やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ
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毎度ありがとうございます!

無事に51歳の誕生日を迎えることができました。
もうあまり嬉しくもない年齢ですけど、無事に生きていることに感謝するだけです。

7年前におふくろの臨終を見取り、両親ともこの世からいなくなってしまってから、
自分の中での「死生観」が大きく変わってきたような気がします。

誰もが必ず「死ぬ」という現実。
病気であれ、事故であれ、老衰であれ、人には必ず死というものが訪れます。

同級生の何人もがすでにこの世を去り、その早すぎる死と、やり残したであろう残りの人生への
無念さもたくさんたくさん目の当たりにしてきました。

自分にもやがて訪れるであろう「その時」までに、今なにができるのか、何をやっておくべきなのか、
そんなふうに逆算してしまうのが、毎年の誕生日の朝に自分自身が思うことです。

だからといって、決してネガティブに暗い気持ちでいるわけではありません。

忙しく慌しい毎日には変わりないけれど、楽しみな予定やワクワクするような予定を組んで
日々の生活にメリハリをつけるように、またそう思って生活するように心がけています。

それはなにも旅行とか遠征とか大きなイベントだけではなくて、週末の息子の野球だったり、
カミさんとの買い物だったり、友人との一献だったり、日々のささやかな日常を
楽しみに思えるようにという意味なんですけどね。

映画を観に行ったりドライブに出掛けたり、家族で過ごす時間が一番好きですかね、やっぱり。

今年のテーマは「嫌なこと、ストレスを感じることには、なるべく手を出さない!」です(笑
これが意外と難しいんですよね、実際のところは。

でも、自分の中での取捨選択をしっかりとしていこうということです。

というわけで、これからパソコンに向かってデスクワークの始まりです。
先日行われたOB交流戦の写真をOB会ホームページにアップする作業と、
息子たちの卒部DVDの最終チェック作業が待っています。

明日は、記念誌に掲載する高校の歴代ユニフォーム15着分の写真撮影と
それぞれのコメント文も考えなくてはなりません。

取捨選択なんて、まったく出来ていない51歳の週末ですけど、
仕方ありませんかね(笑

そんな誕生日の朝です。
皆さまも素敵な週末をお過ごしください。


毎度ありがとうございます!

先日の夜、お店のスタッフとまかないを兼ねてラーメン店に行った時の出来事です。

店内はまあまあ混んでいて、我々はボックス席に座りました。
自分の向かい側にスタッフ2人が座り、その奥にあるボックス席にはすでに
一人の中年のおじさんが座っていました。

先にそのおじさんにラーメンが提供され、スタッフの肩越しにそのおじさんがラーメンを食べる姿が
見えたんですけど、その食べ方が何ともいえない初めて見る食べ方なんですよ。

人が食べるところをジロジロ見るのはマナーに反するとは分かっていても、
チラチラ見ずにはいられなかったんですよね。

そのおじさんはレンゲでラーメンを食べてました。
箸を使わずに。

もちろん箸も箸立てに入っていましたけど、おじさんはレンゲで麺をすくって食べてるんですよ。

たまに箸で麺をすくってレンゲに乗せて食べるお上品な女子も見かけますけど、
そのおじさんは箸は一切使用せず、どんぶりに直接レンゲを突っ込んで麺をすくってるんですね。

おじさん、上手くすくえてると思いますか?

まったく上手くすくえていません(笑
しかも酔っているせいか、目もほとんど開いていません。
まーるいレンゲを奥まで突っ込んで、麺を持ち上げるとベローンとレンゲから麺がこぼれ落ちて、
そのほとんど口に入らないどころか、3回に1回は全く何もすくえていないんですよ(笑

よっぽど「箸、ありますよ。」と教えてあげたかったんですけど、結構酔っ払っているようで
無心に、ただ無心に目をつぶってどんぶりからレンゲで麺をすくい上げて口に運ぶ作業を、
ひたすら繰り返してるんですよね。

しかも、おじさんはメガネをかけていて、目をつぶりながら無心にレンゲを操っているうちに
電池が切れかかったように前かがみになってきて、動きもスローになってきたんですよ。
あれれ、相当酔ってて眠いんだなぁ・・・

なんて思った瞬間、メガネがどんぶりにポチャンと落ちちゃった!

