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毎度ありがとうございます!
先日の秋分の日、88歳になったおばあちゃんの「米寿」のおめでたい節目の日を
家族みんなでお祝いしました。
本当は敬老の日の方がしっくりきたんでしょうけど、義妹の都合が合わなかったのと、
誕生日により近い日にちでということで23日にお祝いすることになったんですね。
うちの娘も義妹の娘も、今は二人とも千葉で看護師をして頑張っています。
幼いころから看護師だったおばあちゃんの影響を受け、二人とも看護師になる夢はブレずに
そのまま夢を実現させたカタチになりました。
他人への面倒見がよくて、盛り上げ上手で、地域活動にも積極的で、目立つことが好きで
今はすでに亡くなった自分のおふくろと同様に本当に活動的なおばあちゃんです。
鶴岡市の婦人部の方々からは3学区のヒサさん、4学区のエヨさんと言われていたくらい
その方面では有名だった二人です(笑
金色のちゃんちゃんこと頭巾は自分から、県外にいる孫二人からは名前で韻を踏んだ色紙が送られ
高校生の息子からは扇子だったかな、娘二人からは洋服だったような気がします。
「晩御飯を外でみんなで食べよう。」という普段通りの誘いだったんで、
まさにサプライズで喜んでくれて、そして感激して大号泣してくれていました。
カミさんが「おばあちゃん、ヒサさんの分も長生きしなくちゃね。」と声をかけると、
大号泣のボリュームがさらに一段階上がって、店員さんにも心配されるほどでしたもんね。
ある日のこと、一時は自衛隊を希望していた息子と下校中にばったり遭遇して、
地元に残ってほしい、孫がみんないなくなって寂しいと道路の真ん中で大号泣していたそうです。
知らない人が見たら、年寄りを泣かせる高校生の画(笑
いろんなタイミングとご縁が重なって、結果的には地元企業就職の方向になったわけですけど、
きちんと採用が決まれば、きっとまた「良かった~」と泣いて喜んでくれるはずです。
米寿のお祝いの席も、酒が進むといつもの宴会と変わりなく、おばあちゃんの頭巾を被って
「中華の鉄人!陳建一!」とかふざけてみたり、ロシアンたこ焼きを人数分頼んでワサビ入りの
激辛が息子に当たったりして、いつもの我が家の飲み会に戻ってしまってましたけどね。
おばあちゃんにもワサビ入りが当たる可能性があったのに「それ、やろう!やろう!」と
そういう遊びにも、むしろ積極的でアグレッシブなおばあちゃんなんですよね。
なんにせよ、おばあちゃんが喜んでくれて良かったです。
家族を愛し、孫たちを可愛がってくれて、これからももっともっと長生きしてほしいと思っています。
来月10月は自分とカミさんの誕生月です。
なんだかんだと理由を付けては飲み会をやる我が家です。
グルメ部芋煮会も企画しないとね。
今週もよろしくお願いします!!
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毎度ありがとうございます!
先日のブログでお店のテレビが調子悪いとお伝えしたところ、常連のマキくんからなんと
ご自宅で以前使っていたテレビを譲って頂けることになったんです。
しかも27型でサイズもピッタリ!
「年式は古いですから。」なんて言ってましたけど、今までの18年前のブラウン管テレビと比べれば、
それはそれはもう革命的に映りがいいわけですよ。
リモコンが紛失して無かったんですけど、ヤフオクで300円で速攻GET!
以前は壁掛けで使われていたため台座も付いていなかったんですけど、壁掛けフックの位置を
下にずらして、余っていたコンパネを丁度いい大きさにカットしてビス止めして完成!
冷蔵庫の上に設置しますから、素人の工作レベルでも全く問題はありません。
マキくん、本当にありがとうございます!!
