"やんちゃ"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
自分も商売人ですんで、他店の不手際には結構スルーしてしまうんですけど、
さっき子供達と行った回転寿司でこんな事がありまして。
今日はカミさんが夕方から仕事なもんで、晩メシは子供達と3人で回転寿司に行く事に。
日曜の6時過ぎは死ぬほど混みますんで、今日は早めにと6時前に入店したんです。
読みが的中して、待たずにカウンターに座れました。
レーンにはえんがわとサーモンしか流れてなかったんですけど、
カウンター越しに注文して職人さんから手渡しのスタイルですんで、別に気にならなかったんですよね。
子供に食べたいネタを注文させて、待つ事暫し・・・。
が、一向に出てくる気配がない。
ならばと出てくるまで別の皿を食べていようにも、
乾いたネタしか流れていないし・・・。
ふと、カウンターの中にいる4人の職人の手元を見ると
3人がお土産(持ち帰り)を握ってるんですよ。
自分達の両サイドのファミリーも、注文しても出てこなくて、頼むのも躊躇してる様子なんですよね。
そうこうしてるうちに、順番待ちのコーナーはもの凄い人が待ってるんです。
回転寿司屋なんだから、持ち帰り注文は制限すればいいと思うんですけどね。
あんな大雨の足元が悪い中、ご来店してくれてるお客様の注文を待たせてまで、
お持ち帰りを握るのってどうなんでしょうね。
それも時間で注文を受けてるから仕方ないんでしょうけど。
たったの5皿を食っただけで席を立ちました。
やんちゃでは、同じタイミングで複数のお客様がご来店された場合や、
ご注文が重なって厨房が一杯一杯の時は、たとえ席が空いていても、
外のちょうちんの灯りを落として入店を調整します。
無理に詰め込んでお待たせするよりも、最初から「手が回らなくて、ごめんなさい。」したほうが
結果的に迷惑をかけないと思うんですよね。
それと、やんちゃでは電話でのお持ち帰りのみの注文はお断りしております。
ご来店して頂いたお客様の注文分を最優先しますので、
余分なネタもありませんし、そんな時間もありません。
それでも結果的にお待たせしてしまう事が多々あります。
全部で満点取れればいいんですけど、自分は器用じゃないんでそんなこと出来ないんですよね。
何を優先するべきなのか。
何を大切にするべきなのか。
自分は何で商いをしているのか。
満席の回転寿司で、
お持ち帰りを握るのに忙しくてカウンターの注文を握れない様子を見ながら、
改めて考えさせられましたね。
「損して得とれ。」
まぁ、チェーン展開している店には関係ないセリフか。 -
毎度ありがとうございます!
引っ越しでバタバタしていた今月の始めに、
野球部の後輩ユウキから結婚披露宴の案内状を頂きました。
10月に披露宴を行うんだそうで、おめでたいことです。
喜んで出席させて頂きます。
ひと周り以上も歳が上で、恩師でもなく会社の上司でもないという、
微妙な交友関係なんで、むしろ気を使わせるかなって心配してたんですけど、
同期のOB連中も多く出席するそうなんで、賑やかにワイワイやってきます。
で、いつもユウキとコンビを組んでるホンジョウも、
その日は彼女と一緒に来店してて、ユウキに刺激されたのか、
「自分も、コイツの親に結婚考えてます!って挨拶してきました。」って
二人だけラブラブモードなんですよ。
先に結婚するユウキの方がむしろマリッジブルーが入ってて、
隣でホンジョウと彼女がイチャイチャしてるんですよね。
「コイツらなんとかしてくださいよ。さっきからイチャついてるんスよ・・・。」
「まあまあ、いいんじゃねーか。」
なんて会話してたら、ホンジョウの彼女と料理の話になったんですよ。
「食の相性も大事ですよね。私たち、全然合わないんですよ。」
「そうなの?ホンジョウ、お前は何が好きなの?」って聞いたら、
彼女のほうをじっと見つめて、ポッと恥ずかしそうに
「エーット自分ですか。自分がコイツの好きなトコは、そうですねェ・・・」
なんて彼女の好きなトコ挙げようとしてるんですよね。
「おいおい、桂三枝じゃないんだから、オレがそこ聞いてどうすんだよ。食べ物で、だよ。」
隣にいたユウキが「ねっ。コイツら、完全に二人だけの世界に入り込んじゃってるでしょ。」
「確かに・・・。すごいな、こりゃ。」
それでも、また二人で見つめ合って「家とか、どうする?」「子供、欲しいよね。」なんてやってる。
「いいんだ、いいんだ。今のうちはそのくらいラブラブじゃないと、結婚と言う荒波は乗り越えられんぞ。」
ユウキ、末永くお幸せに。
ホンジョウの事は・・・、そっとしておいてやれ。 -
毎度ありがとうございます!
