『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

センバツ開催について

毎度ありがとうございます!

宮城県の「東北高校」が、予定通りセンバツに出場する意向だと報道にありました。
センバツ大会そのものの開催も、まだ正式に決定していないらしいんですけど、
自分的には大いに賛成であります。

「東北(宮城)」「光星学院(青森)」「大館鳳鳴(秋田)」の東北代表の3校には、
頑張ってもらいたいものです。

某高校野球掲示板には
 「痛ましいことに被災者はまだまだ増えている最中です。
 災害の規模や深刻さからいっても、中止が普通でしょうね。
 プレーで被災地に勇気をなんて、何とおこがましい。
 とかく大局的な判断が苦手な高野連ですが常識的な判断を望みます。」
などと、センバツ開催に反対という方からの書き込みもありました。

image.jpg自分には、全く理解できません。
もしセンバツが開催されたら、被災した方々は
「何をのん気に野球してるんだ!」って思うんですかね。
そんなんだったら、震災当日から赤提灯つけて酒飲ましてる我々飲食店や
いらしてくれたお客様も、みな不謹慎ってことになっちゃいますよね。

今回の震災と高校野球とに、どんな関係性があるというんですかね。
それだったら、出場選手全員に喪章を付けて試合をしてもらうとか、
応援団やアルプススタンドの太鼓やブラバンは自粛してもらうとか、
方法論はいくらでもあると思うんですけどね。

さらに、甲子園入場料の中から義援金として、一部でも被災地に送るとか、
しっかりと哀悼の意を表しながら、復興のための後押しもできると思うんです。

センバツが中止なら、プロ野球もJリーグも大相撲もすべて中止にしないと。
それどころか、バラエティ番組もお笑い芸人も、みな不謹慎になっちゃいますよね。
もちろん、我々飲食業界も。

「ガソリンや電気の供給も、自分たちも苦しいんだけど被災地優先で構いませんよ。」
「何はともあれ、被災者の方々の支援をお願いします。」という気持ちはみな同じなハズです。
そして、みんな今できることを必死にやってる。

高校野球を過敏に美化する風潮や世論には、常日頃から反対のスタンスですけど、
彼らにとっても一生に一度の経験なんです。
憧れの甲子園で、思いっきり悔いの残らないように全力でプレーしてもらいたい。
被災地のためになんて考えなくていい。
自分のためチームのために、精一杯、清々堂々と試合すればいい。
その必死な姿にこそ、結果的に見ている我々や被災された方々が
元気や感動をもらえるんだと思うんです。

昭和51年の酒田大火の翌年、59回大会に出場した「酒田工業」の一回戦突破の活躍に、
災害に遭われた酒田市民のどれだけが救われたか。
平成5年の奥尻沖地震、平成7年の阪神淡路大震災、平成12年の三宅島大噴火など、
災害にめげず選手が一生懸命にプレーする姿に、
どれだけの人々に生きる勇気や明日への希望を与えたことか。

被災した都道府県の代表校が入場行進で登場した際の、あのスタンドからの温かい大拍手は、
被災した方々へ届けと言わんばかりの「頑張れ!」の拍手のような気がしてなりません。

自分は、センバツ開催を切に願います。

今日は「計画停電」が中止になりましたけど、前日に仕込みを済ませていたんで、
予定通りに徒歩で店に出勤し、徒歩で自宅に帰ってきました。
明日は買出しがあるので車を使いますけどその分、あさっての分を見越して購入して、
土曜日も歩いて出勤しようと思ってます。
そして、タイミングがいいんだか悪いんだか、日曜と月曜は連休になります。

今できることしかできないけれど、被災していない地域の人間も頑張ってますよ。

頑張ろう!東北!
頑張れ!高校球児!

コメント

1. 全く同感です<(`^´)>

なんだかんだ難癖付ける人間はいつでもどこにも居るもんです!
いちいち聞いてられないっしょ!?
ほっとくべ(`д´)!
センバツの開会式、感動して涙出ました(ノ_・。)

2. >ぶっちょさん

喪章を付けての開会式に、楽器使用応援の禁止、募金箱の設置と
予想した通りの開催形式になりました。
まぁ、高野連の発想はいつもこんな感じです。

選手にとっては、一生に一度のことですから、
どんな形であれ、開催された事は素直に評価したいと思います。

「大館鳳鳴」は残念でしたけど「光星学院」は強かったですね~。
あの力強さ、あのパワー…。
これからの東北地方復興に向けて、勇気と元気を分けてもらった気がします。

3. 友人の息子さん

三中のスラッガーで主将でした
福島の聖光学院に野球推薦決まってたけど 原発騒ぎで友人は泣いて行くのを止めたけど 甲子園行きたいから!と旅立って行きました
夏の甲子園で酒南の會田隆一郎君とともに注目です!
私、かなりの野球マニアなんですよ
何せ巨人のV9時代から観てるんで あ、年ばれる(笑)

4. >ぶっちょさん

いきなりこんな事を書くと誤解されそうですけど、
自分は「甲子園至上主義」ではないんですね。

もし、自分の息子が「甲子園に行きたいから野球留学させてくれ」と
言ってきても絶対に賛成しないでしょう。

野球があるから甲子園があるんです。
甲子園のための野球じゃないと思うんですね。

甲子園は結果としてついてくるものなんじゃないかと…。
甲子園に出場した選手たちは、その後、野球を辞める子が比較的多いんだそうです。

だけど、母校の甲子園出場は本気で応援しているという…。

スイマセン、矛盾してるかもしれませんね(汗

まぁ、その辺のところは、また今度書いてみたいと思います。
コメントを書く