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社会人都市対抗野球東北二次予選において、山形県代表のきらやか銀行が昨年に引き続き
二年連続で東京ドームでの本戦出場が決定いたしました。
ちょうど一年前にもブログに書きましたけど、自分の兄がきらやか野球部のOBでもあり、
子供のころから身近に感じていたチームですから、二年連続出場の快挙は本当に嬉しい限りです。
昨年は日程が合わず、東京ドームへ応援には行けませんでした。
本戦は7月17日から25日までですから、高校野球の夏の予選ともろかぶりなわけですよ。
でも、今年は多少無理してでもドームに行きたいんですよね。
もちろん東京ドームには行ったことがありますけど、ドームで行なわれる都市対抗で
地元企業を応援する機会というのは、そうそうないと思うんですよ。
いや、これからきらやか野球部も常勝軍団としていつでもドームに行けるなら、
また次のチャンスにということもあるんでしょうけど、他の企業チームも本気で戦ってきますから、
そんなにいつでも行けるものではないんですよね。
県勢としては66年ぶり、きらやか野球部創部以来初めての都市対抗本戦出場から、
二年連続出場の快挙ですから、その強さは本物なんでしょうけども。
都市対抗の醍醐味は、やっぱりスタンドの一体感と応援団の華やかさですよね。
それをドームで味わえるというのは、やっぱり魅力的です。
もちろん日帰りは無理でしょうから、なんなら東京出張も兼ねてということで(笑
久しぶりに水道橋の「遠州屋」の煮込みともつ焼きも食べたいし、都内の立ち吞み屋ラッシュと、
各店舗の雰囲気やクオリティもこの目で確認したいというのもありますし。
高校野球の組み合わせと都市対抗の組み合わせとカレンダーとを、穴があくまで見比べて、
本当に行けるようなら是非実現したいと思っています。
確率50%ですかね、今のところは。
野球半分、酒場半分、楽しみ十分ですけど、また忙しい夏になりそうです。
今週末には、息子の野球部の中総体もありますしね。
なにはともあれ、野球本番の夏に向けて今日も頑張ります!!
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毎度ありがとうございます!
木曜日に、鶴岡東野球部OB会の定例役員会が当店で行なわれたんですけど、その会議終了間際に
副会長の大先輩トオルさんから珍しい事に「この後一杯付き合え。」とお誘いがありました。
もちろんお断りする理由もありませんので、事務局次長の後輩タケシと一緒にお伴させて頂きます。
行き先はもちろん【福鮨】しかありません。
実は先代のオヤジさんが元気だった頃、トオルさんはオヤジさんと一緒にゴルフした仲でして、
オヤジさんもいつも「トオルさんは飛ばすもんなぁ。」とよく話しに出てきたものでした。
体調を崩される前にも、昭和通で一席あると「福鮨のオヤジさんの顔を見に行きましょうよ。」と
何度も誘ってはいたものの中々タイミングが合わず、結局はオヤジさんが元気なうちに
揃ってカウンターへお邪魔することはできませんでした。
今は息子のアキオくんがカウンターを仕切っていますけど、なんか感慨深いものがありましたよね。
最近、福鮨率が高くなってるタケシも調子に乗って「やんちゃコースでお願いします。」なんて
カウンターでオーダーしてアキオくんを困惑させているようです。
自分はいつも頼むものは決まっていて、ツブとホッキの握りと巻物はガリ鯖巻、
それにつまみでイカのゲソを注文しています。
お酒はキープしている焼酎の緑茶割りですかね。
同じ酒屋から日本酒を仕入れてますけど、ウチのようにワンプライスにはこだわっていませんので
ウチでは仕入れられないお酒が入荷していれば、冷たいところを一合もらったりもします。
タケシが帰り、トオルさんも中央のネオンに消え、さて自分もそろそろ帰ろうかなと思っていたら、
店をはねたユウスケが一人でやってきて、さらには酒屋のゴウまで集合してしまう偶然!(笑
すでに酒が入っていい調子になっていましたんで、6月に入ってからの酒の価格の値上げについてや、
ワンプライスで出す日本酒への拘りを熱く語っているうちに、時間は深夜になってしまってました。
ケンカするわけじゃないですけど、こいつらとはいつも本音で話します。
「明日の朝は早いから、もう帰るぞ。」と言って、自分で呼んだ代行を
結局2回もスルーするという暴挙まで飛び出しすありさま。。。
まぁ、それだけ楽しかったという事ですよね。
週末は、中総体前の最後の練習試合の予定です。
2年生で唯一ひとりだけレギュラーで使ってもらっている以上、
覚悟を持って試合に挑んでもらいたいですし、それだけの使命もあると思っています。
さーて、これから3時間後に目覚ましをセットして、速攻で寝ないと身体が持ちません。
寝不足なうえに球審をやって、そのまま戻ってきてすぐに仕込み、そして通常営業と
自分でも呆れるくらいに週末の忙しさはハンパない状態です。
でも、何かにのめり込めるというのは、ありがたいことでもありますよね。
子どものためと言いながら、実は我々保護者も成長させられる日々を送っている事に、
逆に野球をやってくれている子どもたちに感謝しなければならないのかもしれません。
おっと、マジでもう寝ないとヤバイです。
おやすみなさい。
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毎度ありがとうございます!
