"その他"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
こう見えて、自分は時間があれば結構本を読むんですけど、この夏は随分と本を読んだ夏でした。
まぁ、本といっても野球の本がほとんどですから、読んだというよりも息子のためと自分のために
勉強するために読んだ、といった感じでしょうかね。
それでも自分自身が何かに気づき「なるほど。」と思える部分があれば、それでいいんです。
新刊もあればブックオフで買った古本もありますけど、この夏に読んだ本を紹介します。
「一生分の夏」竹書房
「甲子園への遺言」講談社
「小倉ノート」竹書房
「Numberベスト・セレクションⅡ」文藝春秋
「STRATEGY戦略・戦術編」ベースボール・マガジン社
「歴史と旅」秋田書店
「居酒屋道楽」新潮文庫
「ホルモンメニューBOOK」旭屋出版
7月8月の二ヶ月で8冊ですから一週間で1冊ペースでしょうか。
実は、買ったままで、まだ読んでいない本が6冊くらい残ってます(笑
昔から本が好きでしたから、タイトルだけを見てパッパッと2~3冊は買ってしまいます。
そして読んでいないうちに、次から次と本がどんどん溜まっていくという…(焦
本は小説などよりも、ノンフィクションものやルポルタージュみたいなのが好みですかね。
実際に起きた事件の再検証や、歴史考察なんかも好んで読むジャンルです。
自分は大学まで出させてもらいましたけど、本当に勉強ができませんでした。
特に数学・英語・科学は全くといっていいほど分かりません。
この前もスマホのアプリ「Chrome」を読めませんでしたし、「Thursday」が書けませんでした(笑
これは相当ヤバいですよね。
でも、これまでの人生の中で、ときどき恥ずかしい思いをしたことはありますけど、
生活には全く支障なく、ここまで生きてきましたからねぇ。
幸いなことに国語や社会は好きでしたから、活字に対しては抵抗がなかったのが
唯一自分にとって救いだったかも知れません。
読んだ中でもお勧めは「一生分の夏」ですかね。
甲子園に出た高校球児のその後のストーリーみたいな短編が、いくつか綴られて一冊になってます。
面白いのは、甲子園に出た選手がその後、みなハッピーな人生を送っているかというと、
そうではないということに気づかされます。
甲子園に出場したがために、人生の歯車が狂ってしまった人生がそこにあるということ。
実際に元高校球児への丁寧な取材を基に、活字となった彼らの一言一言には、
栄光の光と陰がくっきりと浮かび上がり、本当に興味深い内容になっています。
お時間があれば是非読んでみてほしいと思います。
秋になり、煮込みを作り始める時期になると、ゆっくり本を読む時間も限られてきますので、
今のうちに溜まっていた本を読めてよかったです。
となると、また本を買いに行きたくなる病気が発症してしまうんですけどね(笑
「読書の秋」といいますけど、たまにはエアコンが効いた部屋で
のんびりと本でも読んでみてはいかがでしょうか。
暑い夏だからこそ、外に出たくない、何もしたくない日が続きますから、
まさに「読書の夏」には最適なわけです。
まだまだ暑い日が続きますが、夏バテしないようにホルモン食べて
エネルギーチャージして乗り切りましょう!!
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毎度ありがとうございます!
