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毎度ありがとうございます!
そもそも、福島で野球を観た後になんで山形泊りなのって話しなんですけど、
アビコが翌日仕事を休めなかったため朝8時までは鶴岡に戻って来なくてはならなかったから。
福島から朝5時に出るよりも、山形から6時半に出る方が楽じゃないですか。
自分的には月曜日は祝日だったし、福島で飲んでみたかったんですけどね。
ただ、自分の優先順位は「どこで飲むか。」よりも「誰と飲むか。」が大事なんですよ。
だから相棒の都合に合わせても、どこで飲んでも楽しいんでどこでもいいんです。
試合がコールドで終わり予想以上に早く山形に向かったんで「道の駅ふくしま」でお土産を買っても
16時半にはホテルにチェックインすることができました。
ホテルが山形駅前でしたんで今回は七日町や花小路には行かず、山形駅周辺で飲むことにしたんです。
一軒目はマキくんに聞いていた「大衆食堂ワンカップ」に向かうものの日曜が定休日。
喉も乾いていたんであまり歩きたくなくて「立ち飲み酒場 招き豚」にお邪魔します。
鶴岡では本当に立ち飲みが根付かなくて、駅前に一軒あるだけです。
短時間に何軒も行きたい自分は、テンポが早い立ち飲み屋も好きなんですよね。
豚巻き串とメンチカツがイチオシとのことで、それらをお任せで注文します。
一杯目はラフランスの味がする「山形ハイボール白」を注文して、ようやくカンパーイ!
うずらとエリンギの豚巻き串が旨かったですし、メンチカツは注文されてから手でこね始めて
そこから揚げるんで、どれも美味しくないはずがありません。
結構なボリュームがあるんでセーブしておかないと、この後のお店で楽しめなくなります。
二人ともハイボール3杯を飲んだところでお会計して5800円でした(安
立ち飲みといえど駅前の好立地でアルコール類も決して安い方ではなかったんですけど、
飲み方や滞在時間を工夫すれば、もっと安くあがるのかもしれませんね。
ちなみに、自分たちの直前に会計した二人組は12000円のお会計でしたけど(驚
自分は形態やジャンルで飲食店のコスパを図ることはしません。
焼鳥屋だから安いだろう、寿司屋だから高いだろうなんて先入観は持たないようにしてます。
やんちゃでもお一人様で7000円のお会計になる方もいらっしゃいますし、いつもの福鮨で
ちょっと握りをつまんでキープボトルを飲めば2000円ちょっとであがりますしね。
要はお客様の満足度だと思うんですよ。
高い!安い!のお会計の感覚なんてものは。
そんな話しをしながら駅前をぶらぶら歩いていると、アーケードの中にあるオープンスペースの
居酒屋にトイプードルの看板犬がいるじゃないですか。
名前は女の子の「たらこ」というんだそうで、めちゃくちゃ可愛いんですよね。
でも次のお店にも行きたいんで、撫でたいのを我慢しながら横目で「かわいいね~」なんて
声をかけて、そのままスルーして信号待ちで隣をみたら、あれ?アビコがいないんですよ。
振り返ってみると「たらこ」の前から一歩も動いてなくて、めちゃくちゃハマってんじゃん!
だったら犬好きの自分だって「たらこ」を眺めながら飲みたいわけですよ。
というわけで、看板犬「たらこ」の思惑通りに二軒目は「どんちゃん」に決定!
店先のドラム缶テーブルのお客様もチワワを連れていて、愛犬家御用達の居酒屋のようです。
でもね、悲しいことに「たらこ」はアビコに一切興味なし!(笑
濃い目のハイボールをガンガン煽って飲んでるうちに、まったく寄ってこない「たらこ」に向かって
「すじこ!来い!コノヤロウ!ガハハ~」なんて叫んでるんですよ。
すじこ!でもないし、来い!もダメだし、コノヤロウ!も全部ダメなワードばかり叫んでます。
見かねた店主が小瓶に入った「たらこ」のおやつをくれて「これでスキンシップとってみてくださいね~」
おやつの持ったアビコにシッポを振って寄ってくる賢い「たらこ」(笑
もしも鶴岡で「犬居酒屋」やったら犬好きのお客様で繁盛するんじゃね?