あっ!と思ったら、おじさんそれでも気がつかず、レンゲを突っ込んだら
今度はレンゲでメガネを持ち上げるという、まさにミラクル!神業!

そして、そのままメガネをすくったレンゲを口に運んじゃって、メガネのカチンという食感に
おじさん気がつくと思ったら、そのままどんぶりインしたメガネをまたかけちゃった!!

スープでギトギトのメガネなんだけど、おじさん目をつぶってるから全然気がつかないんですよね。
もう、その頃には自分のラーメンを食うどころじゃなくて、そのおじさんに釘付けですよ。

レンゲ一本でワイルドに挑んだラーメンは、汁のほとんどをレンゲですくっちゃって、
もう麺しか残っていなんですけど、それでもおじさんは箸を一切使わない!

仕事柄、いろんな酔っ払いを見てきましたけど、このおじさんはトップクラスです。

自分がラーメンを食べ終える頃には、おじさんも満足したのか先にお会計してお帰りになりました。
なんで箸を使わなかったんだろう・・・などという推理は、もはや不要です。

明日もきっと、おじさんにとっていい日になってくれれば、それでいいです。
自分はさすがにレンゲ一本ではラーメンには挑まないけど(笑

素敵な一日を。
今日も頑張っていきましょう!!

 
毎度ありがとうございます!

先日の日曜日、久しぶりに野球の予定もない日曜日でしたので、
天童イオンまで買い物に行ってきました。

誕生日を迎えたカミさんへのプレゼントを購入するためと、
自分のパソコン用の椅子を購入するためです。

我が家では、基本的にサプライズプレゼントはしないので、
予算の中で本人が欲しいものを買ってあげるシステムなんですよね。

サプライズプレゼントも、その気持ちや予測していなかった感動や嬉しさはあるんでしょうけど、
自分の好みではないものをプレゼントされても、長く愛用することはないと思うんですよ。

せっかく買うのに、それじゃもったいないじゃないですか。

結婚するまでは、もちろんサプライズプレゼントを購入してましたけど、
結婚してからは一緒に買い物に行って、なにか気に入ったものがあるのであれば、
それをプレゼントとして購入することにしています。

毎回、何にしようかと迷う必要もないし、サイズや長さも微妙な好みがあるだろうし。

カミさんはこれからのシーズンに履くモカシンシューズが欲しかったようで、
三川イオンには入っていないショップで購入することができました。

自分の誕生日も今月なんで、表面が劣化してボロボロになった
デスクチェアーを新調したくて、三川のニトリには在庫がなく
気になっていたチェアーを天童のニトリで無事に購入してきました。

車のバケットシートみたいなデスクチェアーで、
前から欲しかったんで気に入ってます。

身長がどんどん伸びて、部屋着やパジャマがツンツルテンになっている息子にも、
GUでスエットやらTシャツやらも購入してきました。
来月は息子の誕生月ですので、何が欲しいのか今からリサーチしておきます。
たぶん、ZETTのナイロンジャージとかかな。

のんびりと目的の品物も購入できましたし、久しぶりに休日らしい時間を過ごしました。

今週末は新庄市民球場、来週は尾花沢野球場で1DAYトーナメントがありますし、
母校野球部創部50周年記念誌に掲載する歴代のユニフォームの写真撮影と、
それと一緒に載せるコメント文15着分も、今月中には完成させなくてはならない
大仕事がまだ残っています。

なのに今は毎日毎日、来月4日に使う卒部DVDの制作チェック作業に追われているという・・・
そして、その合間にブログを更新したりなんかして。

恐ろしいほどの過密スケジュールとハードワークな日々を送っております。
部活が終ったら少しは楽になるのかと思っていたら、そんなことは全くありませんわね。

実は密かに11月4日にも同級生と大人の修学旅行「新潟遠征」の予定が入っていまして、
ホテルまで予約していたんですけど「三年生を送る会」とバッティングしてしまい、
残念ながら泣く泣くキャンセルしていました。

こうなったらいっそのこと、USJにでも弾丸で行ってやろうかな(笑

ま、そんな日々を送っております。
ブログ更新も小まめにできませんけど、気長に気楽にお付き合いくださると嬉しいです。

「毎日ブログチェックしていて更新されてないと、あーぁって思うんですよ。」

本当にありがたい話しです。
その分、たまにの更新でも楽しんでもらえるよう、時間を見つけてアップするように頑張ります。

さーて、今日も一日頑張っていきましょう!!
 
