『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

全国レベル

毎度ありがとうございます!

6月11日から岩手県花巻市で開催される、春季高校野球東北大会の組み合わせが決まりました。
我が母校、鶴岡東(山形第3代表)の初戦は、八戸工大一(青森第1代表)との対戦になりました。

直接、甲子園には結びつかない東北大会ですけど、夏本番を前に他県の強豪校と対戦して
経験値を上げて自信につなげて欲しいところです。
強豪校相手に怯まず、思い切って暴れてきてもらいたいですね。

そういえば、逆に強豪校で自信をなくした思い出話をひとつ。

自分が現役時代は、毎年春休みに雪のある鶴岡を離れて、二週間千葉に遠征に行ってたんですよ。
その、ほとんどに練習試合が組まれていて、「習志野」「拓大紅陵」「市立船橋」「東海大浦安」
「八千代松陰」「船橋法典」「木更津中央」「東金商」「成田」「八千代東」などなど、
甲子園常連校から千葉県内ベスト16ぐらいまでの強豪校とばっかり試合してたんです。

結果、ひとつも勝てませんでしたけど、不思議と「スゲーな、こいつら。勝てねぇな、こりゃ。」とは
一度も思わなかったし、一度も感じた事はなかったんですよね。

ところが、夏の大会直前に山形県強化試合として日大山形、東海大山形、鶴商学園の3校と
「帝京」との招待試合が組まれたんです。
この時の「帝京」は春のセンバツで伊野商に4-0で敗れたセンバツ準優勝校だったんです。

043bb877.jpg試合開始前のシートノックで、すでに唖然・・・。
前田監督の放つマシンガンノックに、
軽やかなフィールディングやら華麗なバックトスやらで
「こいつらプロじゃね?」って、完全に飲み込まれました。
それほど、あいつらは上手かったし、これが高校生かよって、
もの凄いショックを受けましたからね。

第3代表だった鶴商学園には、当然三番手ピッチャーが登板したんですけど、0-8の完封負け。
小学生と大人の試合くらい、全く試合にならなかったですね。

全国レベルとの力の差を、イヤというほど見せつけられたこの年の夏、
山形県代表、東海大山形がPL学園に29-7という歴史的敗戦をくらったのも、
ある意味、当然といえば当然だったのかもしれません。

かき氷食いながらテレビの前で、「俺たちが甲子園に行ってたら、いったい何点取られてたんだろ。」
なんて思いながら、別な意味で背筋が寒くなったのを憶えています。

とにかく、後輩たちには、来週の東北大会で自信をつけて夏の本番に向けて頑張ってもらいたいです。
どうか応援、よろしくお願いします!

コメント

コメントを書く