"地方にて"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
成田家族旅行、二日目の朝。
二日日もあいにくの雨模様で、パッとしない天気です。
この日はディズニーに行く娘と息子チームと、都内方面に行く自分とカミさんチームと、
それぞれ別行動の予定だったんですけど、朝7時半に迎えに来る娘の車に同乗して
ディズニーシーの駐車場まで一緒に行くことにしました。
成田市といえど、駅周辺以外は鶴岡と変わりないような景色ばかりですんで、
生活に車は必要不可欠な地方だということは、すぐに理解できました。
そんな見知らぬ街で暮らし、4車線の高速道路をスイスイと当たり前のように運転している娘の姿に、
社会人としてこの街で暮らす頼もしさや力強さと、普段見ることのできない娘の日常の一コマに
ただただ「大したもんだなぁ」と感慨深い想いで助手席に座っていました。
仕事や野球を理由に、小さい頃からディズニーには一度も連れて行けなかった息子の要望に応えて
チケットもすべて娘が手配していてくれていました。
ランドよりもシーを希望したのは息子だそうで、そんなやりとりも姉弟でやっていたんだそうです。
葛西から通勤渋滞に飲み込まれながらも1時間半でシーの駐車場に到着し、
入場ゲート前で家族で写真を撮って「解散!」です(笑
舞浜から浅草までは電車で移動します。
舞浜⇒八丁堀はJR京葉線、八丁堀⇒人形町が地下鉄日比谷線、人形町⇒浅草が都営浅草線です。
新卒時代に証券会社に勤務していた頃は地下鉄日比谷線で「茅場町」まで通勤していましたんで、
八丁堀・茅場町・人形町の駅順には懐かしさ以外の感情も湧いてきて、感慨深いものがありました。
35年前、アタッシュケース片手にスーツを着て、毎日毎日飛び込み営業とテレアポに明け暮れて、
笑うことなく電車に乗って移動していた若かりし頃の自分の姿を思い出すんですよね。
証券マンとしてやれると思って入社したはずなのに結果の出ない無力感と、
そんな自分のことなんて誰も興味がない知らない人間同士がひしめき合う空虚感とで、
大都会の日常の風景に飲み込まれていたような時間だった気がします。
今は鶴岡で暮らし、カミさんと並んで日比谷線に乗って茅場町のホームを眺めることになるとは、
あの頃の自分には到底想像もできない時間の流れを感じます。
やっぱり日比谷線は落ち着くなぁ。
なんて一人浸っていると、あっという間に人形町で乗り換えて浅草に到着です。
もうね、9割が外国人と言っても過言ではないくらい、浅草の全てが外国人に埋め尽くされています。
これがコロナ明けのインバウンドの影響力というやつなんでしょうかね。
日本人相手の商売よりも、外国人相手の方がはるかにお金が動くのが理解できます。
富士そばや日高屋までが外国人で満席ですもん。
翌日に行った木更津のアウトレットでも、ブランド物のバックや商品を両脇に抱えて
大量買いをしているのは、みなアジア系の外国人ばかりでしたし。
ただでさえ人込みのなか、傘を差して仲見世通りを進むのは至難の業でしたけど、
無事に浅草寺まで辿り着いて丁寧に参拝しました。
もちろん御朱印も頂いたんですけど、我が家の御朱印帳は神社と仏閣とは分けて保管していて、
神社用の御朱印帳しか持ってきてなかったことが判明します。
コロナ禍の間は御朱印帳に直接書いては貰えないことがほとんどでしたけど、
今は直接記帳でも書き置きでも、どちらでも対応してもらえますから大丈夫なんですけどね。
実は、御朱印以外に浅草に来たもう一つの理由は「似顔絵」を描いてもらうためでもあったんです。
以前は上野公園の入口の階段に、美大生や漫画家の卵みたいな人たちがいて
道端でササッと書いてくれたんですけど、今は道交法が厳しくなって上野ではなく浅草で
実店舗を構えて営業しているんですよ。
夫婦の思い出に写真ではなく似顔絵を描いてもらおう、というのも浅草まで行った理由でもあります。
写真を送ればネットでも書いてもらえるわけですけど、わざわざ目の前で描いてもらうほうが
あとから思い出に残るじゃないですか。
画のデフォルメ度も「ひかえめ」「おもしろめ」「激しめ」の3つが用意されていて、
もちろん選んだのは「ひかえめ」で。
似顔絵を初めて書いてもらう人ほど「ひかえめ」を選ぶそうなんですけど、
似顔絵ってそんなに何度もリピートして描いてもらうことってあります?(笑
描いてくれてた画家さん曰く「激しめのほうが実際には似たりしますよ。」だそうですけど、
小心者の我われは「ひかえめで大丈夫です。」とお願いしました。
雑談しながら30分くらいで出来上がり!