毎度ありがとうございます!

沼津で飲みに行くなら一番に行きたかった「飛騨」が日曜日定休とは知らず、
次なるターゲット「やきとり・おでん 鶏男(バードメン)」に一行は向かいます。

酔ってなければ500mくらいでしょうか。
途中、イヤな予感がして、歩きながら電話で営業&空席の確認をします。
そして、すぐに到着。

開店直後のせいか他に先客はいなくて、のんびりとスタートできました。

静岡は、愛媛・和歌山などと並ぶみかんの産地なんだそうで、
中でも「三ケ日(みっかび)みかん」をブランド展開しているんだそうです。

となれば、今日の一杯目は「三ケ日みかんサワー」でかんぱーい!
かーっ、これ完全にジュースですよ。
歩いてきたせいか、のどが渇いていたところに「みかん味」ですから、
そりゃあっという間におかわりですよね。

看板にも「やきとりとおでん」と掲げているくらいですから、当然おでんとやきとりを
おまかせ盛り合わせでオーダーします。

出てきたおでんは、一般的な関東風おでん。
あれ?串に刺さった汁のドス黒い「しぞーかおでん」じゃないの??
期待していただけに、ちょっとがっかり。

聞けば、静岡おでんは県内でも静岡市で展開してるおでんのことで、
ここ沼津では一般的なおでんがほとんどなんだそうです。
そうなんだ、またひとつ勉強になった。

山形でも内陸の芋煮と庄内の芋煮では味も具も全く違いますからね。
それぞれの土地での食文化というのは、やはりその場所に行ってみて
初めてわかることや、気づかされるがたくさんあります。
だから食の旅は楽しいし、だから遠征がやめられないわけです。

ここでもみなさんと盛り上がり、勢いがついてくるのが自分でもはっきりと分かるんですけど、
断腸の思いでみなさんとはここでお別れし、次のお店に一人移動します。

昨夜、一人で彷徨っているときに場所をチェックしておいた「喜心」へ。
とりあえずホッピーを注文して、改めてちゃんと沼津名産「アジの干物」を注文します。

干物が出てくるまでホッピーをゴクリとやると、あれ?
いつもの味じゃない気がします。
もちろん、これはこれでしっかりと美味しくて嫌いじゃない味ですよ。
なんだかナカが、キンミヤではない味がするんですよね。

カウンターにいる大将に「ナカは何を使ってるんですか?美味しいですね。」と聞くと
「東京あたりじゃキンミヤなんだろうけど、ウチは寶焼酎使ってるんだよね。」と
気さくに教えてもらいました。

同じ甲類でも、爽とホッピーとの相性は自分的にはイマイチだと思っているんですけど、
この寶焼酎とホッピーの組み合わせは結構合うと思います。
自分的にはアリでしたし、ウチにも寶焼酎をこっそり置いてありますんで、
希望の方にはこの組み合わせで出してみようかなぁ、なんて頭をよぎります。

ここで鶴岡にいるアイタと少し電話で話していただけで「東北からですか?」なんて
大将に訛りで速攻バレちゃったりします(笑

「イントネーションが、うちに来る東北のお客さんと同じだったもんで。」
「ハハハ、訛ってました?」なんて打ち解けてきた頃に、
お待ちかねの「アジの干物」が提供されます。

鶴岡にいても、自分はアジの干物はほとんど食べません。
アジは、握りかなめろうで食うことが多いですし、
干物を頼むなら函館時代から「ほっけ」のほうをよく食べますかね。

ここ沼津の名産「アジの干物」はしっかりと脂ものっていて身も厚く、食べ応え十分でした。

鶏男で、おでんとやきとりを一口づつ食べただけでしたんで、
次は「鳥のたたき」を注文しました。
表面をさっと炙ってポン酢で食べる胸肉ですかね。
ポン酢で食べるつまみは何でも好きですし、このたたきも安定の旨さです。