でもよ、それって保健所的には大丈夫なのかな?
なんて、その気もないのにどうでもいい話しをしながら、
今宵3軒目のお店を目指して彷徨い歩くオッサン二人です。
つづく。
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毎度ありがとうございます!
日曜日、高校野球秋季東北大会に出場する鶴岡東の応援に福島県営あづま球場まで行ってきました。
マナブさんが行けなくなったため、今回の旅の相棒はお久しぶりの「あびこ一郎」大先生との
二人旅となりました。
このブログのせいか一部の後輩たちの間では、やんちゃでアビコに遭遇するとザワつき始めるというか
芸能人にでも会ったかのような雰囲気になるんですけど、アイツはただの酔っぱらいのオッサンです。
今回も「いいか、絶対に唐揚げは頼むなよ。」とクギは刺しておきました(笑
さてさて今回はどんな旅になるのか、早朝6時に自宅を出発です。
前日に打ち合わせした際に「自分は朝めし食わない人なんで。」なんて言うんで、
「だったら福島駅の立ち食いそば屋で軽く食ってから球場に行くっていうのはどうよ?」と
昼またぎ二試合観戦で昼食を食べられない事を想定してのプランニングだったんですけどね。
高速手前のセブンで眠気覚ましのコーヒーを買っていたら、がっつりサンドイッチまで買い込んで
助手席でモリモリ食ってるじゃないですか。
「3時間後に立ち食いそば食うんだけど大丈夫なの?」
「あー、全然大丈夫です。」
「だったらいいんだけど、普段朝めし食わない人が大丈夫か。」
「全然。」
車中では普段あまり知らないアビコの日常のルーティンや仕事の悩みなんかを聞きながら、
予定通り9時には福島駅に到着しました。
福島駅西口に「松月庵」という立ち食いそば屋もあるんですけど、そこはまだ開店していなくて
急遽、新幹線改札口を通って構内にある「立ち食いそばふくしま」へ入場券を購入して向かいます。
有料パーキングに車を停めて駅改札で入場料払ってますから、安さが一番の立ち食いそばを食うには
すでにコスパの悪い一杯になってるわけですけど、そこにはあまり触れずに。。。
自分は「冷たいたぬきそば」と「温かいきつねそば」の二択で迷い、結局は「きつね」のボタンをポチリ。
空きっ腹に温かい甘めのダシが染みわたって、コシもへったくれもない柔らかいそばが
むしろ胃にやさしくて、ひと口すするたびに「あー」と声がもれます。
券売機の前で随分と悩んでいたアビコは「かき揚げそば+生卵とミニ牛丼のセット」って。
「だ、大丈夫なの?さっきサンドイッチ食べた人が。」
「全然余裕っしょ。」
「・・・。」
福島駅からあづま球場までは車で20分くらいですかね。
まるでゴルフ場にでも行くようなコンビニもない田舎道をひたすら真っすぐ行くだけです。
次はいつ行くかはわかりませんけど、飲み物と軽食の準備はしておいた方が賢明だと思います。
球場そのものは人工芝が美しく外野フェンスも高くて、さすがプロ野球公式戦が開催される球場ですね。
先月行った弘前のはるか夢球場も人工芝が綺麗な球場でしたけど、観客収容数が全く違います。
外野芝生席を除いた内野席だけで比較すれば、はるか夢球場が約7000席なのに対して
県営あづま球場が約14000席とほぼ倍の座席数があります。
バックネット裏のスタンド席には甲子園の銀傘のような屋根もついていて、日差しの強い時には
屋根の下の席から埋まっていくというのが「県営あづま球場あるある」だそうです。
試合は岩手第三代表久慈との対戦でしたけど、8-1で7回コールドの快勝でした。
実は新チームになってから初めて観ましたけど、エース杉浦の制球力とつなぐ意識の打線には
威圧感や迫力こそないものの、試合巧者というか「負けない野球」をやる緻密さや巧さという意味では、
この夏に甲子園に出場した前チームの同時期よりもあきらかに上かなと感じましたね。
センバツに行く行かないは別にして、ひと冬越してもうふた回りくらい身体が大きくなれば、
打線の厚みも打球の速さも出てくるんだと思いますけどね。
低反発バットになった今、どこまで遠くに飛ばしたか・何本ヒットが出たかを比較するよりも
野手の間を抜けていく打球の速さも打撃力を比較するうえで参考になる部分だと思うんですよね。
この試合の前の花巻東vs秋田商業の試合も観戦しましたけど、花巻東の打線も良かったですね~
抜けていく打球の様子は鶴岡東打線よりも強くて速かったなという印象を持ちました。
事前情報によると岩手県大会では打線の迫力はいま一つという感じで聞いてたんですけど、
秋田商業のピッチャーにタイミングが合っていたのか、長短打合わせて打線が繋がっての
圧倒的な勝利を観ていただけに次戦での東対決が楽しみなところです。
駐車場までがめちゃくちゃ遠かったんで、ゲームセットの整列を見て速攻で球場を後にしました。
そしてそのまま山形市まで戻って、アビコと夜の街に繰り出します。
今夜はどんな酒場と出会えるでしょうか。
つづく。
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毎度ありがとうございます!
