『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

出張
毎度ありがとうございます!

先週は東京のしんさんからご来店頂き、やきとん屋の形態やら、東京での山形の地酒の評価やら
いろいろと参考になる話をたくさん聞けたんですけど、そうなるとやっぱり自分の目と舌で
確認しないと気が済まなくなる性分でして・・・。

04_ueno_07_m.jpg自営業ではあんまり「出張」って言わないのかもしれないんですけど、
近いうちに東京に出張に行かないとダメですね。

自分の感覚やら感性を呼び起こして、現状に満足しないためにも
「なかなか時間がとれなくて・・・」なんて
言ってる場合じゃないんじゃないかと思うわけです。

開店当初、鶴岡で初めて「やきとん」と書いたちょうちんを出したとき、
「やきとんって言うから何か珍しいモノ出すのかと思ったら、ただのやきとり屋だべや。」と鼻で笑われ、
自分のこだわりを分かってもらえず、凄く悔しい思いをしたこともありました。

でも、その悔しさがあったからこそ、今日までやきとん一筋でブレずにやってこれたし、
「やきとん=やんちゃ」のイメージでお客様に可愛がってもらえたんだろうと思うんですよね。
ちなみに、鶴岡で「やきとん」の看板を出しているお店は、未だにウチ以外まだどこもありません。
まぁ、その分ウチが目立つんで、別にいいんですけど・・・。

そういう意味では10年以上も前から「やまがたの地酒」にこだわってきて、
誰にも相手にされないところからスタートして利き酒の世界大会のファイナリストにまでになった
佐野屋の店主サノとも、大人になってから意気投合できたのも何かの縁を感じるし
商売の方向性にも共通するものを感じるわけです。
やきとんの世界大会はないんでエントリーできませんけど・・・(笑

ただ、やっぱりこの商売をやってる以上、自分の中ではやきとんありき、なんですよね。
お酒よりやきとんで勝負したいって言うのは常にあります。料理人なら当然ですけど。
お客様に喜んでいただけるのなら、お酒や焼酎の品揃えもすぐに増やせますけど、
それだけだと日本酒バーや焼酎バーと変わらなくなっちゃう。

もっとやきとんも追及したいし、鶴岡で流通しない部位もまだまだたくさんあるんですよね。
まずは自分で食べてみて、庄内人の舌に合うのかどうかも確かめてみたいし。
価格とボリュームのバランスや、東京の店の雰囲気にも飲み込まれてみたいし。

自分を奮い立たせるための「出張」は、絶対に行かないとダメだな。マジで。

コメント

1. お待ちしております

まだまだ話したいことは沢山あったり。

私なんかは東京に出て、地元の良さを再確認したり、悪さも判ってきたりしています。

仕事的にも外に出たことで色々吸収できましたし。

『出張』のさいは案内いたしますので(`・ω・´)ъ

2. 無題

出張、オレも行きたい!(=゚ω゚)

3. >しんさん

ほんともっといろんな話したかったですよね。

「東京出張」がしばらくサノとの合言葉になりそうです。
その際は「おかやん」必須でお願いします(笑

4. 合言葉は東京出張

商売をされていると休みづらいですよね。
でも、休みが取れることを祈っています。

飲みに東京へ行くのではなく、調査です。調査(笑)

野方の秋元屋や四谷の酒の音もコースに入れないとなぁ。
てか、一日では無理かも(笑)

是非、佐野さんといらして下さい。
おかやんにも行きましょう(笑)

5. 無題

>しんさん
私、20年前に野方に住んでいたのでぜひ行って見たいです。
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