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毎度ありがとうございます!
先日の夜、山形に住む田中先生の息子さんと、地元でお馴染み茂木先生の息子さんが
お店で一緒になるという、鶴商学園野球部の卒業生であれば誰でも恐縮してしまうであろう
お二人が偶然に揃ったのでした。
田中先生と茂木先生の鶴商学園野球部での二人三脚は25年・・・
自分たちの時代は田中監督・茂木部長の体制でしたから、本当にこの二人のお父さんには
言葉では言い表せないくらいお世話になったわけです。
40代の若さで茂木先生がお亡くなりになり、田中先生も5年前に他界されました。
こうして息子さん二人が仲良くツーショットで写真に写っている姿を見ると、
自然に恩師お二人のことを思い出さずにはいられません。
卒業してから茂木先生とばったりパチンコ屋で会って「いいからここに座りなさーい。」と
先生の隣の台に座らされたんですよ。
卒業してて現役時代のような堅苦しさはなかったんで、言われるがまま隣に座って打つと
たった千円で大当たりしてしまって、あっという間にドル箱を5~6箱積み上げたんですね。
その間、ずっと隣の先生がすごい形相でこっちを見てるわけです。
「だろ。すぐに出ると思ったんだ。さっきまでオレがその台にいくら突っ込んだと思ってるの。」
「1万ぐらいっすか。」
「ばーか。3万だ、3まんえーん。」
「ま、まじっすか。」
それ聞いてそのまま打てるわけないじゃないですか。
使った金額も千円だったし「あー、もう時間ないんすよね。先生よかったらこのままどうぞ。」
と出玉も全部置いて、そのまま席を離れたのでした。
なんか、卒業してからパチンコ屋で恩師と会って、世間話しながら並んで打てただけでも
すごく嬉しかったですし、随分と大人になった気がしたものです。
なによりも、いい話のネタが出来たわけですからね(笑
その後、どこかで再会するたびに「あのときのパチンコの分、なんかおごってくださいよ!」
なんて、調子にのって話しかけさせていただいてましたもんね。
「何をいってるの。全然儲かってなーい。」
とはぐらかしてましたけど、しっかりと換金してたの知ってましたから(笑
そんな茂木先生の息子ルイとは、公私にわたって何かと付き合いがあるんですよね。
一緒に軟式野球をやって全国大会にも行きましたし、今はOB会活動でも一緒です。
先日も奥さんのご家族も含めて、皆さんでお店に立ち寄って下さいました。
そして、田中先生の息子ケンとも親しくさせてもらっていて、山形市で一緒に酒を飲んだり、
球場のスタンドで一緒に鶴岡東を応援したりして、気さくに付き合わさせて頂いております。
山形市での夜は、深イイ感動する話しから、ここには絶対に書けないような話しまで、
ポンポン話題が飛び出して、確かスタートから5~6軒は付き合わせた記憶があります。
まぁ、よく食べ、よく飲み、よく喋る!(笑
田中先生は、店にもよく顔を出してくださって「煮込みが旨いなぁ~。」と喜んでくれました。
利府高校初代監督の小田島先生と二人でご来店してくださったときにも、
「こいつは野球は下手だったけど、ここの煮込みは旨いんだ。」とOKのサインを出して、
小田島先生にも煮込みを勧めてくれたんですよね。
そんな煮込みを、ケンも最後に食べて行ってくれました。
本当に言葉では言い尽くせないくらいに恩師お二人にはお世話になったのですが、
こうして今は息子さんたちが気さくに寄ってくれることにも、感慨深いものがあるわけです。
時を越えて、世代を越えて、人と人との縁の深さに感謝しながら・・・
そんな嬉しくも不思議な感覚になった夜でした。
息子さんたちがこうして揃うと、やっぱり先生たちに会いたくなります。
あっちでも二人で野球やってるんでしょうかねぇ。。。
お二人とも、お元気ですか?
そっちで楽しくやってますか?