先日、息子と大谷のニュースを見ながら会話していた時の話しなんですけど、
「なんでメジャーのベンチはあんなに汚いんだろ?絶対に考えられんわ。」と言うんで
「それはベンチを掃除する人がいるから。」と教えてあげました。
その昔、桑田がMLBに在籍していた時にベンチを掃除していたら、チームのメンバーに
「清掃員の仕事を奪うことになるからやめろ。」と注意された話は有名です。
彼らの雇用機会を奪うな、というのは実はメジャーだけに限った話しではなく、
アメリカの小学生も教室をみんなで掃除する習慣がそもそもないんだそうです。
その理由も「教室の掃除は清掃員がいるからやらなくていい。」ということらしいです。
子どもの頃に「みんなで使う場所はみんなで綺麗にしよう。」という教育を受けていないなら
そういう考え方が当たり前になるんでしょうね。
民族性と言えばそれまでなんでしょうけど、日本人のしつけや美意識からは想像できなくないですか。
でも、実はこれに似た経験をしたことが身近でもあったんですよ。
息子がスポ少で野球を始めてから、公民館を使って反省会や総会を開催する機会が増えたんです。
もちろん弁当やお菓子も食べたりして飲食も伴いますのでゴミもたくさん出るわけですけど、
子どもも大人もみんなで協力して最後まで掃除してゴミも持ち帰っていたんですね。
そしたら後日、公民館の館長さんに言われるんですよ。
「シルバー人材から掃除の人が来るから掃除はしないで、ゴミもそのまま置いて帰っていい。」
確かに公民館を使っての飲食利用時には自動的に清掃料というのが含まれていて、
それはシルバー人材への支払いなんだと教えてくれました。
だから、どうかそのままで帰ってくれと。
ならば掃除は自分たちでやるから清掃料は選択制にできないんですかね?と聞くと
「シルバーの人たちの仕事でもあるからねー、使ってあげないと。」ということでした。
今はどうなのかはわかりませんけど、もう10年以上前の話しです。
使ったら片づける、次の人のために綺麗にする、来た時よりも綺麗にして帰ろう・・・
そうやって口うるさく言ってきましたし、ましてやスポーツをやっているチームなら
そういうことも含めての指導だったるするのは当たり前だと思うんですけどね。
日本人はグラウンドに入る際に一礼するのが当たり前のように体に染みついています。
柔道でも剣道でも礼に始まり礼に終わることを一番最初に教わるでしょう。
グラウンドも畳も神聖な場所だと無意識に教わるから、メジャーのようにグラウンドやベンチに
ツバを吐く行為にも我われ日本人は不快感を覚えるのだと思います。
店のトイレは店の人がやるから汚してもいい、とか
食べた食器は母親が洗うからそのままでいい、とか
ホテルは自宅ではないから散らかしっぱなしでいい、とか
確かに家の家事と雇用が関係する仕事とでは考え方が違うのかもしれないけれど、
汚れたものを綺麗にするという美意識よりも、汚してもそれを綺麗にする人たちの仕事がある
という考え方にはどうしても違和感を覚えてしまいます。
今日はそんな話しでした。
これから業務用食材屋さんの展示会に行ってきます。
今日ものんびりと頑張ります。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
まだ薄暗い早朝5時。
いつものように「煮込み」を作りながらブログを書いています。
気がつけば暦はすでに10月ですね。
カミさんの誕生日にはケーキだけ買ってきて、プレゼントはなにか欲しいものがある時に
