"中学野球"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
ゴールデンウィーク真っ只中、4連休を頂いております。
とはいっても毎日が野球ばかりの日々で、特別にどこかに出掛けることもありません。
3日は中学の春季大会の審判の担当だったんですけど、朝8時からドリーム球場で待機しながら、
雨が降りしきるなかグラウンドの水取りの甲斐も空しく、午後1時に中止が決定(泣
そこから室内練習場で2時間の練習で初日が終了。
4日も雨天順延の審判担当で8時からドリーム球場で待機。
前日よりも強く降る雨を眺めながら、11時まで待機してからの水取り、12時試合開始。
雲の切れ間からのぞく太陽に期待して、審判団はジャンバーを脱いでグラウンドに立つものの、
3回から大粒の雨が降る最悪のコンディション。
びしょ濡れのシャツにようやくジャンバーを羽織るも、さらに濡れた身体に追い討ちをかける
ドシャ降りの雨が・・・。
拮抗したナイスゲームでしたけど、藤島中の雨に濡れたボールで滑ってしまった守備が悔やまれます。
逆に7-4の劣勢からしぶとく粘った鶴五中打線も素晴らしいチームでしたね。
藤島中にはマナブさんが、鶴五中にはアイタとヤスヒロがコーチで頑張っていますので、
自分も選手やコーチ達に負けぬよう、一生懸命に審判を務めさせてもらいました。
両チーム、どちらが勝ってもおかしくないいいゲームでした。
で、今日も午前中からグラウンド練習の予定でしたけど、深夜から朝方からの雨で
グラウンド状態も悪く、あえなく中止となりました。
明日は河北中への遠征がありますので、直前練習だけはしておきたかったんですけど、
天気には勝てませんわね。
ぽっかりと空いたGW3日目ですけど、バッティングセンターに行ってひたすら打ち込むだけです。
春季大会、4番が二試合で5三振は情けなさすぎますし、本人も一番悔しがってますから。
昨夜も少し下がってきたグリップの位置を修正して、一緒に素振りに付き合ってました。
監督やコーチでは気づかない、気づいてもらえないチェックポイントというものが
自分と息子との間にはあります。
逆に、そこを指摘されても気にしなくてもいいぞ、というポイントもあります。
自分に似てヘタクソな息子ですから、たくさんの修正点やダメ出しをもらってきます。
中学生で完璧な投球フォームやバッティングフォームが出来るはずもありません。
怪我をしない身体作りが大前提だと思ってますから、本人のクセや感覚も尊重しながら
上達していくのが理想だと思うんですけどね。
ゴルフを盛んにやっていた頃、たくさんのビギナーと練習場に通いましたし、
数多くの初心者のゴルフスタートに付き合ってきました。
自分もそんなに上手くはないんですけど、なぜかしら「一緒に行きましょうよ。」という
お誘いが多かった気がします。
グリップもスイングも、基本の中に必ず「我流」というものが存在します。
なぜなら一人ひとりの【骨格】も違うし、【握力】や【フィーリング】さらには【意識】も違うからです。
カタチを押し付けられ「こうでなくてはイカン。」という練習が長続きしますか。
それよりも、結果にこだわって、何かひとつでも良いところを気づかせて楽しませること、
のほうが上達スピードは格段に違ってきます。
初心者がたとえ160を叩いたとしても「もっと練習してから来いよ。」とは言いません。
160というスコアの中には、たとえまぐれでもいいショットやいいパットがあったはずなんです。
そういうところに気づいてあげて、必ず帰りの車の中で肯定してあげること、
それが逆に更なる練習のモチベーションとなり意欲となることを知っています。
ゴルフと部活は違うのかもしれませんけど、思春期の難しい時期にさしかかって、
野球に関しても普段の生活に関しても、自分のいう事にはわりと素直な息子です。
必要以上に褒める必要もありませんけど、叱るだけ怒るだけでは何かが足りない気がします。
あえて褒めなくても「気づいてあげること」は一番近くにいる親の役目だと思っています。
そんな生活も残り1ヶ月だと思うと少し寂しい気もします。
高校に行ったら親の役目も一区切りですから。
明日の河北遠征に向けて、さっそくバッティングセンターに行ってきます。
素敵なゴールデンウィークをお過ごしください。
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毎度ありがとうございます!