その足りない部品を調達してる間に、なんとまたもやカウンター常連のツチダくんからも
「家に使っていないテレビあるんで、よかったら使ってください。」とお申し出があったんです。
すでにマキくんのテレビをお店に設置する予定でヤフオクとかで入札してたんで、
ツチダくんのテレビは息子の部屋用として譲ってもらってもいいかなぁと尋ねると、
これまた快く「使ってもらえるならありがたいんで。」と言ってもらいました。
我が家では「子ども部屋」にテレビは一切置かない主義で娘も息子も子育てしてきました。
家族の会話が無くなるのがイヤだったのと、引きこもりの要因になりそうだったからです。
やっぱり家族団らんの場を大切にしたかったというかね。
ただ、息子も就職希望ですし、地元に就職が決まれば部屋にテレビくらいは置いてやろうと
前々から思っていたんですよ。
息子の部屋自体は大きな部屋ではありませんから、机やパソコンは娘の部屋で使わせて
男の部屋なんてベットとテレビくらいでいいのかもしれません。
ツチダくんからのテレビは、そんな息子の部屋で使わせてもらうことになりました。
ツチダくん、本当にありがとうございます!
電気配線系は全くの専門外ですから、いつもの電器屋の同級生ゴンビにお願いして
新たに息子の部屋のアンテナ線の分配工事をお願いしなくてはなりません。
お店につけたテレビも標準でBSも対応しているわけですから、BSも映るようにしておけば
何かの時に野球やサッカーやオリンピックも観れるようになるんで、お客様にとっては
退屈しないのかもしれませんね。
今回、お店の常連のお二人に快くテレビを譲っていただきました。
本当に本当にありがたいことですし、そんなご縁に感謝しています。
大切に使わせていただきますね。
さーて、朝から作り始めた煮込みも出来上がります。
週末の野球の審判も無事に終え、充実した休日を過ごして休養十分で今週も頑張ります。
今日からお店の「マキくんテレビ」も稼働を開始します!
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毎度ありがとうございます!
おとといの夜の話です。
カウンターにはいつも一人で来店してくれる常連の方々で埋まり、
さながら「アベンチャーズ」状態で久しぶりに賑やかな店内になりました。
開店直撃でスガイが登場。
カウンターに座ってすぐに「ちょっとお願いがあるんですよ。」とイヤな流れ。
こういう時は大体が審判の穴埋めなんですよね。
案の定、雨天順延した場合の塁審担当でした。しかも2試合も。
持病のヘルニアが悪化していて、毎日コルセットして焼き場に立っているというのに、
しかも踵腱膜炎で足も痛いと前々から言ってるのに、まったく容赦ありません。
こんなふうに場当たり的に乗り切ったとしても、根本的な改善にはなってないんですけどね。
慢性的な審判員不足で鶴岡地区は特に困っています。
学童や中学の試合でも4人制で審判がつかない試合がほとんどです。
本当にこのままでいいんでしょうか。
なんて話していたら、タカノリくんも登場。
申し子リョウタの姿が見えないと思ったら、その日は剣道の稽古中だそうで、
そんな一瞬の隙を見つけて飲みに来るという黒帯っぷりです(笑
そうこうしてると、大御所あびこ一郎先生がドドンと登場!