恥ずかしかったですけど、なかなか似てると思いますよ。
ここにはアップしませんけど、いい記念になりましたし描いてもらって良かったです。
カミさんと「次は【激しめ】で描いてもらおうか。」なんて話していて、
「あ、こうやって似顔絵のリピーターって増殖していくんだね。」なんて笑って話してました。
あちこっち浅草散策してもまだ時間は11時前。
さて昼酒目指して突撃してみますか。
つづく。
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毎度ありがとうございます!
先週は三連休を頂いて、娘の住む千葉県成田市まで家族で旅行に出かけてきました。
コロナ前ならLCCでジェットスターが飛んでいたんで格安で行けたはずなんですけど、
一度も乗らないまま庄内⇔成田便が就航廃止になってしまったのは残念で仕方ありません。
交通費10万円を考えたら車で行った方が荷物のことも考えなくて済みますし、機動性も自由度も
上がりますから、土曜日の営業終了後に速攻で寝て朝4時起きで千葉に向かいました。
梅雨時期ということもあって道中はあいにくの雨模様でしたけど、テンションが上がっていて、
運転がまったく苦にならなかったですね。
途中のSAで朝食をとったり、カールを遊ばせたりしながら7時間くらいかかったでしょうか。
成田市内で昼食の蕎麦を食べた後にペットホテルにカールを預け、チェックインが午後3時。
この日は夜勤明けの娘と合流するのが18時半の約束ですから、3時間くらいは時間があります。
無事に到着した安堵感と旅行初日のハイテンションで、速攻で一杯ひっかけたくなってしまって、
カミさんと成田駅周辺を散策に出掛けることにしました。
一軒目は、京成成田駅前にある立ち飲み屋「寅屋二号店」へ。
雰囲気のある店構えに吸い込まれるように暖簾を潜っていました。
ホッピーを注文して、立ち飲みが初めてのカミさんと「おつかれさん。」の乾杯です。
すぐに出てきそうな「煮込み」と「タン刺し」「カイ刺し」を注文したあとに、
本日限定という「豚せせり」と「ショクドウ」の串もお願いして一杯目のナカをおかわり!
