"家族"カテゴリーの記事一覧
-
毎度ありがとうございます!
先日、同じ町内に住むタカイくんの奥さんが、職場の方々とご来店していただいた時の
話しなんですけど…
一緒にいらした方が南極のペンギンの生態か何かを研究されている方なんだそうで、
帰り際に「南極の氷、いりますか?」と聞かれて、せっかくですので「はい!」と
答えたまではよかったんですけど、実際に南極の氷を頂いても、それをどうしたらいいのか、
どう楽しむのかが、いまいちピンときてなかったんですね。
ただ、それが大変貴重なものだということだけは、認識していましたよ、もちろん。
翌日、わざわざ自宅までジップロックに入れて届けていただいたんです。
「少し洗ってくださいね。」
「洗う?は、はい。」
「氷に含まれる空気は何万年前のものらしいですよ。」
「へー!すごい貴重なものですね。」
「だから溶けるときに、空気が弾ける音がするみたいです。」
「音?へー!すごいですね。」
そんな会話をしつつも、食べることだけはないと思っていたわけです。
ただ、カミさんと二人で頂いたものの、本当にどうしていいか分からず、
とりあえず冷凍庫に入れて保管したんですね。
その翌日、カミさんが当直のため、息子一人で留守番をした夜…
深夜、仕事から帰ったらテーブルの上にはあのジップロックが!
中身は何もなく、溶けた水が少し残ってる…
まさか食ったんじゃないだろうな、と思って翌朝息子に聞いてみたら、
「あ、オレ食った。」
「バカ!食いもんじゃねーよ。」
「そうなの?オレ知らなかったし。」
「何万年前の氷だぞ。お前、腹痛くないの?」
「うん。大丈夫だけど。」
「バカだな~。で、どんな味した?」
「普通の水、かな。」
仕事から帰ってきたカミさんにも
「アイツ、南極の氷、食っちゃったぞ。」
「えー!何やってんの。お腹、大丈夫なの?」
「本人は大丈夫って言ってるよ。」
「『南アルプスの水』とかと、同じだと思ったんじゃない(笑」
「『南極大陸の氷』ってか!ほんとアホだよなぁ。」
そしてその数日後、朝学校に登校する息子と一緒に、愛犬を散歩させながら二人で歩いていると、
そのタカイさんとバッタリ町角で遭遇したんですね。
「おはよう、カンちゃん!」
「おはようございます!」
「カンちゃん、氷食べた?」
「…へ?タカイさん、あれって食べるものなの?」
「ええ。知り合いのバーではロックアイスにして楽しんだそうですよ。」
「あっ、そ、そうなんだ。」
「…。」
なんだよ、食っていいんじゃん!と言わんばかりに、ジロッと見上げる息子の視線には
気づかないふりをして「ほら!早く行かないと遅刻するぞ!」とその場から追いやったのでした。
散歩から戻ってカミさんに「おい、南極の氷って食っていいんだってよー」って
報告したら、「えー!そうなの。」って驚いてましたもんね(笑
カミさんは、万が一お腹が痛くなって医者に行ったときの問診を想定していて、
カレンダーに「南極の氷を食った日」なんて書いてたくらい、自分と二人で
食うものだとはこれっぽちも思ってもいなかったわけです。
私ども夫婦の勉強不足・確認不足が招いた、息子にとって怒られ損の
お話しでした。
素敵な休日をお過ごしください。
-
毎度ありがとうございます!
日付が変わりましたが、今日は息子の12歳の誕生日でした。
誕生日プレゼントは「守備用手袋がほしい」というんで、早速スポーツ店で購入してきました。
素直に喜んで早速着け心地を確認したい息子と、久しぶりにゆっくりとたっぷり時間をかけて、
休日の小学校のグランドでキャッチボールを楽しみました。
思い起こせば、スポ少入団時はまだまだ投げ方も捕り方もまったくダメでしたけど、
それから比べれば、随分とカタチになってきたように思います。
そんな子どもの成長がとても嬉しかったし、自分にとっての日々の励みになっているのは確かです。
スポ少の保護者会長の任も、今月一杯の引き継ぎ期間を経て終了になります。
忙しく慌しく目が回る日々でしたけど、忙しい日々が好きな自分には結構向いていたような気もします。
すべては、健康であればこそ。
充実した毎日を送れることに感謝しなくちゃいけませんね。
今日は朝から藤島体育館の予約会議に引継ぎを兼ねて出席し、その後すぐに
同級生のお母さんの葬儀に参列し、午後からは新メニューの仕込みに追われ、
開店後の忙しい営業にと、目が回るスケジュールに追われた一日でした 。
これからゆっくりと風呂に入って寝ます。
毎日の習慣で6時半には起きますけど、
愛犬カールの散歩からまた一日が始まります。
今日はここまでで、やめときます。
疲れた一日でした。
おやすみなさい。
-
毎度ありがとうございます!