昨夜は、スポーツライターをやっている後輩タザワが、奥さんを連れて遊びに来てくれました。
この夏に甲子園で再会する予定が、残念ながら自分のスケジュールで会えなかったもので、
その分、プロのライターの視点からいろいろと聞きたいことが溜まっていたんですよね。
気になっていた高校野球の戦い方のトレンドについてのトークは盛り上がりましたし、
スポ少から中学野球の現状と競技人口減少の問題点、コーチングの本来の在り方や、
食事トレーニングを含めた埼玉の強豪校の実状には、自分の大学の後輩も携わっていることもあって、
すごく分かりやすく、試合だけ見ていては分からない気になっていた部分まで知ることができて
自分自身がすごく勉強になりました。
http://ug-baseball.com/2013/12/10/545/
さらに新潟県独自の育成プログラム「新潟メソッド」の話しには正直驚かされました。
18歳以下の軟式・硬式の9団体が一貫して、そのステージに合った野球レベル習得
に向けてのいわばバイブルのようなもので、スポ少はスポ少、中学軟式は中学軟式、
高校野球は高校野球と一貫性がとりづらいと思われる各野球レベルで、県統一として
選手育成に取り組むという、当たり前のようで一番難しい部分を、すでに全国に
先駆けて新潟県が取り組んでいるという話しは本当に興味深いものがありました。
コーチでもない自分がコーチングや育成について語ると、正直いろんな誤解と弊害が生まれ
野球の話しを声を大にして話すのは、どこか引け目を感じる今の鶴岡の野球界です。
まぁ、それでも自然に声は大きくなってしまうわけですがね(笑
とにかくタザワとはマニアックな野球の話しが遠慮なくできるんで、本当に楽しい時間です。
一緒に連れてきてくれた奥さんそっちのけで、甲子園の話しやらOB会の話しやらも含めて
お互いずっとしゃべりっぱなしだった気がします(笑
ありゃ多分、朝まで行けるなぁ。。。
全国各地、いや海外も含めて飛び回り、自分とは全く違う日常を送っているタザワです。
彼の言葉の裏には、しっかりとした取材と培ってきた人間関係の多様さを感じます。
「正直、ここだけの話し…」を含めたマニアックなネタも聞けましたしね。
台風の中でしたけど、本当に嬉しい再会になりました。
気さくで可愛い奥さんと末永くお幸せになってください!
そしてまた、マニアックな話しに付き合ってください(笑
センバツで会いたいですね~。
自分的には、アレをあーしたらセンバツも夢ではないと思っているんですけど、
それはタザワしか知りません(笑
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毎度ありがとうございます!
週末は息子の部活動のサポートに忙しく、昨日今日と都市対抗と高校野球に忙しい日々になりました。
昨日は、東京ドームで都市対抗野球が行われ、山形からはきらやか銀行が創部65年目で悲願の
初出場を果たし、強豪パナソニックとの一戦があった日でした。
以前ブログにも書きましたが、自分の兄貴も高校卒業後に当時の山形相互銀行に入行し、
現きらやか銀行野球部OBですので、自分にとっても非常に親近感があるチームなんですね。
が正直なところ、相手がパナソニックですから半分は敗戦覚悟でした。
が知人のFBの状況を見たら8回に2-0で勝ち越してるじゃありませんか。
ドームには花笠音頭が響き渡り、三塁側スタンドを真っ赤なチームカラーが埋め尽くし、
7回には社歌の代わりに全国唯一の「スポーツ県民歌」を大合唱するという、
無理してでも行けばよかったかなと後悔したくなるような盛り上がりをみせているわけです。
このまま!このまま!と念じながら携帯を何度もチェック!
9回の裏に同点に追いつかれ、延長→タイブレークへ。
一度で決まらず二度目のタイブレークで、なんと歴史的な勝利を収めたのでした。
さらに今日は、高校野球準決勝が行われ強豪酒田南との一戦。
接戦が予想されてましたけど、ふたを開けてみればホームラン4本が飛び出し、
16-5の5回コールドで圧倒的な強さを見せつけて勝利を収めてくれました。
実は、この夏初めてのスタンド応援でした。
後輩ヤスヒロが運転してくれて、アイタとマナブさんも一緒に
県野球場に向かいました。
小国からは「夏をあきらめて」のタケウチも応援に駆けつけてくれて、
みんなで仲良くかたまって、ホームランのたびにハイタッチ!!
懐かしいメンバーとの再会のうえに完全勝利ですから、最高の気分で鶴岡に戻ってきました。
さあ、いよいよ夜が明けたら決戦の朝です。
13:00プレーボールでは開店まで間に合わず、自分は球場には行けませんので、
午前中のうちに仕込みを済ませてから、テレビの前でしっかりと応援したいと思います。
決まれば二年連続5回目の夏の甲子園出場となります。
それはそれで、また忙しくなります。
が、自分にとってOB会の仕事や応援は、ライフワークの一部として取り組んできましたから、
甲子園に応援に行くということは自分自身にとってのご褒美でもあり、何回でも行きたい場所でもあり、
行かなくちゃならない場所だと思ってるんですよね。
そのためにも、明日の決勝戦は負けられません。
ただただ応援するだけです。
また甲子園、行きたいな。
応援宜しくお願いします。
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毎度ありがとうございます!
