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毎度ありがとうございました!
本来であれば甲子園に応援に行く予定でいた16日と17日でしたが、コロナ感染防止のため
自宅のテレビの前で応援し、昨日は庭の草刈りをしてステイホームでお盆休みは終了です。
鶴岡東vs日本航空石川の試合、最後まで白熱したいい試合でしたね。
一番驚いたのは、先発に変則左腕阿部を登板させたこと。
誰もが太田だと思っていたはずです。
鶴岡東には背番号1がエースとかいう、これまでの高校野球の概念はない気がします。(たぶん)
複数の投手を相手の打線や特長に照らし合わせ、調子の良さや相性のいい投手を見極め、
そこから継投でつないでいくカタチが鶴岡東の投手起用のカタチでしょうか。
昭和の時代のように「背番号1に任せた。」とか「エースのお前と心中だ。」などということは
全くと言っていいほどないでしょう。
お店でも「エースは投げないの?」とか「1番の子は温存してるの?」と聞かれることがありますけど、
「エースとか1番とかの概念がないからね。この試合を勝つためのベストな布陣で戦うだけ。」
と答えるようにしています。
その選手起用にも驚かされますが、どの投手も持ち味を発揮してしっかりとゲームメイクできること、
1イニング大量失点などで試合が壊れない安定感があるということに感心するばかりです。
6月には夏の甲子園までが中止と発表となり、今年のチームは41年ぶりのセンバツも出れず、
そのままユニホームを着ることなく引退する可能性だってあった学年だったわけです。
その後、県独自大会の開催が決まり、全国ではセンバツ出場予定だったチームが敗退しているなかで、
しっかりと実力通りに県大会を優勝し、東北大会でもベスト4という力のあるチームでした。
甲子園でも昨年のベスト16を上回る成績を残せたんじゃないかと思ってしまうほど、
まだまだ甲子園で戦う姿を見たかったと思うのは自分だけではないはずです。
ちなみに、交流大会の組み合わせが、センバツのトーナメント表だと仮定すると、
次戦はベスト8をかけて大阪桐蔭になるんですよね。
めちゃくちゃ見たいカードじゃないですか(笑
トーナメント戦でないのが本当に残念です。
そんな偉大なる先輩たちの背中を見て、新チームにどんな変化と新たな目標ができるのか、
今から楽しみにしています。
遡れば、センバツ出場の際には友人知人から、たくさんの寄付金を頂戴しました。
センバツは中止になりましたが、交流大会というカタチで選手たちを甲子園に送り出すことができ、
センバツ時には入学していなかった1年生部員も全員甲子園のスタンドに連れて行くことができました。
頂戴していた寄付金は、そういった控え部員の移動や宿泊の経費にも充当させて頂くことになります。
たくさんの皆さまから支えられ、甲子園で勝利する姿をともに見れるというのは、
何ものにも代えれない感動と喜びがありますよね、やっぱり。
引き続き地域の皆さまからのご支援とご声援を宜しくお願いいたします。
秋はすぐに始まります。
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毎度ありがとうございます!
迷宮の中にあるラスボスのお店を後にして、前回課題だった「北前横丁」へ。
前回同様、横丁の中はどこも比較的に空いていて、ソーシャルディスタンスは完璧です。
前回も前々回も不完全燃焼の「北前横丁」なのに、なぜまた行くのか。
それは横丁の雰囲気が好きだから。
もちろん、新宿の思い出横丁や、立石の飲んべ横丁や、赤羽のOK横丁のような
本格的な横丁の街並みではなく、擬人的、作為的、企画的に作られた横丁ではあります。
それだとしても、小さなお店がひしめき合い、コチャコチャした横丁の雰囲気が好きなんですよね。
県内には山形市の「ほっとなる横丁」、酒田市の「北前横丁」、そして天童の「と横丁」があります。
天童の「と横丁」のくし童さんでは、知り合いのミズノくんが丁寧に焼鳥を焼いているはずです。
まだ行った事がないんで、是非とも機会があれば天童の横丁にも出掛けて見たいと思っています。
北前横丁には何度行っても、ここだ!というお気に入りのお店には出会ってないんですけど、
なぜかしら酒田での夜には一度は寄ってしまう場所なんですよね。
この日も、前回アビコ一郎先生と行ったときに入ったおでん屋はすでに無くなっていた?ようで
ここでは楽天球団グッズのディスプレイされたお店で餃子を食べた記憶があります。
みんなで焼餃子を一つ頼んて食べていたらワタルが「水餃子もひとつ!」と被せてきて、
