡でいうところの「居酒屋 椿」みたいなお店です。
一軒目の「さらや」の復習をしながら、寒河江の夜の近況も聞かせてもらいました。
寒河江では〆のラーメン屋よりも「そば屋」が多く出来るんだそうです。
そば屋が居酒屋をやるというか、居酒屋が〆のそばを売りにしているというか。
自分は以前から、鶴岡でも夜営業のそば屋があれば絶対に一人勝ちだと思っているんですよ。
なぜか、新しく出来るお店はラーメン屋ばかりですもんね。
それはまたの機会にでも書きますけど。
あとは、やっぱり「寒河江やきとり」と庄内のやきとりとの違いというか、
PR活動や広報活動を含めたアピール力の違いを考えていました。
鳥より豚のモツのほうが、扱いやすいのはどこでも同じ。
食肉公社(と畜場)の規模や一日に捌く豚数は庄内の方が5倍もあるわけです。
納品までの鮮度や部位の細分化など、内陸では食べられない希少部位をたくさん扱っているのも
庄内の方が圧倒的に多いですしね。
それでも今や「寒河江やきとり」のスタイルは一つの食文化として定着し、テレビやメディアでも
「やきとりなのに豚の串なんですよ~。」と大きく取り上げられているんですね。
やきとんを「やきとり」というのは庄内でも同じです。
それでも寒河江市役所内には、やきとり愛好家の有志で開設した「寒河江やきとり課」があったり
世間に対するアピール力は遥かに寒河江の方がエネルギッシュだと言えるでしょう。
もう10年以上前からこの「寒河江やきとり」と庄内のやきとりの違いをテーマに
このブログでも何度も何度も書いてきました。
錦鯉の長谷川にそっくりなマスターとそんな話をしながら、ここでお会計です。
ウーロン杯を2杯とお通しの煮込みだけでしたけど、マスターの人柄で大満足でした。
「つどい」のすぐそばのショットバー「ワンナップ」にもお邪魔する予定だったんですけど、
残念ながらここもお休みでした。
それも遠征ならではですから、気にもしていません。
以前から「寒河江で飲むなら、やきとり以外にこれだ!ってものないの?」とマキくんに聞くと
必ず出てくるのが「自分的には北京飯店の餃子です!」って言うんですね。
三軒目は、その絶品の餃子を食べに「北京飯店」に向かいます。
中華料理屋ですけど昼営業はしていなくて、18時半開店のお店だそうです。
スタジオジブリが描くアニメに出てきそうで、なんだか別の世界に飲み込まれていくような
独特の雰囲気が漂っている店構えです。
店から出てきたら豚に変身させられてたりして(笑
でも初めて来たとは思えないほど、店内には落ち着く雰囲気があります。
スナックのようなカウンターで、鶴岡のお店に例えるとどこかなーと考えていたら
そう、銀座通り二階にあったころの深夜中華料理「桃園」ですかね。
昭和通りで飲んで帰る際に「桃園」で餃子を何百個食ったことか。
マキくんのおススメだけあって「北京飯店」の餃子は旨いです!
だけど旨いのほかに「甘い」も強く感じます。
皮が甘いのか、餡が甘いのか、一つ食べ終わってもいつまでも口の中に甘さの余韻が残ります。
その甘さは決して嫌味な甘さではなく、むしろタレの酢醤油やラー油の調味料と重なり合って、
めちゃくちゃ奥深い味わいに変化してパクパク何個でも食える餃子です。
餃子ひとつではあまりにも申し訳ないんで「あんかけ焼きそば」を頼んで小皿でシェアします。
正直、もうお腹も限界でしたけどね。
あらためて「うん、この餃子は鶴岡では食えないなぁ。今度カミさんも連れて来たいな。」なんて
しみじみ味わいながらふと隣をみると、アビコはこのタイミングでエビチャーハンを頼んでるし、
マナブさんは紹興酒を頼んで小さなお猪口に呆れるくらいにザラメをバラバラと投入して
「それ、もうガムシロップじゃん!」っていうくらい甘いの飲んでるし。
煮付けでも作る気かって(笑
みんな、少しづつぶっ壊れてきましたね。
こうなると、大先生のスナック病が発症します。
でもなー、つい先日も鶴岡のスナックでふっかけられたばかりだしな。
そう簡単にアビコの思うようにはいかせませんよ。
つづく。
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毎度ありがとうございます!