しかし、まだ外は明るいなかでカウンターに寄りかかってグイッっとやるホッピーは最高ですね。
家での会話とはまた違った雰囲気の中で、子どもたちの昔ばなしや思い出話に花が咲きます。
夜も居酒屋を予約していたんで、あまりがっつかず30分ほどの滞在でお会計です。
このサクッと感もまた駅前の立ち飲み屋ならではでしょう。
最終日に予定していた成田山新勝寺への下見も兼ねて、JR成田駅からの参道を歩きます。
山間を切り開いたためか駅周辺は坂が多く、アップダウンが激しい道ばかりで、
さっき飲んだホッピーがすでに汗で噴き出てきてる気がします。
雰囲気のある参道はお土産屋さんやカフェ、名物のうなぎ屋が軒を連ねていて、
雰囲気だけでも楽しいレトロな街並みなんですよね。
小江戸川越もそうですけど、いつの間にかこういう古い街並みが大好きな年齢になりました。
スマホではなく一眼レフのカメラに収めたい街並みですよね。
おばあちゃんへのお土産に「扇子」を探してみたり、そろそろ二冊目が終了となるのを見越して
新しい御朱印帳を探してみたり、ジグザグにお店を覗いてみても時間が足りそうにありません。
娘とは半年ぶりの再会でしたんで、そんなに久しぶり感はなかったですけど、
この街で暮らし、この街で働く娘の様子が見れただけで親としては安心しました。
行き来できないコロナの間にたくさんのことを一人で決断し、さぞかし心細かっただろうに
しっかりとした暮らしぶりが垣間見れたこと、自分の中ではそれが今回の旅行の一番の目的でも
あったんですよね。
ペット可の部屋には、まだ1才にもならないワンちゃんがいて名前を「ルカ」と名付けてました。
てっきりカールの逆さ読みかと思ったら、そこはたまたま偶然なんだそうで(笑
長時間の運転の疲れと新勝寺までの坂道の歩き疲れで、さすがに眠くなってきました。
翌日も朝早い予定なんで、初日はここらでお開きにすることにしました。
泥のように眠るとは、まさにあの夜のことをいうんでしょうね。
ベットに横になって10秒の記憶すらありません(笑
つづく。
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毎度ありがとうございます!
みなさんは「御城印」を知っていますか。
先日の会津出張の際に立ち寄った「鶴ヶ城」で、御朱印ならぬ御城印を記念に購入してきたんですよ。
でも、持っている御朱印帳は神社と寺院を分けて貼っているためお城を一緒に貼るわけにもいかず、
どうしようかな、なんて悩んでいたんですよね。
そもそも、この辺りにお城なんてないですし、この先そんなに御城印をもらう機会なんかも
ないだろうなんて思っていたら、なんと鶴ケ岡城址である荘内神社でも「鶴ケ岡城」の
御城印を購入できるんですよ。
御城印って登城記念とか書かれていたりするんで、てっきり天守閣があるところでしか
発行していないと勝手に思っていたんで、正直びっくりしたんですよね。
昔はお城があった場所が今は神社として残っているところなんて、それこそたくさんあるわけです。
米沢の上杉神社でも「米沢城」のご城印が発行されていますし、ほかにも「上山城」もあります。
ということで、昨日はあまりにも天気が良かったんで、新潟までドライブしてきたんですけど、
早速、途中にある「新発田城」と「村上城」のご城印を頂いてきました。
新発田城はいかにも観光用という雰囲気ですけど、村上城はお城跡に建つ藤基(ふじもと)神社が
発行してるんで、御朱印と同じように宮司さんが筆で描いた趣きがあります。
相田みつをの書もそうだけど、筆で書かれたものの雰囲気の良さって心落ち着きますよね。
昨日だけで、あっという間に二つのお城を攻め落としました(笑
で、村上にはもうひとつ珍しいものがって、鶴岡から約1時間、道の駅「まほろば朝日」よりも
少し手前にドライブイン「ペガサス」があります。
少し前に群馬にある24時間ドライブインを「オモうまい店」でも紹介してましたけど、
あの「うどん・そばの自動販売機」って懐かしくないですか。
昔は荘内病院の食堂前のロビーにあって、それを食うためだけに病院に行ってましたもんね。