あれだけ積もった雪もすっかりとなくなり、今週からグラウンドで練習ができるようになりました。
気温はまだまだ10℃以下ですけど、部員たちは久しぶりに踏みしめるグラウンドの感触と、
遠くまで飛んでいく打球の行方を楽しむようにのびのびと身体を動かしていました。
昨年から気になっていたラインマーカーも、お父さん方から協力してもらって、
手を泥だらけにしながらバッターボックスやコーチャーボックスなどを
計測し直して、練習試合に向けてグラウンドの準備も完璧に仕上がりました。
あとは固くなった土をタイヤで起こして整地すれば完璧です。
こんなふうに子供たちと一緒にグラウンドに出て、一緒に野球が出来るのも
残り3ヶ月かと思うと、何ともいえない寂しさが込み上げてきます。
もちろん県大会出場を目指して全力でサポートしていきますけど、勝った負けたの結果よりも
後悔しないように自分自身に負けないように必死に練習に取り組むことこそが、
さらなる目標の高校野球につながっていくものだと思います。
監督からは「ピッチャーとしては2番手」といわれている息子ですが、自分の課題として
冬のあいだ継続したシャドーピッチの成果か、投球フォームのバランスが良くなってきました。
手元で少しだけ変化するカットボールは、ブルペンだけでは判断できないところですけど、
いいボールもくるようになってきました。
昨年苦しんだコントロールは未だに未知数ですけど、四死球に対する考え方というか、
自らが追い込んでしまうメンタルを改善できれば、大きくとはいいませんけど
少しは変化してくれていることに期待したいと思います。
キャッチャーやって、ピッチャーやって、4番打って、キャプテンやって、
9人しかいないチームとはいえ、息子もよく頑張っていると思いますよ。
親バカですけど。
でも、みんながみんなそういう貴重な経験が出来るわけじゃない。
大変だけれど、本当にいい勉強をさせてもらっている感覚ですよね。
2年生の成績も、中学時代の自分とほとんど変わらないアヒルの行進です。
今さら勉強しろ、テストを頑張れといっても、そういう方面では全く力を発揮できないでしょうね。
自分自身、勉強が出来ないコンプレックスを感じたことはありませんから、
社会を生き抜く力は学力だけではないことを身を持って知っています。
逞しく、力強く、礼儀正しく、優しく、真っ直ぐな男になってもらえれば、それでいいんです。
大人になってからでも必要な知識は、いくらでも身につけることができますから。
中学時代の今しか出来ないこと、今しか頑張れないことを、あとから後悔しないように
全力で頑張ってもらいたいものです。
自分も、親として子どもの中学時代にしか携わってあげれない今を、全力で頑張りたいと思っています。
スマートでカッコいいお父さんになるつもりはありません。
他の子も含めて、礼儀やルールに厳しくて、スタンドから口うるさいオヤジで結構です。
自分の今も後悔したくありませんから。
よーし!気合入りました!
自分も頑張ります!
今週もよろしくお願いします!
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毎度ありがとうございます!
昨日は中学野球部の「親子交流試合」と「三年生を送る会」が行なわれました。
直前まで降りしきる雨の中、最悪のグラウンドコンディションでしたけど、
3年生にとっては野球部最後の思い出のイベントということで、予定通り開催することにしました。
幸いにも雨は上がり、無事に試合終了まで行なうことができたんで本当に助かりました。
そして午後からの「三年生を送る会」。
昨年は湯田川温泉「つかさや」の大広間を使って、お風呂つきのゆったりのんびりプランでしたけど、
今年は部員同伴の第一部は第四コミセンで、保護者親睦会の第2部は青柳町公民館を貸し切って
開催することにしたんですよね。
立派なお料理や豪華な記念品はありませんでしたけど、すべて手作りのDVDに心を込めて書いた色紙と
これからの時を刻むクロックフォトフレームに個人の刻印プレート付きと、かかった金額ではなく
感謝の気持ちと真心を込めたいい会にしようと、1.2年生保護者みんなで準備・企画してきた会です。
3年生一人ひとりの四中野球部への想い、支えてくれた両親への「ありがとう」の気持ち、
熱く指導にあたってくれた監督・コーチへの「感謝」の気持ちが伝わって、
企画したこちらまで感動して目頭が熱くなる場面がたくさんありました。
全部員でガチンコ勝負となった「腕相撲王座決定戦」も3年生とガッチリと組み交わす拳の強さを
お互いに感じてほしいと企画した、いい内容の盛り上がった余興だったと思います。
卒部DVDも製作を手伝ってくれている同級生ユタカとも何度も何度も打ち合わせし、
他の人が気にしないような細かな点を何度も修正をかけ、レーベルから表紙すべて
手作りで仕上げた渾身の一枚になったハズでした。
あの一点をのぞけば・・・
最後に流れるエンドロールに卒部する3年生ヤマトの名前がない!
