"高校時代"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
昨日ご来店のお客様に、イノウエさんとスズキさんという二人組のお客様にご来店頂きました。
聞くと、お二人とも高校時代からの同級生で、どちらも今は山形市から単身赴任なんだそうです。
で、お二人のうちイノウエさんは支社長を務める会社が近所ということもあって、
何度かご来店して頂いてたんですけど、話してみたらなんと、
自分の一学年下で高校時代、夏の県予選の準々決勝でお互い対戦してたんです。
我が鶴商学園は準決勝で日大山形に8-4で負けて終わるんですけど、
その前の準々決勝は山形南に11-1でコールド勝ちしたんです。
その試合はテレビ中継があったんで、今でもDVDにコピーして
大切に保管してるんですけど、イノウエさんはしっかりとライトで
試合に出てましたし、実際に試合中の記憶も鮮明に残ってます。
実は、その試合の最後のバッターが自分でして、結果は押し出しファーボールでゲームセット。
その打席が、自分にとって高校野球最後の打席になったんで、感慨深い試合でもあったんですよね。
あれから25年の時を経て、当時の対戦相手と再会するとは夢にも思ってませんでしたし、
その世間の狭さに改めて驚いた一日でしたね。
ちょっとしたきっかけですけど、話してみないと分からなかったご縁ですよね。
高校時代に戻ったようで、話しが尽きなかった夜でした。
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毎度ありがとうございます!
おかげさまで2月も無事終了いたしました。
そして、当ブログをご覧の方だけに行ってました「ブログ見たよキャンペーン」も、
「十四代」がなくなりましたので終了とさせていただきます。
たくさんの皆様にご注文頂き、ありがとうございました。
また、仕入れた際は採算は度外視して他のお酒同様、一合600円で販売いたします。
どうぞ、ご期待下さいませ。
今日ご来店のお客様の中に同級生5人組がおりまして、先日の運動会ネタがよほど面白かったらしく、
高校時代の笑えるネタのリクエストがありましたんで、思い出したのを一つ・・・。
自分的にはまったく笑えませんが。
高校球児だった方なら分かるハズですけど、「夏」といえば「甲子園」の代名詞的な使い方をしますよね。
「夏は狙ってます!」とか「夏に標準を合わせてます。」とか「最後の夏に賭けてます。」みたいな。
我が鶴商学園野球部は全寮制でしたんで、くだらないことでも先輩にボコボコに
さられるくらい、先輩後輩の上下関係には厳しかったものでした。
常に後輩は先輩の顔色をうかがいながら、四六時中ピリピリした空気が流れてるんですよね。
そんな中、自分たちが2年生の初夏に、先輩達3年生にとって最後の「夏」を迎えるにあたって、
父母会とOB会が主催する「夏の激励会」が開催されました。
会場までバスが迎えに来てくれて全員で焼肉を食うんですけど、
後輩は先輩を楽しませるために一人一芸の余興をやらされるんですよ。
監督のモノマネや、コーラの一気飲みなんかで場を和ませながら、いよいよ大トリに。
最後は、自分達の同期で天然キャラのタケウチが、「自分は、カラオケ歌います」って言うんですよ。
そこのカラオケはまだレーザーディスクになる前の、いわゆるハチトラってやつだったんで
歌詞カードを見ながら歌うスタイルだったんです。
しかも、モニターなんてないから周りの人も、何を歌うかは曲が流れるまで分からないんですよね。
「あいつはカラオケかぁ、無事に終わったな。」
「ヨーシ、先輩達も機嫌よさそうだし、今のうちに肉食っちまおうぜ」なんて
隣のヤツと余裕ぶっこいてたら、聞き覚えのあるイントロが流れたんですよ。
「なみ~おと~が響けば雨雲が近づく~・・・」
「!!!」
「オイオイ・・・やばくねーか?」
って隣のヤツが自分のこと突っつくんですよ。
「・・・ン?なにが?」
ふと見ると、目の前にいる3年生達の顔が、みるみるうちに鬼の形相になってるんですよ。
中には指の骨ポキポキ鳴らして、気合い入れ始めた先輩もいるじゃないですか!(||゚Д゚)ヒィィィ!(゚Д゚||)
で、タケウチの方を見ると目なんかつぶりやがって、研ナオコばりにネットリ歌いあげてる!
