"家族"カテゴリーの記事一覧
-
毎度ありがとうございます!
土曜日、鶴岡市の陸上大会がありまして、春にソフトボール投げに出場した息子は
また同競技に出場することになりました。
春は49mで4位。
県大会出場を逃しましたけど、50mすら投げないようでは県大会に行ったところで
けちょんで終わりだったでしょうから、今回は50m以上投げることを目標に頑張らせました。
秋の陸上大会は鶴岡市だけで行われるため、県大会以上の上位大会はありません。
つまり、単純な記録会なんですよね。
なおのこと、前回からどれだけ記録を伸ばせるかが楽しみだったわけです。
試技2投の後、本番3投で一番いい記録を計測します。
前回は気がつきませんでしたけど、8割の子が本番の1投目の記録で決まります。
学校での練習では51mが自己ベストだったと聞いてましたから、
「練習はあんまり本気にならずに、1投目に集中しろよ。」と声をかけて送り出したんですけど、
結構いい距離投げてたみたいなんです。
幅跳びもそうですけど、計測記録の表示もないんで、見た感じのだいたいでしか判断できず、
記録は最終集計後の掲示板張り出しまで分からないんですよね。
ようやく張り出された記録は53m!
順位はどうでもいいんですけど、一応5位でした。
本番で自己ベストを2mも伸ばすなんて思ってもいませんでしたから、
自分も本人もびっくりしてしまいましたけどね(笑
欲を言えば、もっとファールライン近くで投げてればなぁ。。。「お父さん、見てた?」
「ああ、見てたよ。本番に強いじゃん!」
「へへへ。なんかゲーム買ってよ。」
「アホか。違うもの買ってやるよ。」
なんて会話をして、買ってあげたのは軟球の回転チェックをする二色に塗られたボール(笑
一緒に風呂に入りながら、リストの使い方を練習してました。
そういえば、その日は4年生以下のこれからスポ少に入る子や、入ったばかりでまだルールが
分からない子でも楽しめるティーボールの大会も行われていたんです。
一試合目だけ応援に行ってきたんですよね。
これからの子ども達が、どこに投げていいかも分からないのに必至になってボールを追いかける姿は
本当にほのぼのとした気持ちにさせてくれますし、見ていて楽しいものです。
そう、大人も子どもも楽しむことが大切なんですよね。
4年生以下の子どもには、まずは野球を楽しんでもらいたいし、
大人も一緒になって楽しむ雰囲気作りが大事なんだと思うんです。
勝ち負けは二の次。
というより、結果的に負けた後に悔しいなぁとか、もっと打ちたかったなぁと思う気持ちは
終わった後の副産物的な感じでいいんですよ。
いいところ、頑張ったところを褒めてあげればいいんです。
今は、猫っ可愛がりでいいから、いいところだけ褒めてあげてほしいんですよね。
子どもだって一人でバッターボックスに入って緊張してるし、わからないことだらけの中で
一生懸命頑張ってるんですから。
それでも、これからどんどん野球離れが進んでいくでしょう。
楽しむことと、けじめ無く甘やかすことは違います。
親が、その違いに気がつかなければ、野球に将来は無いのかもしれません。
数年前に、「ここの野球は楽しくない。」といって学校まで辞めた高校球児を知っています。
ティーボールで求められるもの、中学で求められるもの、そして高校で求められるもの・・・
そのステージというか、子どもが成長し自立していくにつれて目指すところが変わってくるものだと
思っていただけに、高校でもそんなことを言ってるなんて話を聞いて驚愕した覚えがあります。
野球への入門、入り口には絶対に親のサポートは必要だと思うんですよ。
そういう意味では、もう我が家ではもうやることはないティーボールですけど、
今となっては逆に羨ましくもあり眩しく映った瞬間でもありました。
我が家のスポ少三昧の日々も、残すところあと1ヶ月ちょっと。
大変だったけど、今はまだ振り返らずに、今この瞬間を一緒に楽しみたいと思います。
さーて、今週も頑張っていきますか。
煮込みもいい感じに仕上がってきました。
いつもの場所で、のんびりお持ちしております。
-
毎度ありがとうございます!