土曜日、鶴岡市の陸上大会がありまして、春にソフトボール投げに出場した息子は
また同競技に出場することになりました。
春は49mで4位。
県大会出場を逃しましたけど、50mすら投げないようでは県大会に行ったところで
けちょんで終わりだったでしょうから、今回は50m以上投げることを目標に頑張らせました。
秋の陸上大会は鶴岡市だけで行われるため、県大会以上の上位大会はありません。
つまり、単純な記録会なんですよね。
なおのこと、前回からどれだけ記録を伸ばせるかが楽しみだったわけです。
試技2投の後、本番3投で一番いい記録を計測します。
前回は気がつきませんでしたけど、8割の子が本番の1投目の記録で決まります。
学校での練習では51mが自己ベストだったと聞いてましたから、
「練習はあんまり本気にならずに、1投目に集中しろよ。」と声をかけて送り出したんですけど、
結構いい距離投げてたみたいなんです。
幅跳びもそうですけど、計測記録の表示もないんで、見た感じのだいたいでしか判断できず、
記録は最終集計後の掲示板張り出しまで分からないんですよね。
ようやく張り出された記録は53m!
順位はどうでもいいんですけど、一応5位でした。
本番で自己ベストを2mも伸ばすなんて思ってもいませんでしたから、
自分も本人もびっくりしてしまいましたけどね(笑
欲を言えば、もっとファールライン近くで投げてればなぁ。。。「お父さん、見てた?」
「ああ、見てたよ。本番に強いじゃん!」
「へへへ。なんかゲーム買ってよ。」
「アホか。違うもの買ってやるよ。」
なんて会話をして、買ってあげたのは軟球の回転チェックをする二色に塗られたボール(笑
一緒に風呂に入りながら、リストの使い方を練習してました。
そういえば、その日は4年生以下のこれからスポ少に入る子や、入ったばかりでまだルールが
分からない子でも楽しめるティーボールの大会も行われていたんです。
一試合目だけ応援に行ってきたんですよね。
これからの子ども達が、どこに投げていいかも分からないのに必至になってボールを追いかける姿は
本当にほのぼのとした気持ちにさせてくれますし、見ていて楽しいものです。
そう、大人も子どもも楽しむことが大切なんですよね。
4年生以下の子どもには、まずは野球を楽しんでもらいたいし、
大人も一緒になって楽しむ雰囲気作りが大事なんだと思うんです。
勝ち負けは二の次。
というより、結果的に負けた後に悔しいなぁとか、もっと打ちたかったなぁと思う気持ちは
終わった後の副産物的な感じでいいんですよ。
いいところ、頑張ったところを褒めてあげればいいんです。
今は、猫っ可愛がりでいいから、いいところだけ褒めてあげてほしいんですよね。
子どもだって一人でバッターボックスに入って緊張してるし、わからないことだらけの中で
一生懸命頑張ってるんですから。
それでも、これからどんどん野球離れが進んでいくでしょう。
楽しむことと、けじめ無く甘やかすことは違います。
親が、その違いに気がつかなければ、野球に将来は無いのかもしれません。
数年前に、「ここの野球は楽しくない。」といって学校まで辞めた高校球児を知っています。
ティーボールで求められるもの、中学で求められるもの、そして高校で求められるもの・・・
そのステージというか、子どもが成長し自立していくにつれて目指すところが変わってくるものだと
思っていただけに、高校でもそんなことを言ってるなんて話を聞いて驚愕した覚えがあります。
野球への入門、入り口には絶対に親のサポートは必要だと思うんですよ。
そういう意味では、もう我が家ではもうやることはないティーボールですけど、
今となっては逆に羨ましくもあり眩しく映った瞬間でもありました。
我が家のスポ少三昧の日々も、残すところあと1ヶ月ちょっと。
大変だったけど、今はまだ振り返らずに、今この瞬間を一緒に楽しみたいと思います。
さーて、今週も頑張っていきますか。
煮込みもいい感じに仕上がってきました。
いつもの場所で、のんびりお持ちしております。
-
毎度ありがとうございます!
