『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

東京酒場巡り⑤(中野 前編)
毎度ありがとうございます!

上野アメ横からガード下沿いに御徒町を抜け、歩いて秋葉原へ。

路上の両サイドには、メイドや女子高生やAKBみたいな格好をした女の子のキャッチが
ずらりと並び、ティッシュやらビラやらを配っている光景にも驚かされましたけど、
家電やパソコンは当たり前、ケーブルやら何かの部品が路上のコンテナに無造作に積まれ、
街行く人々の空気感が変わってきているのを、なんとなく感じ取っていました。

あの街は、「オタクの聖地」などと一言ではまとめれない、何かのエネルギーを感じる場所です。
鶴岡では、決して感じる事のできない底知れないパワーを、すれ違う人たちに感じていたんです。

自分にとって価値があると感じたモノには、それが人であれアニメであれ家電であれ、
時間もお金もとことん費やす事を惜しまない、ある意味余裕のある趣味の街なんだと思うんです。
いろんな人がいるからこそ、いろんな価値観があるわけで、それが誰であったとしても
そのどれをも否定できるものではありません。

酒場とは関係のないように見えて、実はとても興味深く人間観察させてもらっていました。

少し歩き疲れたせいか、腰を据えてじっくりと飲みたくなり、しんさんにお願いしていた予定を
2軒ほどすっ飛ばして、このまま中野に向うことにしたんです。

まずは一軒目、「ぢどり屋」で晩酌セットを注文して、念願の生ホッピーを飲むことができました。

f166071b.jpegつまみは、「ぢどり炭火たたき」「ぢどり炭火もも焼き」を注文。

歯ごたえのある親鳥のもも肉を小さくさばき、
豪快に炭火で焼き上げ少し黒くなったあたりで提供される
九州地方の名物鶏料理です。

ようやくイスに座って飲める安定感からか、お酒のピッチが急に早くなってしまってました(笑

勢いついて、今度はそのまま「馬肉食堂さくら」の口開けに直行することにしたんです。

DSC_0004.jpg念願の「馬肉食堂さくら」では、馬レバ刺しと赤身とタテガミの刺身と
モツ串焼きつくね串を堪能させてもらいました。
どれも、美味しかったのはもちろんのことですけど、
カンカン帽を被ったマスターの明るい笑顔と軽快なトークに
初めてお邪魔したとは思えない錯覚に陥り、
一発でこのお店のファンになってしまってました。

刺しも串も、メニュー全てがリーズナブルで、鶴岡あたりじゃ考えられないような低価格です。

しかも、本当に小さくて狭くて分かりづらい場所にお店があるにもかかわらず、
見習うことがたくさんあった気さくで楽しい良心的かつハイクオリティなお店でした。
ここでバイトされている、しんさんの妹さんにも、大変お世話になってしまいました。

もしも、また中野で飲む機会があったら、必ずお邪魔したいお店です。
ただ、一人じゃたどり着けないかもしれないけど(汗

お店が混んできたところで、今度は「おかやん」に移動することに・・・。

つづく。
 

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