自動販売機とテレビゲームが並ぶ24時間の営業のドライブインが、めちゃくちゃ懐かしかったんです。
カミさんとシェアするために、うどんとそばの両方を購入したんですけど、
あのプラスチック容器に入った麺とかき揚げは当時と変わらないフォルムでしたね。
色も味も少し薄かったですけど、その分、昔の思い出が濃いんで一杯400円で待つ25秒は
十分に満足できると思いますよ。
先にいたおじさんも一人でうどんとそばの両方を食べていましたし、入口の写真を撮ったりして
昔を懐かしんでいるようでした。
真ん中に小さなテーブルが一つあるだけなんですけど、角には立ち食いのカウンターもあるんで、
「ここはやっぱり立ち食いで食おうよ。」とあの頃の味と雰囲気を思い出して食べてきました。
車で1時間で出会えるノスタルジー。
50年以上昔からある自動販売機をメンテナンスしながら頑張っているそうなんで、
今後いつ壊れて出会えなくなるかわかりません。
これから天気も良くなりますし、海と山を眺めながらプチドライブでも楽しんで、
懐かしい自販機に会いに行くのもいいかもしれませんね。
鶴岡方面から行くと、右側のトラック休憩場所の陰になるんで見落としがちですんで、
しっかりとナビをセットしてからがオススメです。
昨日はさらに新潟市内まで足を延ばして、タレカツ丼発祥のお店「とんかつ太郎」で
念願だった「タレカツ丼」を堪能してきました。
以前、初めて食べたフードコートみたいなセルフのお店で食べた「タレカツ丼」より
甘じょっぱいタレの味が濃厚で、甘じょっぱさの「甘」がより際立った印象ですかね。
もちろん十分に美味しかったですし、ボリュームも満点でしたよ。
食べ物では並ばないポリシーの自分が行列に並んでまで食べたくらいですから。
ただ、我が家はベロが安いんで、立派なものよりも安価なものの方が味覚が合う感じがします(笑
正直、もう一回食べに行くかと聞かれれば、あのセルフのお店のタレカツ丼の方が好みですかね。
一杯400円の自動販売機のうどん・そばで小腹を満たして、本格的な「タレカツ丼」を堪能し、
新発田城址、村上城址を回って「御城印」を頂いて夕方5時には帰宅しました。
いい休日だったと思います。
また今日から一週間頑張れます。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
会津名物の「馬刺し」を求めて、会津藩32万石の城下を彷徨い始めた3人です。
途中「大衆割烹 焼はまぐり」の看板を見つけて、あっさり「馬刺し」を見切って入店したものの、
残念ながらここも満席でした。
何軒か断られながらも、ようやく「居酒屋 舞酒」さんのカウンターの一番端っこを確保できました。
会津の街も休日前の平日とはいえ、飲食店はどこも満席でしたね。
そして、どの酒場も活気があります。
ようやくハイボールで一息ついて、早速お目当ての「馬刺し」を注文しました。
もも・タテガミ・フタエゴの盛り合わせで、フタエゴは赤身の部分のようでした。
赤身と脂身をサンドしてにんにく醤油で頂きます。
ねっとりとした甘みとタテガミのコリコリ感が相まって、これぞ馬刺しの醍醐味です。
十分に美味しかったですよ、確かに。
ただ、亀井鮨で脂の乗った「大トロ」をひと口つまんできた後だけに、
脂の滑らかさや舌触りはやっぱり魚には敵わない印象です。
注文した部位の違いなんでしょうけど、もっともっと真っ赤で肉汁が滴るような瑞々しさと、
肉々しさを求めている自分がいたんですよね。
新庄の「馬刺し」も同じように美味いことも、この舌が覚えていますし。
人間の舌(味覚)なんて、本当に贅沢にできているんだと思います。
感動的という点では、中野にあった今は無き名店「おかやん」で初めて食べた
「鯨の赤身」の旨さを超える一品には、未だに出会っていないかも知れませんね。
注文のたびに笑顔可愛く、愛想のいい若い店員さんに話しかけていくユウスケが
おねーちゃんのいる店に行きたいモードになっていくのが分かります(笑