都市対抗野球東北地区代表決定戦で、きらやか銀行が日本製紙石巻に2-0で勝利し、
創部65年目にして初の本大会(東京ドーム)出場が決定しました。
自分の兄も、酒田商業卒業後に山形相互銀行に入行し約10年野球部に在籍していました。
9歳上の兄は、自分が物心ついたときには高校球児でしたし、小学生の頃の野球道具は
すべて兄のおさがりだったものでした。
都市対抗予選ももちろんのこと日本選手権予選などの社会人野球も随分と応援に行ったものです。
県内の企業チームの少なさから、東北大会まではいつもすんなり決まるんですけど、
東北大会に出場すると、他県の強豪チームにコテンパンにやられていつも終わり。
銀行も山形相互銀行から山形しあわせ銀行に名称を変え、さらに殖産銀行との合併により
現在の「きらやか銀行」に名称変更しながらも県内の企業チームのパイオニアとして
社会人野球を牽引してきた役割は本当に大きいものがあると思います。
9年前にはクラブチーム化を宣言され、東北大会勝利が至上命令の中、廃部の危機もありました。
まさにルーズベルトゲームのシナリオそのままに、現役選手達の弛まぬ努力と
OBや地域の方々に支えられながら、やっとの思いで掴んだ悲願のドーム行きの切符です。
創部65年の間には、鶴商のOBも数多く選手として活躍してきました。
今なお、鶴岡東OBが投手とトレーナーとして頑張っています。
自分にとっても特に身近に感じていたきらやか銀行野球部でしたから、是非タイミングが合えば
東京ドームに応援に行きたいと思っています。
7月15日から開幕しますが、せめて16日のカードを引いてくれれば行きたいですね。
組合せ抽選は6月18日に行われます。
ちなみに、鶴岡で公式記録員をやっている兄は、きらやか銀行の出場の有無に関わらず、
すでに派遣記録員として秋田の記録員の方と二人で東京ドーム行きが決まっていただけに、
まさに二重の喜びで感極まっていました。
プレーヤーとしての野球だけが野球ではありません。
審判員、記録員、アナウンス、球場管理・・・
どんなカタチであれ、生涯野球に携われるという人生もまた幸せなんだろうと思います。行きたいな、東京ドーム。
そのあと酒場巡りもいいなぁ(笑
甲子園予選の真っ盛りだけど、今年は個人的に東京ドームに
気持ちがいっとるやん!(笑
きらやかナインに力をもらいました!
今日も前向きに頑張ります!!
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毎度ありがとうございます!
先日受けた胃カメラと尿酸値の結果を聞きに、かかりつけのクリニックに行ってきました。
胃カメラ、異常なし。
検便、異常なし。
胸部レントゲン、異常なし。
そして、尿酸値、5.0、正常値(嬉
思い起こせば数年前に通風発作で、親指に激痛が走ったことがきっかけで、
20年以上受けていなかった血液検査やレントゲンも含めて「人間ドック」を受けたんですけど、
当時の結果は散々たる数値がズラッと並んでいたものでした。
中性脂肪、コルステロール、尿酸値、なんちゃらかんちゃら…すべてアウトでしたもんね。
特に正常値~7.0までといわれている尿酸値が9.5でしたから、即効で薬を飲むハメになりました。
一年後の血液検査でも、中性脂肪、コルステロールの数値には若干の改善が見受けられたものの、
正常値までは程遠く、特に尿酸値は相変わらずの8.5でアウトだったんです。
今年は中性脂肪、コルステロールも正常値、尿酸値も正常値ということで、一応身体の中身は
健康状態ということになりました。
もちろん、今まで通り尿酸の薬はこのまま飲み続けることにはなりますけど、
それでも異常数値が出るよりは気分的にすごく健康的なわけですよ(笑
あとは減量と腹回りのぜい肉をどうやって落としていくか、ですかね。
通風は、食べてはいけないとされるものがたくさんあります。
が、主治医の先生からは「あまりそこは気にしなくてもいいんだ。」と言われ続けてきました。
要は摂取量と摂取頻度の問題であって、食べたいものを適量食べる分には問題がないんだと。
そんな緩いアドバイスも、自分なりに体質改善できた要因でもあったかもしれませんね。
今はアルバイトが決まらず、精神的なストレスと疲労感がハンパない状態ですんで、
むしろこっちのほうが問題なのかもしれませんけど。
今日も暑くなりそうです。
いつもの場所でのんびりとやっています。
そういえば「煮込み」終了してます。
が、梅雨で肌寒い時にはまたスポットで作ります。
このまま、アルバイトが決まらなければ、週に1~2回は自分ひとりでやりますんで、
その際には串ものや焼き物は一切やらずに、七輪だけの限定メニューで営業するつもりです。
その時には、盛るだけで手のかからない「煮込み」を復活させます。
申し訳ありませんが、団体のお客様や、ご予約をお受けできない日が出てくると思われます。
現スタッフが根性で頑張ってくれていますんで、今はなんとか営業できていますけど、
あまり無理をさせてはいられません。
いろいろと考えることがあります。
ま、人生なるようにしかなりません。
今日一日を頑張るだけです。
気合い入れていきます!!