本日は、良質な仕入れが困難なため臨時休業いたします。
ご不便をおかけしますが何卒ご了承下さいませ。
と畜場と仕入問屋との営業稼動日が合わないために、
一年のうち2回くらい、こういう日があります。
本日は予約もありませんでしたので、思い切ってお休みを頂戴いたします。
そんななか・・・
先週末は、埼玉から娘が一泊二日で帰省してきました。
国家試験も無事に合格し、すでに看護師として働いている社会人の娘と会うのは
なんか急に大人になった気がして、なんだか新鮮な気持ちでした。
ただ、あまりに突然で土曜日の朝にバスで着いて日曜日に新幹線で帰るという慌しい帰省に、
なにか新しい職場での困りごとや、人間関係で悩みがあるんじゃないかとか、
なんとなく嫌な予感がしたりしてカミさんと二人で心配していたんですよね。
土曜日、自分が仕事の間にカミさんがそのあたりを確認すると
「仕事や人間関係での不満は全然ないよ。」というのでホッと安心しましたけどね。
母の日や父の日で、自分の働いたお金で直接プレゼントを買ってあげたいと、
慌しいなかで急きょ帰省してくれたと聞いたときには、本当に嬉しく思いました。
息子にもおこづかい5000円をくれたみたいで、そのなかに、
「怪我しないように野球を頑張って、家のことももう少し手伝ってあげてね。」と
小さな手紙が添えてあったそうです。
もうしっかりとした大人です。
大宮までの新幹線も新潟からの本数が多いのと、特急からの乗り換えの煩わしさがないうえに、
ギリギリまで送ってあげたい親心から、今回もまた新潟駅まで車で送って行きました。
いつもの新潟駅の正面玄関北口ではなく、今回は偶然にも裏手の駅南口に着いたんですけど、
むしろ高速を降りてから二車線の整備された幹線道路一本でたどり着く分かりやすさに、
新しい飲食店やショップの多さも発見して、新潟駅周辺が好印象に変わったんですよね。
きっとナビが新しければ、初めから駅南口をガイドしていたんでしょうけど、
いかんせん古いナビでは致しかたありませんわね。
今までぐるっと遠回りして、渋滞しながら駅まで辿り着いていたのが悔しいです(笑
次は夏に帰省するそうです。
また家族みんなで揃う日を楽しみにして、息子は野球を、親たちは日々の生活を頑張ります。
今回は、新潟駅でカミさんが泣かなかったので、みんなプチびっくりしましたけど(笑
今夜はどこかに飲みに出掛けます。
見かけたら声かけてくださーい!(笑
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毎度ありがとうございます!