開店時間の17時になり一軒目の「さらや」に到着しました。
メディアでも「寒河江やきとり」というネーミングが大きく取り上げられますが、
ここ「さらや」はその総本山とも言うべき最古参のお店です。
まるで映画のセットのような昭和レトロな雰囲気の店構えは、長い間地元の呑兵衛に愛され続け
やきとり一筋にこだわってきた凛とした雰囲気さえ感じて入店前から期待感が膨らみます。
飴色になった店内に電球がポツンと点いて、幅の小さいL字カウンターに無造作に置かれた丸椅子は、
乾杯する前にすでに雰囲気だけでも酔わせてくれると言っても過言ではないでしょう。
息子さんと同級生だというマキくんが案内してくれなかったら、奥の座敷に通されるところを
オヤジさんのご配慮でカウンターの焼き台前の特等席に案内してもらいました。
コロナ対策のために焼き台の前にはアクリル板が設置されていたのは残念でしたが、
これも営業を続けていくための苦渋の選択だったと思います。
メニューはやきとり各種と煮込み、それと足(豚足)しかなかったような気がします。
なぜならカウンターの上にメニューなんてないし、誰もメニューなんて必要としていないから。
酒も瓶ビールと日本酒は「千代寿」一銘柄のみ。
オヤジさんに「やきとりおまかせと足2つで!」で注文は完了!
やきとりが焼けるまで、店内に立ち込める煙をつまみに瓶ビールがグイグイ進みます。
やきとりよりも先に足が提供されました。
マナブさんもアビコも豚足は苦手なそうなんで、遠慮なく1本ずつマキくんと堪能します。
トロトロになった豚足は箸では食べづらいんで、そのまま手で骨を外しながらしゃぶりつくします。
味はほんのりと塩味が付いていますが、物足りなければ手元に出されるガーリックソルトみたいな
調味料を振りかけても旨いです。
山形市の名店「小柳」でも豚足を堪能しましたが、あちらは汁に浸ったいわゆる豚足煮込み風だった
のに対して、こちらは汁のない豚足をそのまま食すワイルドスタイルとでも言うべきか。
豚足好きとしては、どちらの豚足も旨いですし、次に来店するならばまた絶対に注文するでしょう。
そうこうしているうちに、やきとりが出てきました。
室蘭やきとりのようにタマネギが挟んでありますが、時期によってはネギの時もあるようです。
サガリの塩、白モツのタレ、レバーのタレ、鳥ナンコツの塩の4種類を食べましたけど、
タレも塩も絶妙の加減で味つけにカドがありませんから、肉本来の旨味を十分に感じられます。
瓶ビールをやっつけた後、今夜は長く飲んでいたいので日本酒の燗をもらいましたけど、
これがまたやきとりの邪魔にならない舌触りで最高に旨いんですよ。
鶴岡で行きつけの福鮨でしか飲めない「恋の山」の燗酒と同じような雰囲気のお酒です。
水のようにスイスイ入っていくんで、一軒目からオーバードリンクの恐れが出るほどです。
実はカウンターに座らせてもらった時に先客が2人いて、カウンターの椅子は7脚。
自分たちが4人ですから「あと一人しか座れないんじゃ何だか申し訳ないなぁ。」とか
経営者目線で考えながら飲んでたんですよ。
でも、そんな心配は無用でしたね。
常連さんが「あれ、一杯だがっす。」と顔を出すたびにオヤジさんが「こごさ挟まればいいんだぁ~」と
びっしりのカウンターの隙間を指さしてどんどん入店させるんで、最終的に7人掛けのカウンターに
13人がひしめき合って座ってました(笑
それもまた「さらや」の流儀。
ここは長居は無用、長っ尻は野暮ってもんです。
1時間ほどの滞在でしたけど十分に満足しましたし、ノスタルジックな店内の雰囲気の中で
肩ふれあいながら飲む熱燗の旨さとやきとりの美味さを堪能して、ここでお会計です。
マキくんの顔で、随分とお安くしてもらいました。
あんな会計なわけないもん。
本来なら座敷に上がるところをわざわざカウンターに座らせてもらい、常連さん方のネイティブな
内陸弁をBGMに、心も体も酔いが回った心地いい口開けでしたね。
本当にごちそうさまでした!
