『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

平成の時代
毎度ありがとうございます!

明日で平成も終わりですね。
皆さんにとっての平成の30年間はどんな時間だったでしょうか。

自分が函館の大学を卒業し、社会人1年生として東京で働き始めたのが「平成2年」でした。
車内でも「平成2年組」と呼ばれ、右も左も分からぬ東京暮らしに日々追われていたのを思い出します。

大学生気分が抜けきれないまま大阪~東京と目まぐるしく生活環境が変わり、社会人となって
これから自分がどんな人生を歩んでいくのかなんて、これっぽっちも考えていなかった頃です。

フワフワして地に足が着いていないまま、東京暮らしとサラリーマンを演じていたのかもしれません。

1年もせずに東京とサラリーマンに別れを告げ、漁師やトラックの運転手やサラ金や
携帯ショップやコンビニオーナーをやって、平成13年に鶴岡に帰ってきました。
友人のコンビニを2年間手伝って、修行もせずに独学で「やんちゃ」をオープンさせたのが
平成15年、息子が生まれたのもこの年です。

今考えると波乱万丈な人生となるんでしょうかね。

若くして結婚し離婚も経験しましたし、借金で首が回らなくなったこともあります。
たくさん嘘もつきましたし、たくさんの人を傷つけてしまったこともあります。

平成4年に親父を亡くし、平成24年におふくろを亡くしました。
子を持つ親になり、親に教えてもらいことがたくさんある頃には、すでに両親が他界しているという
寂しさを味わうこともあります。

娘は子供のころからの夢だった看護師として、資格を取り大学病院で働いています。
息子は、迷わず鶴岡東に進学し、野球を頑張っています。

若い頃に波乱万丈だった分、40歳を過ぎてからは穏やかな落ち着いた人生を送っていますかね。
お金はないけれど、無駄な借金をせずに日々暮らしていけるのはカミさんのお陰でもあります。

ケンカもしませんし、仲はいいですよ。
自分には、出来すぎたカミさんです。

そう考えると、人生は一人で生きている頃よりも、誰かを愛し、誰かと共に歩んで行くことで
大きな転換と幸運をもたらす「彩(いろ)」がついてくるのかなとも思います。
もちろん一人の方がいい、結婚は苦痛だという人もいるんでしょうけど。

たまにカミさんとラーメンを食べに行き、子どもたちの話や仕事の話をしながら
向かい合ってコーヒーを飲む時間が、実は一番好きかもしれませんね。

「相手を敬い、争わず、感謝の気持ちを口に出すこと。」我が家の夫婦円満の秘訣です。

平成の30年間、迷いもがき続け自分だけで暗中模索しながら生きていた15年と、
家族のために穏やかに落ち着いて生きてきた15年とが合わさった時間だった気がします。

そして令和の時代。
娘や息子が社会人になり、大人としての人生を歩んでいくのを楽しみにしながら、
自分自身の人生の集大成を意識して、また新しいことに挑戦する時代かもしれません。

今日は祝日ですが、お店は営業しています。
自分は保護者総会に出席のため不在ですけど、弟子のユウヒが切り盛りしています。

是非遊びに来てください。

ではでは。












コメント

1. 無題

昨日、平成最後の日に、鶴岡東野球グランドに息子を連れて練習を見に行って来ました。
ずぅ~っと黙って練習を見てました。
特に監督自ら行ってた内野ノックには心奪われたようです。
帰りの車の中で『俺やっぱ鶴岡東に行きたい!』と。そっか!と素っ気ない返事しましたけど、もぉ心の中でガッツポーズしましたよ!\(^o^)/

2. >20番が涙腺スイッチさん

よかったですね!
カンタローは小学生の頃に甲子園のアルプスで
「オレも鶴岡東でここ(甲子園)で野球がしたい!」と
呟いていたのがきっかけでした。

大人になっていく過程の中で厳しい環境や
乗り越えなくてはならない困難な状況や
自分自身が変わっていかなければならないこと
絶対に経験しておかなければならないことが
たくさんあります。

レギュラーになるため、ベンチに入るためだけなら
他の高校のほうが実現の可能性は高いかもしれません。

でも自分は、大切なのはそこじゃないと思うんですよね。

息子だけでなく親御さんもその覚悟を持って
是非、厳しい人間修行の扉を開けてほしいと思います。
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