昨日9月3日は親父の命日でした。
自分が26歳の時でしたんで、もう22年も経つことになります。
すでに墓参りを終えていた姉から、花は飾ってあるからと電話があったんで、
線香だけもって一人で墓参りに行ってきました。
カミさんも子ども達もいなかったんで、自分ひとりだけでの墓参りですから、
心ゆくまでゆっくりと時間をかけて手を合わせてきました。
墓参りのあと、ふと親父の写真が欲しくなって、実家に寄って義姉にお願いして
親父のアルバム数冊を借りてきたんですね。
家族の前では、あまり笑ったところを見たことがなく、口やかましいお袋とは対照的に
大正生まれの寡黙な親父だったんで、写真のほとんどが無表情なんです。
孫が生まれてからは、少し表情が和らいだ写真も出てくるんですけど、
笑ってる写真なんて一枚もないんですよね。
そんな中、町内の夏祭りかビヤガーデンの時の写真なのか、
酒が入って上機嫌だったのか、お袋と二人で楽しそうに笑っている親父の写真が
一枚だけ出てきたんですよ。
見てるこっちまでも一緒に飲んでいるような気分にさせる、
本当にいい写真です。
15から家を出て寮に入り、北海道の大学に進み、関東で就職し、
また北海道に移り住み・・・
振り返ってみると、あちこち転々としてきた人生ですから、こんなふうに両親と
ゆっくりと楽しく過ごした記憶っていうのは、ほとんど無いわけです。
あっちでも、こんなふうに楽しくお袋とやってるんだろうなと思うと、
現実には会えない寂しさも、ずいぶんと和らいでくるから不思議です。
自分と写っている写真も、数えるほどしか残ってませんでしたけど、
鶴商時代のいも煮会の時の集合写真がアルバムに綴ってあったのには驚きました。
だってこれ、自分が1年生の頃ですよ。
3年が引退し、2年1年だけの地獄の時代の芋煮会です。
そんないも煮会に、親父が来てくれていたことすら覚えてませんでした。
ベンチにも入らず、下手くそなバカ息子の、たかが芋煮会に来てくれていたこと、
自分が覚えていないだけで、親父なりに都合をつけて来てくれていたことを今さら知ると、
なにか込み上げてくるものがあります。
親は覚えていても、子どもは忘れるんですよね。
寂しいけど、それは仕方のないこと。
だからこそ、写真や映像で残しておくことが、大切なんだと思うんですね。
朝から晩まで昨日は一日中、胸の中に親父のことを想う日でした。
そんな自分も、もう親父です。
自分の親父とは違うカタチで、子供たちと触れ合う日々です。
寂しくはないと言えばウソになるけど、自分の心の中では親父もお袋も元気な頃のままですし、
上からいつも見守ってもらっているという感覚がありますからね。
今日も一日、そんな両親に見守られながら、精一杯頑張っていきましょうか。
よし!頑張ろう!
-
毎度ありがとうございます!
先週末に娘を埼玉まで送って、昨日から息子も学校が始まり、いつもの日常が戻ってきました。
甲子園一色だったこの夏も、気がつけばもう秋の風が肌寒く、今朝は長袖を着ています。
夏場はお休みしている煮込みも、区切りよく今年は9月1日から再開いたします。
それに反して、えだまめは今月いっぱいで終了かもしれませんね。
先週、娘を埼玉に送って行った際に、17年ぶりで大学の後輩「タム」と再会してきました。
後輩というよりも、北海道でコンビニをやっていた頃のアルバイトスタッフなんですけどね。
当時のスタッフは、今でも「店長!」って呼びます(笑
そんな時代も懐かしく、今は埼玉の誰でも知ってる強豪校で助監督やってます。
母校が埼玉代表に惜敗した話題になったときにも、「そういえば鶴岡東って店長のとこでしたね。」
「対戦相手のデータを持ってたんですけど、校名変わってて気づきませんでした。」なんて、
今さら言うんだもんなぁ・・・
タムも昨年末に結婚をし、初めてお会いする奥さんも含めて、家族みんなで焼肉を堪能しました。
思い出話に盛り上がりすぎて、何の肉を食ったかほとんど覚えていません(笑
肉よりも酒よりも何よりも、タムと再開できたことが嬉しくて、いろいろあったストレスも
一気に晴れて、楽しく、楽しく、本当に楽しく時間が過ぎて行ったんですね。
みんなが帰った後も、なんだか埼玉で酔っぱらってる自分に酔いしれていて、
家族で二次会に行こう!なんて叫んでたらしいんですけど、付き合ってくれたのは息子だけ(笑
当直明けで埼玉に来たカミさんも疲れていたし、娘もレポートの作成に頑張ってましたから、
無理強いはできないんですけど、俗に言うクールダウンってやつですかね。
いきなりのハイテンションから、すぐには寝れないでしょう(笑
相当酔っぱらってる親父を心配してか、不安そうな顔して付き合ってくれた息子と