もうお腹も一杯ですし、そういう展開になることも想定の範囲だったんで、ここでお会計です。
お店を出てすぐにユウスケが「Yancha」というキャバクラを発見して、突撃していきます。
が、ここも「想定外」のお休みだったんですよね。
やんちゃ対決してみたかったんですけど(笑
結果的にそのビルの一階のお店に行って、盛り上がったユウスケがボーイに怒られたりする
ハプニングもありましたけど、詳細はここでは書きませんし書けませんよ(笑
まぁ、女の子たちが可愛くてテンションが上がったのは間違いありませんけどね。
お会計も優良で、割り勘しても決して高くはなかったです。
結構な大型店でしたけど、流行っているのも納得ですね。
ただ、お店の名前は1ミリも覚えていませんけど。
ホテルまでの帰り道、案の定「ラーメン食っていきましょ!」というユウスケに付き合って
食べたくもないラーメンを食った記録がスマホに残ってました。
やっぱりね、飲んだ〆は「そば」ですよ、この歳にもなると。
だれかマジで鶴岡でやったほうがいいと思いますよ。
商売に「絶対」はないけれど、絶対にイケると思いますけどね。
「想定外」のソースかつから〆のラーメンまで、おねーちゃんのいるお店2軒を挟んで
合計7軒の会津の旅が終わりました。
翌日は8時集合で、喜多方に移動して名店「坂内食堂」で朝ラー。
昨夜もラーメンで〆たのに朝飯がラーメンて、どんな腹やねん。
余目の「八千代」のような透明のスープが特徴的で、中華そばというより「塩ラーメン」と
言われたほうが、味覚的にも視覚的にもしっくりくるのかもしれません。
飲んだ次の日には優しい味なんだけど、少しスープに角があって喉が渇く印象でした。
そう考えると、鶴岡って旨いもんがたくさんあるなぁと再認識させられます。
そういう街で飲食店を営む者の一人として、自分ももっともっと頑張って、
お客様からの「旨い!」の声を引き出さなければ!と気合いも入りました。
「他を知り、己を見直すこと。」こそが、繁盛店視察出張の本質なんだと思います。
ふとそんなことを思いながら磐梯山を見上げると、まるで月山のような佇まいに見えたんですよね。
そのシルエットや壮観さは、見慣れた月山を藤島あたりから見上げた姿に何となく似ています。
激動の幕末も今と同じように会津の町を見守り続け、人々の日々の暮らしと共に四季折々を
繰り返し過ごしてきたその山肌に、なんとなく親近感を感じたことも記しておきたいと思います。
たくさんの「想定外」(リサーチ不足ともいう)に直面しながらも、そんなハプニングも
なんだかんだ楽しみながら、なんとか無事に帰還することができました。
貴重な時間を頂きました。
また近いうちに必ずお邪魔することになると思います。
今度は桜の咲く季節にでも。
しっかりとリサーチして(笑
おわり。
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毎度ありがとうございます!
お土産を買うために鶴ヶ城会館に立ち寄り、自分はお店で使う「片口徳利」を購入しました。
木製でできた片口で軽く割れることもなく、ちょうど一合が入ります。
普段からリサイクルショップや蚤の市があれば、片口徳利があるか気にかけていたんで
いいお土産を買うことができました。
というわけで、いよいよ時刻は17時。
一軒目の「天竜」さんの予約の時間です。
口開けと同時に入店させてもらいカウンターに案内され、まずはご主人にご挨拶。
一階だけで65席あるというカウンター・ボックス・小上がりの全てがご予約で埋まってるそうです(驚
さすが会津イチの繁盛店ですねー
ブンちゃんも「1月の時点で予約してギリギリ予約が取れました。」と話してました。
大きめに刺された焼鳥と唐揚げが大きくて有名なんだそうで、それを一番楽しみにしていたんですけど、
実際にはそのどちらも注文してないんですよね。
今更だけど食べておけばよかったと思ってはいるんですけど、もの凄い数の日本酒の品揃えと
創作系の気になるネーミングの一品ものがたくさんありすぎて、肝心なものを頼んでなかったんです。
