"その他"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
昨日あれほどムカついていたことが、昨夜閉店してから同じ誕生日のマナブさんと
二人誕生日会で乾杯して言葉として吐き出したら、どうでもよくなってきました。
「怒りや憎しみの感情は長くは続かない。」まさにその通りです。
前に出るだけでなく、時には後ろに下がったり、時には俯瞰で見たりして、
正面突破で勝ち負けを決めることだけではない解決方法もあることに気づかされます。
あらためまして、誕生日のお祝いのコメントをfacebookやLINEやメールでたくさん頂戴しました。
自分からはあまりそういうお祝いコメントを送らないにもかかわらず、なんだか恐縮するばかりです。
みなさま、これからも変わらぬお付き合いのほど宜しくお願いいたします。
というわけで、急展開ですが昨夜、我が家のエルグランドが個人売買で売れました。
息子も地元就職が決まりましたし、ガソリン高騰の昨今にハイオク仕様の3.5Lを通勤で使うのは
さすがに維持が厳しいんですよね。
今月いっぱいで引き取られていきますので、次の車を本格的に探していかなくてはなりません。
カミさんとも相談して、予算内でヴェルファイアかアルファードの2.4Lを探します。
エルグランドで甲子園にも行ったなあ。
馬力があったから高速や登り坂でのストレスはなく、本当によく走ってくれました。
装備の面で敢えて苦言を言えば、後部席の窓が開かないことと、社外ナビに交換するのが
死ぬほど面倒くさいところでしょうか。
あとは8人乗りよりもキャプテンシートの7人乗りの方が断然使いやすいです。
今週末は湯殿山神社にお礼参りに出掛ける予定です。
それがラストランになるのかな。
綺麗に洗車と掃除をして、お嫁に出します。
今日は東北大会で鶴岡東vs青森山田の対戦があります。
久しぶりの有観客試合ということで、息子も応援のために7時に出発しました。
センバツ確定までは3勝が必要です。
昨年は初戦で花巻東に敗れてますから、まずは初戦突破を目指して頑張ってもらいたいですね。
高校野球はイチOBで好き勝手に応援している方が楽です。
父母会だ、役員だ、役割が、準備が、と現役部員がいる間は、なにかと親も面倒くさいんですよ。
今日は仙台までは走らずに、ネットでチェックしながらの応援です。
それでは今日も頑張っていきましょう。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
昨日からずっと雨が降り続けている鶴岡です。
8時30分試合開始予定だったスポ少の試合も中止となり、久しぶりのオールフリーの日曜日です。
なのに起床は6時、もう完璧なオジサンです。
もちろん家族は誰も起きてこないですけど、新聞読んでお気に入りのコーヒーを85℃で淹れて、
今日は日曜日なんで「煮込み」は作らず、パソコンに向かってブログを書いている朝です。
最近、夫婦の気持ちのすれ違いについての悩み相談を受けてきたせいか、
テレビで流れるAmazonプライムのCMがアタマから離れないんですよ。
あのCM、なんか気になりませんか?
