『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

祝センバツ!
毎度ありがとうございます!

春のセンバツに山形中央高校が21世紀枠で出場が決定しました。
春・夏通じて甲子園初出場、本当におめでとうございます。
平成17年の羽黒がベスト4になった77回大会以来の、山形県からの出場になります。
個人的には、中途半端なトコと当たるより、初戦から強豪校と対戦してもらいたいと思ってます。

過去に、昭和54年の51回大会に初出場した我が母校、鶴商学園(現鶴岡東)も
初戦で天理と対戦しました。
のちに、恩師になる田中元監督に聞いた話なんですが、組み合わせ抽選会のときに、
鶴商学園と対戦するのが決まった瞬間、天理の選手たちはガッツポーズをして喜んだそうです。

まあ、それもそのはずで、出場30校の中で最高打率チームが天理で最低打率が鶴商学園でしたし、
東北大会でも準決勝敗退で決勝の2チームが宮城のチームだったため、試合内容から繰上げ的に
センバツ初出場になった背景を考えると、天理の選手は1回戦は楽勝と思ったんでしょうね。

でも逆に、そのガッツポーズで鶴商学園の選手たちに火がついた。
「ふざけんなコノヤロー」「馬鹿にしやがって」「絶対にやってやる」。。。

大会初日の第二試合で、地元関西の天理が出場するとあって観客は超満員の完全アウェー状態。
しかも、開会式直後の第一試合で東北大会を制した東北が、下関商に6-1の惨敗した直後だった
こともあって、天理は終始楽勝ムードでアルプスの応援団に手を振る選手までいたらしいです。

それが、結果は5-2で鶴商学園の大金星!。好投手、君島が好投するんですよね。
テレビ観てて感動したのを覚えています。

ちなみに、この試合の一試合最多併殺数7個(天理5鶴商2)という記録は今でも破られていません。
天理の9イニングある攻撃のうち5イニングでダブルプレーを取ったわけですから、
攻撃型のチームというより完全な守備型のチームだったわけです。
その後2回戦で、名将蔦監督率いる徳島県の池田に0-5で惜敗はするものの、
オールドファンには記憶にも記録にも残る、ナイスゲームだったんですよね。

山形中央の話しから、かなり脱線してますが、とにかく頑張ってもらいたいわけで・・・。

eyes0169.jpgでも、ここまで書いたら止まらないんでさらに続けると、
過去に山形県からのセンバツ出場は10回あるんですけど、
そのうち同年の夏の甲子園、つまり春夏連続出場は3回しかないんです。

昭和48年の日大山形と、昭和61年の東海大山形と、
平成14年の酒田南の3回だけなんです。

みなさんの記憶に新しい平成16年のセンバツベスト8の東海大山形も、
翌平成17年のセンバツベスト4の羽黒も、夏の大会は出場してないんですよ。
ということは、今年の夏はますます混戦になるってことなんですよね。

秋の県大会決勝でこの山形中央を7-0で下した覇者日大山形も、
その日大山形を県大会で2-1と唯一1点差ゲームで苦しめた鶴岡東にも
チャンスは十分にあるわけです。結局は、母校びいきになってしまってますけど。

だめだ。高校野球の話しになると止まらない・・・。

ここらで止めておきます。

がんばれ山形中央!

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