"高校野球"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
昨日は鶴岡ドリームスタジアムで「山形県高校野球大会2020」が開催され、
保護者としてスタンドから観戦してきました。
前日も3時間遅れで試合開始だったそうで、昨日も朝からの雨で1時間遅れと発表。
グラウンドは池のように水が溜まり、1時間遅れでは試合開始にはならないだろうと思っていました。
ただ、この大会は鶴岡野球連盟に加盟している社会人野球6チームのメンバーが、
ボランティアスタッフとしてグラウンド整備やスタンドの除菌作業を手伝ってくれているおかげで、
鶴岡東の1~2年生部員を非常に手際よく指示しながら水取り作業を行い、本当に1時間遅れで
試合開始にこぎつけたのでした。
長靴を履き、泥だらけになって高校球児のためにグラウンド整備を行ってくれたすべての
ボランティアスタッフの皆さんに心から感謝申し上げます。
鶴岡中央との対戦は、初回から打者20人の猛攻で15点を奪い、25-0(5回コールド)で
勝利することができました。
ただ、勝敗よりも、こうやって野球が出来ることが当たり前ではないという今の状況を
再認識させられましたし、我々保護者にとっても諦めていた夏の大会を応援できたという
感慨深い試合になったことは間違いありません。
一試合だけとはいえ甲子園での試合も行われます。
エキシビジョンマッチや思い出作りゲームなどではなく、この山形大会2020を優勝して
山形県代表として甲子園に乗り込む意気込みで、この県大会に挑んでもらいたいと思います。
声も出せず、一緒に校歌を歌うことも出来ず、メガホンの使用もできない静かな観戦になりましたけど、
本来は開催される予定すらなかったわけですから、3年生の活躍する姿を見れただけでも十分でした。
やっぱり高校野球のある夏はいいですね。
勝っても負けても、ひたむきで一生懸命に戦う姿には、この困難な状況を乗り切ろうという
我々国民の必死の願いと重なるものがあります。
もしも当たり前に高校野球が開催され、夏の甲子園も普通にやれたとしたら、
「今年のチームはベスト4以上までもいけたんじゃないか?」と言われるような
高校野球ファンの記憶に残る圧倒的な戦いを期待したいですね。
OBとしてわが母校は「強力打線」などというワードとは無縁のなか、好投手を擁して
これまでも山形大会を勝ち上がり甲子園に出場してきました。
今年のチームは本当によく打ちます。
「10点打線」「強力打線爆発」などと言われても、慣れていないせいかピンとこないのが
本音ですけど、昨年の甲子園での丸山の二打席連続ホームランはみんなの記憶に刻まれいるし、
今年はさらに昨年のチーム以上に打って打って打ち勝つチームです。
山形県の代表として、東北地区の代表として、温かい応援を宜しくお願いします。
鶴岡は7月13日、今日がお盆です。
これからお墓参りに行って来ます。
今週ものんびりやっています。
お時間があったら、ふらっと寄ってみてください。
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毎度ありがとうございます!
