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毎度ありがとうございます!
昨日は、カミさんと遊佐の道の駅「ふらっと」で岩ガキを食べに行く約束をしていました。
まぁそれ以外に予定もなかったんで、午前中はドリームスタジアムで中学硬式「鶴岡ドリームス」の
オープン戦を観に行くことにしたんです。
いつものように審判室に顔を出すとハズマ一人でしたんで、そのまま塁審のドリンク出しや
スコアシートを記入したりする補助員でお手伝いしてきました。
後輩タケシの息子も在籍していて、硬式でプレーする姿を見たかったというのが一番だったんですけど、
ショートとしての守備機会が一つだけだったんで、もう少し見たかったなというのが本音でしょうか。
息子も中学時代にお世話になった「鶴岡ドリームス」ですが、所属する中学はみなバラバラながら
高校で硬式野球を続けるという意志や、甲子園に出場したいという強い想いを持った子たちが
多く在籍しているためか、チームとしての野球意欲は部活動より色濃く映ります。
人数の少ない部活動に在籍している子にしてみれば、人数や戦力の揃った「ドリームス」での
試合や練習のほうが面白いと感じる子も少なくないようです。
ウチの息子は中体連が終わってからドリームスに入団した「部活終了後入団」でしたけど、
「オレも、もっとはやくドリームスに入ってればなぁ。」とよく口にしていたものです。
昨日も、当時の仲間と連絡を取って湯野浜に海水浴に行ってたくらいですから。
相手は「新庄つばさBC」でしたけど、この夏は新庄東も甲子園予選の準決勝まで勝ち上がりましたし、
新庄東も私立高ですから地元の有望選手の獲得にもチカラが入るところでしょうね。
一方、鶴岡東の甲子園での大活躍も中学生たちには強烈に映ったでしょうから、
地元からレギュラーを狙える選手たちにどんどん挑戦してほしいとも思います。
久しぶりに中学硬式の試合を間近で見ました。
社会人野球もそうだけど、軟式とはまた違うスピード感や緊張感が硬式の面白さだと思うんですよね。
ゴロの速さや外野への飛球は、硬式の方が速いし鋭いですから。
ゴロをさばく際に上から下にグラブを出していては間に合いません。
雨のため試合開始が遅れた分、ダブルヘッダーの一試合目が終わったのが12時ちょうどでした。
牡蠣を食うために準備万端で自宅で待っているカミさんからLINEも来てましたから、
せっかく準備していただいたお弁当でしたけれど、受け取らずに速攻で帰ってきました。
元々、担当があって行ったわけでもありませんから、お弁当は遠慮させてもらいました。
これから遊佐で牡蠣を食うしね(笑
道の駅「ふらっと」に着いたのが13時半でしたけど、そんなに並ばずに牡蠣をゲットしました。
2年くらい前までは一切牡蠣は食えなかったし、隣でジュルっと音を立てて食べられるのも
イヤだったのに、味覚の変化とは恐ろしいものです。
カミさんと2個づつ食べたんですけど、あまりにも旨すぎてまだまだ食えます。
カミさんは「来年は3個づつ食べようよ。」とつぶやきながら食ってましたけど、
オレ4個づつでも食えますけど。。。(笑
牡蠣を堪能したあとは隣にある食堂でアジフライ定食を食べて帰ってきました。
カミさんはここでも「カキフライ定食」食ってましたからね。どんだけ牡蠣食うねん!
休日の午後、のんびり遊佐までドライブして、旨い岩牡蠣をたっぷり堪能して、
幸せな休日を過ごせました。
また一週間頑張ります。
あ、今週の土曜日は赤川花火大会の日でしたね。
花火大会の日は誰も来ませんので20日(土)は例年通りお休みします。
我が家はカミさんが当直ですから、カールと二人で留守番です。
息子はどうせ遊びに行くでしょうから。
では今日も頑張っていきましょう!!
雨は引き続き警戒かな。
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毎度ありがとうございます!
