『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

「くどき上手 しぼりたて 無濾過」
毎度ありがとうございます!

とうとうドカ雪が積もって、辺り一面真っ白になった鶴岡です。
確かに、雪は生活に不便さを与えますんで、無いにこしたことはないんですけど、
絶対に降るものですから、じたばたせずに冬の生活リズムに切り替えていきましょう。
自分の場合は、いつもより30分早く起床して、雪かきするのが冬の日課になります。

さて、今日も新酒のご案内です。

48f9d9db.jpeg「くどき上手 しぼりたて 無濾過」純米大吟醸・日本酒度±0.0です。
昨年も、ホワイトボードメニューで提供してきましたが、
おそらくスポット展開酒としては、一番人気のあったお酒です。

昨年までは、酒造好適米:美山錦を50%まで磨いて
純米吟醸としての発売だったんですけど、
今年は酒造好適米:出羽の里を48%まで磨いた
“純米大吟醸”として登場しました。

レベルデザインも一新し、非常にシンプルなイメージになってます。

が、飲んでみての感想は濃厚・芳醇・ねっとり・そして香りはフルーティな感じです。
日本酒特有の喉がカッとなるようなアルコール感はなく、まったりとした甘口のお酒です。

そのふくよかな香りとやさしい甘さが重なって、まるでマックシェイクでも飲んでるかのような
スイーツな錯覚に陥ります(笑

山形のお酒、いや地元を代表するお酒ですので、根拠のない「辛口、辛口!」という
楽しみ方ではなく、じっくりと味わいながら楽しめる「旨口」のお酒だと思います。

ここ数年、自分自身が飲んでじかに感じることなんですけど、
旨いと感じるお酒のほとんどが、いわゆる「辛口」ではありません。

仲間と楽しく飲んで食べてという時には、いわゆる「淡麗」なスッキリタイプのお酒を好みますけど、
じっくりと味わって飲むお酒は、あまり日本酒度的には高くないお酒です。

じゃ、辛口、甘口って表示はなんなのよ?と聞かれると一言では説明できましぇん。

ただ、辛さの目安程度の日本酒度をみて、単純に「辛口から好きだ。」とか
「甘口からダメだ。」じゃなくて、たまには実際に飲んでみて自分自身の舌に任せてみてはどうでしょう。
きっと、新しい発見があるかもしれませんよ。

やんちゃでは、日本酒度-7の和田来から+20のばくれんまで、
甘口~辛口さまざまな銘柄を、常時10種類以上とりそろえております。
蔵元に限らず、いろんな銘柄を試してみて、自分好みのお酒を探してみてはいかがでしょうか。
ラーメンだって、他人が旨いから自分も旨いとは限りませんからね。

「辛口」ばかりが日本酒じゃありませんよ。

むしろ、旨いお酒はもっと別のところにあるのかもしれません。

このブログをみて日本酒を飲みたくなった方・・・。
今日も元気に営業しております。

今日はカウンターのみ空席がありますので、是非お立ち寄り下さい。


 

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