『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

道半ばにて
毎度ありがとうございます!

同期のワタルが、4年間務めたスポ少の監督・コーチの職を退くことになったと聞きました。
雨の日も風の日も、子供達と一緒になって頑張っていたのを知っているだけに、
本当に残念でなりません。

どこにでも、いつの時代にもバカな親はいるけれど、ここまでバカがいるとは思わなかった。
指導者が絶対だとは言わないけれど、少なくとも感謝の気持ちを持たずして
誰が子供達に指導してくれるんだって話しです。
自分達でできるのなら、最初からそうすればいい。
それを、否定はしませんよ。

逆に、指導者は「偉い」ワケじゃないんです。
「子供が主役。」とみんなが言うけれど、
「自分は脇役。」とは誰も言わない。
勘違いしている指導者も、じつに多いんですよね。

子供が可愛いのは、どこの家も同じなんですよ。
10人子供がいれば、親は20人いるわけです。
それに対応するためには、指導者側の引き出しも一つや二つじゃ
到底太刀打ちできるハズがないんですよね。
けど、その引き出しは急には増えていかないもんなんですよ。
その引き出しを増やしていくには、1年1年経験を積んでいくしかないんですね。
その経験と存在感を兼ね備えたときに、はじめて周りの父兄に一目置かれ
信頼される立場になるんだと思います。

syounennm2.jpg親は指導者に対して、感謝と敬意を、
指導者は謙虚に誠実に対応しないと、
どちらかのバランスが悪くても成立しない関係なのかもしれません。

いろんな考え方があるでしょうし、
そこに正解・不正解はないと思いますけど、
自分は長く頑張ってもらいたかった一人なだけに、
あえて厳しく言ってしまうのかもしれません。

「男の修行」
苦しいこともあるだろう
言いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが 
男の修行である  
            山本五十六

またいつの日か、ワタルが熱き情熱を持って子供達に野球を教える日が来ることを、
陰ながら期待しつつ応援していきたいと思います。

それまで、ゴルフやるか、ゴルフ。
ゴルフには、バカ親は出てこねーぞ(笑

コメント

1. 詳細はよく分かりませんが

やんちゃさんの見込んだ方なのですから
その方は、信念を持った良き指導者なのではとお察しします…
より良い環境で指導の現場に復帰できるといいですね

ここ15年くらいの間、野球場の中で凄く変わったなと思うのが「スタンドの親たち」です

先の高校野球秋季県大会でも
子どもの野次の飛ばし合いに腹を立て「てめぇぶっ殺してやっぞ」と暴言吐いていた男親
相手チームの投手が自チームの打者の頭にボール当てたとたん
キチガイ(おっと放送禁止用語ですが本当にそう思ったもので)のように絶叫していた女性の保護者

いやはや、こちらが恥ずかしくなるようなヒートアップぶりでした
間違いなく、子どもより親の方が主役の意識強いですよね

それと、別に悪いとは言いませんが
最近はバックネット席までお茶を配りに来る保護者も出現してきましたよね
あれ、いつから始まったんでしょうか?
本当に必要なんでしょうか、あのサービス…

「巨人の星」のあきこ姉ちゃんのような見守り方が、すごく美しく見える今日この頃です

2. >酒田むすめさん

そうですよね。

親も一生懸命なのは分かりますし、大いに結構なんですよ。
ただ、「多勢に無勢」と決め込んで、おかしいなぁと感じる事であっても
結果的に同調路線で一緒になってワアワアやってる親も多いそうなんですよ。

個別に話すと理解してくれているのに、ほかと一緒になると急に批判的になるとか…。

指導者はただ単に野球を教えるんじゃなくて、礼儀や感謝や道徳感をも
時には教えていく必要もあるわけです。

つまり、野球さえ知っていれば誰でもいいってわけじゃないと思うんですよ。

そういう将来有望な指導者が育たない背景には、
父兄とのトラブルが後を絶たないからなんだそうです。

自分は、5回のコーヒーサービスも止めたほうがいいと思ってる一人です。

親が過剰すぎるでしょ、いくらなんでも。
必要、ありませんよ、あんなサービス。
スチュワーデスでもあるまいし。

何の意味があるのかと、一度はっきりと聞いてみたいものです。
そして、それは望んでやっていることなのかと。

難しい問題ですけど、逃げずに立ち向かう勇者が現れることを期待します!
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