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毎度ありがとうございます!
約二週間のお休みを頂いて営業を自粛しておりましたが、GW明けの6日から営業を再開します。
今の鶴岡の夜の動きは全くわかりませんので、手探り状態での再開となります。
ネットでは「東狩り」と言われる誹謗中傷が止まりませんが、コロナの本当の怖さは感染することより、
関係者というだけで浴びせられる容赦ない悪意ある書き込みや誹謗の数々なのかもしれません。
だったら面と向かって正面から言えばいいのに。
匿名をいいことにネットでだけ叩くという現代の闇の一面をみた二週間でした。
女子プロレスラーの死も、どこか遠いところで起きていることなんかじゃなく、
こんな田舎だからこそ良くも悪くもネットの評判がダイレクトに目に飛び込んできます。
高校生の彼らはなにか悪いことをしたんだろうか。
なりたくてコロナになるヤツなんていますか。
学校に文句があるなら、直接学校に言えばいいのに。
わざわざネットで不特定多数の見るようなところで、正しくもない情報を振りかざして、
さも全市民の声を代弁しているかのような学校批判や指導者批判を匿名で繰り返す・・・
学校は隠蔽したがっているから記者会見をやらないだの、学生は全員自腹で検査しているだの
そんなの事実なわけないじゃないですか。
ただ、事実としてたくさんの方々に与えてしまったご迷惑と多大なるご心配、親御さんの抱える心労や
職場などへの影響などを考えれば、しかるべきタイミングできちんと会見はするべきでしょう。
まだ入院している仲間がいます。
それを心配している遠く離れて暮らす親御さんがいます。
地元に住む者として、同じ高校生の子を持つ親として、なにかを手助けしたくても
今はなにも出来ない、なにも伝えてあげれないもどかしさだけが残ります。
このタイミングで商売を再開すること自体にも随分と悩みましたけど、
自分には元気にまたお店を頑張ることしかできないんですよね。
そのことが、どんなメッセージとして伝わるのかはわかりません。
今も学校再開の目途が立たずに自宅待機中の息子が、人の目を気にして夜中にガレージの中で
黙々とバットを振る姿に、胸にグッとこみあげてくるものがあったんですね。
自分も健康で商売ができるのであれば、少しでも前に進もうということです。
今やれることをやろうと。
メニューは一部絞り込んで再開します。
ご不便もあるでしょうが、何卒ご了承ください。
こんなご時世ですから、無理にご来店されなくて結構です。
明かりのついた提灯を見て、なにかが伝わればそれでいいんです。
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毎度ありがとうございます!
息子の検査結果は混んでいるため昨夜には出ず、今夜遅くに出るそうです。
陽性でも陰性でも、こういった場で公表はすべきではない(コロナ差別や風評被害などの観点から)
と保健所からの指導がありましたので、まだ検査結果は出ていませんが感染拡大防止の観点から
GW明けの5月6日頃までの期間、営業を自粛することにいたしました。
鶴岡市内のコロナ感染拡大をうけ、不要不急の外出禁止要請も出ていますし、
たとえ提灯に明かりを点けても商売は厳しい状況でしょう。
今後、更なる感染拡大もありえますし、そうなれば鶴岡市として「緊急事態宣言」が発出されても
何ら不思議な状況ではありません。
もともと当店は祝日も休業日ですので、GWの重なるここは思い切って休むことにしました。
さらに行政から飲食店に対する休業要請があった場合には、もちろんその指示に従いますので、
正直なところ、その休業要請のタイミングによっては営業再開日は未定です。
そんな間に「でん」に行ってみてくださいと、言いたいところではありますけど、
コロナの猛威は、あなたのすぐ傍まで来ていることを考えていただきたいと思います。
いいパスも出してあげたいんだけど、今はグッと我慢して市中感染を抑えなければ、
更なる感染拡大は必至だと思います。
複雑な心境を、どうぞお察しください。
今朝の現時点で、家族全員に発熱や咳、味覚障害や倦怠感などの初期症状はありません。
お伝えできるのはここまでです。
まぁ、なるようにしかなりません。
また、お店でみなさんと再会できる日を楽しみにしております。
ではまた。
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毎度ありがとございます!