昨日9月3日は親父の命日でした。
自分が26歳の時でしたんで、もう22年も経つことになります。
すでに墓参りを終えていた姉から、花は飾ってあるからと電話があったんで、
線香だけもって一人で墓参りに行ってきました。
カミさんも子ども達もいなかったんで、自分ひとりだけでの墓参りですから、
心ゆくまでゆっくりと時間をかけて手を合わせてきました。
墓参りのあと、ふと親父の写真が欲しくなって、実家に寄って義姉にお願いして
親父のアルバム数冊を借りてきたんですね。
家族の前では、あまり笑ったところを見たことがなく、口やかましいお袋とは対照的に
大正生まれの寡黙な親父だったんで、写真のほとんどが無表情なんです。
孫が生まれてからは、少し表情が和らいだ写真も出てくるんですけど、
笑ってる写真なんて一枚もないんですよね。
そんな中、町内の夏祭りかビヤガーデンの時の写真なのか、
酒が入って上機嫌だったのか、お袋と二人で楽しそうに笑っている親父の写真が
一枚だけ出てきたんですよ。
見てるこっちまでも一緒に飲んでいるような気分にさせる、
本当にいい写真です。
15から家を出て寮に入り、北海道の大学に進み、関東で就職し、
また北海道に移り住み・・・
振り返ってみると、あちこち転々としてきた人生ですから、こんなふうに両親と
ゆっくりと楽しく過ごした記憶っていうのは、ほとんど無いわけです。
あっちでも、こんなふうに楽しくお袋とやってるんだろうなと思うと、
現実には会えない寂しさも、ずいぶんと和らいでくるから不思議です。
自分と写っている写真も、数えるほどしか残ってませんでしたけど、
鶴商時代のいも煮会の時の集合写真がアルバムに綴ってあったのには驚きました。
だってこれ、自分が1年生の頃ですよ。
3年が引退し、2年1年だけの地獄の時代の芋煮会です。
そんないも煮会に、親父が来てくれていたことすら覚えてませんでした。
ベンチにも入らず、下手くそなバカ息子の、たかが芋煮会に来てくれていたこと、
自分が覚えていないだけで、親父なりに都合をつけて来てくれていたことを今さら知ると、
なにか込み上げてくるものがあります。
親は覚えていても、子どもは忘れるんですよね。
寂しいけど、それは仕方のないこと。
だからこそ、写真や映像で残しておくことが、大切なんだと思うんですね。
朝から晩まで昨日は一日中、胸の中に親父のことを想う日でした。
そんな自分も、もう親父です。
自分の親父とは違うカタチで、子供たちと触れ合う日々です。
寂しくはないと言えばウソになるけど、自分の心の中では親父もお袋も元気な頃のままですし、
上からいつも見守ってもらっているという感覚がありますからね。
今日も一日、そんな両親に見守られながら、精一杯頑張っていきましょうか。
よし!頑張ろう!
-
毎度ありがとうございます!
先週末に娘を埼玉まで送って、昨日から息子も学校が始まり、いつもの日常が戻ってきました。
甲子園一色だったこの夏も、気がつけばもう秋の風が肌寒く、今朝は長袖を着ています。
夏場はお休みしている煮込みも、区切りよく今年は9月1日から再開いたします。
それに反して、えだまめは今月いっぱいで終了かもしれませんね。
先週、娘を埼玉に送って行った際に、17年ぶりで大学の後輩「タム」と再会してきました。
後輩というよりも、北海道でコンビニをやっていた頃のアルバイトスタッフなんですけどね。
当時のスタッフは、今でも「店長!」って呼びます(笑
そんな時代も懐かしく、今は埼玉の誰でも知ってる強豪校で助監督やってます。
母校が埼玉代表に惜敗した話題になったときにも、「そういえば鶴岡東って店長のとこでしたね。」
「対戦相手のデータを持ってたんですけど、校名変わってて気づきませんでした。」なんて、
今さら言うんだもんなぁ・・・
タムも昨年末に結婚をし、初めてお会いする奥さんも含めて、家族みんなで焼肉を堪能しました。
思い出話に盛り上がりすぎて、何の肉を食ったかほとんど覚えていません(笑
肉よりも酒よりも何よりも、タムと再開できたことが嬉しくて、いろいろあったストレスも
一気に晴れて、楽しく、楽しく、本当に楽しく時間が過ぎて行ったんですね。
みんなが帰った後も、なんだか埼玉で酔っぱらってる自分に酔いしれていて、
家族で二次会に行こう!なんて叫んでたらしいんですけど、付き合ってくれたのは息子だけ(笑
当直明けで埼玉に来たカミさんも疲れていたし、娘もレポートの作成に頑張ってましたから、
無理強いはできないんですけど、俗に言うクールダウンってやつですかね。
いきなりのハイテンションから、すぐには寝れないでしょう(笑
相当酔っぱらってる親父を心配してか、不安そうな顔して付き合ってくれた息子と