今週は、午前中からかかりつけ医での定期健診だの、住宅ローンの金利見直しの書類作成だので、
なかなかブログの更新ができない一週間でした。
センバツ出場チームによる交流大会に向けて、3年生チームの追い込みも本格的になるなか、
息子も新チームの競争の中で頑張っています。
もちろんBチームで、ですけどね。
Bチームといえば、むかしお店のカウンターでこんな出来事がありました。
ある年代のレギュラーで、バッテリーを組んでいた2人が飲みに来てくれたんですね。
現役時代の苦労話しや思い出話しを聞きながら野球ネタに盛り上がっていると、
そこに彼らの同期のお父さんが偶然にも来店したんです。
酒も進み、まだまだ終わらない現役時代のウラ話しのなか、小上がりからトイレに立ったお父さんが
カウンターの2人に声をかけたんですね。
「お前たちはAで試合に出れたわけだけれども、BのやつらはBのやつらで頑張ったのを忘れるなよ。」
「はい、全然忘れていないっすよ。」
「ならいいけどよ。BはBでお前らAに対していろんな感情があるからよ。」
「そうなんですか?自分ら同期みんな仲いいですよ。」
「そう思ってるならいいけどよ。たまには他のやつらも誘ってやってくれや。」
「はい。自分らは別に同期の中でAだのBだのないですけどね。」
「それはお前らが試合に出れたからだべや。」
「・・・。」
お父さんがトイレに消えていくと「そんなふうに思ってねーけどな、俺たちは。」と
首を傾けて納得できない様子でした。
自分たちの時代は同期11人、3年生全員がベンチに入れたラッキーな年代です。
自分たちよりも上の代は人数も多く、3年でもベンチに入れなかった先輩たちの流す悔し涙も、
あの赤川のグラウンドでたくさん見てきました。
今は1学年で30名を越す厳しい競争が待っています。
もちろん全員がベンチに入れるわけではありませんし、関東から来ようが関西から来ようが、
容赦なくA・Bに振り分けられチーム内競争の中で這い上がっていく厳しい日常です。
自分も補欠でしたからレギュラー選手の想いは分かりませんけど、高校野球を完全燃焼した
実感は自分の中にありますし、そこにはAだのBだのという線引きはありません。
息子も3年間Bで終わるかもしれませんけど、頑張った3年間を自分自身でどう評価するのかは、
頑張った本人にしか分からないものだと思うんですね。
3年間、一度もベンチに入れなかった補欠選手が、今では地域を代表する国際審判員になって、
地域貢献や野球を通じての少年育成をサポートしている若いOBもいれば、
甲子園に選手で出場したのもかかわらず母校や恩師に対して憎悪を抱き、入学したことすらも
後悔しているなどとわざわざ口にする古いOBもいます。
自分の3年間をどんなふうに思えるかは本人次第なんですよね。
だけれど、残念ながらもう一度高校生には戻れないんですよ。
だったら後悔や憎しみや妬みよりも、自信や誇りや充実感を胸に生きていったほうがいい。
AだろうがBだろうが、なんだっていいじゃねーか、自分が頑張ったなら。
後悔しない生き方と前向きな考え方が、この先長い人生の支えとなり柱になるはずですから。
自分自身を卑下して、卑屈な人生は送って欲しくありません。
野球部時代に今でいうBだった自分が、今日も自信満々に焼き場に立ちます。
オレにしかできない仕事だという誇りと、独学で勉強してきたという自負をそっと胸に秘め、
のんびりお気楽を装って、一生懸命に必死こいて今日もただただ汗水たらして頑張るだけです。
人生真っ直ぐいくだけじゃい!と長渕剛は叫んだ。
学生時代の優劣や順番に、何の価値があるというんだよ。
・・・さてさて、熱くなったところで煮こみも仕上がってきました。
天気が悪くなりそうで気温も低いのもあって、今日は煮こみ仕込んでます。
週末頑張っていきましょう。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
夏の選手権が中止となるなか、センバツ出場校による1試合だけの交流試合の開催が決まりました。
我が母校が出場できるということ、息子ももしかしたら甲子園応援に行けるかもしれないという
部分においては、OBとして保護者として素直に嬉しいかぎりです。
ただ、他のチームの事を考えると、甲子園に結びつかない地方独自の代替大会の参加までというのが、
なんだか申し訳ないなという部分も個人的には持っています。
彼らだって、ひと冬を懸命に努力して甲子園出場を目標に頑張ってきた高校球児なわけですから。
もちろん、すでにセンバツ出場権を獲得していたんだから、当然の権利だという声もあります。
でも、本来であれば選手権の行われる時期の交流試合なだけに、やっぱり選手権中止の決定は
少し早すぎたんじゃないのかな、選手権やれたんじゃないのかな、という感情が残ります。
こうなれば代替大会といえども、あくまでも勝ちにこだわって県大会優勝のタイトルを引っさげて、
甲子園の土を踏んで威風堂々と交流試合に挑んで欲しいと思っています。
昨日は、後輩ナガオカに庭のグレーチングの見積もりをお願いしたついでに、
お昼はリクエストで、久しぶりに大山のケンちゃんラーメンに行くことになりました。