すでに新聞やヤフーニュースでも報道されたように、息子の通う高校でクラスターが発生し、
それに伴い息子もPCR検査の対象となったため、その検査結果が出るまで臨時休業といたします。
幸いにも、発熱や食欲減退、味覚障害などの体調の悪さはないようですが、
無症状感染の可能性もありますのできちんと検査してもらわなければなりません。
ご心配とご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願いいたします。
感染しにくいと言われていた10代の感染でしたが、学校でのクラスター発生に衝撃を受けています。
鶴岡市のコロナの猛威は、今もの凄い勢いで自分たちのすぐ近くまで来ています。
正直、今までどこか他人事だった自分がいて、改めて警戒と予防に努めなくてはなりません。
息子がコロナでなかったとしても、このままGW明けまでの二週間は営業自粛も考えています。
そうだな、そのほうがいいのかもしれません。
明日またご報告いたします。
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毎度ありがとうございます!
先週の土曜日、成田に住む娘夫婦が鶴岡で新車を購入したため、その車を引き取りに
軽自動車タントに乗って鶴岡に帰省してきました。
帰省といっても自宅には入らず、雨の中ガレージの前で20分くらいの立ち話で終わりです。
2年前に入籍してから初めての里帰りが20分ですから、それは正直寂しいですよ。
それもこれも、すべてコロナのせいです。
85歳のおばあちゃんも、久しぶりに見る孫の姿に涙をこぼしていました。
「カールにも会いたい!」と楽しみにしていた娘ですけど、抱っこすることはなく
肉球にグータッチしただけで「また今度ね。」と寂しそうに成田に戻って行きました。
「元気でいればまた会えるよね。」と送られてきたLINEの文字でさえ寂しそうに見えます。
そして、娘たちが乗ってきた軽自動車タントだけが鶴岡に残りました。
そう、このタントは娘が働き始めてからコツコツお金を貯めて初めて買った車です。
自分がネットで探し、埼玉県熊谷まで引き取りに行ったあの思い出深いタントです。
購入した新車の納車が4月、タントの車検が3月に切れるというタイミングだったんですけど、
通勤でも使っていたため一旦車検をあげて、その車検額で自分が買い上げることにしたんです。
そのために、こっちでも1か月早くパッソを手放したのはブログでも書きました。
鶴岡市内を、買い出しやら銀行支払いやらでクルクル回ってるくらいなら軽自動車で十分です。
タントは天井も高く、大柄の自分が運転していてもあまりストレスを感じません。
これで、ようやくエルグランド通勤から解放されましたよ。
早速リアガラスのスモーク貼りに取りかかりたいと思います。
ホイールは標準の14インチを履いていたと思っていたら13インチでしたんで、
それはスタッドレス用に回して、今ヤフオクで手頃なホイールを探しています。
いっそのこと15インチでもいいんですけどね。
165/55/15のタイヤの価格が手頃なのかが先ですかね。
初めて買った車だけに、ミラーやバンパーにこすった傷がついていると思っていたら、
ドアパンチやエクボすらもまったく付いてなかったんで正直驚きました。
学生時代に合宿免許を取って、初めて車庫入れさせたらサイドミラーを折りたたんだままで
何度もバックを繰り返してヒヤヒヤしながら誘導したくらいの運転技術でしたからね(笑
何事も「慣れる」ものです。
月曜日に、早速自分でナンバー変更と所有者名義を変更する手続きをしてきました。
我が家の車のナンバーはすべて「822」、愛犬カールの誕生日です。
前にもブログで書いたんですけど、古いナンバープレートは500円で記念に持ち帰れます。
左上のビス穴部分に大きめの穴が開きますけど、普通車で言ったら封印部分の穴ですから
そんなに気にはなりません。
働いて初めて買った車のナンバーですから、娘も記念にとっておきたいだろうと500円払って
新しいナンバーと一緒に写真を撮って「記念に古いナンバープレート送るよ。」ってLINEしたら、
「えー、別にいらないから、お父さんが保管しておいて。」だそうです(泣
カミさんにそのことを伝えて「初めて買った車の記念にと思ったら、いらないってよ。」
「私もたぶんいらない、かな。」「うそー!」我が家ではどうやら自分だけだったようです。
といわけで、また新しい相棒がやってきました。
年式は古いですけど、自分にとっても思い入れのあるタントですので、
大切にメンテナンスして乗っていこうと思っています。
この時間が一番楽しいんですよね。
毎日、オートバックスに通ってます(笑
それでは、今日も気合い入れて頑張ります。
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毎度ありがとうございます!