15・16日の二日間、お盆休みを頂きました。
で、今日店に来てみたら、氷を作る製氷機の様子がおかしい。
恐る恐るドアを開けてみてみると、氷はすでに1個も無く、
激しく水が噴出してるんですよ。
お盆で休んだ二日間、ずっと水が流れていたらしく、
庫内には大量の霜がついてしまっていて完全にぶっ壊れた感じです。
それでも、何とか今日の営業はやりたかったので、
クーラーBOXにコンビニから氷を買ってきて何とか対応しました。
10時には、その氷も底をつき本日の営業はこれまで。
久しぶりに、少し早く帰宅してブログを書いております。
息子の夏休みもいよいよ明日で終わりです。
明後日からは、新しくなった住所から登校する事になるんで、
その通学路の確認やら宿題の準備やらで、忙しくなるのは想定済みだったんですけど、
さらにそこに今回の製氷機修理の立会いが加わり、またまたハードな1日になりそうな気配です。
そういえば、明日は庭のタイル工事も来るんだったっけ。
マジで身体が二つ欲しいと思う今日この頃です。 -
毎度ありがとうございます!
昨日の閉店間際に、以前ウチでバイトしてたHが顔を出してくれました。
「ちょっと、話しがあるんですけど・・・。」
「おう。いいぞ。どうした?」
聞くと6月末に会社を辞めたらしくて、自分も商売を始めたいとのことでした。
「で、ナニ屋をやりたいの?」
「鶴岡に、旨いカレー屋がないんで、そこが盲点かなと。」
「・・・。盲点ねぇ・・・。」
会社を辞めたものの、この不景気だし仕事もないし、
自分でやっちまおうか的な思惑をすぐに見抜きました。
「そんで、カレーは家でも自分で作ってんの?」
「いいえ。」
「作ったことは、あんの?」
「いいえ。」
「・・・。」
「じゃ、そもそも何で自分で商売をやりたいわけ?」
「もっと自分の時間が欲しいんですよね。」
これはもう、典型的な現実逃避型の発想です。
「お前、オレが気楽にやってると思う?」
「いいえ。」
「自営業が、楽だと思ったら大間違いだぞ。」
「はい。」
「寝る間も惜しんで、煮込み作ったりメニュー考えたり、不安で眠れない事もある。」
「そうでしょうね。」
「お金や時間はあとからついてくるもんで、まずは情熱だろ。」
「はぁ・・・」
「だいたい辞めてからのこの1ヶ月間、1回もカレー作ってないんだろ。」
「はい。」
「ただ、今アイデアがひらめいただけじゃんよ。それ。」
「・・・。」
「例えば、お前が作ったカレーを鍋ごと持ってきて、ちょっとコレ食ってみてくださいよ。
カレーには結構自信あるんですけど、コレで商売できないですかねって言うくらいの情熱がないと
ムリだと思うけどな。オレは。」
「・・・。そうですね。今度作って持ってきます。」
「いや、いらないな。カレーは家のが一番旨いと思ってるから。」
「・・・。そうですか。」
「ごめんよ。悪気があって言ってるんじゃない。つまり、お前の言う「盲点」じゃないと思うわけよ。」
「はい?どういうことですか。」
「お前の言う「盲点」って言うのは、世の中にすでにある商売で、単に鶴岡に無いってことじゃん。」
「そうです。」
「だったら、モツ鍋屋もないし、回転中華なんかも無いじゃん。立ち飲み屋も無いし。」
「・・・。」
「タイ料理やメキシコ料理も無いだろ。それらはビジネスチャンスではあるかもしれないけど、
盲点じゃないのかもしれないよ。風土や食文化とかも関係あるかもしれないし。」
「・・・。」
「既存のお店のメニューの一部ですでに人気だったり、
その一品だけじゃ利益を上げるのは厳しいのかもしれないしな。」
「・・・。」
「アイデアだけなら、オレだっていくらでも出せるよ。」
「・・・そうですよね。」
彼も、ここから這い上がってきたら大したもんですけど、
どうなりますかねぇ・・・。
「なんでも二番煎じじゃダメだぞ。」って励ましたつもりが、
「二番煎じってなんですか?」
こりゃ、厳しいだろうな。やっぱり。 -
毎度ありがとうございます!