自分だけですかね。
共働きの夫婦のそれぞれの仕事や日常が忙しく、お互いに会話もなく一人寂しく食事をする妻・・・
日用品の買い物はメモでやり取りして買い物に行く夫・・・
ふと、その買い物メモの後ろに若かりし頃の「いつでもあの頃に戻れる券」を見つける夫・・・
Amazonプライムで買い物を済ませ、空いたわずかな時間に「この券まだ使えるかな?」と
奥さんを迎えに行きデートに誘う夫・・・
「どうしたの?」と驚きながらも「うん。」と恥ずかしそうに頷く妻・・・
あの頃のように仲良く手をつなぎデートしている間に、Amazonプライムで頼んだ商品は
もうご自宅に届いていますよ。
という内容のCMです。
あの奥さんの照れた「うん。」という表情がリアルすぎて、演技の上手い女優さんだなと
思って検索してみたらあの夫婦、俳優の北村有起哉さんと女優の高野志穂さんは実生活でも
本当のご夫婦だったんですね。
あの奥さんの恥ずかしそうな「うん。」は演技を超えたリアルさがあったのも納得です。
我が家は今も夫婦仲はいいんですけど、手をつないだり腕を組んだりして歩いたことは
付き合っていた頃まで遡ってみても一度もありません。
そういうベタベタした感じはまったくないですかね、二人とも。
我が家で「いつでもあの頃に戻れる券」を発行したとしても、戻れるあの頃っていうイメージが
まったく想像つかないんですよ。
ノロケじゃなくて、ずっと変わらないというか、距離感も忙しさも全然変わってないんですね。
中学・高校の先輩後輩ですし、自分も偉そうに亭主関白を気取るタイプでもありませんし。
お互いが出来ることをやる、出来ないことはフォローし合う、相手がイヤなことはしない。
そして「ありがとうね。」と「おはよう。」は必ず言う、くらいかな。
カミさんには「お父さんは付き合っていた頃より結婚してからの方が優しくなった。」と言われます。
そりゃそうですよ。
仕事に家事に育児にと大変なことをより近くで見てるんだから。
協力するのも助け合うのも当たり前でしょう。
最近よく思うことは、夫婦は「減点法」で考えたらダメだと思うんですね。
夫婦は「加点法」で見ていかないと、相手のイヤなところだけがクローズアップされるだけです。
持ち点100点から、あんなイヤなことをしたからマイナス10点、
こんなデリカシーのないことを言ったからマイナス5点、
ここを協力してくれなかったからマイナス3点、とやっていったらそのうち0点になりますよ。
どこか良いところを見つけてあげて5点、10点と加点してあげてほしいんですよね。
元々は赤の他人同士が『好きになって』一緒に暮らすわけだから、粗探しよりも良いとこ探しの方が
お互いの有難みがわかるじゃないですか。
完璧な人間なんていないんですから、相手の良いところを見てやってほしい。
そして自分も相手のために良いところを見せてあげてほしい。
夫婦仲のお悩みには、そんな当たり前のことしかアドバイスできません。
そして、自分にとっても相手にとっても人生の時間は限られているんだよ、ということ。
加点でも減点でも、好きという感情が全くない人とこれから先の人生を共に生きていくことに
夫婦である意味があるのだろうかということです。
会話もない、食事も別々、顔を合わせれば文句を言い合い、単なる同居人として夫婦の体裁を
成しているだけなら、それがたとえ子どものためだったとしても、考えるべきでしょう。
偉そうには言えませんけどね、自分なんかが。
でも、それなりに人生経験はしてきたほうだと思っています。
あのCMのように、照れて恥ずかしそうな表情をすることは全くなくなったカミさんと、
今日もなんだかんだと息子のものを買いに出かけます。
ジャージしかない息子のアウターでも買いに行くのかな。
最近、髪に整髪剤つけたりしてカッコつけはじめてますから。
いつまでもアップシューズでは可哀想だしね(笑
それでは、素敵な日曜日をお過ごしください。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
みなさんは腕時計してますか?
「スマホの時計表示で十分。」という人も多いと思うんですけど、逆に時間を見るためだけに
スマホを取り出すのが面倒くさいんで自分は時計はする派です。
とは言っても、自分は金属アレルギーでして、今まで何度もお気に入りの時計を着けては、
かぶれたり痒くなったりで5年くらい時計を避けていた時期もありました。
それがあるときG-SHOCKだとアレルギー反応があまり出ないことに気づいてからは、
ずっと愛用しています。
カジュアルすぎて昔はあまり好きな時計じゃなかったんですけど、スーツやワイシャツを着る機会が
めっきり無くなったことも大きな要因だったかもしれません。
収集癖があるせいでコレクションも増えていき、今保有しているG-SHOCKは14個あります。
実はもっと他にもあったんですけど、すでにマナブさんとアイタにあげたのをきっかけに
