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毎度ありがとうございます!
息子の高校も変則的ではありますけど普通授業が始まり、また朝5時半に起きて
弁当を詰める朝がやってきました。
何気ない日常の朝がまた戻ってきて「有り難さ」さえ感じるんですから不思議なものです。
自粛中、自分自身の宿題だったポイントカードのデザインもようやく出来上がりました。
枚数が多いことと、紙質にはこだわりたいので、ここからは印刷屋さんにお願いします。
我ながら、なかなかの出来ですかね。
来店ごとがいいのか、ご利用金額ごとがいいのか、ポイントの基準もいろいろ悩んだんですけど、
ご来店ごとに1個押印するという「ご来店ポイント」にすることにしました。
これだとグループでご来店されても、お一人お一人に押印することができますし、
シンプルで分かりやすと思うんですよね。
飲食代1,000円ごとに1個押印とかだと押すほうも大変ですし、マス目もたくさん必要ですからね。
シンプルに「お客様のご来店に感謝したい」そういうことです。
スタンプ欄の数は12個にしました。
月に1回くらいは来てくれたら嬉しいなーという勝手な思いだけです(笑
スタンプ満タンで次回1,000円分のお食事券として使えますから、お客様としても
結構お得で使いやすいと思います。
塩ホルモン一皿サービスとか、さわやかボトル1本無料とかの特典も考えたんですけど、
お客様への感謝の気持ちを込めてのサービスの一環ですから、お客様が使いやすいほうがいいですし、
スタンプ12個で1,000円ということは、1回のご来店で約83円の還元率ということになりますから、
そう考えてみればお店にとってもそんなに負担は大きくはないわけです。
ただ、複数のカードを1枚にまとめることは出来ません。
もしもカードを忘れた場合は新しいカードをお渡ししますが、次回にまとめることはできません。
それをやってしまうと他の人のカードでも合算できるわけで、本来の意味での感謝の気持ちが
伝わらなくなってしまうからです。
こんなご時勢ですから、お財布の中も他店のポイントカードでパンパンでしょうけど、
なんとかやんちゃのカードも1枚潜り込ませて頂ければありがたいです。
少しづつですが、お店が再開したらやりたかったことが、いろいろと現実的になってきました。
また、みなさまと再会できる日を楽しみにしています。
のんびりゆっくりでいいんです。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
自粛期間中に、その言葉に何度も何度も励まされ勇気をもらい、そして深く考えさせられた
相田みつをの書ですが、いま山形美術館にて「相田みつを展」が期間延長で開催されています。
当直明けの代休で平日休みのカミさんを誘って、山形まで「相田みつを展」に行ってきました。
天気もよくて久しぶりの月山越えでしたけど、途中どこにも寄らずに車内から眺める月山道の景色も
以前とまったく変わらずに、穏やかな日常に戻ったかのような錯覚さえ覚えます。
でも美術館に着くと、これからの「新しい生活様式」という現実が待っていました。
入り口で体温のチェックと指先の消毒、さらには万が一に備えて来場者の住所・氏名を記入し
マスク着用を義務付けて、大人1,200円で入場できます。
いつも日めくりカレンダーで見ているサイズと違い、大きく迫力ある書にぐっと惹きつけられ、
その筆の勢いと力強さに圧倒され、そして作品の隣にあるキャプションを読んで
さらに引き込まれて感動してきました。
1階から2階の展示に続いて3階の物販コーナーまで時間をかけて回ったんですけど、
コロナの影響に平日ということもあって、ほとんど人がいませんでした。
その分、遠慮なくゆっくりと鑑賞できたんで自分j的には最高だったですね。
相田みつをの書と出会ったのは、まだ自分が大学生の頃です。
酒田に住んでいた姉のアパートのトイレに飾ってあるのを見て、なんとも言えない感覚になったことを
今でもはっきりと覚えています。
書の味というか趣も分かっていない学生の第一印象ですから、当然「なんだこのヘタクソな字は!」
でも、これが綺麗な字で書いてあったとしたら心に止まることはなかったでしょう。
それはすなわち、ただのセリフとして読んでしまうから。
言葉よりも目から入ってくる書体のインパクトさが鮮明に目に焼きつき、そしてあとから