何回も何十回もチェックしたはずだったのに、そんな大きなミスに気がつかなかったなんて。
しかも、上映が終了してもまだ自分は気づいていなくて本人ヤマトのお父さんに
「あのー、最後のエンドロールに、うちの息子の名前がなかったんだけど・・・」と
申し訳なさそうに申し出てもらっての発覚という最悪のパターン∑(; ̄□ ̄A アセアセ
本人にも親御さんにも「ごめんねー。もう一回ちゃんと作り直して差し替えるからね。」
とお詫びして回っていたら、今度は一人ひとりの名前を刻印したプレートが付いた記念品も
貰った本人とプレートの名前が合っていないというミスまで発覚するありさま。
記念品の包装もお母さん方みんなに協力してもらって、丁寧にラッピングしてもらったのに
その際に「(個人名の)プレート付いてるから」としっかりと伝えればよかったものの、
「プレート付いてるよ」としか伝えなかったが故に起きた単純ミスでした。
家に帰ってから開けてお楽しみのプレゼントのはずが、全員その場で開封するハメになり、
結果、全員のが間違って入っていたという、もう苦笑いでは誤魔かせない状況に。。。
それでも3年生も保護者の方もみんな笑って許してくれました。
最後の最後まで「仲間」や「絆」を感じさせてくれた最高のメンバーだったなと
心の底から思います。
公民館での懇親会も盛り上がりましたしね。
これ以上ないくらいみなさんと話しが出来ましたし、いろんな想いも伝えることができました。
「もっともっとこのメンバーで飲み明かしたい。」
そう思える保護者会でした。
そのためにも、来年の地区総体で優勝してその祝勝会に
皆さんを招待したいと思ってるんですけどね。
そのためにはこれから冬のトレーニングをしっかりと取り組んで、春に大きく開花させないと
そのチャンスを掴むことはできないわけですから。
まだまだ、保護者会長としてサポートしていかなければならないことが山ほどありますけど、
「今が一番忙しくて、今が一番幸せな時だよ。」と、あるお母さんに声をかけてもらいました。
その言葉をかみ締めながら、ひとつ大きな仕事を成し遂げた達成感はあります。
それでも、今週は高校野球部の50周年記念誌編集委員会の資料作りと、
今月末までに600枚のOB総会案内ハガキの宛名印刷もやらなければなりません。
またすぐに慌しい日々がやってきます。
ということで、そんな忙しさの合間を縫って、お約束通り出張に行ってきます。
再来週に帰省する娘を埼玉に送るのを口実に東京出張とか、新潟出張を考えていたんですけど、
あまりの忙しさに人恋しくなってしまって、一人で行くよりも飲兵衛の相棒を探していたら、
前から一緒に行こうと話していた適任者がひとりおりまして(笑
その方の都合も加味しながら出張を企画すると、どうしても近場で一泊の内容しか組めませんでした。
それでも付き合ってもらえるだけありがたいです。
ということで、11月13日(月)はお休みを頂いて、山形市へ出張に行こうと思います。
今回はどこに行こうかあれこれ悩みたくなかったんで、土地勘があって知人もいて、
なおかつシブい名店も多い山形市の花小路でベロベロになってこようと思っています。
山形には、アカスリできるスーパー銭湯は一軒だけかぁ。。。
アカスリのためだけに仙台の極楽湯まで行くのもアリだったりして。
ささやかな楽しみが増えました。
今週も頑張ります! -
毎度ありがとうございます!
