『笑顔の中に美味さあり。』

毎度ありがとうございます！

３日から一泊で仙台にゴルフに行ってきました。
毎年恒例の同級生イベントでして、今年はカジボ・ケンシに新たにオノが参加し４人でいざ仙台へ。

昨年も（過去記事：「仙台にて」参照）、商売に絡めて飲食店は全部自分がチョイスしたんですけど、
今年も一風変わったお店へお邪魔することになりまして。

入口に戸は無くビニールシートで風除けしただけの、アジアの屋台をイメージさせる
オープンな店構えのお店に入ったんです。
黒く塗られた店内に古い家具や不揃いの椅子が置かれ、古めかしさがどこか懐かしい
いかにもアジアンチックな雰囲気には期待が持てます。

「じゃ、生ビールを４つね。」
「ハイ。生を４つ～！」
スキニージーンズに古い前掛けを腰に巻いた若い店員さんが、また可愛く見えるんですよ。

「いや～、とうとう仙台に来ちゃったなぁ、オイ！」
「正月早々、いいよな。なんだろな～、この幸福感！」
なんてテンション上がっているうちに、ビールが運ばれてきたんです。

「ハイ。生ビール４つでーす。」
「おー！きたきた。よっしゃー乾杯すっか。」
「あのーお客様。ウチのお店は初めてですか？」
「ん？・・・はい。」
またかよ！なんか去年と展開が似てるんですけど・・・。

「あのー、当店は都度払い制になってまして、その都度現金で精算をお願いしてるんですけど・・・。」
「ツ・ド・バ・ラ・イ・セ・イ？なにそれ？」
「なんかよく分かんねーけど、とりあえず金出そうぜ。」
「ハイ。生４つで２０００円になります。」

「なんか、一回づつ面倒くせーシステムだな。」
「とりあえず一人３０００円づつでも出しとくか。」
「そうだな。」
なんて乾杯もしないで、ガザゴソやってたんです。

「ハイ。やきとり４本でーす。４００円もらいまーす。」
「ああ。じゃ１０００円で・・・。そんでよ～あのあと、あいつが・・・」
「ハイ。柚子サワーでーす。５００円もらいまーす。」
「そしたら・・・。え、ええ。あ、はい１０００円。」

何となく会計係りになってしまってたカジボが、「毎回毎回うっとうしいな」。なんて呟き始めたころ
「こちらにお金をおくトレーがありますんで、ここに置いといてもらえれば、勝手に精算しますんで。」
「なんだ。そうなの。早く言ってよ。」

その後も、各自飲みたいもの飲んで、食いたいもの食ったんですけど、
その都度店員がお金に手を伸ばし、トレーの上のお札がどんどん小銭になっていく様に
なんとも言えないカルチャーショックを受けたわけです。
お金というより、チケットやドリンク券みたいな感覚ですよね。
飲みすぎなくていいのかもしれませんけど。

そしたら会社を経営してるオノがボソッと、
「これ、領収書くれって言ったらくれんのかな？」
「くれるんじゃないの。その都度、その都度。」
「ぎゃははは。すんげー枚数になるじゃん。それ。」

どうにも馴染めないシステムのお店を１時間くらいで後にし、
一行は次なるお店へと彷徨い歩くのでした。

しっかし、毎回毎回、鶴岡には無いスタイルのお店には勉強させられます。

たぶん、つづく・・・かも。

「やんちゃ」は今日から営業開始です。
本年も、宜しく御愛顧のほど宜しくお願いいたします。

オッシャー！！