ラーメンが出てくるのを待っていると、常連さんのマキくんとばったり遭遇。
自分がマキくんとテーブル越しに話し込んでいると、自分とマキくんの分までナガオカが
当たり前のようにお冷を持ってきてくれました。
体育会に身を置いた者なら、そんなの当たり前の光景かもしれません。
ナガオカにとって目の前にいるマキくんが年上か年下かなんて関係なく、
野球部の先輩のお知り合いという、ただそれだけでお冷を運んできたわけです。
日大山形の水泳部だったマキくんも「あっ、どうもスイマセン!」と恐縮してましたけど、
甲子園とかレギュラーだとか、見えるところにだけ目が行きがちですけど、野球を通じて
人として何を学んだのか、本質とはそういうところだと思うんですよね。
ナガオカだけでなく、きっとタケシでもマサヨシでもホンジョウでもユウキでも
普段から付き合いのある後輩達ならば、みな同じようにお冷を持ってきてくれたはずです。
だから野球経験者は社会に出ても重宝されるのでしょう。
自分も面接にきた子が野球経験者ならば即採用しますもんね。
何気ないワンシーンでしたけど、なんとも言えない清々しさと爽やかな気分になりました。
もちろんラーメンは自分のおごりです(笑
息子にも、こんなふうに当たり前の気配りのできる大人になってもらいたいと、
親として心から思います。
ま、ナガオカはもともと先輩後輩関係なく「人たらし」な一面を持ってる男ですからね。
みんなに可愛がられ、みんなに慕われる得な性格の持ち主です。
明日も早いので、もう寝ます。
おやすみなさい。
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毎度ありがとうございます!
野球部OB以外の方には大した話題ではないんですけど、
この度OB会ホームページがリニューアルし引越しすることになりました。
これに伴い、個人的にはOB会ホームページの更新や管理業務から離れ、
以後はお問い合わせに関しての返信対応のみとなります。
1年前からホームページのリニューアルについては準備していたことではあります。
自分よりも専門的でより詳しく頼もしい後輩も出てきましたので、素人の作ったホームページの
役割を終え、新しいコンテンツ、新しい管理人の下でより親しみやすいホームページになるでしょう。
ただ一抹の寂しさはありますよね、やっぱり。
今から9年前、すでに他界した同級生サノにホームページ作成の基礎も知らない状態から
手取り足取り教えてもらって、なんとか完成した手作り感満載のホームページでした。
試合を観戦してくれば、現地に応援に行けなかったOBのためにと事務局として戦評も記してきました。
30年ぶりの甲子園決定を伝えられたことも嬉しかったし、時間を作ってはライフワークとして
使命感を持って管理・更新してきたつもりです。
それでも甲子園に出場した選手の父兄から更新が遅いとクレームのメールがきたり、
遠征先でのバスの運転の仕方が悪いと苦情が寄せられてきたりして、強くなるにつれ
ホームページを通じて結構な神経をすり減らしていました。
その逆に、30年ぶりの甲子園出場に、選手たちが通うコンビニの店員さんから激励のメールを
頂戴したり、昨年の甲子園での快進撃を応援してくれていた地域の方々やファンの方々の声を
直接聞けたりして、管理人冥利に尽きるような嬉しい出来事もたくさんありました。
ただ、これからはメール会員の登録画面や、より充実した内容でのホームページの提供が必須となり、
自分の持つスキルでは、これからのホームページの管理に限界を感じていたのもまた事実です。
新しいホームページは、WEBデザイナーをやっている若いOBが手がけ、
非常に見やすくスタイリッシュなページになりました。
新ホームページの管理人となる後輩もライターとして野球に精通しているOBですので、
今まで以上に内容のある充実したOB会ホームページになることでしょう。
ひとつ肩の荷が降りた安堵感はもちろんあります。
と同時に、今まで続けてきたことをやめる寂しさもあります。
誰にも「今までお疲れさん。」という労いの言葉もかけてもらえないまま、
新しいホームページへのリンクをトップページにアップして旧管理人としての仕事は終了です。
もちろん、誰かに認められたくてやっていたわけではありませんから、別にいいんですけどね。
一定期間が過ぎたら、旧ホームページは全部削除します。
なんだろうな、こんなふうにセンチメンタルになる予定ではなかったんですけどね(笑
つたないホームページでしたけど、ゼロから作り上げてきて自分なりに愛着はありましたから。
ここを見ているOBの方は、新ホームページから是非ともOB会員メール登録をお願いします。
膨らみ続ける通信費の削減、事務作業の軽減につながります。
実はその部分が一番重要と言っても過言ではありませんので、何卒ご協力をお願いします。
(OB以外の方は登録できません)
鶴岡東高校野球部OB会ホームページ
https://tsuruoka-higashi.com/
センバツの代替大会も開催されることになり嬉しいニュースが届きました。
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毎度ありがとうございます!