息子さんたち、立派な大人になっていい男になってますから安心してくださいね。
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毎度ありがとうございます!
先週の新人戦後に風邪を引いて部活を休んだ息子からもらったのか、
週末にかけて連日の高校野球観戦で体調を崩したのか、
寝不足をおしての週末部活動で疲れが溜まっていたのか、
とにかく、何年ぶりかでガッチリと風邪を引いてしまいました。
昨夜は熱が38℃まで上がり、ボーっとするというよりクラクラして天井が揺れてる状態でした。
鼻もつまり喉も赤く腫れ、もちろん食欲もなくひたすら横になっていた日曜日でした。
朝一番でかかりつけの医者に行く際には少しだけ熱も下がりましたが、全く味覚が戻りません。
咳・痰の症状に変わり本当にしんどいです。
というわけで、本日の営業は臨時休業とさせていただきます。
医者から処方箋を出してもらいましたので、しっかりと薬を飲んで寝ます。
皆さんもどうぞご自愛ください。 -
毎度ありがとうございます!
我が家にはトイプードルの愛犬カールも、家族の一員として仲良く一緒に暮らしています。
2歳になり、さまざまなストレスからか自傷行為も見受けられ、主治医の先生からの勧めもあり、
昨日去勢手術を行いました。
繁殖を望まないということと、病気のリスクからの早期対処という理由ですけど、
同じ男としてはやっぱり感情移入してしまって、前日は可哀想で一睡もできませんでした。
「全身麻酔でオペしますので夕方にお迎えに来てくださいね。」ということでしたけど、
全身麻酔でもごく稀に事故も起こっているなんて記事をネットで見つけたりすると、
ますます不安になるわけですよ。
代われるものなら代わってあげたい…いや、代われないけど(笑
カミさんからは「これからも永く健康で一緒に暮らしていくためなんだから。」と
何度も説明されていたんで頭ではわかっていたんですけど、なかなか納得できなかったんですね。
なかなか動物病院に入っていけなくて、病院の回りを三周もしてしまいました。
先生からは、泌尿器系の病気やガンで診療に連れてくる飼い主さんはみなさん、去勢していれば
防げたかもしれない病気だと知ると「もっと早くに手術してあげるべきだった。」と口にすると
聞かされていましたので、その言葉だけを信じて病院のドアを開けたのでした。
もっと悲壮な感じで帰ってくるかと思いきや、いつもどおりに元気でしたんで一安心です。
以前、友人のタムちゃんちのチワワ「ミルコ」の去勢手術後の写真を見せてもらった時には、
エリマキトカゲみたいな首輪してたんで、傷口を舐めたりしないための器具なんだとすぐに
分かったんですけど、カールにはそういう器具は装着せずに帰ってきました。
案の定、まだ痛々しい手術跡を一晩中ペロペロ舐めて、どうしても気になる様子なんですよね。
そのカール様子が気になって、今度は自分もほとんど寝れないんですよ。
で、朝起きてから思い出したんですけど、しつけで使っていたオムツがたくさん残っていたのを
引っ張り出してきて装着したら、舐めたくても舐めれなくてなんともいい感じです。
舐めすぎで真っ赤っかになってしまった傷口も、この作戦で少しは落ち着いてくれるでしょう。
カールは手術明け、息子は風邪をひいて練習を休み、自分も寝不足と家族みんな体調不良ですけど
今日は鶴岡東の応援に、後輩たちとこれから県野球場に向かいます。
センバツに向けて始動した新チームを初めて観て来ます。
素敵な休日をお過ごしください。
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土曜日から中学新人戦が始まり、息子たちの公式戦初挑戦が始まりました。
初戦の相手は羽黒中。
新チーム結成後、初めての練習試合の相手も羽黒中でした。
結果は1-2で負けていて、その負けた原因や勝利に足りなかったものを
選手たちは具体的にイメージしやすい相手ではありましたかね。
ラッキーなことに初戦の会場はオール天然芝が美しい
「鶴岡ドリームスタジアム」。
スコアボードに名前が表示され場内アナウンスとともに緊張感も増し、
5番ファーストで息子の名前が呼ばれました。
どっちが勝ってもおかしくない展開から、3-2でなんとか勝利して初戦突破を果たしてくれました。
内容的には、まだまだ物足りないところも多かったですけど、随所に次を狙う走塁があったり、