なぜか後輩のユウキとホンジョウにもあげる約束をしてしまいました。
娘から父の日でもらったG-SHOCKは今でも大切につけてますし、カミさんに誕生日プレゼントで
もらったG-SHOCKは緑と白のコンビということもあって野球応援の時に活躍してくれています。
ただ、ホワイトのG-SHOCKはベゼル(時計のカバー部分)とベルトが必ずといっていいほど
黄ばんで変色するのがネックなんですよね。
調べてみると、皮脂や紫外線で黄ばんでいくそうなので、自分の場合は帰宅したら必ず中性洗剤で
軽く洗ったり、あとは同じものだけをつけないようにローテーションで替えてみたりしてます。
大事に永く使いたいんで、ゴルフクラブ同様に使い終わってからのお手入れがまた好きなんですよ。
ちなみにベゼルとベルトは精密ドライバー一本で交換することができます。
白いモデルだったものを黒に替えてみたりベゼルとベルトの色を変えてツートーンにしてみたり、
自分流にカスタムできることもG-SHOCKの楽しいところなんですよね。
この間、夜にヤフオクを見ていたらデニム柄のベゼルとベルトが出品されてて、ついポチッと。
ちょうど黄ばんでしまったヤツが1個あって、交換したいと思っていたところだったんですけど、
これで送料込み2500円なんですから、買わない手はないでしょう。
デニム柄っていうのも珍しくてカッコいいじゃないですか。
コレクションケースの中で眠っていた時計が1個復活したんで、また愛用していこうと思っています。
ほんとG-SHOCKってタフで壊れませんから。
みなさんも是非着せ替えをお試しください。
ブログネタに困ったらコレクションの紹介でもしてみたいと思います。
誰も興味ないだろうけど(笑
週末の土曜日、天気が悪いですけど今日も全力で頑張ります!
日曜日はスポ少の審判だけど、自分の中で審判の時専用のG-SHOCKもあるんです。
それはまた今度でも。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
本日は臨時休業となります。
ご不便をお掛けしますが宜しくお願いいたします。
というわけで、昨夜は同級生たちと久しぶりの「飲み会」でした。
日曜休みの自分の都合に合わせてくれて、スタートはなんと16時(笑
シンドウ・カジボ・ユージの旧鶴岡一中メンバーとでもいいましょうか。
小学校や高校もみな微妙に違うんですけど、大人になってもこうして声をかけてもらって
気さくに飲めるのは本当に有難いことです。
でもね、さすがに18時終了予定で奥さんの迎えを呼んでいるとは思いもしなかったんで、
無理やり店を変えて半ば強引に延長戦を敢行したんですけどね。
結果的には、シンドウの大河ドラマを観るからという理由で、19時30分には宴が終了(泣
どんだけオッサン飲みやねん!というオチで終わった夜でした(笑
帰りの車の中で、初めて行く店の延長戦で飲み疲れたカジボから
「おれ、飲みは《やんちゃ》だけでいいな、全然。」なんて、それはそれで嬉しい一言を
かけてもらったんですけど、それだといつまでもオレが飲みに混ざれないわけでして。
みんなそれぞれのペースやスタンスが決まってきて、必然的に酒も弱くなってきました。
それでも気の合う仲間と飲む酒は、日々の日常のストレスを発散できる唯一の場なんですよね。
楽しい夜でした。
これに懲りずに、また誘ってほしいと思っています。
ただ、次は「大河ドラマなんか録画しておけよ!」という話しですけどね(笑
そして今朝起きたら、昨日行われた市長と市議会議員選挙の結果がネットで出ていました。
結果は現職の皆川市長の再選でした。
その差120票ですから本当に僅差での勝利といっていいでしょう。
2期目となるこれからの4年間が本当の意味での真価が問われるときでしょう。
コロナへの対策、景気回復のための消費促進対策、自然災害に備えた防災対策、
医師不足のままの荘内病院の機能改善とやるべきことが山積みの鶴岡市政です。
市会議員の活動もイマイチ成果というか、結果としてズバッと見えてこないというか、
選挙の時だけ声を大きくするだけで、中身が全く見えてこないというのが自分の感想です。
《旧文化会館建設問題》それ一本でクビが飛んだといっても過言ではない前市長ですが、
倍以上にも膨らんだ建設予算を議会ですんなり承認して、実施施工させた市議会議員の大半が
今なお、まだまだ残っている市議会ですからねぇ。
そんなに簡単に彼らを信用できますか。
国会議員でもあるまいし、政党や政策会派の長いものに捲かれているだけではなくて、
本当に必要なことなら、逆に本当にいらないと思うことなら、声を上げて正々堂々と主張し
自分に投じてくれた有権者に「自分の考えはこうです!」と見える化するべきしょう。
まぁ、それでも選挙には行くし、より良い暮らしになるように未来を託して一票を投じることが
我われ一般市民のできる、民主主義の国に暮らす者のできる唯一の意思表示行動なんだと思います。
政治に文句があるなら、まずは自分が選挙に行かないと。