あの伝説となった山形遠征での「アビコのから揚げ3連チャン」が頭を一瞬よぎりましたよ。
なかなかお腹一杯の中で頑張って水餃子をやっつけていると、誰も聞いてもないのに
「どうするで。マナブさんが行きたいって言うなら例のスナック行ってもいいぞ。」なんて
ワタルが言い出します。
「別に今日はいいんじゃねーか。なぁマナブさん。」
「ん、オレか?オレは全然行ってもいいぞ!」
「な。先輩が行きたいって言うなら例のスナック行ってもいいぞ。」
全く同じセリフを二回繰り返したところで、自分は完全に諦めモードです。
とはいえ、前回時にはいなかったワタルはどのお店か分からないわけで、
酔っ払ったマナブさんが当然覚えているわけもありません。
一度行ったことのある場所はほぼ覚えている記憶力バツグンの自分が先頭に立って、
例の「フフフ。」と笑う農業女子のいる店へ。
が残念ながら、入り口には「本日はご予約のお客様のみのご入店となります。」なんて張り紙がある。
それでも諦めきれないオヤジはカランコロンとドアを開けると、ママが「ごめんね~」と
駆け寄ってきてました。
そのドアの隙間の奥に、随分と髪を切った農業女子の「フフフ。」と笑う姿が見えました。
そのままアテもなく彷徨い歩き、一軒のスナックに潜り込みます。
大きなお店の中で、お客さんはカウンターに一人だけ。
ソーシャルディスタンスも完璧です。
壁には「ラーメンだけの方でもカラオケできます。」と謎の張り紙がある。
聞くと、隣にあるラーメン屋さんと繋がっていて、スナックのほうでもラーメンが食べれるし、
カラオケしながらラーメンを食うお客さんもいるんだそうです(笑
頭にバンダナを巻いたエプロン姿のおばあちゃんがスナックの店内にいて給仕しているから、
てっきり人材不足で雇われた配膳専門のバイトさんだと思っていたら、そのおばあちゃんが
オーナーママだったという、まるで韓流ドラマのような展開にも驚かされましたけどね(笑
アナウンサーのように滑舌よく会話する、我々より年上のおねーさんとの会話を楽しんで、
23時に予約しておいた代行が来たところで、酒田の夜はここで終了となりました。
結果的にどのお店も空いていて、ある意味よかったのかもしれません。
残念ながら今回入れなかったお店や、まだまだ気になるお店が酒田にはたくさんあります。
タイミングを見てまた繰り出してみたいと思っています。
やっぱり個人的には駅前方面が好きだな、雰囲気的に。
そして、どのお店も取り組み方こそ違えど、みなコロナ対策を意識しながらの営業は
鶴岡も酒田もさほど変わらないことも実感できましたしね。
この時期、鶴岡は「県外のお客様お断りします。」の張り紙が当たり前になってきているなか、
酒田では「お断りするくらいなら休んでしまおう。」という雰囲気でしょうか。
どちらも正解だと思います。
印象的だったのは、どのお店の店主も前向きだったこと。
そして、今を受け入れながら頑張っていたということ。
「鶴岡も酒田も、お互い頑張りましょうね!」というセリフを何度交わしたことか。
明るく前向きに頑張るだけです。
いい刺激をもらいました。
あの二人、翌日どうなったんだろ。
ま、想像はつきますけどね。
今日も頑張ります。
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毎度ありがとうございます!
今日はお店やりますね。
考え中でしたが予約が入りましたので、今日やります。
でも、今日は仕入先がお盆休みですので、昨日少しだけ仕入れておいたネタが無くなれば、
閉店時間前でも本日はそこで終了します。
ご来店前に、お電話で確認して頂けるといいかもしれません。
さて、先日の月曜日はお休みでしたので、前回不完全燃焼だった酒田へ繰り出してきました。
相棒は、いつものマナブさんとキャプテンワタルとのグルメ部メンバー3人です。
今回は酒田にやきとんの店ができたとの情報が入ったので、駅東の「一豚」に行くこと、
前回はコロナ休業で入店できなかった酒田の名店「久村の酒場」へのリベンジと、
駅前の大衆居酒屋「とらさん」か、やきとり居酒屋「荘内藩」あたりをターゲットに。
酒田までの車中で、マナブさんが「またあの農業女子に会いたいのう。」などとアピールするも
自分は基本的におねーちゃんのいるお店には興味が無いので完全にスルー。
藤島から酒田までの道をちゃんとガイドできないというポンコツっぷりも、
まだアルコールが入る前なので、ここではかろうじて許します(笑
今回不参加だった部員2名の処遇を話し合っているうちに、
ようやく久村に到着して17:30スタートです。
競争率の高いカウンターに陣取ると、すぐに非接触型体温計でおでこをピッ!