最近は、あびこが来店すると一部のブログマニアから「あ、あびこ一郎先生だw」という
ニヤけた空気が漂うようになってきました(笑
一郎でも先生でもないんですけどね。
ブログって怖いです(笑
程なくして後輩タケシが登場。
残高70円からの起死回生馬券の話しで盛り上がってました。
「人生綱渡り」なんて歌があったら、まさにあびこ一郎先生に歌ってほしいタイトルです。
ここまでお一人様常連がカウンターに並ぶと、マキくんが登場する予感がプンプンします。
ガラガラ・・・
予想通り、マキくんが「いいっスか?」と登場します。
麻雀なら一発ツモですよ(笑
ワクチン2回目で少し微熱があったんですけど、賑やかな店内の雰囲気で一気に吹っ飛びました。
やっぱり商売人にとって「忙しいこと。」が一番の薬になります。
8月からずっと厳しい状況の中で提灯に明かりを点けてきました。
またお客様が戻ってきてくれるんだろうか。
このまま潰れるんじゃないだろうか。
そんな不安を毎日抱えながら踏ん張ってきたんですよね。
それはまだ今でも変わらないわけだけれども、お客様の楽しそうな笑顔が自分にとっても
また明日から頑張ろうという活力の源になっていることは間違いありません。
まだまだ厳しい日々が続きますけど、ワクチン接種も進んで少しは明るい未来に近づいていると
信じて毎日を頑張るだけです。
今日もまた自分の一日を頑張ります。
のんびりやりますけどね。
ジタバタしてもしょうがないんで。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
本日2回目のワクチン接種です。
大きな副反応がなければ通常営業いたしますが、酷い症状が出た場合は臨時休業といたします。
何卒ご了承くださいませ。
最近、お店のテレビの調子が悪いんですよね。
「今どきブラウン管テレビってどうなのよ?」って笑われることがありますけど、
18年前に高校の同期たちが開店祝いに贈ってくれた思い出のブラウン管テレビなんです。
地上波デジタル化も、地デジチューナー設置でなんとか乗り切ってきたんですけどね。
立ち込める煙とホルモンの脂とが相まって、きっと中の基盤はギトギトなんだと思います。
突然、画面が真っ暗になって音だけ出ていることが多くなってきました。
一回電源を落としてしばらくするとまた復活するんですけど、いよいよ寿命なのかもしれません。
しかし、改めて店内を見渡してみると、18年間使い続けているものが他にもありました。
冷蔵庫は同級生ナオトが秋田のアパートで使っていた物だし、おしぼりウォーマーも製氷機も
18年間働き続けてくれています。
焼き台は4台目だしガスコンロも3台目、サブの冷蔵庫もエアコンも途中で入れ替えていますから、
そう考えるとブラウン管テレビは本当に頑張ってくれたと思っています。
「ここから頑張れよ!」という同期たちの激励の心がこもった最高のプレゼントだったんですよ。
当たり前のようにそこにあって、たくさんのお客様の目と耳を楽しませてくれたはずです。
使えるものなら、まだまだ使っていたかった思い出のブラウン管テレビでした。
いずれにしろ過酷な環境下で使うテレビですので、新品は必要ないんですよね。
26型くらいの大きさで使っていない不要なテレビをお持ちの方、格安で譲って頂けると助かります。
さて、朝食の後片付けをして、ワクチン接種の準備をしますか。
前回は、37.3℃まで熱が上がった程度でしたけど、今回はどうなることやら。
酷い頭痛とか倦怠感とか出なければいいんですけどね。
よーし、今日も一日頑張っていきましょう!
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毎度ありがとうございます!
今日から、夏の間お休みしていた定番メニュー「煮込み」の提供を再開いたします。
例年だと9月の始め頃からスタートするんですけど、このコロナの影響でお客様数も少ないなかで
煮込み開始に踏み込めず、再開のタイミングを模索していた感じです。
今も客足は鈍いままですから、ひと鍋丸ごとロスとかにならないように願うばかりです。
まぁ、実際に売れなくても廃棄するわけではなく、スタッフたちの賄いになったり、
仕事終わりの自分の晩飯になるんですけどね。
今年の煮込みは新しい試みとして、従来のノーマルのほかに「黒」と「赤」の味変バージョンも
やってみたいと思っています。
「黒」は、焦がしにんにく油のマー油を少々。
「赤」は、激辛実入り唐辛子を少々。
いつもの煮込みに小さじ1程度を溶かすだけなんで、もちろんどちらも無料です。
まだ完成ではありませんので、スタッフや常連さんたちの意見も聞きながら、
完成度を上げてメニュー化していければいいかなと思っています。
自分はマー油好きなんで、自宅にもマー油は常備しています。
たまに作る豚骨ラーメンに浮かべても一気に風味が変わりますし、チャーハンに入れても旨いです。
実はこれ、賄いメニューなんですよ。
いつも同じ煮込みじゃさすがに飽きるんで、ちょっとマー油を入れて風味を変えてみたり、
外が寒い時は激辛で汗をかいてみたりして、たまにスタッフと食べていた賄いなんです。
「こういうのが好きなお客さんもいるかもねー。」なんて話していて、
なんとなくお客様の反応が気になっていた隠れメニューだったわけです(笑
とは言っても、定番の「煮込み」がもちろん一番だと思っていますし自信もあります。
ただ今は多様化の時代ですから、ラーメンひとつとっても「薄口」だの「麺硬め」だの
「こってり」だの「油抜き」だの好みがある時代ですからね。
トッピングひとつでその要望に応えられるのならばやってみようということです。
ダメなら定番の煮込み一本に戻ればいいんですよ。
気になる方は、この機会にぜひお試しください。
そういえば酒屋のゴウも煮込みが好きだったなぁ。
鍋ごと買って行ったこともあったっけ(笑
約3か月ぶりに家中に煮込みの香りが充満しています。
窓全開、換気扇フル稼働で、丹精込めて丁寧に作っています。
今日も気合い入れて頑張ります!