オッシャー!!
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毎度ありがとうございます!
自分の中で「行きつけのお店」と言えるお店が何軒かありますが、
昭和通りの「福鮨」も10年以上通い続けているお店です。
新人アルバイトが決まれば、ここで鮨を食べさせたり、
退職が決まった子がいれば、同じく鮨を食べさせ、
超多忙な日を乗り越えたら、スタッフと一緒に鮨をつまみ、
気の合う友人と一献というときにも、いつものカウンターの端に座ります。
そんな福鮨のおやっさんが先日お亡くなりになり、今日これから告別式に参列します。
おやっさんがお休みの日は、やんちゃにもよく自転車で来てくれました。
豪快に笑い、串は3本と煮込みを一杯、あとは焼酎のお湯割りをグイグイ…が
おやっさんのいつものパターン。
ネタケースの前で厳しい顔して握っている時には分からないおやっさんのもうひとつの顔を、
自分はたくさんたくさん知っています。
一緒にゴルフに行く約束を何度も何度もしても、やれ甲子園出場だの、やれ息子の野球だので
毎回毎回、自分が反故にしてしまうのを、おやっさんは笑って「そっち優先でいいんだ。」と
いつも笑って許してくれました。
ガンが見つかり息子のアキオくんに完全に店を任せると決めた夜にも、
いつものように一人でふらりと顔を出してくれて「マスター、アキオを頼むで。」と
ポツリと呟いた言葉は忘れません。
その日のおやっさんは饒舌で「なんで、すし職人になったの?」という自分の質問に、
金沢の専門学校時代に行きつけのすし屋ができて、カッコつけて鮨をツケで食っていたら、
卒業する時にはそのツケが払えなくて、そのままその寿司屋に見習いで入ったんだと、
冗談のようなマンガのような話しを聞かせてくれました。
その数年後には流しの板前として、新宿を拠点に都内のすし屋や料亭の板場で経験を積んで、
鶴岡市内の某有名寿司屋の立ち上げを手伝うために帰郷して、結婚、独立と波乱に満ちた
半生を面白おかしく教えてくれたんです。
今の福鮨も、お店のカウンター側しかなくて、奥のお座敷はなかったそうなんです。
少しづつ確実にお店を拡張していって「息子も跡を継いでくれて、オレは幸せ者だよ。」
といつものようにガハハと豪快に笑うおやっさんの顔がどこか寂しそうなのも気づいてました。
おやっさんは、板場に立ってこそおやっさんです。
病気で板場に立てないことが、本当に寂しかったんだと思います。
馴染みのお客さんと、触れ合えないというのはもちろんのことでしょうけど、それよりも
自分は、息子アキオくんと一緒に働けなくなった寂しさのほうが大きかったんじゃないかなと
あの日のおやっさんの顔を見て、ふと感じたんですよね。
アキオくんの握りも随分と上手くなってきましたけど、まだまだおやっさんとの差はあります。
自分は、おやっさんの握った鮨が好きです。
口に入れるとハラリとほどけるシャリの固さと、サビの効いたあの握りが大好きです。
もうあの旨い鮨を食べることができないのは、本当に残念で悲しいですけど、
ちゃんとこの舌が覚えていますから。
おやっさんの思い出と一緒に、あの味はこれから先も忘れることはないでしょう。
これからおやっさんに会いに行きます。
あっちでは、ゆっくりのんびりしてくださいよ。
高校野球にプロ野球にメジャー、ゴルフにボクシング・・・
多趣味だったおやっさんのことだから、じっとしていられないかな。
謹んで心よりご冥福をお祈りいたします。
また一人、大切な人とお別れしなければなりません。
寂しいです。
合掌