「ダーリン、キャント、シー~」じゃねーよ、バカ!もうやめろってタコ!(-_-メ;)・・・
夏の大会を目前に控えた激励会で、「夏をあきらめて」をネットリと最後まで歌ったタケウチと
自分たちを乗せたバスは、3年生達の刺さるような視線と、時折聞こえる「チッ」という舌打ちと共に
重苦しい空気のまま寮に向かって走って行くのでした。
その後、寮で何があったかは、みなさんご想像の通りです。。
そして、優勝候補と騒がれたこの年の夏、まさかの3回戦であっさりと負けて
本当に夏をあきらめることになろうとは、このとき誰も思ってもいませんでした。
今でも「夏をあきらめて」が聞こえてくると、背中に変な汗をかくんですよね・・・。
これホントに。 -
毎度ありがとうございます!
お約束通り、高校時代の運動会の話を。
当時の鶴商学園高校野球部は、修学旅行には行けないという悲しい決まりのほかに、
運動会にも出れないという決まりもありました。
当時は隔年で学園祭と運動会を交互に開催していましたんで、自分たちの年は
1年生の時が学園祭・2年生の時が運動会・3年生の時が学園祭という順番でした。
つまり、高校時代にみんなと運動会に参加できるのは2年生の時の1回しかないわけです。
早速、野球部長の先生に「運動会に出たいんですけど・・・」と直談判しました。すると、
「そんなに出たいなら出てもいいぞ。ただし、午前中だけな。」
「それと怪我されても困るから、種目はこっちで決めるから。」と意外にも、あっさりOKが出たんです。
そうなってくると、その日は練習時間が短くなるんで野球部員みんなで
「よっしゃー!ラッキー!」なんて、はしゃいでたんですよね。
いよいよ運動会当日・・・。開会式のあと、しばらくしてから
「各チームの野球部員はフィールドに集合してください!」と
アナウンスが入ったんですよ。
ハチマキ締めながら、各陣地から野球部員がさっそうと登場します。
「続いての種目は、野球部員によります10キロ走になります!
選手のみなさん、頑張って下さい!」
「・・・。」「・・・。」「・・・。」
「ちょ、ちょっと待ってよ。ナニ?10キロ走って・・・」
「位置についてヨーイ、パーン!」
パニクッているにもかかわらず、条件反射的に号砲とともに勢い良く走り出した野球部員は、
みんなの前を一直線に駆け抜け、そのまま道路に出て一周5キロの赤川の土手を二周するという、
運動会とは全く関係のない野球部の練習メニューが単純に種目に組み込まれていたのでした。
ただ、いつもと違ってたのは全員がユニホームじゃなくて、Tシャツに短パンでハチマキ姿だったこと・・・。
前を走るヤツの風でなびくハチマキが、やけに虚しく見えるんですよ。
「だーれも見てないし、チームの色なんか、なーんにも関係ねーじゃんよ、コレ。」
それでも、誰一人見ていないなか、他の競技で盛り上がってるグランドを横目になんとか走りきり、
ヘロヘロになってゴールしたときには昼食時間でグランドには誰もいなかったという、
ウソのようなホントの話しです。
なんか、自分のことだけど、思い出しただけで可哀想すぎる。
そう考えると、高校時代は楽しい思い出一つもないなぁ・・・。 -
毎度ありがとうございます!
娘の修学旅行ネタを書いてるうちに、高校の修学旅行のネタを思いついてしまって
まさかの一日2回更新しております。
当時の鶴商学園高校の修学旅行は、他校が北海道や京都に行く中で、なんと台湾だったんです。
さすが私立なんですけど、自分たち野球部員だけは行けなかったんですよね。
普通、修学旅行っていうと高校2年の秋冬に行くモンなんですけど、
当時は海外旅行ということもあって、積立金のからみで高校3年の春に行ってたんですよ。
その時期が、夏の大会のシードを決める春季大会と重なるため、野球部員は居残りなんです。
しかも、全員寮生活だったんで出発の見送りまでさせられるんですよ。
そこまでさせますか、普通。見送りって。
飛行機が飛び立つときの、整備士とかが手を振ってる、まさにアレです。
「じゃーなー」なんて手を振ってますけど、
本気で飛行機落ちねーかなって思ってましたもん。
さらに、うちのクラスには野球部員が自分しかいなかったもんで、
その、つまんないコト。寂しさMAXですよ。
当然、卒業アルバムの修学旅行の集合写真にも、写ってないのは自分だけ。
お土産も、ラーメンどんぶりをひっくり返したような真っ赤な帽子が何個も何個も・・・。
「帽子屋始めるワケじゃねーんだからよ。いつかぶんの、コレ。」
でも、卒業式の後に野球部員だけ職員室に呼ばれて、全員に修学旅行積み立て金が
返金されるんですけど、その封筒には10万円くらい入ってるですよね。
卒業式後の謝恩会だのなんだのでバタバタしてて、親もそんなに戻ってくるの知らないんですよ。
で、そのままその金持って、あつみ温泉まで車飛ばしてコンパニオン呼んでドンチャン騒ぎしたという・・・。
楽しくも、切ない思い出なのでした。
勢いついでに、明日は「運動会編」を・・・。 -
毎度ありがとうございます!