熱が無いのを確認してから、今度は一人ひとり手のアルコール消毒と徹底しています。
「こんな時代だから、ゴメンねー」と女将さんが申し訳なさそうに謝ってましたけど、
これが新しい酒場のスタイルになっていくはずです。
ウチでも本当は検温までやりたいところなんですけど、コロナ明けで非接触型の体温計が売り切れで、
「どこのドラッグストアでも売ってないんだよなー。」なんて話していると、隣りで
「売る、売る。何個でも、売る。」などと怪しいブローカーみたいに、突然ワタルが体温計の
セールスをおっぱじめます。
ウチは1個でいいんだけど、もしも他にも欲しいお店の方がいましたらやんちゃまで連絡下さい。
カウンターテーブルの下に並ぶ一品料理の中から、バイ貝、イカ焼、枝豆なんかを
それぞれがチョイスして、ようやくジョッキを重ねて乾杯します。
やっぱりここのカウンターは落ち着きますよね。
偶然にも向かいに座っていた男性が鶴岡の方で中学校の先輩だったりして、
酒場ならではの出会いと会話を十分に楽しんで、約1時間でお会計。
中町から駅裏にある「一豚」までタクシーで移動するも、タクシーの窓からでも見える
店内ギュウギュウのお客さん。
というよりも、お店が極狭店のためすぐに満席になる感じですかねー。
このコロナ禍のなかで意を決してお店を開業するならば、大きな箱でオープンするよりも
このくらいのキャパでスタートさせるほうが絶対にいいでしょうね。
お店にも活気が出るし、入れなくてもまた今度来てみようと思わせる雰囲気が出ています。
乗ってきたタクシーをそのまま駅正面に回してはみたものの「とらさん」「庄内藩」にフラれ、
挙句の果てには幸町のレアスポット「ひょうたん」まで座れない緊急事態。
でもね、中町と違ってディープな雰囲気の駅前には、また違う酒場のドラマが待っているんですよね。
歩きながら看板の灯りにつられて暖簾をくぐったのは「おばこ」さん。
普段は和装の女将さんが一人で切り盛りしているという、いわゆる昭和の風情が残る居酒屋です。
若いお客さんがガヤガヤ行くよりも、馴染みのお客さんが女将さんの手元の按配を見ながら、
一品二品とゆっくりと注文してゆっくりと呑む、そんな雰囲気の落ち着くお店でした。
やきとりは「一豚」まで我慢と思っていたところからの、まさかのやきとり屋3軒アウトでしたから、
ここではやきとりを堪能させてもらいました。
レバー・ハツ・カシラ・そして鳥皮を3本づつ塩で。
どの串も、ねぎが挟んである「ねぎ間」スタイルでしたけど、それがまた妙に新鮮なうえに、
女将さんが丁寧に焼いてくれているのが伝わって、お世辞抜きに美味しかったんですよね。
なんだろう、派手でいま風なメニューは無いんだけれど、旨いつまみがちょこちょこある的な、
近所に住んでいたら「ただいま」って言って入っていきそうな雰囲気のお店です。
カウンターで飲んでいた女性が、いきなりカウンターに入っていってハイボールを作り始めたんで、
ビックリしていたらなんと娘さんだそうで、同年代の昭和トークで盛り上がったところでお会計です。
ここまで来たらあの伝説のお店「海彦」に行かずして鶴岡には帰れません。
正直、お店がやっているのかどうかも分からないような、鬱蒼としたとんでもない場所にある、
ラスボスみたいなお店ですので、恐る恐る電話してみます。
「はい。」とだけ出た電話の奥には、マスターのいぶかしげな雰囲気が伝わってきます。
「これから3人なんですが、入れますか?」
「・・・、・・・、はい。大丈夫です。」
はい、と言われるまでの無言の時間がとても長く感じて、まるで電話越しにこちらの気配を
察知しようとでもしている地下組織の会員制カジノのような緊張が走ります。
そのくらい、とんでもない建物の中にあります。
一回では絶対に辿り着けません。
口では絶対に伝えられません。
でも実際には、とても気さくでシブいマスターが旨い刺身と日本酒を提供してくれる
これまた隠れた名店だったんですよね。
3度目の正直というか、ようやく3回目にしてお邪魔することができました。
大人向けの静かにゆっくりとやるお店です。
カウンター隣りでひとりで飲んでいた男性は、酒田でとんかつ屋さんを営んでいるそうで、
鶴岡の夜の状況や、コロナに対するお店側の対応など、この時期ならではの会話で繋がって
「お互いに頑張りましょう!」などと挨拶して一足先に帰られました。
初めてのお店でも、常連さんの雰囲気でその店の良し悪しが見えることが多々あります。
腕もいい、味もいい、お客もいいとくれば、すなわちそのお店はいいお店と判断して間違いないでしょう。
自分も馴染みのお店では、自分の立ち振る舞いが一見のお客さんにどう見えるのかは
必ず意識するところでもあります。
横柄な態度や聞いていて不快になるような話はしませんし、逆に聞いてもらいたいお客さんの会話に
さりげなく頷いてあげたりして、お店の雰囲気の邪魔をせず、そのお客さんにとっても
楽しい夜になればいいかなと思っていたりします。
酒田の夜は、まだ半分。
明日につづきます。
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毎度ありがとうございます!