焼鳥屋での二次会ツーショットだけがスマホに残ってました。
駅前の焼鳥屋に入ったまではなんとなく覚えてますけど、あとは朝起きたら
ホテルのベットで裸で寝てましたもんね。
田舎暮らしの自分の日常とは、全くの異次元空間でしたけど、そんなところで
のんびりとコーヒーを飲む僅かな時間が、無理しても夏季休暇をとって良かったなと
思えた瞬間でもあったわけです。
11月には、また埼玉に来ます。
今度は、仕入先の業者の集まる「親和会」での東松山市の視察旅行の予定です。
そう、以前から提案していた研修旅行みたいなものが、ようやく実現してしまうのです。
以前にも書きましたけど、埼玉県東松山市は全国で初めてやきとり店の組合が発足した場所で、
多数のやきとり店が「東松山流やきとり」と称して、カシラ串に辛味噌をつけて食べるスタイルを
普及させ、各店でオリジナル辛味噌を研究し一つのスタイルを確立させた街でもあるんです。
「どうせ親和会で金を使うなら、そういうところに行って刺激を受けてこよう!」などと、
これも、言い出しっぺは自分ですんで、無理してでも参加しないわけにはいかないわけです。
それでも、また違う意味で楽しみがあります。
自分にとっての日常を精一杯頑張って、休むときは思い切って休むことも必要なんだと、
今回改めて実感して鶴岡に帰ってきました。
ネタになるような酒場は行って来れませんでしたけど、充実した夏休みでした。
お客様にはご不便をお掛けしました。
またいつものように、いつもの場所で、のんびりとお待ちしております。
よかったら、ぶらりとお立ち寄り下さい。
-
毎度ありがとうございます!
本日は祝日のため、お休みをいただいております。
ということで二連休の昨日は、小学校の町対抗少年少女ソフトボール大会が行われ、
青柳町男子チームの監督として早朝から子供たちと一緒に楽しんできました。
3週間前から週二回、平日の朝6時からの早朝練習から子供たちと一緒に頑張ってきました。
息子を含めて野球部に所属している子は3人、出場チームの中で一番少ないハンデつきです(笑
それでも、勝つチャンスは十分にあります。
それは、楽しむこと。
子ども達の力は、いつ発揮されるか分かりません。
大きな声を出されて「失敗したらどうしよう。」と怯えながら参加するんじゃなくて、
笑顔で楽しむことを見つけて、その気にさせることだと思うんですよ。
まして、ルールもよく分からない一般児童の方が多い中で試合するわけですから、
小難しいことを言っても理解できるはずがないわけです。
練習中から我が町の合言葉は「全員ホームランを打とう!」、これだけです。
遊びながら、「ホームランを打ったら100万円だぞ!」なんて冗談を言いながら、
思い切り振らせました。
フライは捕るだけでアウトカウントが増えますので、試合では重要なプレーになってきます。
それも「フライのボールを獲ったら1億円だから好きなだけゲーム買えるぞ!」と言って
遊びと冗談を交ぜながら、手で放り投げたボールを何回も何回も捕らせたんですね。
ゴロはしょうがない。
捕っても一塁送球もおぼつかないレベルなんですから。
ピッチャーを息子にして、サードに隆大、ファーストに拓の野球部員を配置して、
ボテボテのゴロはこの3人で全部処理する作戦でした。
何点取られても、何本ホームランを打たれてもよし。
その分、みんなでホームランを狙って思い切り振ること。
あとは、みんなで頑張ってフライを捕ること。
第一試合は湯田川・田川連合チームに13-8で勝利!
第二試合は三連覇を狙う稲生チームに10-3で大金星!
野球部員以外の頑張りもあって、なんと男子チームは優勝してしまいました。
練習でバットに当たらなかった子が、本番でホームランを打ったり、
フライが怖くて目をつぶっていた子が、見事フライをキャッチアウトしたり、
そのたびにみんなで声を出して盛り上がっていく姿は、まさにチームワーク賞だったと思います。
賞状と優勝カップをもらい、集合写真を撮って解散して、
すぐにラジオをつけます。
そう、母校鶴岡東の準々決勝が気になって気になって・・・。
後輩クロサカから「マズイっす。7回終わって5-2で負けてます。」
なんて情報は入ってたんで、そのまま学校の駐車場に残って
ラジオを聞いてたんです。
8回に1点を返し2点ビハインドでの最終回、いや~しびれました。
最終回に打者一巡の猛攻で一挙5点をもぎ取って、そのまま逆転勝ちですから、
その集中力というか諦めない気持ちというか、正直、「このまま負けるかも。」と
思ってしまっていた自分が恥ずかしくなります。
母校が劇的な勝利で準決勝進出を決め、ソフトボール大会でも優勝して
嬉しいことだらけの日曜日になりました。
-
毎度ありがとうございます!
