『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

東京酒場巡り④(赤羽・上野・御徒町) 
毎度ありがとうございます!

二度のリバースのせいで朝方まで眠れず、いつもの6時半には起きてしまいました。
体調不良・・・完全なる二日酔いの中、午前中はスカパーを観ながらのんびりと過ごし、
二日目は13時にしんさんと赤羽で待ち合わせ、胃にやさしい「おでん」からスタートしました。

赤羽にある「丸健水産」は、おでんダネの販売もしているアーケード内の立ち飲み屋さん。
立ち飲み屋というより、おでんダネ販売店が立ち飲みさせてくれている、と言ったほうが正解なのかも。

昨年、立石の「二毛作」にも行ってきましたけど、雰囲気やロケーションは似ているものがあります。

ccadd6cb.jpegおでんダネ販売のショーケースには、奥で揚げたばかりの
【がんも】や【キンチャク】が次から次へと並べられ、
数人のお客さんがそのタネを求めて並んでいるんですね。

別の間口で、丁寧に仕込まれたおでんは、薄味の関西だしが
とても優しく染み渡り、どのネタも飽きずに、冷めても美味いんですよ。

720decea.jpeg自分は、定番の【玉子】【大根】【がんも】と
串に刺さった【カレーボール】の4点買いに、缶チューハイ。
しんさんは、【つみれ】【ロールキャベツ】【カレーボール】と
東京23区内で唯一の酒蔵、小山酒造の丸眞正宗ワンカップ。
アルコール代込みで、二人分合計でも1500円也・・・やっ安い!

やっぱりおでんは安くて早くて、あったかいってのが基本ですよね。
お邪魔したのが昼の1時でも、おでんを肴に一杯ひっかけていくお客さんが、後を絶ちません。

おでんと缶チューハイをお替りしたい衝動を抑えつつ、ここで場所を移動する事にしました。

次なる目的地は上野・御徒町・秋葉原。
証券マン時代は、茅場町まで日比谷線で通勤してたんで、都内でも馴れ親しんだエリアです。
上野で降りて、アメ横をすり抜け、御徒町から秋葉原まで散策したんですけど、
馬モツ煮込みで有名な「大統領」には支店が出来ていて、昼から超満員の大盛況振りには
本当にカルチャーショックを受けました。

このエリアには「たきおか」や「ヨリキ」をはじめ、たくさんのもつ焼き・立ち飲みのお店が密集し、
先日まで靴屋だったところが居酒屋になっていたり、まさに入れ替わりの激しい激戦区です。

土曜日の昼間、上野駅すぐそばで、お土産を買うのにも好都合というエリアとはいえ、
2階までビッシリと埋まった客席と、それでもまだ目の前に行列ができていく光景は、
規模はまったく違えど同じ業種を営む者として、刺激を受けないハズがありません。

入り口は屋台のようにオープンで、寒ければ透明なビニールシートで入り口を覆うスタイルが
「安くて早くて旨い」の代名詞になっているのかもしれません。

「なんだ、ここ。すげーな。」

うわ言のように呟きながら、人でごった返すアメ横をすり抜け、秋葉原に向けて歩き始めました。

つづく。
 

コメント

1. 実は。

丸健水産で飲んだのは、東京23区唯一の蔵、小山酒造の丸眞正宗ワンカップでした。
燗でも美味しいお酒です☆

2. >しんさん

あのワンカップは「丸眞正宗」でしたか!
失礼しました。
本文も訂正しておきますね。

いろいろ思い出して、余韻に浸っております(笑
コメントを書く