連休中はいかがお過ごしでしたか?
土曜と日曜日にスポ少の審判が割り当たっていたんですけど、あいにくの雨で二日間とも中止。
我が家では、どこにも行かずのんびりとステイホームしていました。
連休最終日はようやく天気に恵まれ、結果的に予定がなくヒマになった午前中に
マスクを被るはずだった試合の手伝いに、西部公園グラウンドに行ってきました。
二日間降り続いた雨が上がったせいもあって、8時の時点ですでに大量の汗が噴きだす酷暑。
これは子どもたちの体調のケアをしっかりやらないとちょっと危ないな、と思っていました。
スポ少の新人戦ですからワンサイドゲームになりがちなんですけど、第一試合でも1イニングで
23得点などがあって、途中で給水タイムを何回も取るなどして審判も対応していました。
それでも、第一試合、第二試合でそれぞれ熱中症と思われる症状の選手が出てしまい、
本部でも応急処置対応に追われていたんですね。
偶然にも相手チームの保護者に看護師の方がいらっしゃったので、横に寝かせた選手の処置に
急遽あたってもらいました。
二試合目の選手の症状はもう少し重く嘔吐してしまいましたから、対応はより慎重になったのは
言うまでもありません。
どちらも、意識がはっきりとしていて、自分で水分を取れていたので、念のために荘内病院の
救急外来で診てもらうことにしたんですけど、お母さんも少し取り乱して狼狽している様子。
いざ自分の子どもが試合中に具合が悪くなり戻してしまったら、みな冷静でいられるでしょうか。
大会本部や連盟に看護部や救護班を置けないのかな、と思った場面でもありました。
人件費の問題や人材確保や組織の問題もあるんでしょうけど、現役バリバリの看護師でなくとも
看護協会やシルバー人材センターを介して、看護師を派遣してもらえないものなのかなと。
うちのおばあちゃんは元看護師で、定年退職後の数年間は庄内浜の海水浴場の救護係として
ライフセーバーなどと一緒に海の救護室につめていたことがあります。
定年退職したとはいえ60歳すぎなんて、まだまだ若いですからね。
熱中症以外でも、選手同士の衝突による心停止だとか、フェンスやベンチに激突しての骨折だとか、
救急車が来るまでの初動対応がカギとなる場面も出てくる可能性もあります。
救護班が難しいならAEDの本部常備とか、講習会などでみんなが緊急時の知識と対応の
勉強をしておくとか、なにか起きてからでは遅い気がするんですけどね。
もしくは、試合開始前に保護者の中に看護師の方がいるのかどうかの事前確認をしておいて、
緊急時の対応処置をお願いしておく、とかならばすぐに取り組めるのかもしれませんね。
お父さん方からは審判講習会などに参加してもらって試合を支えてもらっているわけですから、
看護師のお母さんがいれば救護班として登録して、もしもの場合はその場で対応してもらう
というのならば、すぐにでも取り組める可能性はあるでしょう。
今までの慣例や方法論にとらわれることなく、時代の変化や子どもたちの安全確保やケガ防止に
繋がることであれば、携わる大人たちが知恵を絞って大きく変化させることも必要なのかもしれません。
帰ってきてシャワーを浴び、午後からは鶴岡東の東北大会をテレビで観戦していました。
この東北大会は感染予防のため選手たちはすべて日帰り行程ですから、さすがに連日の移動と
緊張感の続く相手との試合で、疲労感は否めませんでしたね。
初戦の青森山田戦のときよりも明らかにバットが重そうですし、130キロのストレートにも
完全に振り遅れてましたからね。
少し集中力にも欠けていたのかもしれません。
泣いても笑っても残す試合は16日の甲子園での日本航空石川との一試合のみ。
今回の敗戦に得るものもあったはずです。
甲子園でのナイスゲームに期待しましょう。
さて、今週はお盆ウィーク。
駅前の飲食店にも、県外からの帰省客や若者が溢れだしているようです。
当店でも感染リスク回避のために、今年は一週間休んでもいいかなと考えてはいたんですけど、
ありがちことに常連さんからのご予約も入ったりしてますので、その合間を見計らいながら
ゲリラ的ではありますけど臨時休業はいたします。
休んだほうがいいかなーと思っていて店を開けるわけですから、
何もなければ軸足は休む方向に乗っています(笑
閉店時間を早めたり、予約が入らなければ急遽休業したりする予定でいますので、
ご来店前にはお電話にて営業時間や営業状況のご確認をお願いいたします。
ちなみにですが今週は
11日(火)は臨時休業(仕入れの影響により)
12日(水)は通常営業