一緒に買いに行こうと思っています。
我が家はプレゼントのサプライズはしない主義なものですから。
去年はたしか欲しいと言っていた通勤で使うトートバッグだった気がします、
まもなく自分も誕生日を迎えるんですけど「お父さんは何か欲しいものあるの?」と聞かれても
正直、なにも欲しいものはありません。
年々、物欲というものがなくなってきて、今年の冬は服を一着も買わないシーズンにしようと
真剣に思ってるくらいなんですよ。
今年の夏だって、鶴クラの応援用の無地のポロシャツに刺繍入れたりワッペン貼ったり、
ボタンを縫い変えたりしたあの一着を買ったくらいで、あとはカミさんに新潟で買ってもらった
GAPのシャツくらいかなぁ。
そう思うと、数年前から既製品の服よりも無地の安い服にプリントしたり刺繍入れたりして
オリジナルの一枚を作るのが楽しくなってきました。
もともと我々野球人にとって、マーク刺繍やロゴ作成なんかは常に身近にあったわけで、
数年前に仲間同士でパーカーをゼロから作ったのが、めちゃくちゃ楽しかったんですよね。
許されるなら、副業で刺繍屋をやりたいくらいですよ。
働く時間に拘束されずに自宅でできますし、どうですかね。
あとはネットワークと営業力でしょうか。
同じものを大量生産をするなら、プリント加工に敵いません。
最近のプリント技術も素晴らしい進歩で、びっくりするような出来栄えですもんね。
ただ、プリントには型代というものが必要で、その型は大きさの変更もできないんですね。
例えば胸に大きなマークを入れて、それと同じデザインを今度は袖口に加工したい場合、
大きさが違えばまた新たに型代が発生するのが一般的でしょう。
その点、刺繍は型代がかからないんですよ。
なので、先日作った胸マークのデザインで今度は袖口に小さく刺繍して欲しい、なんて注文も
普通にやってくれます。
息子の高校時代、コロナ対策で球場でもマスク着用が必須事項だったころ、まだどのチームでも
ロゴ入りマスクなんかしてなかった時に、個人的にオリジナルで刺繍入りマスクを製作したら、
父母会全体にあっという間に広まってしまって、自分一人でトータル120枚ものマスクを
請け負ったことがあります。
凝ったデザインはできませんけど、原価1枚1000円で出来たんですよね。
ちなみにお隣の私立学校の父母会マスクは、プリント加工で1枚2500円だったはず。
マスク一枚の価値観で変わってくるんでしょうけど、自分的には交換用や予備のことを考えると
なるべく安く仕上げたかったんですよ。
ただ、あのあとユニクロでライトグレーの色のマスクが発売になったんで、真っ白のマスクよりも
グレー地に緑で刺繍した方が、よりチームカラーに近くてよかったかなとは思うんですけどね。
ちなみに刺繍用のミシンていくらくらいするのか調べてみたら、やっぱり200万円以上はするようです。
もはや副業レベルではない金額なわけで(笑
まぁ今日はどうでもいい内容を書いてますけど、まだまだ刺繍ビジネスの可能性と
ビジネスチャンスは山ほどあるのかなと思っているんですけどね。
まずは業務提携からスタートさせましょうか(笑
アイデアと営業力は任せてください!!
さて、まだ煮込みには時間がかかりそうです。
今日は燃えるゴミの日ですので、そろそろゴミ出しに行ってきます。
そして刺繍屋に頼んでおいたモノを取りに行く日です。
よし!今日も頑張っていきましょう!
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毎度ありがとうございます!
