『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

実践想定
毎度ありがとうございます!

今夜は東京から後輩のケイが初めてやんちゃに遊びに来てくれました。
いつもこのブログをチェックしてくれているそうで、本当にありがたいことです。
結構古いブログの内容も知っていて、さすが毎日チェックしてくれているだけのことはあります。

だからというわけでもないのですが、今夜はこんな時間からブログを書いています。
また野球の話しですので、野球に興味のない方はスルーしてくださって結構です。

明日から、息子の部活が再開します。
9人しかいない野球部というのは、すでに何度も書いているわけですけど、
だからこその【実践想定】の練習が必要不可欠なのだと、個人的に思っているんですよね。

もちろん、自分は監督でもコーチでもありませんから、いち父兄の立場でグラウンドに立っています。

選手達に何か言葉を掛けるときには、監督コーチの指導の言葉をなぞるように、
自分なりにちょっと言い方を変えてみたりして声を掛けるようにしています。

今どういうことに意識させて、どういうことをやらせたいのかぐらいは、一応は理解できますから
そういった指導と矛盾しないように注意しながら、声を掛けるようにしているんですね。

でも、自分の中にも消化しきれないメニューがいくつかありまして。。。
まず、自分も現役時代にやってましたけど、トスバッティングって必要ですか?

バットコントロールを磨くとか、何か理由があるんでしょうけど、緩ーい山なりのボールを
投げ手に打ち返すあのトスって必要ですかね。

というよりも、人数が少ないうえに投げ手にワンバウンドで打ち返す技術もないもんだから、
あっちこっちに打ってそれを拾いに行って戻ってきてまた拾いに行って、で時間が終わってる
あのトスバッティングに、なにか意味があるのかをいつも考えているんですよね。

で、そのままバントまでやってますけど、そんな山なりのボール、試合でピッチャー投げますか?

それと内野ノックも当たり前のように「ボールファースト!」からやってますけど、
一・二塁のケースや二・三塁のケースだと、単純なボールファーストじゃなくなる場面も
試合では多々あるんですよね。
できればそういうケースを想定しながら、ノックを受けてもらいたいわけです。
ランナーを目視したり、いろいろとやるべきことが複雑になってくるわけですから。

ノックの最後の「ボールバック!」もそう。
満塁想定なら、ホームゲッツー狙いのフォースプレーからボールファーストで終わるべきだし、
タッチが必要な場面での内野ゴロのバックホームなら、ランナー戻りの三塁⇔本塁間での
ランダンプレーになっていくケースもしっかりと想定しておきたいところです。

ノックや練習のための練習であって、次のプレーの予測というか、まさに実践を想定した動きが
全然分かっていない気がします。

お決まりのように内野ノックから始まって、ボールファーストそしてゲッツーをちょこっとやって、
外野からのボールセカンドからのバックホームやって、最後に内野もボールバックで終わり。

どうせなら、ノックも時には反対からやってみるといい。
キャッチャーフライから始まって外野のボールバックから内野のボールファーストまで、とかね。

ノックではそこそこ動けているように見えても、実際にはどのランナーを先にアウトにするのか、
次のランナーをどうやってアウトにするのか、1点を与えないためにどう動くのか、といった
ゲーム感が乏しい気がするんですよね。

でも知らないことは出来ないわけですから、分かるまで根気よく教えるといった作業も
時には必要なのではないのかなと思うわけです。

公園で野球をやって遊ぶ子どもも見かけなくなり、テレビでもプロ野球を放送しなくなり、
部活動時以外での野球との接点が極端に少なくなってしまっている今の時代です。

自分の中学時代よりも、明らかに今の息子のほうが野球を知りません。
打ったり投げたりはできても、ハーフウェイまで出て打球を判断するとか、3ボール2ストライク
からはランナーGOだとか、盗塁のサインが出た時にバントの構えでアシストするだとか、
今のはタッチプレーなのかフォースプレーなのか、とかがあまり分かっていないんですよ。

だから、時には黒板やホワイトボードを使っての座学も必要なのかもしれません。
ルールの講習やフォーメーションの確認など、机でノートをとりながら野球の勉強です。

そんなことを胸に秘めつつ、明日からの部活動を楽しみにしている自分がいたりします。

明日は早起きなのに、こんな時間になってしまいました。
もうそろそろ寝ます。

あ、決して指導批判ではありませんので、誤解のないように。

それでは、おやすみなさい。


 

コメント

1. 無題

あ、私シートノックはボールバックからスタートです。で、外野ひと通り終わらせたとこで野手を残したままにし、間チャンフライの乱れ打ちで、調子乗ったとこでキャッチャーフライ。時にはキャッチャーフライ無い場合もあります。
キャッチャーフライ上げれず野次飛ばされるのこれで回避できます(笑)

2. >仙台屋の自販機さん

当たり前のルーティンでやっていると、当たり前の動きしか
やらなくなってくるんですよね。
ノックも自分の順番になって初めて始動するみたいな。
いつでも捕れる準備、とかじゃないんですよ。

ぼんやりと、目的なく、ただメニューをこなすだけ・・・

試合で使う動きや、試合で活かされる練習を意識して
練習に取り組んだら、もっともっと上達するし
自信にもなるのにな、と歯がゆい思いです。

ロングティさせても、言わなければボールでも何でも打っちゃう。
ストライクゾーンをしっかりと見極めて強く振り抜こう!
じゃなくて、20球打つのが目的になってるんですよね。

スポ少からの意識づけが非常に大切になってきますから
たくさん勉強して、子どもたちの上達の道しるべになってやってください。
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