13日(木)は考え中
14日(金)は時短営業
15日(土)は時短営業
16日(日)は定休日
17日(月)は臨時休業
こんな感じです。
もちろんマスク、手洗い・除菌、消毒、換気を徹底しておりますが、
ご来店してくださるお客様一人ひとりのご協力もお願いしております。
またこの時期、東京や関東以外から来鶴される方もいらっしゃると思いますが、
当面の間、県外からのお客様のご入店はお断りさせて頂いております。
心苦しい限りではありますが、いまはそれしか自己防衛の方法がありませんので
ご理解のほど宜しくお願いいたします。
それでは今日も暑くなりそうです。
水分補給を忘れずに!
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毎度ありがとうございます!
明日は8月8日、恩師田中先生の9回目のご命日です。
でも明日は、朝7時半からスポ少の審判に入りますので、ブログを書く時間がありません。
鶴岡の子どもたちのために始めた審判員ですから、田中先生も許してくれるでしょう。
50歳目前から審判なんて始めた自分のことを、先生はなんと言うでしょうかね。
「お前に審判が出来るの?」かな。
それとも「ちゃんと頑張るように。」だろうか。
いや、「ゴルフの時間だけは確保しとけ。」だな、きっと(笑
息子がスポ少に入団して野球を始めたのをきっかけにやめてしまったゴルフですけど、
先生が亡くなってしまったことも、何となくゴルフをやらなくなった理由のひとつです。
もちろんゴルフが上手くなりたかったことに間違いはないんですけど、先生と一緒にラウンドしたり、
ゴルフ用品を一緒に買いに行ったり、カミさんも一緒に練習したり、二人でラーメンを食べながら
昔話しをしたり、そんな時間のほうがむしろ自分にとっては楽しかったのかもしれません。
人は誰かに認められなければ、生きがいややりがいを見出せない生きものです。
親や、先生や、監督や、コーチや、上司に「頑張ってるな。」「上手になったな。」と
そんな何気ないひと言でも、見てくれている、認めてくれている、評価されている、ことで
頑張れるものだと思うんですね。
昔は厳しい言葉で「バカヤロウ!」「何をやってるんだ!」と叱責されることで生まれる
「反骨心」や「なにくそ根性」が原動力となり、それが当たり前だと言われてきました。
スポーツに限らず、仕事でも、家庭でも、今はそんな時代ではありません。
自分も以前はスタッフやアルバイトに厳しく接することが、仕事の厳しさを分からせるための
一番の近道だと思っていたし、そこで這い上がってきてこそ一人前だという教育論を持っていた
ひとりです。
でもね、確かにそういう一面も時には必要な場面もあったとしても、基本的には相手のことを
「認める」ことから生まれる信頼関係のほうが、ずっと効率よく、さらにいい結果が出ることに
気づかされたんですよね。
甘やかすのではなく、認めるということに気づいたんです。
あなたの周りにも、いつでも怒っている人っていませんか。
その怒り=厳しさ=愛情と置き換えて、何も変わらない人っていませんか。
人を怒ることは簡単です。
相手をほめることより、百倍も簡単なんです。
でもそれは、アップデートできない自分の未熟さや、絶対的優位な立場からの物言いであることに
気づかなければならない時代です。
部下に対しても、選手に対しても、奥さんに対しても、親に対しても、
相手を認めることが出来る器の大きな人間になりたいと思うんですよね。
田中先生と過ごした時間のなかで、先生から一方的に怒られたり命令されたりしたことは
ただの一度もありませんでした。
現役時代にあれだけ怒られて、まともに口も利けなかった先生が、大人になった自分の事を
認めてくれて、いつも優しく付き合ってくれていた時間が楽しかったんだと思います。
ヘタクソな自分を認めてくれて「上手になったな。」と褒めてくれて、いつも笑顔で接してくれて、
ゴルフを楽しむというよりも、田中先生が認めてくれることがやっぱり嬉しかったんです。
厳しいだけでは人は成長できないものだということ。
立場や年齢が上でも相手を認めること、褒めることが必要な時代だということ。
先生の命日を前に、そんな事を想う自分がいます。
これから息子の通信簿をもらいに、学校に行ってきます。
内容次第では、決して息子を褒めませんがね(笑
それでは行ってきます。
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毎度ありがとうございます!