その言葉の重さや言葉の意味を探してしまう、言葉と書体が融合した余韻のある書なんですよね。
一枚一枚に相田みつをのその時その瞬間の感情があり、みつをなりの表現やメッセージが
込められているにもかかわらず、読み手側の心理や状況によって感じ方が大きく違って
読めるところも、みつを展に行ったからこそ見えてきた奥深さのひとつです。
今の自分の状況に勝手に重ね合わせて、勇気をもらったり考えさせられたり、
そして踏ん張らせてくれたり・・・
1ヶ月以上仕事をせず、自宅にこもり、まるで世間から取り残されたような感覚と
見えない明日を考えすぎて睡眠不足な日々と、収入に対する現実的な不安・・・
それでもようやく再開の目処がたち、あとはお客様が動くかどうかのところまで辿り着くことができ、
暗いトンネルの中で前を向けたのは「相田みつをの言葉」に助けられた部分も大きかったのは
間違いありません。
ちなみに相田みつをは書道家ですから、それはそれは綺麗な楷書体も書きます。
あの書きなぐったような味のある字体も実は計算されていて、墨や湿度や紙の状態を見極め
そこに自身の経験や想いを込めて書かれた作品たちです。
60歳で初版「にんげんだもの」が発売され、その僅か7年後に他界。
生きることや、人間としての慈しみを書いた相田みつをの書が、広く世間で評価されたのは
没後であるというのも考えさせられます。
のんびりと、そしていろいろと考えさせられリフレッシュした、とてもいい一日でした。
山形まで行ったついでに美味いものでも食べてきたかったんですけど、真っ直ぐに戻ってきました。
山形市の七日町や駅前をパトロールしてきましたけど、開店率はまだ半分くらいだったでしょうか。
それでいいんだと思います。
少しづつ、少しづつでいいんです。
感染予防をしながら経済を回すなんて、誰にも正解は分からないんですから。
少しづつ経験し、新しいスタンダードをみんなで見つけていけばいい。
久しぶりの運転で少し疲れました。
風呂に入って早めに休みます。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
山形県の自粛要請の解除に基づき5月20日から営業を再開いたします。
それにともなって各種の申請書類や添付書類の準備に追われ、急に忙しくなってきました。
山形県の申請書類、鶴岡市の申請書類、国への申請書類に
それぞれ添付する賃貸契約書のコピーや、通帳のコピーに身分証明書のコピー
うーん、今日は事務仕事で結構忙しい一日になりそうです。
忙しいといえば、農家の方々もいよいよ田植えシーズンに突入ですかね。
今年から専業農家に転身した大先輩マナブさんに、先月からの営業自粛に入る際に、
「収入ゼロなんで、何か手伝えることがあったら使ってください。」とお願いしていたんですね。
「田植えまで何もないよ。」と言われてたんですけど、今週から忙しくなるからと
気にかけてくれて、わざわざ声をかけてもらったんです。
ただ、持病の腰痛がまったく良くならず、毎朝腰が痛いと嘆く自分にカミさんが、
「そんな腰の状態で、田植え仕事の手伝いなんてできるの?」と心配してくれて、
「途中でまた腰が痛くなって医者に行くなんてなったら、マナブさんにも迷惑かけるんじゃない?」と。
そんな会話の翌朝にはまた鍼打ちに行ってますから、カミさんが心配するのも無理はありません。
でもせっかく声かけてくれたマナブさんの気持ちにも応えたいですし・・・
というわけで、正直にマナブさんに電話すると「いいから無理すんな。」と言ってもらいました。
声をかけてもらって本当に有り難かったですし、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ただ、ここにきて毎日のように自粛解除に伴う申請の書類を市や県のホームページから自らが
ダウンロードして、記入、コピー添付、投函と慌しくなってきましたんで、結果的には
自分にとっても手伝いをお断りして、デスクワークで集中してやるべきことをやれるほうが
結果的には良かったのかもしれません。
朝7時から夕方5時まで田植えのお手伝いに行きながら、このデスクワークもこなす事を考えると、
体力的にも精神的にもきっとパンクしていたことでしょう。
マナブさん、再開したらまた一緒に飲みに行きましょうね。
お互いに頑張りましょう!!
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毎度ありがとうございます!