想いは胸に、多くを語らず…
いろんな想いが胸の奥に込み上げる朝です。
たくさんの人や家族に感謝しながら、今を生きていることを当たり前だと思わず
一日一日を大切にしていこうと、改めて決意しながらアイツの事を思い出す10月25日です。
先週の日曜日は、四中野球部保護者会が主催する「スポ少交流大会やまが杯」の開催予定でしたが、
あいにくの悪天候で残念ながら中止と決定せざるを得ませんでした。
多くの保護者だけに限らず、急な選挙で当初使用予定だった四小グラウンドが使えなくなり、
会場の確保に困っていた際に、快くグラウンドを提供してくださった城北スポ少の関係者の皆様や、
たくさんの方々に支えられて準備してきた大会でもありました。
スポ少の子どもたちと、お昼にみんなで一緒に食べる予定だった豚汁も、当日朝の中止決定では
キャンセルもできず、業者に事前注文していた約70人分の豚汁も予定通り配達されました(困
急遽部員たちだけでの「芋煮会」に変更したものの、その残念さと無力感は想像以上に大きくて、
その疲労感は正直、言葉では表せないほどグッタリでしたもんね。
10月開催という時期的な問題は当然のことながら、やまが杯開催の意味や存続の有無を、
もう一度見直すタイミングなのかもしれません。
全6回の開催うち半分の3回が雨で中止となってしまった大会なわけだし、
炊き出しができず業者に注文する「豚汁」2万円分も、部員減少の中ギリギリで活動している
苦しい台所事情を考えると、決して余裕の出費ではありません。
今回の選挙と重ならなければコミセンの調理室が使えましたので、そこまでの出費には
ならなかったはず、今回はしょうがなかったよ、と考えるしかありませんがね。
ただ、四中野球部保護者会でスポ少交流大会を主催することが、野球部員拡充になるとは正直
考えにくいですし、その準備や経費的なことを総合的に考えると、もっと違うカタチがあっても
いいんじゃないかなと思うんですよね。
たとえば四中野球部員による「野球教室」の開催とか、四中学区の野球スポーツ少年団3チームを
グラウンドに招いて中学生と一緒に「合同練習会」をやるとか。
これまでの「やまが杯」だと、スポ少同士が試合するのを審判したりボールボーイするだけで、
直接的なふれあいというか交流というか、言葉を交わす場面は豚汁を食べる昼食時しかないわけです。
それよりなら、いっそのこと試合(大会)はやらずに、一緒に練習したりしながら、
中学生の投げるボールのスピードや打球の飛距離をすぐ近くで見せてあげたほうが、
「すげー!」とか「かっこいい!」とか素直な感想が返ってくるような気がします。
しかも、去年おととしまでは一緒にスポ少でやっていた先輩たちがいるわけですから、
野球部に対しても先輩たちに対しても、親近感があるはずなんですよね。
そういう練習会のなかで、その先輩たちから「入学したら是非野球部で一緒にやろうよ。」と
声をかけてあげたほうが、部員拡充にはよっぽど有効的だと思うんですけどね。
で、お昼前解散でちょうどいい。
10月は、各スポ少のイベントでも芋煮や豚汁を食べますからね。
大会を主催・準備して豚汁を食べてもらう【おもてなし】よりも、これから入部したら
一緒に汗を流す四中グラウンドの雰囲気を味わいながら、先輩たちに親しみをもって
入部してもらったほうがずっといいと思うわけです。
毎年慣例的にやってきたことや、歴代の保護者会長が苦労して受け継いできた大会を、
自分の代で止める、廃止するというのは勇気がいることです。
だからこそ、来年の保護者会長には自分の考えをしっかりと伝えて、
今後のやまが杯継続に向けて、立ち止まり考えるきっかけを置いて行こうと思います。
もちろん各スポーツ少年団の関係各位には話しを通さなければなりませんけど、
四中野球教室や小中合同練習会でも、十分意義のある交流になると思うんですけどね。
各スポ少で、普段からどういう指導をされているのかを知る、いいきっかけにもなりますし。
去年は、あるスポ少でピッチャーの牽制動作が甘い子がいて、そのチームの監督さんから
「この牽制だと、さすがに中学ではボークとられますよね。」だとか
「これからの冬季練習で中学に結びつけるための有効トレーニングはどんなのですか?」とか
指導者間でのディスカッションも盛んに行なわれていたのが印象的でした。
じっくりと小学生たちを観察できる練習会のほうが、これからはいいような気がします。
今年度の大会主催者の自分が言うのもおかしいかもしれませんけど。
自分は「カタチよりも中身」だと思うんですよね。
本当はその憎まれ役を今年、自分が引き受けるべきでした。
もっと早くに、自分の意見を提案できていたらなぁ…と
降り止まぬ雨を見上げながら、そんな想いがよぎった日曜日でした。
さて、今日も頑張っていきましょうか。
こんなオレの日常を、アイツは「お前は、相変わらず忙しく、いろいろ抱えこんでるよなー」と
冷やかしながらケラケラ笑う姿が目に浮かびます。
「うるせーよ!(笑」
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毎度ありがとうございます!