今日から、いよいよ夏の高校野球が開幕します。
母校、鶴岡東は12日からの登場ですけど、スポ少の抽選会が山形であるため、
初戦からの応援は無理なんですけどね。
小国と山形東の勝者とですから、おそらくここは大丈夫でしょう。
キャプテンワタルの息子ソウマも、今年から鶴岡東野球部に入部し、今まさに頑張っています。
小さい頃から、マネージャーマルコんちと同期三家族で夏には海でバーベキューをしたり、
お下がりをあげたりもらったりと、家族ぐるみで付き合ってきましたんで、ソウマの鶴岡東入学は
自分の息子のように嬉しかったんですよね。
地元選手の中でも注目される選手でしたから、進路には随分と悩んでいたのも知っています。
もちろん、たまに会ってもかける言葉はありきたりの言葉しかかけてあげれなかったけれど、
「どこに行くか決まったか?」と聞かれることにすら、嫌気がさしていたのも表情を見て、
何となく感じてはいたんです。
多感な時期に、まして自分の進路で悩んでいるときに、いろんな人から「どうするんだ?」だの
「どこに行くんだ?」と毎回毎回聞かれれば、そりゃ「ほっといてくれよ。」とイヤにもなるでしょう。
でも、最終的には自分で「鶴岡東に行く!」と決めて、あえて厳しい環境に飛び込んでくれました。
ある日、店の買出しの途中に車で走っていると、高坂グランドに自転車で向かう
ソウマの姿が目に留まったんです。
まわりに誰かいるわけでもなく、「ようやく授業から開放されて、好きな野球ができるぜ!」と
言わんばかりの笑顔で自転車を漕いでたんですよ。
そのまぶしい笑顔に、なにか忘れていた感情が呼び起こされたんですよね。
時代が違うと言われれば、そうかもしれませんけど、自分が現役の頃の鶴商学園時代に、
野球が楽しいと思ってやっていたことなんて、ただの一度だってありませんでした。
毎日毎日怒られて、何となくやらされる練習に、ムカつく先輩の顔色を伺ったりして・・・
思い返せば3年間で一度も練習へ楽しいと思って行ったことなんかないですよ。
それは、自分達の代が天下(上級生)になって、グランドまで悠々歩いて行けるようになったって、
そんなふうに感じたことは一度だってなかったですもんね。
先日、息子のスポ少のチームが23-0でボロ負けした後に、保護者として支えてきた気持ちに
ふと無力感というか徒労感というか、週に5日も練習してこんな内容の試合しか出来ないのかと、
正直、ドッと疲れてしまった感に襲われてしまったんですよね。
帰ってきて息子に「中学で無理して野球をやんなくてもいいぞ。」なんて言ってしまったんです。
「なんで?オレ、野球好きだから中学でも野球やるよ。」
タッチアップも、タッチプレーもフォースプレーもよく分かっていないレベルの息子がそう言うんですよ。
「そっか。ならいいんだ。お前が本当に好きなことを、ヘタでも一生懸命やれ。」
そう言いながら、あの時、楽しそうに練習に向かうソウマの笑顔が頭をよぎったんですよね。
上手いヘタはもちろんあるだろうし、勝負事には勝った負けたもつきものです。
でも、野球をやる本人が、「野球を好きであること。」という本質さえ見失わなければ、
頑張れば頑張ったなりの景色が見えてくるはずなんです。
高校野球のベンチ入りは20人。
今年は、約90人いる部員のほとんどが、ベンチにすら入れず高校野球を終えていくわけです。
特に地元の選手は、スポ少から中学校と、いくら中心選手でやってきたとしても、
強豪校ではベンチにすら入れない厳しい環境が待っているんですよ。
選手以上に、実は親にも覚悟が必要なわけです。
ソウマの笑顔に救われて、
ソウマの笑顔に考えさせられて、
ソウマの笑顔にワクワクさせられました。
前回の甲子園の時には、まだ小学生だったソウマが
現役部員として、後輩として、一緒に応援できる喜びもまた
ワタルにとっても感慨深いものがあるでしょう。
鶴岡東カルトネタですけど、創部47年の野球部の歴史の中で、親子で野球部員というケースは
これまで数多くあれど、親子でキャプテンを務めたというケースは、これまで一度もありません。
来年、ソウマには是非キャプテンを務めてもらいたいと、勝手に思っているんですけどね(笑
今年の夏も、母校一色になりそうな予感です。
鶴岡東への熱き応援を宜しくお願い致します!!