おとといの夜、久しぶりに息子に鉄拳制裁を食らわせました。
周囲の人に迷惑をかけ、家族に心配をかけ、そしてウソをついた・・・
叩くだけの理由がそこにはあったからです。
情けなかったし、叩いた手よりも叩かなければならなかった心が痛かったですよね、やっぱり。
成長期の、さらには思春期の少年の考えている事や行動なんて、大体のことは分かるものです。
かつての自分がそうだったように、すべて手に取るようにお見通しです。
これまでの生活態度や野球に対する取り組み方も含め、愛情込めて本気でぶっ飛ばしました。
そんな心が痛かった昨夜は、閉店後マナブさんとタケシに一杯付き合ってもらいました。
タケシも息子のスポ少入団を機に指導者になり、野球を通じての人間形成というか
子どもたちの成長過程において、少なからずも影響を与える立場になりました。
指導歴20年以上のマナブさんの考え方やその歩みは、きっとタケシにもいい刺激を与えるでしょう。
自分の座右の銘でもある「何事も継続力は説得力である」になぞらえば、まだまだ若い指導者ですし、
その言葉の説得力はまだまだ物足りませんけど、たくさんの経験を積んで、たくさんの引き出しを持ち、
タケシなりの信念を持った熱き良き指導者になっていってもらいたいものです。
歳は違えど、気心知れたメンツでの一杯は、愚痴や批判的な話題は一切なく、前向きな明るい話題で、
時間を忘れて何杯でも飲める心地よさと心穏やかないいお酒でした。
毎朝、何回起こしても起きなかっただらしない息子が、今朝は自分よりも早く起きて、
昨夜の分だと机で自主学習してました。
三日坊主ならぬ何日坊主で終わるんでしょうかね(笑
そう、そこにも「継続力は説得力」の方程式があてはまります。
一日や二日くらい、生まれ変わったように頑張ったところで、なんの説得力もありませんから。
勉強でも仕事でも、野球でも遊びでも、継続して続けていくことで、その人の言葉や行動には
自ずから説得力が出てくるものだと思っています。
そして、改めて親は子を想い、健やかなる成長を願うものです。
その道から脱線しそうな時には、少々荒っぽい手段であっても、軌道修正してあげれるのも
親の大事な努めなんだろうと思っています。
叩かれた事の意味、叩かれた痛みの深さを知り、息子の中の何かが変わってくれるものと
自分もカミさんも信じています。
さて、今朝の鶴岡は大きな雨雲が街全体を覆い隠し、暗く沈んだ雨模様の朝です。
車の運転には十分に注意して、今日も一日頑張っていきましょう!!
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毎度ありがとうございます!
うちのお店にもたまに顔を出してくれる、つけ麺屋店主の英くんのお店が人手不足のため
オープンから3年間続いた夜営業を辞めて、6月からは朝と昼のみの営業形態に切り替えると
ブログやFacebookで告知されていました。
文字にすればたったそれだけの事ですけど、相当な葛藤があって苦渋の決断だったことは、
同じ飲食店経営者として容易に想像できますし、その文面からも痛いほど悔しさを感じます。
新人くんが入り焼肉歓迎会をやった翌週にバックれられたり、仕事を覚える前に辞められたり、
いきなり来なくなったり・・・ウチでも全く同じようなことで悩まされたことがありましたから、
その苦悩は本当によく分かります。
おそらく、オープンから売り上げの心配よりも人員の心配のほうが多かったのではないでしょうか。
製麺の技術やスープへのこだわりが深く、自分自身のレベルが上がるにつれて、
たくさんの方々に食べてもらいたいと思うのは、すごく当たり前のことですよね。
英くんのお店にも、夜営業にしか行けないお客様もいたでしょうし、
自分自身の技術と経験もあるのに、人員が確保できずに営業形態を変えざるを得ないというのは
まさに断腸の思いだったことでしょう。
自分も、何度も何度も同じように人手不足に悩まされてきました。
それは14年経った今でも同じ悩みを抱えています。
イヤで一度辞めた子に頭を下げて、もう一度短期復活してもらった事もありましたし、
飲みにきた後輩にそのまま皿洗いを頼んだ事も一度や二度ではありません。
もしも自分もどうしても、どうしてもアルバイトが確保できなくなったときには
おそらくやきとん串をやめて七輪で焼くホルモンメニューだけに切り替えるか、
生ビールとサワーの提供をやめて、セルフで瓶ビールとボトルしか出さないお店にするか、
究極ですけど、そのどちらかの選択をするでしょうね。
自分の場合もそうでしたけど、生意気な事を言わせてもらえば、お店というものは
オープンから3年目くらいまでは、いろんなことが落ち着かないものです。
味であったり、価格設定であったり、スタッフであったり、お店の内装や外観であったり、
開業までの理想と日々の現実の中で、営業しながら変化し進化を求めていくものですから、
極めて流動的なんですよね。
5年10年とお店の歴史を積み重ねていったときに、あの3年目がターニングポイントだった、と
振り返るときが必ずやくることでしょう。
新しい営業形態のなかで新しいお客様が増えて、益々御繁盛されることを心から応援しております。
鶴岡では朝7時から朝ラーを食べられる貴重なお店です。
是非、足を運んで頂いて英くんのラーメンを食べてみてください。
オレも久しぶりに英くんのラーメンを食べに行こうかな。
ってか、今日は水曜日・・・定休日じゃん(笑
かー、残念~(≧◯≦)!! -
毎度ありがとうございます!