そして、自分が投じた一票の結果がどう生活に反映してきたのかを、しっかりと検証する必要も
あると思うんですよね。
選挙になると、知り合いや友人から「〇〇候補を頼むよ。」と電話やらメールやらLINEやらが
急に届くんですけど、そんな【付き合い】で一票を入れるほど自分の権利を安売りしませんよ。
自分の目で見て、耳で聞いて、ネットで調べて、託す一票です。
そしてその一票の結果も自分に跳ね返ってくることを自覚しなくてはなりません。
無免許運転で事故を起こし、当選してから一度も議会に出席していないのにも関わらず
議員報酬だけはしっかりと搾取するどこかの議員みたいなのも、選んだのは市民なんですから。
迷惑系ユーチューバーで逮捕歴があっても国会議員に立候補できるほど、この国は
恵まれた法律を持つ民主国家なんですから、せめて有権者の良識だけはなくさないように
ただただ願うばかりです。
そんな月曜日。
お店は臨時休業になりますが、やることがたくさんありすぎて分刻みのスケジュールです。
事故らないように時間には余裕を持って、ひとつひとつこなしていきます。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
昨夜の「水曜日のダウンタウン」を見て、久しぶりにテレビを見て胸が熱くなったんですよね。
テレビの企画のことですから、あれが演出なのか脚本があるのかは別としても、
10年以上もケンカして仲が悪く、解散まで首の皮一枚の状態で舞台の上で漫才だけはやっていた
「おぼん・こぼん」の仲直りまでのドキュメントでした。
昨夜のテレビを観ながら、今、身近な友人で夫婦のカタチで悩んでいたり、カっとなった感情で
言葉のチョイスを間違ったために、それまで大切にしてきた環境から離れることになってしまった
友人のことを思い浮かべていました。
ケンカには、たとえどんなに小さなことでも必ず理由があって、そこには他人には計り知れない
「怒りのスイッチ」というものが存在するものです。
他人からすれば「たかが、そんなことで?」というようなことでも、本人にしてみればそんな
「そんなこと」が許せなかったり、頭にくるということは誰にでもあることだと思うんですよね。
そこには、どちらかが正解、どちらかが不正解ということでもないはずです。
ならば、どこかできちんと相手の目を見て話し合うことが大事なんだと思うんですよ。
勝ち負けを決める話し合いじゃなく、元に戻るための、以前よりももっといい関係になるための
建設的な話し合いが必要なんだと思うんです。
昨日のおぼん・こぼんも「オレが手を差し伸べてるのに、なんやあの態度は。」とか
「せやから普通に戻りましょってゆうてるのに。」とか相手の出方ばかりを非難するんです。
それでも、自分の中には「怒りや憎しみの感情は長続きしない。」という持論があります。
勿論、されたことの大きさや限度にもよるでしょうけど「死ぬまで絶対に許さない!」なんて、
普段の生活の中でのケンカで、それが夫婦でも他人でもなかなかないと思うんですね。
キレた相手が悪いのか、キレさせた相手が悪いのかなんて、もうそんなに重要じゃないんです。
敬愛する相田みつをのカレンダーに「あんなにしてやったのに 『のに』 がつくと ぐちが出る」
という書があって、自分も怒りや愚痴が出る時に心に思い浮かべる言葉があります。
夫婦でも、友人でも、仕事上でも、グラウンドの上でも、「のに」がつくから
相手の言動にムカついたりキレたりすることの多さに気づかされます。
少しだけ言葉を選びを慎重に、それでもケンカになってしまったのなら、
どこかで相手の立場や想いを汲み取ってあげて、相手を許す懐の深さというものがなければ、
この世の中は「争い」と「いざこざ」ばかりが残ってしまうことになるでしょう。
そんな人生、つまんないじゃん。
面白くないじゃん、そんな毎日が続くなら。
相手がいるから夫婦になれるし、子どもがいるから親にもなれる。
働いてくれる人がいるから会社が成り立つわけで、お客様がいるから商売ができる。
選手がいるから指導者ができるわけだし、投票してくれる人がいるから政治家にもなれる。
米を食う人がいるから農家が成り立つし、家を建てる人がいるから大工が必要になる。
おぼん・こぼんも相方がいるから大好きな漫才が出来るということに気がついて、
勇気をもって頭を下げて修復できた。
「~してやったのに」というよりも「おかげさま」で生きていきたい。
難しく立ち位置の優劣を考えるよりもシンプルに「ありがとう」を伝えたい。
そんなことを思いながら観ていた「水曜日のダウンタウン」でした。
今日も秋晴れのいい天気の鶴岡です。
これから酒田に買い出しです。
休日のカミさんと二人でランチも兼ねて。
どこに行きたいのかはカミさんに合わせます。
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毎度ありがとうございます!