昨日は「おばこの里こまぎ」で高校時代の野球部のOB会でした。
こんな自分でも、事務局長などという肩書きでOB会の運営をすべて任されているもんで
性格的に、こういうイベント事はきっちり盛り上げないと気がすまない性格なんですよね。
ここ一週間、そのための資料やら帳簿合わせやらでパニクッてました。
でも今回のOB会は若い世代の参加者が多く、本当に盛り上がってくれてて
その熱気で、それまでの苦労もぶっ飛びましたね。
例年だと30名~40名くらいの参加数なんですけど、
今回はなんと、90名!
最近は甲子園にもめっきり縁遠くなった我が母校なんですけど
OB会にコレだけの人数が集まるっていうのは、
他校でもない現象です。
それでも若い子達は、ぶっちゃけ来たくて来てる訳ではないと思うんですよね。
若いときは自分もそうでしたから・・・。
愛校心はあっても、OB会は面倒くさいっていうのが正直な気持ちなんですよ。
だからこそ、自分たちみたいなオッサンOBが、若い世代のOBに歩み寄っていかないと
いつまでもその距離は縮まらないし、いつまでも若い参加者はつまらないままなんです。
今回は年1回行われている恒例のOB会ゴルフコンペに、若い世代の参加者を増やそうと
声かけしてたんですけど、結構やってる子が多かったのにはビックリ。
水面下で「OB会ゴルフ部」の設立の話しで盛り上がりました。
今年のコンペは盛り上がりますねぇ。今から楽しみです。
「やんちゃ」は今週は連休になります。
差し替えたかったメニューの作成やら、日本酒の品揃えの見直しやら
本来の「やんちゃ」モード全開で行きます!
オッシャァァァ!
ブログも鮮度が落ちないように、更新していくつもりです。
お楽しみに(⌒▽⌒) -
毎度ありがとうございます!
記録的な大雪で、全国ニュースでも一躍「鶴岡」の名が取り上げられている中、
まったく関係のない話をしてしまうわけでして・・・。
自分の持っている物で、「お宝の1つを挙げろ」と言われれば真っ先に思い浮かぶのが
この「青春球譜」という本です。
これは昭和60年10月1日発行の月刊高校野球マガジンの、なんと別冊付録です。
興味のない人には、まったく興味のないこの古ぼけた
24年も前の、しょっぱい本は何かというと
昭和60年の第67回甲子園予選参加3791校の
ベンチ入り全選手68238人の名簿なんです。
しかも、その年の地方大会1回戦から甲子園決勝までの
全成績が載っているという、まさに永久保存版です。
で、コレをどうやって使って楽しむかというと・・・。
昨日も「荘内酒場三鷹」で、大阪から出張で来たというタカシマ君とカウンター並び。
聞けば自分と同い年で、京都の山城高校で球児だったそうです。当然、載ってました。
そういう、当時には絶対に交わらないと思っていた人間同士が、
一冊の本に名前だけですけど一緒に載っているわけです。
当然、PLの清原・桑田も東北の佐々木もみな同じ大きさで載っています。
しかも最後の夏の試合結果も載っているんで、県大会のどこで負けたのか、とかが
全部分かってしまうという神様みたいな本なわけです。
北海道時代にも、担当営業マンが礼文高校のサードだったことが判明して仲良くなったり、
鶴岡に帰ってきてからは「雷鳥」のフクイ君が埼玉県の川越農に載ってたりして。
TV見ててTIMのゴルゴ松本が同い年で球児だったと知ると、
埼玉県の熊谷商にちゃんと載ってるんですよ。
強いも弱いも、有名も無名も、私立も県立も、全く関係なく、みな同じ大きさで載ってるんです。
そこには甲子園を夢見た全国の高校球児がいた証しですよね。
そして、何十年も経ってから結びつく偶然の人間関係。
これだけは100万円積まれても売りません。あしからず。
っていうか誰もいらないか。 (`ヘ´) フンダ!!!