以前より、予告しておりました炭火七輪焼きの新メニューを発表いたします!
その名も「壺ホルモン」。
一壺、約2人前で800円となっております。
豚の腸をひっくり返して、腸壁の中に脂身を閉じ込めたものに、
特製の甘辛ダレをからめて壺に漬け込みました。、
構想に1年以上かかりましたけど、何度も試行錯誤を繰り返し、
ようやく自信をもって提供出来るようになりました。
ホルモン好きでなくとも、一度は食べて頂きたい自信の一品です。
B級グルメなどで、有名な「シロコロホルモン」と素材的には同じ部位を使用してるんですけど、
味付けや壺漬けはやんちゃ完全オリジナルです。
大好評頂いております「塩ホルモン」同様、皆様に気に入って頂けると確信しております。
タレの中からにじみ出る、ホルモン本来の脂の甘さは、生ビールとの相性もバッチリです!
ただ、当店は焼肉屋さんのような無煙ロースターは完備しておりませんので、
今まで以上に煙が目にしみるかもしれません。
煙も美味さのうちとご理解くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。
レバ刺しや煮込みはお休みになりますが、
この夏はやんちゃの「壺ホルモン」でスタミナつけて乗り切りましょう!
「ほんとで、うんめぞぉ~。」
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毎度ありがとうございます!
昨日はうれしいことが二つあった日でして。
ひとつは、「肉のささはら」の専務さんから、古い親父の写真を頂戴したこと。
赤川そばの鶴岡家畜市場の解体の際に、取り壊す建物の中から出てきた一枚だそうで、
若かりし頃の親父が、そこには写っていました。
初めて来店して頂いた時に、壁に掛けてある「やんちゃ限定酒 徳蔵」の
パネルを見て、「馬市場の徳蔵さんの息子さんですか?」と
声を掛けて頂いたのがきっかけだったんです。
鶴岡市内で「あがり屋」さんという焼肉店も経営されていますので、
肉の部位や仕入れに関してのアドバイスも頂戴しているんですよね。
しかもなんと、このブログまで見ていただいているそうで・・・。
恐縮するやら恥ずかしいやら。。
本当にいつもありがとうございます。
で、頂戴した写真を見ると、確かに前列うしろから顔を出してる親父の姿が。
昭和何年頃に撮られたものかは分からないんですけど、若いですねぇ。
後ろに移っているバスも、かなり時代を感じさせます。
「この頃には、すでに自分は生まれてたんかな。」とか、「どこに行った時の写真なんかな。」なんて
写真片手にしばらく親父を思い出してました。
そして、もうひとつは鶴岡市美原町の「キッチンfutaba」のワタナベくんが来店してくれた事。
やっぱりブログがきっかけで来店してくれたそうなんですけど、
話してみると共通の知人がいたりして、すぐに親近感を持っちゃいました。
自分にとっても、「キッチンfutaba」は同じ町内ということもあって、気になるお店だったんですよね。
若くしてオーナーシェフの彼は、とても礼儀正しくて好感の持てる好青年です。
お店の開業時の話しや、家族の話しなんかで盛り上がりました。
今度、カミさんとランチを食べにお邪魔したいと思います。
しかし、日本酒の会とかで市内の若き飲食店経営者の方たちと、
ご一緒する場面が結構あるんですけど、みなさん好青年が多いですよね。
そして、お客様から「美味しかったよ。」の一言を頂くために、みなさん努力家です。
見習うべきことや刺激されることも多くて、話していてもあっという間に時間が経ちます。
また、勉強会かなんかの口実を作って、みんなで集まらないといけませんなぁ。。。
やる時は死ぬ気で頑張って、やらない時は絶対にやらない。
これぞ、オレ流、やんちゃスタイル。
まだまだ、自分も頑張ります!
何か、すでにテンション上がってきました!
ヨッシャー!(`○´)ノ キェー!