昨日は「おでん家でん」で、開業まで携わって頂いた業者さん向けに「お披露目会」を開催し、
一応自分も「業者枠」で招待され遠慮なくおでんを御馳走になってきました。
数日前までダシの濃淡で悩んでいましたけど、昨日はしっかりと仕上がっていて、
どのネタも全部美味しく頂いてきました。
これなら十分に勝負できると思います。
お店の雰囲気もいいですし、お店の小ささが逆に居心地の良さを引き出してくれます。
23日からオープンですが、すでに知り合いからの予約で満席だそうです。
本当にありがたいことですよね。
日曜定休、祝日営業、閉店10時だそうですので、実際にオープンしたら自分は厳しいかな。
今のうちにしっかりと食べておかないとなりません(笑
まぁそんなことよりも、昨日ちょっとした事件が起きたんですよ。
昨夜は自分と一緒に、外壁と店内塗装でお世話になった同期アイタもお邪魔してきたんですが、
でんのお披露目会が終わったら、二次会は酒を飲んでいないアイタと駅前にジンギスカンを
食いに行く予定だったんですよ。
それも踏まえて、出てくるおでんの写真を仲のいい「グルメ部」のグループLINEにアップして、
二次会からでも合流しますか?迎えに行った方がいいですか?的な内容で送っていたんですね。
でんの近所に住んでいるタケシはちゃっかり合流して、そんな内容もまた送ってたりして。
ちょうど晩酌時だったのもあってか、写真を見て誘われたマナブさんは早く合流したい、
でもこっちはまだおでんが残っているし自分たちだけさっさと切り上げるわけにはいかない、
もうちょっと、もうちょっとみたいな攻防が繰り広げられたわけです。
そしたら、なんとマナブさんが「グループを退会しました」って。
「はぁ?あの人、グループ退会してるよ。」
「あれ?なんか失礼なこと書いたかなぁ。」
「いつまでも迎えに来ないからじゃね?」
「あーそうかも。飲んでないオレが迎え行きますよって書いたから。」
「それにしたって、いきなり【退会】はねーだろうよ。」
「オレ、ちょっと電話してみるわ。」
で、アイタが電話したら普通に電話は出るんですよ。
「アイタ、ちょっと電話代われ。もしもしマナブさん?なによ退会って。」
「旨そうなおでんの写真ばっかり送られてくるから、もう見たくないって思ってよ。」
「はぁ?それが理由?」
「うん。」
「・・・。」
巷では「仏のマナブ」だの、温厚な人柄だの過大評価されているマナブさんですけど、
54歳のおっさんが、そんなことでヘソ曲げますか?(笑
ちょうどお披露目会も終わりがけでしたんで、速攻でアイタの車に乗り込んで迎えにGO!
あ、ちなみにマナブさんちは藤島ですからね!
そんなすぐには行ける距離じゃないんですよ。
その車中では自分とアイタとタケシの3人で緊急ミーティングが行われ、
まずは生贄(いけにえ)を決めます。
「アイタが簡単に《迎えに行きますか?》なんて入れるからだろ!」
「はい。全部オレが悪いです。」
「まだお披露目会が終わらないのに、誘いが早いんだよ。」
「おっしゃる通りで。」
「アイタさん、すいません。マナブさん来たら速攻で謝ってもらっていいですか。」
「えー!やっぱりオレ?」
「はい。」
「はい。」
「迎えに来ても、もう出かけられないから帰れ。」というマナブさん宅に着くと、
ちゃんと着替えして待ってるんだもん(笑
シナリオ通りにアイタが平謝りして、再度入会してもらって無事に解決はしましたけどね。
楽しみにしていたジンギスカンも、マナブさんが「オレはジンギスカン食えないぞ。」と言うんで、
速攻で行き先を変更して、ジンギスカンがハマグリとサザエの浜焼きに変わってしまいました。
あーあ、ジンギスカン楽しみにしていたのに(泣
みなさん、マナブさんはそういう人ですよ(笑
このくだり、マナブさんがブログに書けって言うんで、遠慮なくそのまま書かせてもらいました。
大人げない大人をカウンターで見かけたら、遠慮なくイジってやってください。
そんなハラハラドキドキの日曜日の夜でした。
明日、火曜日は所用があるため臨時休業いたします。
ご不便をおかけしますが宜しくお願いいたします。
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毎度ありがとうございます!