自粛前にリサイクルショップで買っておいた「小物BOX」のリメイクが完了しました。
「ぐい呑みキープBOX」として何かちょうどいいモノがないか、あちこち探していたんですけど、
ひと枡の大きさと取っ手のアンティーク感とが気に入って2980円で購入しておいたんです。
これで2980円なり、安い買い物です。
ただ、さすがに引き出しの色が気に入らなかったんで、時間があるときに塗り替えようと思って
ずっと手をつけれずにいました。
こういう時間を使って、ようやくリメイクしながらキープシステムを考えていました。
取っ手を全て外して、サンドペーパーで全部の色を落としてからニスを3回重ね塗りで完成です。
綺麗にバッチリ塗りつぶすよりも、ちょっとハケ跡を残して色ムラを作ったことで、
よりアンティーク感が増したと思いませんか。
我ながら、満足のいく仕上がりです。
そもそも「ぐい呑みキープBOX」って何?って話しなんですけど、今から3年くらい前に
美原町の「やきとり米吉」に行った際に、店主のホシノくんから声をかけられたんですよ。
「すぐそこの養護学校の生徒たちが一生懸命に作った【ぐい呑み】がたくさんあるんですけど
やんちゃさんも気に入ったのあれば自分用に1個購入しませんか?」と言われて
ダンボールを覗いてみたら、中に100個くらいあったんですね。
聞くと、養護学校の生徒さんが作ったぐい呑みを販売して、学校の教材費や学習の助成に役立てる
地域貢献の一環だというので「だったらうちも是非10個買わせて貰います。」と
その場で10個ほど即決で購入してきたんですね。
どの作品もなかなかの出来栄えで、養護学校の生徒さんが作ったと聞かされても、
どこかの陶芸家や道の駅のお土産コーナーで売っているようなクオリティの作品ばかりです。
そして、みんなのピュアな心が作品に出ているのか、ひとつひとつ繊細で丁寧で、
手に持つとなぜか心が温かくなるような【ぐい呑み】ばかりです。
これをお客様に1個500円くらいで購入して頂き、それを「マイぐい呑み」として
お店にキープできるというシステムなんですよね。
日本酒を注文したら、キープBOXからマイぐい呑みを取り出して楽しんで頂く・・・
日本酒好きには堪らないシステムではないかと思っています。
友達と飲みにきて、日本酒を注文して引き出しから自分のぐい呑みを出してきたら
「なに、それ!」って注目されることでしょう。
ちなみに、ご自宅にあるぐい呑みのお持込のキープはできません。
不可抗力で割ってしまう可能性もありますし、欠けてしまう可能性もあるからです。
それと、やっぱり養護学校への貢献という意味合いもあります。
販売した金額はお店の売上ではなく、また次回の生徒さんたちの作品購入費等に充当して、
少しですけど継続しながら協力していきたいという想いだからです。
1個500円ですが、ぐい呑みの数には限りがあります。
さらに、キープの引き出しにはネーム札をお入れします。
電話やメールでの予約はできませんので、お店再開の際にいらして頂いて
ご自身で手に取って選んでもらえればと思っております。
日本酒好きなご常連の方々に、是非お気に入りの作品を見つけて頂いて
末永く当店で愛用してもらえればこんなに嬉しいことはありません。
というわけで、山形県の緊急事態宣言が一部の業種を除いて11日から解除されることになりました。
懸念していた飲食店の20時までの時短営業要請も解除され、11日からはコロナ感染予防対策を
しっかりやれば通常営業できるようになるわけです。
それを受けて、当店は5月20日に再開する予定です。
11日、よーいドンではスタートは切りません。
3密にならぬように十分に注意しながら、その対策も含めてこれからの営業スタイルを
じっくりと考えていきます。
もう少し詳しく決まり次第、また改めて報告させていただきます。
20日にまた提灯に明かりを灯せること、少しだけホッとしています。
あとは、お客様が動くのかどうかですかね。
お客さんには来てもらいたい、けれども密は避けたい。
そんな葛藤は抱えたままですけど、とりあえず前に進みます。
のんびりでいいので、これからもよろしくお願いいたします。
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毎度ありがとうございます!
