『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

それぞれの明日へ
毎度ありがとうございます!

今日から16年目のやんちゃです。
引き続きご愛顧のほど宜しくお願いいたします。

そして、このブログも11年目に突入ですか。
お店のファンというよりも、ブログのファンなどという方までいらっしゃるようで、
恥ずかしいやら照れくさいやらで、何ともリアクションできない自分がいます。

そんな方々へ・・・といわけでもないんですけど、最近のブログの更新の頻度、上がってませんか?
1月になればまた激務で忙しくなりますので、今のうちに少しでも楽しんでもらおうかと(笑

また、ぱったりと更新できなくなる時期がやってきますので、気長にお付き合いくださいませ。

激ヒマだった昨夜は、本当に懐かしい同級生が顔を出してくれました。
先日、親父さんが亡くなったということで、喪主として立派に務め上げながら、
遠方からのご親戚といつもの同級生たちと立ち寄ってくれたのでした。

「おー!久しぶりだな~。」と挨拶しただけで、それ以上は話しはしていません。
マツウラが事情を説明してくれて、事情が分かれば自分はそれを飲み込むだけです。

親が亡くなってみて、初めて見える情の厚さと、情の薄さ。
付き合いの頻度に違いはあっても、見なくてもいい人間性を垣間見てしまうのも葬儀の辛さでしょう。

昨夜のアイツは、そんな恨み酒だったのかもしれない。
それでも、いいんですよ。
飲んで吐き出してしまえば。

親が亡くなった悲しみをこらえ、その瞬間まで立派に支え、お世話になった方々への義理を通し、
飲んで愚痴のひとつを吐き出したところで、誰が文句をいえますか。

きっと、一人で頑張ったんだろうと思います。

そんな時に、そばにいてくれる仲間の存在のありがたさにも改めて気づかされるんですよね。
自分の両親もすでに他界していますけど、その死をもってでも人生の最後の最後まで、
親には教えられることばかりなんだなぁと痛感していました。

臨終のその時までの時間や、その後の人間関係までも、すべてがその死をもって教わることが
本当に多いものなんだと思っています。

お経を上げて終わりなら、それほど簡単なものはないでしょう。
ご近所付き合い、職場の方々、親戚付き合い、生前お付き合いのあった方々への
感謝の意を込めて、その配慮と段取りが大変なわけです。

すべては人なんですよね、良くも悪くも。

迎えの車の手配やら、泊まるホテルの段取りやら、頂いたお気持ちへのお返しだとか、
そこに、やれ席順だの花輪の上手だの下手だの、故人を偲ぶというよりも、それはむしろ
生前お世話になった分の接待返しというほうが分かりやすいのかもしれません。

だから大変なんですよ。

でもね、ふと見渡した時に、それだけの人たちに支えられてきた親の人生と、
大変な時に支えてくれる友人たちの大切さにも気づかされる場でもあるんですよね。
そうやって、また明日へ向かって頑張って歩いていければいいのかなと。

陰ながら応援しています。
そして、またいつの日か懐かしい同級生たちにふらりと寄ってもらえるように
自分も16年目の一歩を踏み出すだけです。

頑張れよ!ケン坊!(笑
懐かしい写真があったぞ!


 









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