おでん家のオープンが近づき、なんだかいろいろとやることや手配することが多くなってきて、
自分が開業するわけでもないのに、なぜか緊張してきている気がします。
昨日は荘内神社から神主さんをお招きして、商売繁盛と安全祈願を合わせて御祈祷して頂きました。
あとは、肝心のおでんの味だけですかね。
昨日、初めて出汁を味見させてもらいましたけど、若干薄い気がします。
丁寧に出汁を取ってますので良く言えば「お上品な味」、厳しく言えば「少し物足りない味」です。
味覚は個人差があります。
もちろん濃口の人や薄口の人もいますので、一概に自分の舌が正解というわけではありませんが、
お酒のアテとしてのおでんなら、もう少し味が濃くてもいいと思いました。
ただ、おでんの難しいところは時間の経過とともにその表情が変わっていくこと。
少しづつ蒸発していくおでん鍋のツユに、どの濃度の出汁を注ぎ足していくのかが
一番の難しいところなんですよね。
家で食うおでんなら目の前の鍋に作った一回分の味を完成させれば、それでいいわけです。
でも、商売のおでんとなると、常に四角いおでん鍋に具を充填しながら、いつ売れてもいいように
具材の味の滲み具合とツユの濃さと旨さを安定させておかなくてはなりません。
足していった先のツユの変化が怖くて、今の味が少し薄くなっているのかなと感じました。
ツユの色が濃くなっていくのは気にする必要はありません。
お客様にお出しする「今」を100%で出さないといけないのは分かっているんでしょうけどね。
自分にも、コンビニとは云え7年間毎日毎日おでんを仕込んで触ってきたという経験もあります。
おでんを扱う難しさも多少は分かっているつもりです。
姉は、不安と緊張で寝れていないと言っていました。
それは当たり前なんです。
自分もそうでした。
煮込みの味がわからなくなって、レシピのノートもぐちゃぐちゃになってしまって、
自分では寝たつもりだったのに、夜中の2時に思いついたように突然バッと目が覚めて、
そのまま煮込みを作りながら台所のテーブルで何度寝てしまったことか。
それでも、実際に目の前でお客さんに「美味しい!」と言ってもらえるまで、
これっぽっちも自信なんてなかったし、今でも正直迷うこともありますし。
限られた原価の中で、美味しさと効率性とのバランスを図りながら「安くて美味しい!」と
お客様に喜んでもらえる一品を作るのは至難の業なんだと思うんですよね。
素人の作るおでんや煮込みやラーメンは「原価率」なんて関係ないんだから。
たまの休日にお父さんの作るラーメンの原価を聞いてみてくださいよ。
絶対に商売にはなりませんからね(笑
今は「生みの苦しみ」というやつです。
そして商売には「持続の苦しみ」というのもあります。
その「持続の苦しみ」が「継続の楽しみ」に変わるのは、やっぱりお客様の喜んでくれる笑顔と
みなさまからの「美味しい!」の一言なんだと思います。
今はただ「頑張れ!」としか声をかけてあげることしかできません。
やんちゃに来てくださるお客様はみなさん良い方ばかりですし、そんなたどたどしい姉のことも
どこか楽しみに見守りながら可愛がっていただける方々ばかりだと思っています。
遠慮なく「やんちゃから聞いておでんを食べに来ました!」と声をかけてやってください。
その方がきっと姉もホッとするはずですから。
そして是非とも感想を聞かせてください。
食べログやSNSとかで辛口採点するよりも、みなさまの言葉で育ててあげてほしいと思います。
オープンは4月23日(金)17時~です。
どうぞ宜しくお願いいたします。