ユウスケが早くも日本酒を注文したんで、自分も燗上がりする事で有名な大七のぬる燗をもらいます。
じわーッと口の中に広がる日本酒の丸さを感じながら、しみじみ「旨いっ!」と声が出ます。
店の中央には立ち飲み用のカウンターも設置されていて、若いカップルが立ちながら日本酒を
いくつも酌み交わしている姿も新鮮でしたね。
鶴岡も城下町で酒処ですけど、ここまで若い人たちが「ごく自然に」日本酒を飲んでる姿を
自分は見たことがありません。
旨いと言われる酒をちょこっと飲んで「わぁ、おいし~」なんてシーンはよく見ますけど、
普通にビールでも飲むかのようにサラリと会話を楽しみながら酒を酌み交わしているんですよね。
しかも店内のあちらこちらでですから。
日本酒ファンが飲むというよりも、普段から居酒屋で日本酒を酌み交わす文化が
しっかりと根付いているのが分かります。
そういう風土というか土壌があるからこそ100本近い日本酒の品揃えが必要だということなんでしょう。
福島県内の地酒が約50銘柄、全国の日本酒が約50銘柄の豪華ラインナップですから(驚
山形の地酒のように、地元よりも東京などの中央マーケットを意識して出荷しているなかで、
地元での一般消費量が増えれば「地元の日本酒を地元で買えない。」などという今の状況も
変わってくるのかもしれませんけどね。
売ってないから飲まないのか。
飲まないから売らないのか。
山形の日本酒業界が抱える最大のテーマなのかもしれません。
ちなみに令和3酒造年度全国新酒鑑評会の金賞受賞蔵数の順位は
・1位 福島県:17蔵
・2位 秋田県:13蔵
・2位 兵庫県:13蔵
・4位 新潟県:12蔵
・4位 長野県:12蔵
・6位 山形県:11蔵
・7位 広島県:10蔵
で、福島県は9年連続で日本一の座に輝いているわけです。
より旨い日本酒を探求し、お互いが切磋琢磨し、地元で飲んで地産地消が成立する…
そこになにか大きなヒントがあるような気がします。
そしてメニューを見て驚いたのが、いわゆる甲類焼酎が見当たらないんです。
庄内は「爽」がどこにでもありますし、他の土地でも「鏡月」や「JINRO」なんかは
とりあえず置いてあったりするんですけどね。
あまり特徴のない甲類焼酎よりも飲むなら芋や麦や黒糖を、それよりも地元の美味い日本酒を飲む、
ということなんでしょうね。
焼鳥や唐揚げを頼むことを決して忘れていたわけではなく、たくさんの日本酒に合わせて
より旨さを引き立ててくれそうな一品を探しているうちに、口の中のモードが変わってしまって
頼めなかったというのが正直なところです。
じっくりと堪能したというよりも、圧倒されたという表現の方が的確でしょうね。
野球で言ったら5回コールドゲームみたいなもんです。
あっという間に満席になり、店内も慌ただしくなったきたところで次なるお店に移動します。
二軒目は、会津でも老舗の鮨屋「亀井鮨」さんへ。
店内には高校野球や地元シニアの集合写真がたくさん飾られていて、作新野球部OBの大将に
ご挨拶させてもらいました。
海なし地域の会津は鮨の旨いところとしても有名で、各店が独自ルートでネタを仕入れて
こだわりの握りを提供してくれます。
日本海の魚を食って育った自分でも、ひと口食べて旨い!とすぐに声が出ます。
厚く切られたネタとホロリとほどけるシャリとのバランスは、もう芸術品ですよ。
そこに福島の地酒ですもん、幸せすぎます。
カウンターには、息子さんが山形で高校球児だったというお客様もいらしたりして、
時間が許すなら高校野球ネタであと5時間くらいはいれたと思います(笑
でもね、ここまでウーロンハイも飲まずして、ずっと日本酒ですからね。
当然のことながら、ちょっとづつ崩壊していきます。
「あ、馬刺しを食べてない!」などと、思い出さなくていいことは急に思い出します。
というわけで、海なし会津の最高に旨い鮨を堪能して、次は「馬刺し」を目指して彷徨います。
もちろん千鳥足×2 + シラフ×1で。
つづく。
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毎度ありがとうございます!