焼鳥屋での二次会ツーショットだけがスマホに残ってました。
駅前の焼鳥屋に入ったまではなんとなく覚えてますけど、あとは朝起きたら
ホテルのベットで裸で寝てましたもんね。
田舎暮らしの自分の日常とは、全くの異次元空間でしたけど、そんなところで
のんびりとコーヒーを飲む僅かな時間が、無理しても夏季休暇をとって良かったなと
思えた瞬間でもあったわけです。
11月には、また埼玉に来ます。
今度は、仕入先の業者の集まる「親和会」での東松山市の視察旅行の予定です。
そう、以前から提案していた研修旅行みたいなものが、ようやく実現してしまうのです。
以前にも書きましたけど、埼玉県東松山市は全国で初めてやきとり店の組合が発足した場所で、
多数のやきとり店が「東松山流やきとり」と称して、カシラ串に辛味噌をつけて食べるスタイルを
普及させ、各店でオリジナル辛味噌を研究し一つのスタイルを確立させた街でもあるんです。
「どうせ親和会で金を使うなら、そういうところに行って刺激を受けてこよう!」などと、
これも、言い出しっぺは自分ですんで、無理してでも参加しないわけにはいかないわけです。
それでも、また違う意味で楽しみがあります。
自分にとっての日常を精一杯頑張って、休むときは思い切って休むことも必要なんだと、
今回改めて実感して鶴岡に帰ってきました。
ネタになるような酒場は行って来れませんでしたけど、充実した夏休みでした。
お客様にはご不便をお掛けしました。
またいつものように、いつもの場所で、のんびりとお待ちしております。
よかったら、ぶらりとお立ち寄り下さい。
-
毎度ありがとうございます!
本日は祝日のため、お休みをいただいております。
ということで二連休の昨日は、小学校の町対抗少年少女ソフトボール大会が行われ、
青柳町男子チームの監督として早朝から子供たちと一緒に楽しんできました。
3週間前から週二回、平日の朝6時からの早朝練習から子供たちと一緒に頑張ってきました。
息子を含めて野球部に所属している子は3人、出場チームの中で一番少ないハンデつきです(笑
それでも、勝つチャンスは十分にあります。
それは、楽しむこと。
子ども達の力は、いつ発揮されるか分かりません。
大きな声を出されて「失敗したらどうしよう。」と怯えながら参加するんじゃなくて、
笑顔で楽しむことを見つけて、その気にさせることだと思うんですよ。
まして、ルールもよく分からない一般児童の方が多い中で試合するわけですから、
小難しいことを言っても理解できるはずがないわけです。
練習中から我が町の合言葉は「全員ホームランを打とう!」、これだけです。
遊びながら、「ホームランを打ったら100万円だぞ!」なんて冗談を言いながら、
思い切り振らせました。
フライは捕るだけでアウトカウントが増えますので、試合では重要なプレーになってきます。
それも「フライのボールを獲ったら1億円だから好きなだけゲーム買えるぞ!」と言って
遊びと冗談を交ぜながら、手で放り投げたボールを何回も何回も捕らせたんですね。
ゴロはしょうがない。
捕っても一塁送球もおぼつかないレベルなんですから。
ピッチャーを息子にして、サードに隆大、ファーストに拓の野球部員を配置して、
ボテボテのゴロはこの3人で全部処理する作戦でした。
何点取られても、何本ホームランを打たれてもよし。
その分、みんなでホームランを狙って思い切り振ること。
あとは、みんなで頑張ってフライを捕ること。
第一試合は湯田川・田川連合チームに13-8で勝利!
第二試合は三連覇を狙う稲生チームに10-3で大金星!
野球部員以外の頑張りもあって、なんと男子チームは優勝してしまいました。
練習でバットに当たらなかった子が、本番でホームランを打ったり、
フライが怖くて目をつぶっていた子が、見事フライをキャッチアウトしたり、
そのたびにみんなで声を出して盛り上がっていく姿は、まさにチームワーク賞だったと思います。
賞状と優勝カップをもらい、集合写真を撮って解散して、
すぐにラジオをつけます。
そう、母校鶴岡東の準々決勝が気になって気になって・・・。
後輩クロサカから「マズイっす。7回終わって5-2で負けてます。」
なんて情報は入ってたんで、そのまま学校の駐車場に残って
ラジオを聞いてたんです。
8回に1点を返し2点ビハインドでの最終回、いや~しびれました。
最終回に打者一巡の猛攻で一挙5点をもぎ取って、そのまま逆転勝ちですから、
その集中力というか諦めない気持ちというか、正直、「このまま負けるかも。」と
思ってしまっていた自分が恥ずかしくなります。
母校が劇的な勝利で準決勝進出を決め、ソフトボール大会でも優勝して
嬉しいことだらけの日曜日になりました。