『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

21歳、初夏

毎度ありがとうございます!

先日、懐かしい写真が出てきまして・・・。

7ff2fe9e.jpeg大学3年の頃、バンドを組んでライブハウスで歌っている写真です。
函館では有名なライブハウスで、のちにはあの「GLAY」も
ここでブレイクしたという由緒あるステージなんですね。

高校時代は野球しかやってこなかったんで、
とにかくキャンパスライフを楽しもうと、
ギターも弾けないのに誘われるまま軽音楽部に入って歌ってた頃です。

当時は「イカ天」ブームで、ネコも杓子もバンド組んでた時代でしたもんね。
あの、某酒屋の店主もビジュアル系バンドを組んでメイクして髪の毛おっ立たせてたくらいですから。
自分も含めて、ある意味なんでもアリの恐ろしい時代だった気がする・・・。

自分達の場合は、適当に「コレ、いいな。」と思ったメジャーなバンドのコピーをやってた程度ですから、
さすがにメイクまではしませんでしたけど、分厚いラバーソール履いたりしてそれなりに楽しんでました。

まったくのド素人でしたから、PAだのMCだのエフェクターだのボウヤだのって
専門用語を言われても、なんのこっちゃまったくワカリマセ~ン状態でしたもんね(笑
高校時代にはまったく縁のなかったジャンルです。

そう言えば、大学時代はバイトもよくやりました。
危ないマスターに気に入られて、そのまんま怪しいスナックなんかでもバイトしてた事もありましたね。
あの頃は、焼酎なんて誰も飲まなかったし、焼酎をキープする時代が来るなんて思いもしなかった。

1989年ってことは当時21歳だから、これは大学4年の頃ですね。b00b602c.jpeg
バブル絶頂期の写真に写っているMENUボードには

「レミーマルタン20000円
  ヘ ネ シ ー 20000円
 オールドパー 18000円
 X   O    12000円」

って書いてあるけど、今になれば高いんだか安いんだかも、よく分からない。

カウンターのピンク電話も懐かしい!!
たしか10円しか入らないダイヤル式でした。
今の子供達、ダイヤル式で電話かけれないんじゃないかな、きっと。

閉店時間が近づくと「メリージェーン」や「ラブイズオーバー」の曲が流れ、
フロアでは照明を落としてホステスとチークを踊るのがお決まりのパターンだったもんです。
こんな話、アラフォー世代以上のオッサンにしか分からないかもなぁ・・・。

この頃はホステスもみんな歌が上手かったですもんね。
高橋真梨子の「for you・・・」や鈴木聖美の「TAXI」なんかの聴かせる曲が上手い子は人気もあった。
あとはやっぱり、テレサ・テンは絶対にハズせなかったし。
あちらこちらでチップが飛び交い、給料よりチップが多いなんて当たり前の時代でしたもんね。

そう考えると、いろんな事をこの目で見てきたし、実際にやってきたんだなぁって、
改めて今までの人生を振り返ってセンチメンタルな気分に浸ってしまうわけです。

今は、毎日があっという間に過ぎていって、あまり写真も撮らないせいか
後から思い出せる思い出ってあまり残ってない気がするんですよね。
もちろん、記憶には残ってますけど、年のせいかだんだん思い出せない事も多くなってるんですよ。

そんな想いもあって、また今日もくだらない昔の話しをブログに書いてしまってるワケです。

お店の告知よりも、くだらない内容の方が圧倒的に多いブログですけど、
これからもお付き合いいただければ幸いです。

少しづつ春が近づいてます。
素敵な週末をお過ごし下さい。

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