一人で飲むのはフットワークが軽くていいんですけど、酔うと人恋しくなるというか
誰かと会話したいというか、この楽しい時間を誰かと共有したくなるのは自分だけでしょうか。

幸いにも、お店も混んでませんでしたので、スタッフの皆さんとも会話を楽しみ、
次なるお店へと移動することにしました。
昨夜の反省を活かして、酔っ払う前に一気に北口まで移動してお店を探します。

この日はもう食べるよりも、誰かと会話したくなってショットバーに入ります。
ふらふらと彷徨い歩いて「スタンディングバー パサパ」を発見。

マスターとそのご友人のお客さんが一人、いい雰囲気のショットバーです。
山形から来たことを話すと一気に打ち解けて、普段見ている富士山のことや
沼津でとれる魚のこと、本当に楽しく優しく親切に教えてもらいました。

誰かと話したい気分でしたので、マスターとご友人の飾らない気さくな会話が
すごく嬉しかったです。

そんなほろ酔いのさなかに、急遽翌日に組まれた沖縄代表:沖縄BBCとの交流試合の
スーティングメンバー表の写しが、こんな時間にLINE連絡網で回るという・・・
監督も宿舎で酔ってたんかいな。

よく見たら、4番キャッチャーに息子の名前が書いてある。「ブ、ブーッ!」
飲んでいたモヒートの葉っぱが変なトコに入っていって、思わず咳き込む狼狽ぶり(笑
交流試合とはいえ、沖縄代表と試合できるのは貴重な経験です。
いいところで使って頂いてありがとうございます。

急にホテルに帰って、素振りしたくなりました(笑
自分が出るわけじゃないんですけどね。
グダグダにならず、最後にシャキーンと目が覚めましたよ。
そして、より楽しみが増えました。

というわけで、ここでお会計を済ませてホテルに帰ります。

実は沼津には親戚が住んでいるんで、もしかしたらまたいつの日か
沼津には来るかもしれないけど、ひとり夜の沼津の空気を吸い込んで
少しだけ周辺をパトロールしてホテルに帰りました。

翌朝、球場で会ったほかのお父さんに
「昨日一晩だけで二回もイシカワさんを見かけましたよ。」
「うそー!」
「ビーサン履いて一人で歩いてたでしょ。しかもショットバーにもいたし。」
「うん、いたいた。」
「カウンターのうしろ姿で、すぐわかりましたよ。うわー、ここでも飲んでるよって(笑」


そんな静岡県沼津市の夜でした。

今度はどこの街で飲むことになることやら。
その日を楽しみに、また今日も頑張ります!!
 


 
 
 
毎度ありがとうございます!

翌朝5時過ぎに目が覚め、カーテンを開けると愛鷹山の奥に富士山の頂上が
うっすらとだけ見ることができました。
 
選手団の球場到着に合わせるため、シャワーを浴びて準備して
朝食も食べたかったんで、少し早めにホテルを出発することしました。
ホテルは素泊まりでしたけど、北口とはいえ沼津の駅前ですし「すき家」や
「吉野家」くらいならその辺にあるだろうとタカをくくっていたんですよね。

そしたら、なーんにも無いんですよ、北口には。
あるのはコンビニだけ。

ま、それならそれでコンビニのサンドウィッチとコーヒーで我慢します。
でも、昼食もコンビニではつまらないなということで、球場周辺の食堂を検索しておきます。

すると、コンビニのすぐ先に「穂瀧」という蕎麦屋を発見して、ちょっと見に行ってみると
雰囲気も良さそうですし、お昼はここに決定しました。

試合のほうは残念ながら0-4で負けてしまい、息子も途中からライトで出場し、
二死2.3塁のチャンスで三塁ファールフライで凡退してしまいましたけど、
結果よりも積極的に振りにいってのアウトでしたから、まぁ仕方ないところでしょうか。
見逃し三振だけは、してほしくなかったんで。

お昼は、予定通りに球場裏手にある「穂瀧」へ。
年季の入ったL字のカウンターに蕎麦以外の定食メニューも豊富で、どれにしようか迷います。
でも、ここはあえてセットメニューは頼まず「もりそば」を一枚を注文しました。

もちろん量が少ないのは想定内だったんで、食べ終わる頃にカツ丼も追加オーダー。
奥でおばちゃんが調理してましたんで、出来上がるまでの間ご主人と世間話しをして待ちます。
山形県の鶴岡からだというと、ご主人が若い頃は酒田で仕事したこともあるとか。

