『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

マスク
毎度ありがとうございます!

卒業シーズン真っ盛りですけど、ふと自分が中学のときの痛いエピソードを思い出しました。

中学3年の3月頃、夜中にこっそりと家を抜け出してバイクで走るのが楽しい時期がありまして。
当然、無免許だったんですけど、暴走族とかそういうのじゃなくて、同級生のシンジと二人で
友達の家をグルグル廻ったりして遊んでたんです。

で、ある夜、いつものように二階の自分の部屋から抜け出して、隣の家の塀に足をかけようとした時、
ズルッっと足が滑って、まっすぐそのまま落下してしまったんです。
ちょうど隣の家の塀が、自分の身長くらいのコンクリート塀だったんで、
アゴから頬までガガガッ!と削るようなぶつけ方だったんですよね。

eyes0528.jpg激痛なんてもんじゃなかった。

それでもシンジと待ち合わせしてるし、顔面ズキズキしながらも
バイクを引っ張り出して何とかシンジの家に向かったんです。
「オーイ!カットバンくれよ。」
「うわっ、ムリムリ。ここにはないからナオトんち行こ」って即答。
仕方ないから、そのまま同級生ナオトの家まで向かったんですよ。

一階にあるナオトの部屋の窓をコンコンと叩いて、「オーイ、カットバンくれよ。」って言ったら
ふり返ったナオトが「うわあああ~!なっなんだよ、その顔!」ってベットから飛び跳ねたんです。
で、窓ガラスに映った自分の顔を見てみたら、顔面血だらけでボトボト血が垂れてるんですよ。

真夜中に、リアルに顔面血だらけの男が窓の外に立ってるんですからシャレになってないですよね。
「カットバンの傷じゃねえって、それ。早く医者に行けよ。」
「何だよ!冷てーな、オイ!カットバンくれって。」
「だから、無理だって。その傷じゃ。なぁ、シンジ。」
「うん。オレも最初からムリって知ってた。」

その後、その時の傷が化膿してしまって、薬を塗ったガーゼを当てて治療してたんですけど、
そのために、その頃は風邪でもないのにマスクをする羽目になりまして・・・。
高校入試から卒業式、そして高校の入学式までマスク着用・・・。

当時の、ちょっとワルいヤツらはみんなマスクしてた時代なんですよね。
「なめねこ」とかいって、猫までマスクしてた時代ですから。

まぁ当然ですけど、その後、高校入っていきなり先輩にシメられました。

「・・・。」
じゃ、聞くけど、どうすりゃよかったのよ。ケッ。

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