コロナ渦による影響で、山形県独自開催となった「山形県高校野球大会2020」。
鶴岡東が見事昨年に続き二連覇の優勝で締めくくってくれました。
昨年秋の東北大会決勝で仙台育英に負けた以外は、県内では無敗を誇る最強チームです。
無駄だと分かっていても、それでもあえて口にしてしまうのは、通常開催の甲子園で
彼らの強さを見せつけて欲しかったなぁという想いです。
昨年の夏は、一回戦は好投手香川を擁する高松商を撃破し、二回戦にはセンバツ準優勝の習志野を
二打席連続ホームランなどで撃破し、三回戦は関東一と延長11回の激闘の末に惜しくも敗退。
あの甲子園での激闘はベスト16という結果以上に、我々の心の中に高校野球の持つ素晴らしさや、
楽しさや負けた悔しさや、そして何よりも地元のチームの甲子園での躍進が、こんなにも鶴岡市民や
山形県民に感動を与えていたことに、あらためて高校野球の持つチカラを実感した夏はありません。
今年は、試合観戦を許されたのは保護者と学校関係者だけです。
メガホンを叩いたりブラスバンドと一緒に盛り上がったりすることなく、粛々とそれはまるで
映画でも観ているかのように、静かにただただ目の前で行われている試合を「観る」というよりも
「見ている」という不思議な感覚のスタンド観戦でした。
勝って当たり前、優勝しなくても甲子園で試合はできる、そんな状況の中で始まった独自大会。
ここまで多くの方々の努力と尽力によって、ユニホームに袖を通すことなく終わるはずの3年生が
グラウンドを駆け回る姿を見ることができました。
そしてさらに来週には東北大会が開催されることになり、一回戦は青森代表青森山田と対戦します。
まだまだ鶴岡東の戦いは終わりません。
まさに記録よりも記憶に残るチームとして、球史に名を刻むチームであることに違いないでしょう。
保護者会で祝勝会も開催できず、OB会としても祝勝会を開くこともできず、彼らの成し遂げた
新チーム結成から県内無敗、夏二連覇という快挙からは想像できないほど、静かで盛り上がりのない
優勝の夜でした。
東北大会、そして交流大会が行われる甲子園には、我が家は行きません。
行きたくても、行けません。
大人ですから、今の状況の中で県外や関西に行くことの足し算引き算くらいは計算できます。
息子はスタンドからの応援ですけど、2年連続の甲子園から見える景色を目に焼き付けて
今度は3年生引退後の自分自身のエネルギーとして何かを吸収してきて欲しいと思っています。
無事に独自開催が終ってみて、やっぱり高校野球はプレーヤーだけでなく、控え部員、保護者、
OB、高校野球ファン・・・みんなの盛り上がりが一体となってこそ、初めてあの感動が生まれる
ものだと痛感させられました。
優勝の瞬間もマウンドで喜びを爆発させることもなく、まさに「静かなる優勝」でしたね。
さて今週もまた始まりました。
全国的にコロナ感染者がもの凄い勢いで増えています。
我々飲食業者にとって、この先どんな未来が待っているのでしょうか。
手洗い、マスク、除菌、そして県外への移動自粛・・・
粛々とできることをやる「静かなる戦い」で応戦するしかありません。
今週も頑張っていくだけです。