迷わず初球を狙っていったりと積極性が随所に見られ、大きく成長してきていることを実感しました。
選手たちにとっては勝つことが何よりの自信にもなりますし、チームに勢いがつくものです。
その勢いのまま、翌日の準々決勝は速球自慢の好投手擁する立川中に挑みました。
それでも鶴岡四中の勢いは止まらず、初回に幸先よく先制するとスルスルとリードを広げ、
4点リードで最終回を迎えるものの一気に3点の反撃を許して、いやな展開が頭をよぎります。
それでも最後は全員で何とか守りきり5-4で勝利!たいしたもんですよ。
その約3時間後に行われた準決勝は、練習試合でも4-11でボロ負けしていた三川中が相手です。
3回に1点を先制し、さらにはエースも三川中バッターに的を絞らせない好投を随所に見せ、
4回まで1-0でリードするという、押せ押せの展開です。
5回二死から連続四球の後にランニングホームランを打たれて、この回一気に4点を奪われ
逆転を許すものの、まだまだ選手たちは諦めてません。
その後、息子もレフトオーバーのツーベースを放ち1点を奪い最終回の反撃に繋げます。
が、残念ながらここで万事休す。
2-4で惜敗し、鶴岡地区新人戦は第3位という結果に終わりました。
鶴岡四中の伝統なのか、クリーンヒットよりもボテボテの内野安打や、相手のエラー絡みで
追加点を挙げるという泥臭い戦いかたが特長的です。
速球派のエースやホームランバッターなんて一人もいない、まさに全員野球のチームです。
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夏の風物詩「えだまめ」の販売も先週で終了し、今日からは入れ替わりで「煮込み」を再開します。
朝起きて犬の散歩をさせて朝ごはんの後片付けをしながら煮込みを作り、
その間にブログを書く…これが、ほぼ毎朝のルーティンになるわけです。
今シーズンも、お客様に美味しいと言っていただけるように、軟らかく
そして汁まで飲み干せる自慢の煮込みを丁寧に仕込んでいきますので、
御贔屓のほど宜しくお願いいたします。
さて、昨日はまさかの二試合連続で主審を務め、膝が笑うどころかケツがカチカチ状態の朝です。
同級生アベがコーチで率いる鶴岡一中と、中総体で三年生が苦汁を舐めさせられた余目中と、
会場を移動しての変則ダブルでした。
新人戦を来週に控え、最後の調整と言いたいところですけど、
いかんせんまだまだカタチにもなっていない新人チームですから、
調整どころかバリバリのシゴキと猛練習の真っ最中です(笑
鶴岡四中は17日(土)9:00~鶴岡ドリームスタジアムにて羽黒中と対戦します。
お時間のある方は是非球場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
高校野球とは違った一生懸命さとひたむきさ、そして面白さがそこにはあります。
水筒片手に、のんびりと中学野球を観戦しながらの週末も、たまにはいいもんですよ。
新チームにとって、観客がいる球場での試合経験は全くと言っていいほどありませんから、
多くの観客の皆さんに観戦していただいて、そういったスタジアム独特の緊張感の中での野球も
たくさん経験させてあげたいと思うんですよね。
おっと、気がつけばまた野球の話しになってしまってました。
秋の楽しみのひとつといえば、酒どころ庄内では地酒もありますよね。
地酒のラインナップにも秋上がりやひやおろしという銘の入った地酒が多く販売されてきて、
当店でも、先陣を切って二銘柄入荷しております。
【フモトヰ 吟醸酒 秋上がり】
【栄光冨士 純米吟醸 秋酒】
そして、個人的には冷からぬる燗が恋しい季節でもあるんですよね。
昨年から自分のイチ押しは、湯田川本間商店限定にごり酒「巴(ともえ)」のぬる燗です。
真っ白なにごり酒のぬる燗を、人肌燗よりちょっと高めの40℃でお出ししています。
甘酒のようなコクと旨みが倍増し、燗にしたことで顔を出す酸が飲んだ後のキレを演出して、
新しい発見とぬる燗への扉が開くきっかけになること必見です。
燗酒特有の「香り立ち」が苦手な女性でも、優しくふんわりとお楽しみいただけると思います。
当店では、取り扱いのすべての日本酒をお燗に出来ます。
どうぞお気軽にお申し付けくださいませ。
さーて、煮込みも仕上がってきました。
週明け月曜日は、買出しも多くて慌しいです。
今日も一日、頑張っていきましょう!!
