『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

山形遠征2020⑤
毎度ありがとうございます!

「あんだけ鶏のから揚げ食って、まだラーメン食うつもりかよ!酔っ払ってんの?」
「いやいや、全然酔っ払ってないですよ。全然シラフだし。」

なんてアビコと押し問答をやっていると、後ろからさっきの店の子が走って追っかけてくるんですよ。

「アビコさ~ん、アイコス忘れてますよ~!」
「あれ?ほんとだ。スイマセン。」
「・・・思いっきり酔っ払ってんじゃん。」

深夜0時もまわり、正月3日ということもあってか、ラーメン屋などどこもやっていません。
駅前なら一軒ぐらいどこかやっていたでしょうけど、哀愁漂う七日町ですからね。

雪降るなか七日町を2周も徘徊し、それでも諦められないからあげくんは路上待ちしているタクシーの
運転手を捕まえて「この辺でやってるラーメン屋ないっすか?」なんて聞くねばり腰。
最終的に七日町ワシントン一階のローソンで、カップラーメンを買ってご満悦だったようです。

明日は朝食と昼飯を兼ねて、尾花沢にあるササニシキ食堂で「モツ煮こみ定食」を食べる予定で
8時半にロビーで待ち合わせて解散しました。

事前リサーチだと午前10時オープンでしたから、逆算して8時半にチェックアウトし、
一路、尾花沢に向かって13号線を北上します。

予定通り9時50分に到着し、店の前を雪かきしているお姉さんに一応開店時間を確認すると、
なんと「今日は11時ごろからです。」なんて言うじゃないですか。

午後からまた仕事に行くアビコのことを考えると、11時まで待つわけにはいきませんでした。
新庄周りでそのまま鶴岡に向かい、途中の「一番屋」でメシを食っていくことにしたんです。

ササニシキ食堂の「煮こみ定食」は次回の遠征の際の宿題とします。
やんちゃの煮こみを気に入ってくれているアビコが「やんちゃと双璧です。」と言うのなら、
一度は食べてみたいですよね。

煮こみ定食といえば群馬県渋川市の永井食堂があまりにも有名ですが、ここ尾花沢で
「煮こみ定食」をメインに、しかも行列が出来るほど評判のお店だと聞けばなおさらです。

むしろ、昨夜のから揚げリフレイン地獄の最中から、すでに心は「煮こみ定食」にあったと
言っても過言ではありません。

昨年の秋田遠征でもそうでしたが、事前に行きたいお店をチェックしておいても、
正月3日という日程上、年始休業や営業時間変更があったりして、目的のお店に辿り着けない事も
ある意味覚悟しておかなければなりません。

お店がやっていればラッキー、ダメでもしょうがない。
そのくらいの行き当たりばったり旅で丁度いいのかもしれません。

昨年は秋田からの帰り道は「来年はどうする?」なんて会話で盛り上がりましたが、
今年は財布を忘れた反省会と「から揚げ図鑑」の言い訳で盛り上がって帰ってきました。

三川橋直前にある「一番屋」では、胸焼けにもかかわらずカレーの匂いに食欲を掻き立てられます。
高島兄がテレビで言ってましたが二日酔いでもカレーを食うんだそうで、ここはやっぱり
「一番屋」王道のカツカレーを頼んでしまいます。

「で、アビコは?決まった?」
「はい。じゃ、おれもカツカレーで。」
「はぁ?そこは、から揚げ定食じゃないの?」
「ははは、もう、から揚げはいいです。」
「でしょうね。」

鶴岡市内に入り、そのまま自分を降ろす前にアビコのマンションに立ち寄って、
財布を確認させると、無事に部屋の中にあったそうです。
よかったよかった。

今年も、忙しいなか付き合ってくれた旅の相棒アビコに感謝です。

さてと、今週末に開催されるOB会の資料準備のため、またデスクワークに集中しなければなりません。
大したオチもありませんでしたけど、新年から長編お付き合いありがとうございました。

改めて、当ブログも今年も宜しくお願いいたします。
居酒屋オヤジの独り言ですので、のんびりとマンガでも読む感覚で楽しんで頂ければ幸いです。










コメント

1. 闇の人格

アビコさんが体内にアルコールを摂取すると出てくる闇の人格。
それがからあげクン。

酔ってませんは合言葉。

中野の1月3日もやっている酒場はほとんどありませんでしたけど、やっている店はどこも満杯。
バニーガールからあげバーも、いつしかバニーガールおでんバーに変わっていました。

アビコさんみたいな呑み友は羨ましいなぁ。

2. >しんさん

酒を飲む前と後で、これほど人が変わるもの珍しいと思いますよ(笑

でも付き合いはいいんで困ったものです(笑

帰省の際には高確率で会える気がします。
実際には、そんなに面白くはないですけど、
何をしでかすかわからないところがアビコトラップです。

それよりもバニーガールおでんが気になります(笑
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