連休をとって「第9回JABA北海道・東北地区クラブ交流大会」の応援に弘前まで行ってきました。
天気にも恵まれ、澄んだ秋空の清々しさの中で今シーズン最後の公式戦となりました。
組み合わせが第二試合だったら金曜日の営業後の夜中移動も考えていたんですけどね。
先月と同じく第一試合に入ったため朝7時には「はるか夢球場」に集合でしたから、
無理せず前乗りでのスケジュールを組んだわけです。
前回は息子とは別行動だったんで、弘前でカールを預けたあとはカミさんと弘前を散策したりして
わりとのんびりと観光することが出来たんですけどね。
今回は息子も同乗で向かうことになっていたんですけど、有休休暇をとっているにもかかわらず
前日から警報当番を当てられていて、早朝の出発は断念せざるをえませんでした。
予想はしてましたけどね、そういうことをする会社だということは。
結果的には夕方に弘前について、そのままチェックインして食事に出かけることにしました。
前回は駅前に泊まったんで聖前周辺のチェーン店を数件はしごしたんですけど、
今回は歓楽街のある鍛冶町に泊まったんでチェーン店は避けて地元店が希望でした。
鍛冶町の歓楽街をぶらぶら探索しながら、よさげな雰囲気のお店を探します。
なかでも「鳥よし」さんが良かったですねー。
お店も綺麗で店員さんの接客も良く、焼鳥のクオリティも高く丁寧な仕事がうかがえます。
息子も一緒に飲食店に行って飲むのも久しぶりだったんで、これからの会社や仕事のこと、
シーズンオフの野球のこと、付き合っている彼女のこと、普段あまり聞かないようなことまで
じっくり話せて息子の言葉で考えを聞けたんでよかったですね。
翌日も早く5時半起きでしたからあまり遅くならないようにするつもりだったんですけど、
あまりにも楽しくて、カミさんの忠告を振り切ってついつい深酒になってしまいました。
それでも、いつものように4時半には目が覚めて準備万端でしたけどね(笑
さて肝心の試合の方はというと0ー7の5回コールドで完敗でした。
何度も書きますけど、東北大会登録料80,000円、交流大会登録料50,000円ですからね。
7イニング制の5回コールドはあまりにも早すぎます。
コールド制があるならせめて5回10点にしてほしいものです。
結果的にピッチャーが代わっただけで、何も出来ずに誰も使えずにあっさり終了。
内容もあまり良くなかったんですけどね。
ノーアウトで打ち取ったセカンドゴロをトンネルでエラー。
そのあと盗塁、四球を与えてからの3ランホームランを浴びて先制点を献上。
次の回にはエラー・四球・エラーで満塁にしてしまって走者一掃の3ベースタイムリーを浴びて
万事休すでした。
ミスは必ず点に絡みます。
野球はミスをした方が負けるゲームと言っても過言ではありません。
7イニング制で5回コールドありなら、サブの準備や試合展開の予測なども含めて
ベンチワークも準備しておかないと、あっさりやられてあっけなく終わりという展開に
なりかねないわけですね。
チームなんだからそれも仕方ないんでしょうけど、企業チームとは違って部費を払って参加する
クラブチームの運営にはバランス感覚というのも必要不可欠なことだと思っています。
今シーズン最終戦が終わり、息子にとってはいよいよ自分のために、これからの自分の人生のために
本格的に動くタイミングになってきました。
もっと早く動いても良かったと思ってはいますけど、そこも息子の優しさなんでしょう。
あまり書くのは止めておきますけどね。
では今週も宜しくお願いします。
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毎度ありがとうございます!