沼津のいいところや、最近の山形の様子を話しながら、
少し甘めのカツ丼を堪能しました。
そういえば、おとといの夜に鶴岡を出発してから昨日丸一日、
米を食ってなかったことに、この時にふと気づいたんですよね。
だからでしょうか、この日のカツ丼は格別に旨かったです。

15時30分からの一次リーグ閉会式が終わり、球場スタンドで父母会の宴会部長に
「イシカワさん、今日は残念会やりますか?」と聞かれましたけど、
今日こそ昨日行けなかった「飛騨」に行こうと決めてましたから
「まぁ、みなさんがお疲れでないのならオレは別に・・・」などと、
否定も肯定もせず、やんわりと曖昧な返事をしておきます。

決して、イヤではないんですよ。もちろん。
ただ、どうしても行きたいお店があったもんだから・・・

そのまま夜の連絡事項がないのをいいことに、ホテルに戻って速攻でシャワーを浴び、
17時の開店時刻に間に合うように北口から南口に一気に地下道を通り抜けていきます。

そして逸る気持ちを抑えきれず早足で人混みをかき分け南口の駅前を横切って
お目当ての「飛騨」まであと少しというところで、背後から声をかけられます。

「あー、やっぱりイシカワさんだぁ!」
「ギクッ!」

振り返ると、そこには宴会部長夫婦と同じ学校のご夫婦の姿が!
「うわーっ、めっかっちゃった!!」なんてはぐらかすと

「一人でどこ行くんですかぁ?」
「あ、いや、あの、気になるおでん屋がこの先にあって。」
「えー、偶然!わたしたちもおでん屋さんに行こうと思ってたんですよ。」
「へー、そうなんですか。」
「なんて言ったっけな、たしか飛騨だっけ?」
「ギクッ!ギクッ!」

「あれ?もしかして、イシカワさんも同じトコ目指してたりして。」
「どうやら、そのようですねぇ。」
「やったぁ!イシカワさんが行くなら、そのお店間違いないですね。」
「いや、あの・・・」

そんなことってあります?ふつう。
知らない土地の人混みの中で、しかも星の数ほど飲食店があるのに目指すお店が一緒なんて。

「じゃぁ、みんなで一緒に行きましょうか。」などと、
もしもツアーなみにゾロゾロと二組のご夫婦を引き連れ、昨日は辿り着けていない
「飛騨」に向かって先陣を切って歩き出すのでした。

そして程なくして「飛騨」に到着。
が、看板が点いている様子はなく、ここで初めて食べログでお店の情報を仕入れます。

「あー、残念。飛騨、今日は定休日のようですね。」と自分が告げると、
「だったら、もうひとつ、と・り・お・と・こ?ってお店に行きましょうよ。」
「それ、鶏男(バードメン)のことかな?」
「さすが、イシカワさん。情報入ってるぅ!」
「あ、いや・・・」

ここまで行きたいところ、かぶりますかね(驚
しかも、もう沼津の酒場通みたいに思われてるけど、昨日クミンにやられた男ですよ。





・・・つづく。
 
  
 







毎度ありがとうございます!

勝利の美酒で盛り上がった保護者の皆さんと一人別れ、ここから酔い覚ましをかねて
少し街を散策してみます。

酔っ払いあるあるですけど、酔うとびっくりするくらいの距離を歩けちゃったりするんですよね。

で、結論から言うと、この夜は、このままセカンドバックに裸足にビーサン履いて、
とても観光客には見えない扮装(いでたち)で、結局1時間も歩き続けます(笑
鶴岡ではすぐそこのコンビにまででも車で行く生活の人が、酔って1時間も歩き続けるんですから
酒の力というものは計り知れないものがありますよね(笑

それには実は理由があって、みなさんと別れたあとに行こうとしていたお店があったんですね。
「居酒屋 飛騨」というところで、おでんと飛騨牛を堪能できるお店でして、
鶴岡にいる時点から絶対に行こうと心に決めていたお店でした。