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毎度ありがとうございます!
「お気に入りの店」というと一般的には飲食店をイメージしますけど、
自分にはお気に入りのクリーニング店「兼山クリーニング」さんがあります。
鶴岡にもチェーン展開しているクリーニング店は無数にあって、安くて早いのは魅力ですけど
染み抜きや困難な油汚れにピンポイントで挑んでくれるお店に出会ったことがありません。
兼山クリーニングさんは職人気質のご主人と奥さんとで営む、町のクリーニング屋さんです。
朝出して夕方に出来るなんてことはチェーン店にお願いして、自分はよそのクリーニング店で
「これ以上は無理です。」と断られたシャツの汚れを何度も落としてもらってて、
まさにご主人の神の手だと思っています。
そもそも、お気に入りの服に限って汚してしまうことってありませんか?
そのへんのクリーニング店に出して「これ以上は落ちません。」と言われて
泣く泣く捨てるにはもったいないという服ってありますよね。
今回は、お気に入りのポロシャツに付いた食べこぼしの染み抜きを
お願いしてきました。
我が家では、野球部に入部したての息子が、出来上がったばかりのチームシャツとズボンに
バッティングマシーンの持ち運びの際に黒い機械油をべっとりとつけてきたのも、
見事に復活してもらいましたし、習字を書いていた娘がブラウスに墨汁をつけてしまったのも
綺麗に染み抜きしてもらいました。
子どもたちだけでなく、カミさんのスーツのジャケットの肩口についた謎の黒い汚れや、
天候の悪い時に着たコートの汚れなども、どれも見事に復活してもらいました。
その技術は、まさに職人技だと思います。
「いつも面倒くさいのばっかりでスイマセン。」と言って持ち込むんですけど、
ご主人は必ず「落ちるか分からないけど、ちょっとやってみますか。」と言って預かって
しっかりとその汚れと向き合って、あの手この手で挑んでくれます。
正直、ここに出して落ちなければ、その服は捨てると決めてます。
そういう職人技が光るお店との付き合いは、生活を豊かにしてくれるものだと思うんですね。
自分自身、車のことなら「佐藤タイヤ」のアダチ大先生に全てお任せしていますし、
エアコンや電気配線は「ハセガワでんき」のゴンビ、大工仕事なら「渡部建築木工」のタカヒロ、
外壁塗装なら「会田塗装」のアイタ、洋服直しなら「お直しサンワ」だし、
鮨を食うなら「福鮨」のアキオくん、旨い刺身を食べるなら「三鷹」のダイユウ…
みな職人技の腕を持ち、丁寧で仕事が早いのもお気に入りです。
今やどの業界も画一サービス、マニュアル接客が当たり前の時代ですけど、
技術や経験がものをいう「職人技」を知らずして、結局のところ損をすることも
多いのではないでしょうか。
やきとん食うなら「やんちゃ」だな、と言ってもらえるように、自分もまだまだ精進しないと。
もう少ししたら、煮込みを再開します。
煮込みファンの方、どうぞお楽しみに。
今日も一日、頑張っていきましょう!!