来週、弘前で開催される「第6回JABA北海道東北地区クラブ交流大会」の組み合わせが決まりました。
鶴岡野球クラブは第一試合で北海道の強豪クラブ【ウィン北広島】との対戦になります。
自分は大学が函館でして、大学の後輩でも地元クラブで硬式を続けていたヤツがたくさんいます。
北海道には日本最古の社会人クラブ【函館太洋倶楽部(函館オーシャン)】というチームがあって
今大会の北海道代表3チームの中にあれば是非対戦して欲しかったんですけどね。
最近の試合結果を見ていると、なかなか結果も出ずに苦戦しているようです。
社会人硬式クラブというのは、強い弱いという以前に活動経費が絡むチームの「維持」と
戦える戦力を確保し、新しい戦力を補う「存続」が非常に大変なんですね。
地方になればなるほど、高校まで野球をやっていても社会人でまで硬式はやらなくていいかな、
という人が圧倒的に多いですし、折れる木製バットに雨に弱い硬球も消耗品ですから、
経費はいくらあっても足りないくらいです。
「維持」という意味では、用具代以外にもJABAの大会登録料も高額ですしね。
ちなみに、先月の弘前での東北クラブカップのエントリーは1チーム80,000円でしたし、
今回の交流大会のエントリーも50,000円と7イニング制で負けたら終わりのトーナメント戦では
なかなかの金額になるわけですね。
7イニング制の大会が導入されたことにより、スピードアップは図れるかもしれないけれど、
チームや選手としては出場機会が減るメンバーも増えてくるのもまた事実でしょう。
高い参加料を払って、会社に休みをもらって、ホテルに泊まって、高速代やガソリン代を使って、
それでも勝負にこだわればこだわるほど試合に出れない選手は多くなっていきます。
「チームとして戦う」というのは当たり前ですけど、それでもいつも同じメンバーがスタメン出場で、
試合に出れないメンバーもいつもメンバーばかりなら・・・もっと言うなら、
それでチームが負けてばかりなら社会人になっても硬式野球を続けるモチベーションを
維持できるものでしょうか。
そういう意味では社会人硬式クラブとして「戦う集団」を作り上げていく手腕も必要ですし、
バランス感覚のいい選手の起用方法や、モチベーションを切らさないようにサブのメンバーとの
コミュニケーションを積極的にとるとか、監督や首脳陣のチーム運営に対するセンスというのも
必要不可欠なんだろうと思っています。
企業チームとクラブチームの大きな違いがここにあるわけです。
会社が全面サポートしてくれてチームも職場も「ONE TEAM」を掲げて役割分担できるのに対して
個人個人で部費を出して自発的にチームに参加するクラブチームは「ONE TEAM」である前に
「ONE PLAYER」でもあるということなんですね。
たまに「鶴クラのやってる選手のレベルが低いよな。」などという声を耳にします。
確かに、甲子園出場メンバーなんてほぼいないし、なんなら高校でベンチにすら入ってない者や
なかには高校で野球部に在籍していない現役高校生もいます。
それでも自分は鶴岡(庄内)のトップチームだと思って応援しています。
技術力がトップという意味ではなく、野球が好きで社会人になってまでも硬式を続ける気持ち、
試合に出れる・出れないは別にして、自分の意思で働きながら部費を払って練習や大会に参加して
チームの勝利を分かち合える姿こそがトップチームだと思うんですね。
甲子園に出場したり、大学で野球をかじってきたり、自分が野球が上手いと思ってる人ほど
「大したメンバーがいないな。」なんて言ってくるんですよ。
でも、そういう人に限って自分はやらない、自分はできないくせに一生懸命jにやってるヤツらを
なぜか見下したりしてくるんで不思議なんですよね。
中島みゆきの詩じゃないけれど、「ファイト! 戦う君のことを 戦わないヤツらが笑うだろう…」
というフレーズがいつも頭をループしてしまいます。
まさに、戦わないヤツらなんですよ、そういうことを言うのは。
ちょっと興奮して脱線してしまいましたけど(笑
そういう意味でも自分は個人的に社会人硬式の7イニング制導入には否定的なんですよね。
上手いヘタを抜きにしても、たくさんの選手に出場機会のチャンスを与えることができるわけだし
勝ち負け以上に活躍の場を与えてほしいと思うわけです。
だって、9回まであと2イニングやったとして時間でいえば20分~30分くらいのものでしょう。
その試合の終盤にもう一人ピッチャーが使えるかもしれないし、代打や代走ででも出場機会が
与えられる選手がいるかもしれないじゃないですか。
ルール上、9イニング制でやっても点差次第では7回コールドも成立するわけだし、
都市対抗やクラブ選手権は9イニング制、クラブカップや地方大会は7イニング制というのには
どうしても違和感が拭えません。
まぁ、ここでどうこう書いたところでどうにもならないわけですけども。
あくまでもイチ野球ファンの個人的な意見ですから、気楽に読み流してほしいと思います。
さて、来週が今シーズン最後の公式戦です。
山形県勢初の交流大会出場になりますので、ナイスゲームを期待しましょう!