会津若松のど真ん中に豪壮な構えで建つ鶴ヶ城を、もっとゆっくりじっくり見学したかったんですけど、
天守閣には残念ながら登ることが出来ず、後ろ髪を引かれる思いでお城を後にしました。
桜の咲く季節にでも、もう一度カミさんとカールを連れて訪れたいと思いましたね。
「想定外」の事故渋滞に巻き込まれ会津到着が2時間遅れてしまったため、昼食をとるタイミングを
完全に逃してしまっていて、ユウスケが「何も食ってないんで腹減ったっスね!」と騒ぎ出します。
息子が会津にいるオサムちゃんからの情報で味噌蔵の「満田屋(みつたや)」で味噌田楽でも
軽くつまんで小腹を満たそうと思ったら、なんと水曜日が定休日でした。(´;ω;`)ウッ…
ならばと、すぐ近くの末廣酒造に酒蔵見学に行こうと思えば、なんとすでに営業終了してるし(泣
そんなことってあるの?
全然予定通りにいかないじゃん!
「だったらもう、その辺の食堂で一品料理をつまみに瓶ビールでやろうよ。」と、
会津名物の「ソースかつ丼」のアタマだけを目当てに一斉にググりだします。
が、どこも14時で終了してるお店ばかりなんですよね。
すると、一軒だけ近くで営業してる食堂を発見して「もうそこでいいんじゃね?」と
ブンちゃんが車を駐車場に滑り込ませます。
「この辺の食堂でソースかつ丼がない店なんてないですから。」という会津出身のブンちゃんの
言葉を信じてとりあえず瓶ビールを注文すると、瓶ビールはスーパードライなんだそうです(笑
メニューにサッポロ生ビールと書いてあったんで、瓶もサッポロかと思いきや、まさかのアサヒ(汗
しかも、ブンちゃんから「体調不良のため、今日はノンアルで付き合います。」宣言まで飛び出します。
飲まないサッポロの営業と、アサヒスーパードライで一杯目を乾杯するという、カオスな状況。
ま、ま、気を取り直して「早速、ソースかつ丼のアタマだけもらおうか。」
「え?あれ?」
「どうした、ユウスケ。」
「マスター、【ソースかつ丼】自体がメニューにないっス。」
「えーっ!!」
「ブンちゃん、どういうことよ?」
「あ、いや、おかしいな。」
ざわつく一行に気づいたのか、食堂のご主人が「なんだったらソースかつ、出来ますよ。」と
優しく声をかけてくれたんですよね。
「ありがとうございます。わがまま言って申し訳ないです。観光で来たもので。」と
丁寧にお礼を言って、他にも何品か酒のアテになるようなものを一緒に注文します。
「お待ちどうさまでーす。ソースかつです。」
「おー!やったー!」
「はい、どうぞー!」
「・・・。」「・・・。」「・・・。」
こ、これが会津名物のソースかつなの?
うーん、普通にソースを掛けたとんかつにしか見えない。
なんか、カツごと秘伝のソースにジャボンと潜らせてヒタヒタになってるイメージだったんだけど。
それでも、わざわざ作ってくれた「ソースかつ」も肉厚ですごく美味しかったですよ。
ただ、日本全国どこでも「とんかつ」と呼ぶこのビジュアルは、正直「想定外」でしたね。
その後、何を話したかは覚えてません。
ただ、車に戻ってから「あれが会津名物のソースかつなの?」
「いや、ソースかつ丼のアタマではないです。」
「普通のとんかつにソース掛けたのと、どこが違うの?」
という問答をブンちゃんと何度も繰り返したのだけは覚えています。
もちろん、ちゃんと全部美味しく頂きましたし、ご主人の優しさも有り難かったです。
どうもご馳走様でした!
なんだかしっくりこない展開が続くなか「もう、今のうちにお土産買っちゃおうぜ。」
一行は鶴ヶ城そばのお土産屋さんに向かって車を走らせたのでした。
ここまで、何ひとつ思い通りに行ってません(笑
つづく。