優勝記念セール、準備してますよ!!
-
毎度ありがとうございます!
日曜日、スポ少の練習には顔を出さずに、墓地の契約にお寺に行ってきました。
契約というか、檀家登録というか、墓石を建てる墓地や位牌を置く開山堂をお願いしに
カミさんとおばあちゃんとで、お邪魔してきたわけです。
昨年末におじいちゃんが急逝し、お墓はもとよりお寺も宗派すらない状態でしたからね。
とはいえ、自分の実家にも宗派はありますし、カミさんの方にも宗派があるわけですけど、
あまりそういう事には執着なく生きてきましたので、これから入るであろうおばあちゃんと、
それを見守りながらいずれは自分達もそこに入るお墓ということで、葬儀の際にお世話になった
ご住職のお寺に、そのままお願いすることにしたんですよね。
自分が死んだら入る墓地を決めるって、意外と覚悟がいるものです。
まだ、墓石や仏壇すらありませんけど、これからすこしづつ揃えていって
いずれカタチあるものにしていかなきゃな、とういう実感は込み上げてきました。
そして、それらは間違いなく息子に継承を託すことになるという事実にも、
なにか言い表せない感情が込み上げてきて、身の引き締まる思いだったんですね。
「墓地永代使用許可証」に実印を捺して晴れて檀家となり、後はこちらの都合のいいときに
墓石を建てたりすればいいんだそうです。
帰りに墓石屋に回って見て来ましたけど、とても今すぐにどうこうできる金額ではありません。
ウチのように、全くのゼロから墓地を求められる最近のご家庭は結構多いらしく、
早い方だと50代くらいのうちから墓地と開山堂は押さえておいて、亡くなった時に
墓石を作るというパターンが多くなってきているんだそうです。
我が家の場合は、そういう事に無頓着に生きてきましたから、ここにきて一気にすべてを
揃えるなんてことは、全くできそうにありませんけどね。
そう考えると、死亡保険金というものも自ずと必要になってきますもんね。
保険については、みなさん非常に勘違いされている方が多く、はっきり言ってご自身の
保険に関してのあまりの無知さにはびっくりさせられます。
大手生命保険会社の、いわゆるパッケージ型の保険は死亡保険金が3000万円で
月2万円前後の保険金のものが主力商品ですけど、そのほとんどが入院保証や
三大疾病やもしもの手術などの特約部分がほとんどで、65歳を過ぎたら主契約分の
100万や200万しかもらえないことを知りません。
しかも、10年~15年で保険料が更新される仕組みで、その都度保証内容を薄くしながら
支払う保険金の負担を大きくしないようにする「保険料の見直し」によって成り立っているんです。
もちろん、65歳まで大きな病気で入院したり、残念ながらお亡くなりになった場合は、
大手の保険でよかったという人も大勢いるでしょう。
しかし、65歳を過ぎたら、特約保証がなくなり、死んだら3000万もらえると思っていたものが、
200万しかもらえなかったなんて話しは、今や珍しい話しではないんですよね。
持病があっても入れる保険だの、65歳からの安心保険だの、テレビコマーシャルでも
高齢者向けの保険CMを見ない日はないでしょう。
生涯払い込む保険料の総額を知らずして、そして健康で無事に65歳を迎えた後に
実際に手にすることが出来る保険金の少なさに、もっと早くから気づくべきだと思うんです。
知り合いの保険のセールスマンに任せてるとか、近所付き合いで、もしくは親の代からの繋がりで、
こういう理由で大手の保険に入っている方は、一度証券を見直してみるべきでしょう。
そして、もう一度、自身が納得して加入することをお勧めします。
人間、生きていて一番高い買い物は【家】だと言いますけど、次は【生命保険】です。
家を購入する際には、間取りや部屋数、家族が増えた時のリフォームなど、
これからの生活のいろんなことを考え悩み購入するはずです。
生命保険も、そのぐらい悩んで考えて加入しましたか?
月々の掛け金と、死亡保険金の額と、入院したらいくら給付されるとか、
断りきれない雰囲気の中、上っ面の部分だけ見て契約していませんか?
「気になるところは、あとからいくらでも見直しも出来るから。」
セールスマンのその言葉に、安心しきっていませんか?
もちろん、いろんな考え方がありますので、一概に良い悪いという話しではありません。
でも、一度ご自身の保険証券を見直すきっかけになれば幸いです。
・・・、今日はここまでにしましょうかね(笑
すでに外は暑い鶴岡です。
水分補給を忘れずに、今日も一日頑張っていきましょう!!