昨日、ついに全国の緊急事態宣言が解除されました。
と同時に、プロ野球も無観客とはいえ6月19日からの開幕が決定しました。
ここ数日間で、いや一日一日で政府や各団体の対応が目まぐるしく変わってきている状況です。
何が言いたいのかというと「夏の甲子園中止の決定」は早すぎたのではないか、ということ。
先日20日に戦後初の甲子園中止が決定されて、まだ5日しか経っていません。
甲子園出場をかけた地方予選も中止とされ、その代替案として地方独自の大会を開催する方向で、
各都道府県の高野連は調整しているとのことです。(福岡県は地方独自大会も開催見送り)
ほとんどの県では、おそらく開催されるでしょう。
だったら地方予選できるじゃないの。
それって地方予選と同じじゃないの。
緊急事態宣言が解除され街に人が戻り、日に日に感染者数も減少し退院者数も増えてきている。
「プロ野球もやれるのに、オヤジたちは飲みに行くのに、なんで俺たちは野球が出来ないんだ!」と
全国のすべての高校球児が思っていることでしょう。
地方予選までの準備不足や各チームで差がある練習状況や、遅れている学習面についてや、
今後もまだ感染リスクがある中での安全の確保や球場の感染予防対策などなど、高野連としても
十分に検討した結果の中止だということが分かっていながらも、あえて、あえて個人的な願望と
甲子園開催に向けての強行策を、今さらですけど書いてみたいと思います。
まずは、甲子園開催の可否の決定を65日後の7月31日まで引っ張ります。
もちろん、その時のコロナの収束状況や全国・大阪の状況なども踏まえて
「最悪、ギリギリでの中止の決定もありえる」という前提で各地方大会を開催してもらう。
今の現状でも、ほとんどの県で思い出作りの地方大会を検討しているなら、しっかりと戦って
ちゃんと優勝チームを決めて、甲子園出場49チームを選出して甲子園の開催を信じて待つんです。
思い出作りの地方大会と3年生全員登録の救済措置もいいけれど、負けたら終わりの本気の野球と
正々堂々の真剣勝負が本来の高校野球の姿でしょう。
もともと8月の約1ヵ月間は甲子園を確保しているので、急遽開催になっても日程的に問題はない。
そして思い返してみてください。
今年のセンバツは出場校がすでに決定していて、3月19日開幕の8日前の3月11日という
まさに大会ギリギリになって史上初めてセンバツ中止の決定が下されたことを。
逆に言うと、開幕8日前から「はい、やりますよ!」でも大会は開催できたということ。
それでも直前まで協議し、開催に向けて話し合っても最終的には開催できなかった。
でも、大人たちが十分に検討し準備してくれたことは、ちゃんと選手たちには伝わったはずだし、
いつの日か彼らに理解してもらえる日がくると信じています。
ただこれって、まだ緊急事態宣言前の3月の感染拡大で大騒ぎしていた頃の話しですよ。
結果的にはセンバツは中止になったけれど、もしも開催していたとしたら、
・開会式・入場行進は行わない
・組み合わせ抽選会は行わず主催者代理抽選とする
・甲子園練習は行わない
・開幕前から大阪には入らず、各県で調整し試合日の2日前に現地入りする
・補助員も含め1チーム30人を上限とし移動・宿泊する
・試合は無観客試合で行う
・閉会式は行わない
・甲子園の土は持ち帰らない
・試合終了後の選手の握手は行わない
たしか、こんな内容で検討されていたんですよ、開幕8日前に。
これでもいいじゃない。