さて、次のお店に移動しますか。
つづく。
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毎度ありがとうございます!
本来ならば先週末は弘前に行く予定だったんですけど、残念ながら棄権のため遠征はできず。
ならば無理やり遠征してしまおう!ということで、昨日は寒河江市に飲みに行ってきました。
今回の旅の相棒は、稲刈りが終わったマナブさんと、いつもの遠征番長アビコ一郎大先生、
そしてご当地ナビゲーターとして寒河江の夜を知り尽くしたマキくんとの4人旅です。
自分的に4人旅は大人数なんですけど、それには「寒河江に泊まらずに代行で帰ってくる。」という
大きな理由があったからなんですよね。
一人4,000円を代行に払ってでも、翌朝はいつも通りにスタートしたいというのが本音だったから、
そう考えると安いもんですよ。
というわけで、一軒目のお店の開店時間が17時なのに13時30分に鶴岡を出発。
112号線を使っても15時には寒河江市内に到着です。
少し早く出発したのは、この機会に寒河江慈恩寺をお参りして御朱印をもらいたかったからなんですね。
ここはNHKの鎌倉殿の13人に登場する大江広元のゆかりの地として賑わいっていて、
寒河江市を一望できる高台の上に建立されています。
マキくんに「ちょこっと登る感じですけど下から行きますか。」なんて言うんで、
慈恩寺テラスに駐車して徒歩で行くことにしたんですけど、これが結構な急勾配!
ふくらはぎをプルプル言わせながら、ようやく本堂まで登りきりました。
ここは寺院ですので二礼二拍手ではなく一礼のみで静かに手を合わせお参りします。
お参りを済ませてから御朱印を頂き、隣接して建立されている三重塔もじっくりと拝見します。
鶴岡人としては羽黒山や善宝寺にある五重塔を見慣れていますけど、三重塔も重厚感があって
どこか落ち着く雰囲気がありますよね。
駐車場に戻り、以前立ち寄ったことのある河北町の今田製麺所で乾麺のお土産を買う前に、
もう一か所「谷地八幡宮」にも参拝に行くことにしました。
ここは河北町役場の裏にあって、八幡神社の隣には児童動物園も隣接されています。
山形県唯一の動物園だそうで、しかも入場無料という驚きの動物園です。
規模は小さな動物園ですが、中にはポニー・ニホンザル・やぎ・ひつじ・ウサギ・ふくろうなど
30種類以上の動物がいます。
参拝を済ませてから、お子さんと動物を見てふれあうなんてこともいいかもしれませんね。
今回は、おっさん4人で動物園というシュールな画でしたけど(笑
参拝後にすぐ近くの今田製麺所に向かい、前回訪問時には買わなかった「中華そば」と
「ももじりうどん」「ダンディうどん」の三種類の乾麺をお土産で購入しました。
これでもまだ時間は16時。
ということでつつじ園のある長岡展望台からおっさん4人で寒河江市内を眺め、
そのすぐ隣にある「寒河江市野球場」を外野から覗いてみます。
初めて見た寒河江野球場ですが、そこはあの懐かしの鶴岡市営球場にそっくりの野球場でした。
バックネットのサビ具合、コンクリートスタンドの雰囲気とそこに覆いかぶさる樹木、
積み上げられたブロックで出来た低い外野フェンス。
それでいて両翼100mという広さと、全面が土だけの茶色いフィールド。
本当にタイムスリップした気分になりましたよ。
誰もいなかったら泣いてたかも(笑
そのくらい懐かしい気分になりました。
さて、そろそろ時間もいい頃になりました。
楽しみにしていた一軒目の「焼鳥さらや」に向かって車を走らせます。
つづく。