9月6日、酒屋のゴウが亡くなって一年が経ちました。
自分にとって大切な人が、すでに何人も旅立ってしまっているわけですけど、
不思議なことにゴウだけはまだ亡くなってしまったという感覚がないんです。
どこか遠くへ、ちょっと仕事の関係で今は鶴岡にいないんだっけ?みたいな感覚というか、
会おうと思えばいつでも会えるし、電話をかければ「どうもッス」って出そうな感覚なんですよね。
田中先生や同級生サノも亡くなったことは突然だったけれど、病気療養中ということは知っていたんで
ついにこの日がきてしまったか、という心の準備もどこかでできていたのかもしれません。
ゴウの旅立ちは本当に急だったし、あまりにも突然すぎました。
亡くなって数日間、いや一年経った今でもその実感がないなんて、本当にある日突然目の前から
いなくなってしまった現実を、どこか受け入れきれていない自分がいるのかもしれません。
ゴウは、今尚もがき苦しむコロナ禍での商売を、どんなふうに天国から見ているんだろうか。。
エルグランドを譲り受けた時に、あまりの燃費の悪さに愚痴をこぼせば、
「この車は燃費のことを気にしたらダメなんすよ。トルクと広さが売りなんスから。」と笑い吹き飛ばし、
昨年のコロナで営業自粛になった時には、
「こんなの、薬が出来たらすぐに収束しますよ。もうちょっと、もうちょっとの我慢スよ。」
と励ましたうえに、当時入手が困難だった不織布マスクを一箱ポンと置いて行ったりして。
名前の通りに豪快で、いい男でした。
年下と飲んで、自分が会計をする前にすでに会計が終わっているヤツなんて、
後にも先にもゴウただ一人しかいませんでしたからね。
人一倍カッコつける。
でも、それが嫌味じゃない。
だからまたあいつのために、と思ってしまう。
あの日の夜、ゴウと同期で野球部の後輩タケシ、ナガオカ、マサヨシと
ゴウとも何度も通った福鮨のカウンターで献杯していたんですよね。
みんな、泣いても泣いても涙が止まらなかったことを思い出します。
そして、あの日からちょうど一年が経った。
この一年、良くなったと思えばまた悪くなり、ジェットコースターのような売上の中でも、
必死になって踏ん張ってきたと我ながら思うときがあるんですよね。
少なくとも、お店をたたまずに今もこうして提灯に明かりをつけることが出来ているだけでも、
ゴウはきっと「大丈夫ですよ、やんちゃさんは大丈夫!」と根拠もなく励ますことでしょう。
そしてきっとこう言うはずだ。
「こんなの、もうちょっとですよ!今日パーッと飲みに行きますか、パーッと!」と。
寂しくないか、ゴウ。
そっちでも楽しく豪快にやってるか。
心が折れそうなとき、お前と無精に飲みたくなる夜がある。
そして改めてお前がいない現実をかみしめて、一人寂しく行きつけの暖簾をくぐる・・・
きっと今夜は、たくさんの人たちがゴウの思い出で一杯やることでしょう。
賑やかな場が好きだったあいつのことを、みんなが思い出しながら。
みんなに顔くらい出してやれよ、ゴウ。
みんないつもの店で待ってると思うぞ。
おれは今日も店を開けて、自分の今日を頑張るだけです。
ゴウ、せばまだの。