いつも思うことなんですけど、勉強が出来なかったらそれを補うために塾に通うじゃないですか。
それと同様に、もっと野球が上手くなりたい子どもや、ピッチャーやキャッチャーなどの
専門的なポジションのスキルを伸ばしたいと思う場合は、どうしたらいいんでしょうかね。
都会では野球アカデミー的なものがあって、バッティング技術を向上させたり、ポジション別に
基本的な動きからより高度な技術まで指導してくれる、いわば野球塾がありますよね。
何もプロ野球選手になりたいなどという大きな目標を持つレベルの選手だけではなく、
むしろ野球を始めたばかりの小学生や、部活動以外にも違う角度からの指導を受けてみたい
中学生や高校生を、専門的な知識と経験を持った指導のプロが教えるという環境のことです。
それぞれのチームに、熱心に指導にあたってくださる指導者の方々がたくさんいらっしゃいますけど、
全てのポジションに抜き出た指導力というものは、この辺ではなかなか難しいのではないのかな
と思うんですね。
バッティングを教える技術に長けていて、その言葉の引き出しも豊富で分かりやすい方もいれば、
ノーコンピッチャーのフォーム改造やイップスの改善方法など、ピッチングを教えたらあの人の
右に出る人はいないとか、インサイドワークやボディストップや野手の動かし方などの捕手専門とか、
月々の月謝を払ってでも個別指導に通ってみたいと思う選手は少なくないと思うんですよ。
東北では「楽天ベースボールアカデミー」で恵まれた環境の中で、初級コースから育成コースまで
元プロ野球選手の指導を受けることができます。
が、鶴岡ではまだまだそういう環境にはありません。
小学生のうちに学んでほしいこと、中学生で習得して高校につなげてほしいこと・・・
もちろんたくさんの指導者の方々が熱心に指導にあたってくださっている今の鶴岡の現状を、
否定しているわけでは決してありませんよ。
もっと専門的な技術指導を受ける環境があればなぁ、という話しです。
ピッチャーとしては伸び悩んでいる息子のことをみなさん気にかけてくれて、
たくさんのお言葉や感想を頂戴することが多いです。
グローブの使い方が間違っている、
インステップしている、
ヒップファーストになっていない、
身体の軸がぶれている、
頭の上下動が大きすぎる、
リリースポイントがバラバラ、
プレートを上手く使えていない、
軸足が折れてしまっている、
メンタルが弱すぎる、
テークバックで腕が上がってこない、
気持ちを前面に出していない、
体重移動ができていない、
そもそもピッチャー向きの選手ではない・・・
ありがたいです。
本当にありがたいですよ。
そのひとつひとつのご指摘やご指導に本当に感謝していますけど、
こんだけダメ出しされても、どこをどう意識して、どこをどう注意しながら練習すればいいのか、
息子だけでなくとも、野球経験者の自分でもこんがらがってしまいますもんね。
結果が出ない息子ですけど、毎日毎日素振りとシャドーピッチングは日課としてやっています。
が、ゴルフの練習もそうですけど、間違った反復練習をしてもそれは【下手を固める】だけです。
ある時、自宅の前で息子とキャッチボールをしていると、犬を散歩させている見知らぬご婦人に
「いつも夜遅くまでひとりで練習してるから、私、息子さんのこと応援してるんですよ。」
なんて声をかけてくださったことがありました。
夜に働く自分は見れませんし、そんな平日の息子の様子を知りません。
でも上手くなりたくて、もっとチームに貢献したくて野球だけは一生懸命に頑張っている息子がいます。
何が正しくて、何が自分に合っているのか、そのシャドーや素振りを繰り返し積み重ねた結果が、
どうなっていくのか息子自身が出口の見えないトンネルの中で、日々頑張っているわけです。
それなのに「優しすぎる性格のヤツはピッチャーには向いていない。」なんて言われても
だったらどうすればいいのか、誰かに教えてもらいたいくらいですよ。
いっそ「お前はピッチャーでは使えないから、他のポジションでチームに貢献してくれ。」と
監督に言われたほうがよっぽど楽なわけですよ。
自分は野球のプレーのことで息子を叱責することはありません。
誰かは認めてあげないと、野球が面白くなくなってしまっては元も子もないわけですから。
だからこその野球塾です。
しっかりとした根拠と指導力のもと、言葉に責任を持って個々の育成を引き受けるというね。
そんなことを思った月曜の朝です。
今日はカミさんの誕生日ですから、ケーキでも買っておこうと思います。
また一週間が始まりました。
今日も一日、頑張ります。
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毎度ありがとうございます!