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毎度ありがとうございます!
9月6日、酒屋のゴウが亡くなって一年が経ちました。
自分にとって大切な人が、すでに何人も旅立ってしまっているわけですけど、
不思議なことにゴウだけはまだ亡くなってしまったという感覚がないんです。
どこか遠くへ、ちょっと仕事の関係で今は鶴岡にいないんだっけ?みたいな感覚というか、
会おうと思えばいつでも会えるし、電話をかければ「どうもッス」って出そうな感覚なんですよね。
田中先生や同級生サノも亡くなったことは突然だったけれど、病気療養中ということは知っていたんで
ついにこの日がきてしまったか、という心の準備もどこかでできていたのかもしれません。
ゴウの旅立ちは本当に急だったし、あまりにも突然すぎました。
亡くなって数日間、いや一年経った今でもその実感がないなんて、本当にある日突然目の前から
いなくなってしまった現実を、どこか受け入れきれていない自分がいるのかもしれません。
ゴウは、今尚もがき苦しむコロナ禍での商売を、どんなふうに天国から見ているんだろうか。。
エルグランドを譲り受けた時に、あまりの燃費の悪さに愚痴をこぼせば、
「この車は燃費のことを気にしたらダメなんすよ。トルクと広さが売りなんスから。」と笑い吹き飛ばし、
昨年のコロナで営業自粛になった時には、
「こんなの、薬が出来たらすぐに収束しますよ。もうちょっと、もうちょっとの我慢スよ。」
と励ましたうえに、当時入手が困難だった不織布マスクを一箱ポンと置いて行ったりして。
名前の通りに豪快で、いい男でした。
年下と飲んで、自分が会計をする前にすでに会計が終わっているヤツなんて、
後にも先にもゴウただ一人しかいませんでしたからね。
人一倍カッコつける。
でも、それが嫌味じゃない。
だからまたあいつのために、と思ってしまう。
あの日の夜、ゴウと同期で野球部の後輩タケシ、ナガオカ、マサヨシと
ゴウとも何度も通った福鮨のカウンターで献杯していたんですよね。
みんな、泣いても泣いても涙が止まらなかったことを思い出します。
そして、あの日からちょうど一年が経った。
この一年、良くなったと思えばまた悪くなり、ジェットコースターのような売上の中でも、
必死になって踏ん張ってきたと我ながら思うときがあるんですよね。
少なくとも、お店をたたまずに今もこうして提灯に明かりをつけることが出来ているだけでも、
ゴウはきっと「大丈夫ですよ、やんちゃさんは大丈夫!」と根拠もなく励ますことでしょう。
そしてきっとこう言うはずだ。
「こんなの、もうちょっとですよ!今日パーッと飲みに行きますか、パーッと!」と。
寂しくないか、ゴウ。
そっちでも楽しく豪快にやってるか。
心が折れそうなとき、お前と無精に飲みたくなる夜がある。
そして改めてお前がいない現実をかみしめて、一人寂しく行きつけの暖簾をくぐる・・・
きっと今夜は、たくさんの人たちがゴウの思い出で一杯やることでしょう。
賑やかな場が好きだったあいつのことを、みんなが思い出しながら。
みんなに顔くらい出してやれよ、ゴウ。
みんないつもの店で待ってると思うぞ。
おれは今日も店を開けて、自分の今日を頑張るだけです。
ゴウ、せばまだの。