昨日もブログで書きましたけど、やんちゃでは5月11日からの営業再開はしません。
「他のお店は11日から再開するみたいだぞ。」と親切に教えてくれる方もいらっしゃいます。
「そうなんですか。でもウチはもう少し様子を見ます。」
「給付金もらえるからか随分と余裕あるなー。」
「いやいや、そんなことは無いですよ。」
「だいたいお宅はテイクアウトもやってないんだろ。」
「やってないですね。」
「ふーん・・・」
何を言いたいのかは、想像がつきます。
こういう会話になることも、休んだからこそ見えてきたことのひとつです。
ちなみに、一度も飲みに来たことがですからね、この人。
こういう人ほど、景気が悪くなれば「やきとり屋でもやろうかな。」と言います。
どうぞやってみてください。
「そんなんだったら毎日ヒマだろう?」
「・・・。ヒマですね。」
「何してんの、毎日。」
「毎日食っちゃぁ寝てますよ。」
「羨ましい生活だな~。」
「じゃあ、オレと代わりますか。」
「いや、絶対に無理だわ。」
というわけで、自分は今日のやるべきことをやっていくだけです。
「急いては事を仕損じる」
動くべきタイミングは自分が決めますから。
自分の責任において。
ノーアウト三塁からの攻撃は「スクイズ」しかないわけではありませんから。
いろんなタイミングや方法を模索しながら、自分が良いと思った答えに従って動くだけです。
現時点での再開予定日は、5月20日(水)か6月1日(月)のどちらかで考えています。
週明けの11日に山形県の緊急事態宣言は、たぶん解除されるはずです。
が、一気に全面解除ではなく、業種や形態に応じて段階的な解除という方向でしょう。
そうなると、飲食店は一番最後になるでしょうから20時までの営業自粛は継続となります。
そこだけなんですよ、引っ掛かってるのは。
20日に20時までの時短営業で再開するのか。
6月1日から通常営業で再開するのか。(この時点で20時までの自粛継続でも再開)
本心を言うと「20時までの時短営業」では再開したくないというが本音です。
だからこそ悩んでいるし、そこまで他店や人の動きの様子を見ることも必要だろうと。
そのあたりの考えと世間とのバランスを見ながら、準備調整していきます。
ご心配とご不便をお掛けしておりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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毎度ありがとうございます!
我が家には、2年ほど前に知人から格安で購入した中古の草刈機があります。
大した広さの庭ではないんですけど、草むしりをやるまでなかなか腰が上がらないもので、
毎年雑草だらけになるのが悩みだったんですね。
以前は、お向かいのホンマさんや、同級生のユウジに草刈機を借りて刈ってたんですけど、
毎回借りるのも申し訳ないので安いのがあればと知人から譲ってもらった草刈機なんです。
それまでは、リョービの電動草刈機も使っていたんですけど、回転力とパワー不足で、
ボーボーになった我が家の雑草には、一勝もできずに任意引退した悲しい物語もあります。
もちろん除草剤も使ってるんですけど、庭でしかトイレをしない愛犬カールにとって、
足の裏に付いた除草剤を舐めてしまうと、マヒや痙攣を起こす可能性があるそうで、
極力短く刈ってから除草剤を使うようにしているんですよ。
やっぱりね、エンジンかけて一気に刈るのは簡単だし早いですよ。
ただ、使い終わりやシーズン終了時のメンテナンスがとても大事なんだそうで、
古いガソリンはタンク内に残しておかないとか、直射日光の当たらないところで保管するとか。
そういうの面倒くさがっていたら案の定、昨日エンジンがかからず修理に出すと、
いろいろと使用上の注意と取り扱いのご指導をを受け賜りました、はい。
修理代も結構高かったですけど、これも経験です。
これで、ズボラな自分でもちゃんとメンテナンスすると思えば、この授業料は仕方ありません。
ようやく今日の午後から一気に刈ることができます。
午前中は、昨日酒屋のゴウくんから貰った朝採れの孟宗で、今年初の孟宗汁を作ります。
昨日すぐだったら、孟宗の刺身でもいけたんでしょうけど、やることが多すぎて全く手をつけれず
今日の孟宗汁に全神経を集中させます。
それが終わったら佐藤タイヤに行って、ちょっと車の調子の悪いところをアダチ先生に見てもらいます。
そして時間が残っていればキープBOXのニス塗りまで、一気にやりたいと思っています。
えっ、ポイントカード作成をやったかって?
もちろんやってません。やれてません。
こればっかりは、お店のことだけは、じっくりと自分だけの世界で
時間をかけて考えてから手をつけていきたいんですよね。
そこにはこだわりたいんですよ。
さて、いよいよ鶴岡でも11日から時短営業で始動するお店も出てきそうですね。
自分は、もう少し自粛しながら様子をみます。
田舎の鶴岡で20時までの時短営業でどのくらい人が動くのかを見てから判断したいし、
北海道のような第二波を引き起こさないように、対策もしっかりとしなくてはなりません。
再開することが目標ではなくて、またお客様にご来店してもらうことこそが目標です。
再開してもヒマだったら、またお店を閉めてスタッフを休ませるなど都合良くはいきません。
「急いては事を仕損じる」
こういう時だからこそ、慌てずじっくりと回りを見極めてからでも、遅くはないはずです。
もちろん、家賃の支払いや従業員への支払いが逼迫しているお店や地域とは状況が違います。
やるも勇気、やらぬも勇気ということです。
お客様にはご不便をお掛けして申し訳ありません。
もう少しだけ踏ん張りましょう。
それではまた明日です。