『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

もしもの話
毎度ありがとうございます!

久しぶりに高校野球の話でもしましょうか。

これは昔から思っていたことなんですけど、高校野球の試合って監督の「采配」というか
その支配率ってどのくらいあるんだろうかな、と思うことがあるんです。

「ここは送りバント。」「この場面は盗塁。」「ここはスクイズ。」「ここは勝負を避けて歩かせろ。」
他にも「このピッチャーの変化球を狙え。」とか「ファーストストライクを積極的に打て。」とか
守備位置の「もっと外野はライン側を詰めろ。」とか「もっと左にポジションニングしろ。」とか・・・
なかには一球づつ配球のサインがある強豪校もあるといいます。

もちろん「ピッチャーが投げて、それをバッターがヒットする。」という初動における基本能力や
個々のチカラはもちろん必要なわけですけどね。

要するに、監督の意図するゲームプランにどれだけ忠実にそのサイン通りに実践できてるかが、
試合の結果に大きく作用しているのではないかということなんですよ。

ノーアウトランナー一塁の場面で、送りバントした場合とヒッティングした場合との得点確率は、
ほぼ同じというデータは今や野球界で知らない人はいないでしょう。

そこにバッターの特性が反映され、それを理解している監督からサインが出されるわけですけど、
これをもしも選手の自主性の中で、自分たちで考えて自分たちで実践した場合、その結果や
試合結果は変わるんだろうかということなんです。

ラグビーは監督はベンチに入りません。
その理由はあえてここには書きませんが「プレーヤーの自主性を重んじる」という理由が
大きくあることは間違いありません。
ま、厳密にはラグビーでもスタンドの監督からインカムや無線を使って指示は出ますけどね。

もしも甲子園で監督がベンチに入らなかったら、その結果は大きく変わるのではないかと、
そんなどうでもいいことを考えているわけです(笑

もしもベンチの監督の指示がなかったら、「松井の5打席敬遠はあったか?」とか
「奇跡のバックホーム直前のライト交代はあったか?」とか「継投策がハマった。」とか
「代打起用がドンピシャ。」なんて結果が変わるんじゃないかということなんです。

高校野球って「監督のキャラクター」や「監督の采配力」が大きく取り上げられるじゃないですか。

「〇〇マジック」とか「◇◇スマイル」とか「△△采配」とか「◎◎野球」とか、チームや選手そのものよりも
監督の持つそのスタイルがクローズアップされているケースも多い。

そうじゃなくて、選手自らが判断して自分たちで考え実践させたら、それでもやっぱり
関西圏の私立校が強い今の勢力図は変わらないんでしょうかって話なんです。

むしろルールやデータを十分に駆使して、技術よりもアタマで勝負してくる進学校なんかが
強くなるんじゃないかとか、監督は「勝ち方」を分かってるけれど選手たちは指示待ちで
自分たちでやらせてみたら試合運びが全然ダメだ、とかね。

高校野球が「人間形成」だの「教育的観点」だのというならば、試合そのものも選手たちに任せたら
本当の意味での「自主性」を培える教育現場になるのではないのかと、何もできないバカ息子の親として切実に思うところがあるわけでして(笑

そんなどうでもいいことを考えながら、今日も決勝戦のセンバツを観ながら仕込みします。

土の上のロボコン大会じゃないんだから、監督の指示や采配をすべてなくして
選手の自主的判断のみで試合を行ったらどうなると思う?というテーマで語りたい方は
ぜひお店のカウンターに座って熱いトークをしましょうww

というわけで、3月も今日で終わりです。
少しづつですが客足が動いてきた気がします。
とはいえ、3月もかなり悲惨でしたけどね。

今日は朝から雨の鶴岡です。
でも、なぜか心休まる恵みの雨のような気がします。
雨が上がったら青空が見えるように、この雨の先には明るい明日が来るだろうと
切り替えのきっかけに思いたいだけなのかもしれません。

今日ものんびりやります。
ではまた。


コメント

1. 春です。

鶴岡はまだまだ寒いようですが、東京は春です。

監督がベンチに入らなかったら、軍師的な頭をもった生徒が必要かしら。
違った意味で面白みのある試合が展開されそうですし、将来、監督やコーチの底上げにもなりそうな……ならないかな。

2. 無題

オフの間、部員を何チームかに分けての紅白リーグ戦を行い、監督は観戦するだけでスタメン決めも采配もすべてノータッチ。選手たちだけで試合を行う高校もありますね。その監督曰く、自分は気づかなかった選手の隠れた能力や適性に気づくことも多いそうです。
ちなみにオリックスの中川圭太は、高校時代、不祥事の影響で野球未経験の校長が監督になった影響で、主将兼セカンド兼実質的監督となり試合でもチームを指揮していました。それで秋夏の大阪大会で決勝まで進んだ恐ろしい経歴の持ち主です。高校野球でもたまーに学生監督がいますが、ここまで勝ち進んだケースは珍しくPL学園で選手の能力が高いとはいえビックリでした。

3. >しんさん

そうなんですよ。
投げる、打つ、走るという運動能力は劣っていても
戦略的な部分やデータが得意だという選手も
絶対に必要になってくるわけです。

そういう選手たちが将来の指導者になったり、
座学の重要性を再認識させられたり。

それはそれで面白いと思いませんか。

4. >コーチャーさん

断定的に、そういうカタチで紅白戦や練習試合をする高校があることは十分に承知しています。
それでも、結果的には公式戦は監督のゲームプランで勝ち上がっていくわけで。

PLの中川の経歴をレアケースとするだけでなく
それを全国でスタンダードにしたらどうなるのかな、
という個人的興味なんですよね。

監督はベンチには入っているけれど直接審判に抗議できるわけでもなく、
同じユニホームを着ていても一緒に入場行進できるわけでもなく、
それでも監督の選手登録、采配、起用方法などの手腕が90%以上あると思うんですよね。

そこを、とっぱらっちゃって、全部高校生にやらせてみたら・・・
現実的ではないのは百も承知の上で(笑
純粋な高校野球日本一決定戦を見てみたいんです。
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