がしかし、ハイペース&ハイボールの影響で、すでに足は千鳥足。
こりゃイカンと、すかさずグーグルマップに「沼津市、居酒屋、飛騨!」と話しかけ、
お店まで矢印でガイドしてもらいます。

これで安心・・・と思いきや、なんだろうな歩くペースが遅いのか、現在地点をはっきりと
認識していないのか、ワケ分からん方向に向かっている気になってくるわけですよ。
スマホはホッカイロかよ!ってくらいに熱くなってるし、熱暴走の影響なのか
重くてカクカクして一向に矢印が動かないんですよね。

酔っ払っているうえに、スマホの画面をひっくり返したりとっくり返したりして歩いて
「目的地周辺です。お疲れさまでした。」と案内が終了した場所をふと見上げると、
そこは真っ暗なJRの駅の倉庫だったりするわけですよ。

ここはどう見ても違うよなぁ。。。
フン!こんなこともあろうかと、次に行きたいお店もピックアップしてたんだっつうの!
というわけで、懲りもせずホッカイロみたいに熱っついスマホに向かって今度は
「沼津市 おでん 鶏男(バードメン)!」と叫びます。

祝勝会会場の「うお鶏」からは、何もなければ10分もかからず着くはずの「飛騨」に、
30分以上も歩いてなお目的地に辿り着かない酔っ払いが、そこからさらに歩いて
重たくて使えないスマホ片手に500m先の「鶏男」まで何分かかると思いますか?

そうです。
正解は「辿り着きません。」

なぜかというと、あちこち歩いているうちに、おでんじゃなくていいやってなっちゃって(笑
だって、どこ歩いてるんだかさっぱりわからないんだもん。

で、どこかのアーケードにある中華料理居酒屋みたいなところに飛び込んで、
とりあえず烏龍ハイで一息入れることにしました。

店員さんもカタコトの日本語で「オリョウリハ、ナンニシマスカ。」と聞いてくるので、
とりあえず「酢モツ」と「やきとりの盛り合わせ」をオーダーしたんですよ。

そしたら「ヤキトリハ、ナニアジニシマスカ。シオ?タレ?クミン?」
「クミン?」なんか聞いたことある名前です。
カレーか何かのスパイスだったっけ?
 
「じゃ、クミンで。」
ここでクミンを知らない人が、クミン味のやきとりをオーダーします。
で、クミンとやらがたっぷりと振りかかった串5本が提供されます。

うーん、もうね、運んでくる時点で何ともいえない漢方みたいな苦辛いような匂いと
一口目から咳き込むような粉っぽさ満点の焼やきとりが見えてましたもんね。

勝手にカレーっぽい味だろうなと決め付けていた自分の勘違いなわけですけど、
初めて口にする何とも言えない摩訶不思議なお味でした、よく言えばね。
正確には、食べ慣れていない香辛料が大量にかかったやきとりを食って、
胃が逆流してくるのが自分でも分かります。

自分でも忘れてましたけど、昨夜鶴岡をバスで出発して、一睡もできずに球場に着いて
カメラ片手にこの日だけで300枚以上もシャッターを押し続け、サッとシャワーを浴びただけで
ハイボールを10杯以上飲み、ここまで1時間も知らない土地をさまよい歩いた末に、
今、生まれて初めて口にする不思議な香辛料たっぷりのやきとりを食ったわけですよ。

普通は、ここでリバースして終了でしょう。

が、酔っ払ってぶっ壊れたオヤジは、ここから北口の宿泊するホテルまで、
また1時間もさまよい歩いて行くことになります。

南口から北口に抜ける人通り少ない寂しい地下道をフラフラと歩いて、出た先には
南口の繁華街とは一変し、怪しくチープな雰囲気が漂う北口独特の昭和な匂い漂う
盛り場がぽっかりと口を開けて待っていたからなんですよね。

アジアンエステやリンパマッサージなど、正統派なのかあっち系なのかよく分からない
怪しいお店が立ち並び、一気に街の様子が変わると同時にシブい佇まいの横丁や
風に揺れるやきとり屋の赤提灯が酔った心をくすぐります。

結局、ホテル到着が23時。
6時間の自由時間でお邪魔したお店はたったの3軒。

そのほとんどを歩いて、ただ歩いて一日目の夜が終了したのでした。

 
 
・・・つづく。
 
 

 

 







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