今から大会がないと言われるよりは。
だとすれば、これから2ヶ月もあるんですから、上記のセンバツ開催案を最低限のベースにして
ギリギリまで検討する余地は十分にあると思うんですけどね。
そして、それでもダメなら、その時になってもいろんな検証をした結果で無理なのであれば、
残念だけれど、そこで中止を決定したらいいんです。
その可能性も含めて、地方予選を開催する際の条件にすればいい。
センバツ同様に最悪中止となった場合、出場予定の49チームの選手たちには本当につらい思いを
させてしまうことになるのかもしれないけれど、今のこの状況のなかで地方大会を開催し、
真剣勝負で優勝した事実は揺るがないものになるわけだし、少なくとも今のように全国の球児が
やり場のない無力感で泣き崩れるよりは、誇れるもの・確かなものを手に入れて引退できるわけです。
甲子園があると信じて地方大会を真剣にやるからこそ、負けたチームも完全燃焼できるし、
もしも開催できなくても「お前たちは間違いなく甲子園出場チームだ。胸を張って終わろう。」と
監督さんも最後に言えると思うんですよね。
もしもダメだったとしても、プロ野球のオフシーズンになって甲子園が使える時期に、
また違うカタチでの49校メモリアルイベントなんかを開催することも可能なわけですから。
試合ができなくても、球児たち憧れのイチローや松井や松坂や大谷などの甲子園レジェンド達を
ゲストで呼んで、1日だけの「高校野球の祭典」なんていうのもいいかもしれません。
長くなってしまったけど、まだ安心できない情勢とはいえ、こんなに日々状況が変わっていく中で
中止の決定は早すぎたのではないかなと思ってしまうのは、きっと自分だけではないでしょう。
「最悪の場合、甲子園中止も十分にありえる。」という条件の下でも直前まで決定を遅らせ、
地方予選を開催し真剣勝負で甲子園出場切符をかけて戦うことのほうがよかったのではないか。
あくまでも、そういう個人的な感想です。
地方大会のどこで負けようとも悔し涙は流れてくるでしょう。
もしかしたら地方大会で優勝しても、甲子園の土は踏めずに悔し涙を流すことになるかもしれない。
結果的にすべての高校球児たちが涙を流すことになったとしても、その涙の質は、
戦わずして終わってしまった今の涙とはまったく違うはずです。
もしかしたら、中止の撤回というか「再検討」なんてミラクルが起きませんかね。
それでも中止なら仕方がないですけど。
緊急事態宣言解除、高校生の感染死亡者ゼロ、海外の薬の特例認可と新しい生活様式・・・
毎日のように明るい材料や明るい見通しがどんどん追加されて、大人たちの日常が少しづつ
戻ってくるのを横目に「これなら野球やれるんじゃないか、甲子園やれたんじゃないか。」と
憂いながら過ごす彼らの毎日・・・
一番悔しい終わり方だと思います。
高野連さん、まだ間に合いますよ!
史上初の【中止の撤回と開催に向けての再検討の実施】大英断の時は今かもしれません。
あくまでも個人的な意見ですからね。
医学的根拠はあるのかとか、遅れている学習面や受験対策とか、
球場の感染予防対策はとかの本気の反論コメントは勘弁してください。
そういう正論は分かっていて、あえて書かせてもらっている戯言ですから。
ここにも諦めきれない野球バカ親父がいるということ、ただそれだけです。
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毎度ありがとうございます!