先日の土曜日に、今年最後の大会「JAカップ」が開催されました。
相手は同じく先日の新人戦で3位となった藤島中でした。
いつも面倒見ている先輩マナブさんがコーチで率いる藤島中も11人の部員数で、
力は互角の勝負になるだろうと、事実上の3位決定戦の対戦に本当に楽しみにしていたんですね。
同日2試合消化の新人戦とは違って、ベストメンバーでエース対決のまさにガチンコ勝負です。
4回に1点を先制されるものの、その裏にすかさず同点に追いつき、5回には見事逆転に成功!
それでも6回に同点に追いつかれ、ヒットの数もエラーの数も全く同じのまさに拮抗した同点で
決着がつかず、試合は延長促進ルールにもつれ込みます。
8回ノーアウト満塁からの試合再開ですけど、息子を含む我らが4中の2年生たちは、
スポ少時代を含めても促進ルールを経験したことが一度もありませんでした。
外野と内野の間に落ちるヒット3本を打たれ3点を奪われて、いよいよ裏の攻撃です。
同じくノーアウト満塁からの攻撃ですから、慌てる必要はないんですけどね。
経験の差でしょうか。
ヒット1本で1点を奪うのがやっとで、結局は3-5で初戦敗退となりました。
中学野球らしいナイスゲームでしたし、本当にどっちが勝ってもおかしくない試合だっただけに、
負けた悔しさがハンパないわけですよ。
まさに勝利の差は紙一重だっと言っても過言じゃないでしょう。
翌日の日曜日はテスト前のため部活動停止日で、息子は自宅で勉強のはずだったんですけど、
ドリームスタジアムに準決勝を観戦に来ていました。
準決勝の審判の任務が終わり、スタンドにいた息子と言葉を交わしたら
「やっぱり昨日の藤島から勝ちたかった。」とまだ悔しがっていました。
それでいいんです。
その悔しさをしっかりと胸に秘めて、少しづつ成長し少しづつ上手くなっていくはずなんです。
自宅に戻って夕方5時までしっかりと勉強をしたあと、学校のグラウンドに行って
二人でピッチング練習をしてたんですね。
薄暗くなったグラウンドのマウンドで、汗だくになりながらピッチングを繰り返し、
何とかピッチングのコツを掴めるようになるまで、何球も何球も投げ込んできました。
よく「親父のアドバイスは子どもの成長を妨げる。」的な発言をよく耳にしますけど、
親バカかもしれませんけど、息子は自分の言葉を一番信頼していると思います。
というよりも「一番心に響く」と言ったほうがしっくりくるのかもしれません。
自分は野球のプレーに関しては出来なくても怒りませんし、強制もさせません。
ゆっくりと諭すというか、まずは本人が理解しないとならないわけですから。
やらされる野球で上手くはなりませんよ。
9人しかいない活動の中で、納得いくまで投球練習をする時間はほとんどとれません。
そういう準備不足の中で試合で結果を出すのは至難の業だと思うんですね。
監督やコーチが個別指導してくれるわけではありませんから、足りない部分は
個々に部活以外の時間を使って努力して補うしかないわけです。
自分が一番出来ない部分をさらけ出し、頭の中が混乱しているものも全部吐き出して、
もう一回ゼロからやり直す本人にとっては情けない作業をやっていくわけですよ。
ストライクを取れないピッチャーに対して「打たれていいんだぞ」とか「気持ちを楽に!」と
抽象的なアドバイスで立ち直らせるには、もう限界なところまで来ています。
もっと細かく分析し、フォームの修正もさることながら、メンタルのケアやモチベーションの
コントロールも含めて「追い込まず・焦らせず・背負い込ませず」を意識しながら、
ピッチングや投球マネジメントを会得させることが必要なんだと思うんですよね。
そんな話しをしながらグラウンドで練習していたら、2年生ショウタの父ちゃんが
仕事帰りに車を使ってタイヤを引っ張るグラウンド整備に来てくれました。
電話で依頼したわけでもなく、翌日に練習試合があるわけでもないのに、わざわざ仕事帰りに
呑みたいのを我慢して、薄暗くなったグラウンドに来てヘッドライトを点けながら
グラウンド整備をしてくれているその気持ちにもなんだかジーンときてしまってました。
いろんな人が見えないところで支えてくれていること、
そしてそんな恵まれた環境の中で野球ができる幸せを、息子に語っていました。
ながいながい二日間でした。
そして今日からまた仕事モードで頑張ります。
煮込みもいい感じで仕上がりました。
いつものようにのんびりとやらせてもらってます。