日本酒を頼む時に「冷や(ひや)」と頼むと常温が出てくるのは一昔前の話で、今は冷やを頼むと
冷蔵庫で冷やした「冷酒(れいしゅ)」が出てくるお店が多いのではないでしょうか。
昔からの「冷や」好きの方は面白くないでしょうけど、特級・一級酒・二級酒の時代とは違って、
最近は精米歩合も高く繊細で保管が難しいお酒が多いうえに、そういうお酒が売れる時代になり
常温で保管しているお酒がないお店も増えてきているように思います。
当店でも常温保管しているお酒は「竹の露」の普通酒のみです。
それでも「冷やで何かありますか?」と聞かれれば、分かっていてもあえて「常温でですか?」と
自分の場合は確認させて頂いております。
最近は「常温で。」と言ってくださる方も多くなってきましたので大きな誤解もなくなりましたけど、
一昔前までは冷たい日本酒を出すと「これは冷酒だろう。冷やを頼んだのに。」とトラブルに
なる事もあったんですよね。
正直、当店で日本酒を頼まれるお客様すべての中でも「冷や=常温」という認識でご注文される方は
1%(100人に1人)がいいところでしょうか。
自分が他のお店で冷や酒を呑みたい時には「常温で。」と頼みます。
それが本来のカタチではない、無粋なことだとしても「常温で。」と頼んでいます。
「本当の酒飲みは冷や(常温)で呑むもんだ。」という呑兵衛もたくさん知っていますけど、
実際には冷やして美味しいお酒が売れますし、作り手も冷蔵販売・冷蔵保管を推奨しています。
日本酒における「冷や=常温」という認識は、決して間違っていませんし正解なんですけど、
これからの飲食業界においては、どんどん死語になっていく気がしてなりません。
最近はテレビのうんちくのせいか、お客が会計の際に「あおいそ」というのは間違いだ、と
わざわざ自分に教えてくださるお客様も多くなってきました。
でも、当店では80%の方々はお帰りの際に「おあいそしてちょうだい。」と言いますし、
こちらも何の不快感もなく「はい、おあいそですね~。ありがとうございま~す!!」で
まったく問題ありません。
言葉本来の意味やその背景も然ることながら、言葉は時代とともに暮らしとともに変化し、
人々の日常生活の中に根付き都合よく使われていくものだと思っています。
すし屋で「醤油=むらさき」と知っていても、自分は「お醤油ください。」と言いますし、
「お茶=あがり」と知っていても「お茶ひとつください。」と頼みます。
冷蔵庫が普及し、冷たく冷やして飲んで美味しい繊細なお酒を飲食店で取り扱うようになった今、
「冷や」という注文で当たり前に冷やしていないお酒が提供されることは少なくなっていくでしょう。
昔は串に刺さっていれば、鶏肉だろうと豚肉だろうとみな「やきとり」といいました。
14年前に鶴岡で、いや庄内で初めて「やきとん」という赤提灯を掲げて、
「やきとんなんていうから何か珍しいもの出す店かと思ったら、普通のやきとり屋だっちゃ!」
と揶揄された事もありましたけど、今ではみなさん「やきとり」と「やきとん」の違いを
知ってくださるようになりました。
他にも「スノータイヤ」といえばザックリと冬に履く「冬タイヤ」の事を指してましたけど、
「スパイクタイヤ」の規制に伴って開発された「スタッドレスタイヤ」のことと同義語になり、
一般生活においては「スノータイヤ」は死語になりつつあるでしょう。
物が豊かな時代になり、それまでの大雑把なジャンルやくくりの名称から細分化し、
はっきりと相手に伝わる意思を持った言葉のみが使われ続けることで、
言葉や用語も淘汰され、そして生き残っていくのだと思います。
寂しい反面、そういう時代に生きているという事を実感させられます。
そういえば、このブログもキーボードを打って入力しているのに
「ブログを書く」と言いますねぇ。。。
紙に書くという本来の意味とはまた違った使われ方のひとつかも
しれませんね。
「冷や」の話しから随分と長くなりました。
そろそろ風呂に入って寝ます。
おやすみなさい。