久しぶりの営業でしたが、内心まだ人は動かず当然のようにヒマだろうと思っていました。
それがなんということか、常連さんたちが一人、また一人、そして一人、また一人。
小上がりには同級生やら後輩やらも再開初日を待ちわびたかのように駆けつけてくれ、
めちゃくちゃ忙しい一日になりました。
本当にありがとうございます。
久しぶりの立ち仕事に、足も腰もパンパンで悲鳴を上げていますけど、心地いい疲れでもあります。
のんびりひっそりスタートを切るかと思いきや、逆に今日からが反動がきそうで怖いくらいです。
ポイントカードも、みなさん喜んでくれました。
ささやかな還元ですけど、日頃からのご愛顧に感謝しながら、お客様に喜んでもらえるようにと
作ったポイントカードです。
是非、活用してもらえれば嬉しいです。
そんな中、夏の甲子園も地方予選も中止の速報が流れてきました。
奇しくも今日から普段通りの営業を再開し、自分的には鶴岡では野球が出来そうな雰囲気だっただけに
非常に残念だとしか言葉にできません。
たくさんの著名人や監督さん方が、さまざまな角度から3年生にかける言葉を丁寧に選んで
コメントされています。
「3年生がかわいそうだ。」「かける言葉が見当たらない。」「甲子園だけが高校野球ではない。」
「この悔しさを将来活かしてほしい。」「コロナで亡くなっている方がいるので仕方がない。」
「彼らに高校野球の区切りをつけてやってほしい。」「地方で代替大会でもやるべき。」
「負ける機会も作ってやるべき。」「結論が早すぎたのではないか。」「将来設計が狂ってくる」
どの言葉も納得できます。
どのコメントにも共感できます。
現役部員や保護者の方々の落胆は、想像に絶するものがあります。
自分が思うことは、やっぱり人生は長いものだと思うんですよね。
自分の意思では思うようにいかないこと、努力しても報われないことは
社会人になっても、この先の人生の中でもたくさんあります。
だから今回の決定を「仕方ないだろう。」などと簡単な言葉で片付けるつもりは毛頭ありません。
ただ、大人たちはその先も見てあげてほしいと思うんです。
共に嘆き悲しむことも、今は必要なことだと思います。
でも大人たちはもう少し先で、この学年の高校球児たちがどんな想いでこの悔しさを乗り越え、
どんな大人になっていくのかを見守り待っていてあげて欲しいと思うんです。
震災で、親や兄弟を亡くした子どもたちがいました。
自分は何も悪くない、なんの落ち度もない日々を暮らしていて、ある日突然自分の意思では
どうすることもできない非情な現実を突きつけられたわけです。
今回のコロナの影響で知人の会社が倒産しました。
お気に入りだったお店も閉店することになりました。
仕事がなくなって収入がないヤツもいれば、生活が困窮してギリギリで生きているヤツもいます。
自分自身がどんなに努力しても、思うようにならない現実を突きつけられることは
大人の我々は痛いほど知っているし、そのための心の準備と覚悟もあります。
そして高校生が想像している以上に、この先の人生において嬉しいことや楽しいことが
たくさんあることも、我々大人は知っているはずなんです。
今、この瞬間を一生懸命に生きるしかありません。
当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなかったということに気づかされ、
諦めようにも諦めきれない想いと言葉にならない喪失感の中で、たとえこの先時間がかかったとしても
きっと何かを見つけてくれる、何かを感じて次への一歩を踏み出そうとする彼らを応援したいと
思っています。
高校球児の彼らだから応援するのではなく、この辛い思いを乗り越えようとする全ての高校3年生を
応援していきたいと思うんですね。
この先の人生で大人になり「あのコロナの年代です。」といえば、野球部だけに限らず、
全ての人たちが「おー、あの年代かぁ。残念だったね。」と声をかけるでしょう。
その時ですよね、どう乗り越えて、どう受け止めて生きてきたのかの真価が問われるのは。
立ち上がるまでは、どんなに時間がかかってもいい。
でも、立ち上がるんだという意思だけは持たなければならない。
どんな言葉を並べても、気休めにしかならないことは分かっています。
触らず、語らず、そしてそっとしておくことも今は必要なことなのかもしれません。
そんな事を思った、営業再開2日目の朝です。
朝起きてすぐに煮こみを作ろうと思ったら、なんと鍋が見当たらない(笑
同じサイズの鍋3つで回しているんですけど、今2コしかないですよ。
朝から店に鍋を取りに戻ったんで煮こみは作れるんですけど、めちゃくちゃ気になるじゃないですか。
あちこち心当たりのあるところに聞いて回っても見つかりません。
本当に不思議です。
というより、鍋をどこにやったか覚えていないなんて、完全に老化が始まっています。
これも自分の意思ではどうにもならないもののひとつかもしれません。
ぐい呑みキープも、現時点ではお気に入りを見つけてもらうところまでです。
BOXネームの作成と実際のぐい呑みの使用には、もう少しだけ時間を下さい。
キープBOXの設置位置も今ひとつしっくりきていなくて、もう少し考える余地がありそうです。
今日も頑張ります。
不便をお掛けしながらですが、どうぞのんびりとお願いします。