ここ数日間で二人も知人が亡くなりました。
「秋にはみんなで旅行に行こう!」と盛り上がって飲んだ日から4日後の話しです。
人生なんて儚いものではあるけれど、待っていても必ず全員に死が訪れるのだから、
その時まで精一杯、生きて生きて生きて、生きていくだけです。
人は、何のために働くのか。
金は、何のために手にするのか。
人生とは何なのか。
何のために生まれてきたのか。
人間は、こういう哲学的で難しいことを突き詰めて考え始めると、深みにはまることがあります。
自分は小さな楽しみや、小さな物欲を満たしながら、一日一日を繋いで暮らすことを心がけてます。
だから、身体が疲れて悲鳴を上げたら店を休みます。
心が疲れたら愚痴を吐きながら酒を飲みます。
金がないなら、まずはタバコ止めます。(とっくに止めてるけど)
見栄を張らずに、あるがままの自分でいいんですよ。
でも、それが難しいから人は悩み苦しむわけですけどね。
心からご冥福をお祈りいたします。
さて、今週末から夏の高校野球が開幕しますし、今月末には社会人クラブ選手権東北大会が
秋田県大仙市で開催されます。
息子の応援もありますけど、クラブ選手権の東北大会を球場で観るのも初めてなんですよ。
他県のクラブチームの熱量やスタンドの雰囲気を味わえるのも楽しみの一つなんです。
あとは、夫婦水入らずで秋田で一泊できることかな。
ホテルはアカスリや露天風呂が充実している「華の湯」とホテルが館内で直結している
「ルートイングランティア秋田SPA RESORT」を予約しました。
コロナ前に、日帰りでアイタとアカスリのためだけに行った充実度満点の優良スパです。
秋田の繁華街「川反」の目の前ですし、夜の食事や飲食店には困りません。
しかも、カールを預けるペットホテルもすぐ近くにあって、我が家では最高の立地です。
宿泊費は、クレジットカードで貯めていたポイントで全額支払いですから実質タダですしね。
リクルートカードで貯めたポイントはポンタポイントと合算できますし、なによりも
じゃらんで予約したホテルでポイント支払いができるというのも魅力です。
ある意味、そのためだけにリクルートカードを作って、携帯や公共料金などの月々の支払いも
全部クレジット払いにまとめたわけですから。
知らないうちに貯まったポイントを惜しみなく使って、夫婦で旅行っていうのもいいもんです。
今年の夏の我が家の一大イベントになるでしょう。
8月は高校野球次第かな。
母校の甲子園出場が決まれば大阪に行きます。
大阪に行ったら鶴橋でホルモン食ってきます。
鶴橋に行ったら、大阪のおばちゃんが着るヒョウ柄のシャツを買ってきます(笑
ほったらかしになっている庭も、少しづつ整備していこうと思っています。
大きなお金はかけられないけれど、自分がイメージしている庭に近づけるように工夫して、
協力してくれる人たちのネットワークを大切にしながら手掛けていこうと思います。
そうやって少し先の楽しみや、少し先のワクワクを繋ぎながら過酷な日々を頑張っていくわけです。
誰かと比べる必要なんかないんですよ。
自分の人生は自分の手で輝かせればいいんです。
笑いたいヤツには笑わせておけ。
誰かが味方でいることだけは忘れないでほしい。
今日も頑張ります。
ただ、のんびりと頑張るだけだどね。
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毎度ありがとうございます!
昨夜は役員を務めている「庄内ミート親和会」の総会がありました。
コロナの影響で2年間は総会を開催できなかったわけですが、久しぶりに他店の店主たちと
酒を酌み交わし、コロナ禍を生き残ってきたお店の努力や苦労を聞くことが出来て
本当に有意義な時間を過ごすことができました。
様々な話題が飛び交い、情報交換しながらそれぞれのお店の工夫を聞いていたんですけど、
なかでも驚いたのが、仕込みで串打ちせずに注文が入ってから串を打つというお店があったこと。
いくら鮮度にこだわると言っても、そこまでタイトな仕事となるとせっかちな性格の自分には
到底できない達人技です。
提供する部位をいくら絞り込んだとしても、注文が入ってから串を打つというのは、
暇な時ならまだしも混んでいる時にはどうしても気持ちが焦ります。
今度、実際にお店にお邪魔して、その達人芸を拝見したいと思いましたね。
秋には研修旅行に行く事業計画も総会で承認され、今からどこに行くのか楽しみにしているところです。
前回の研修旅行では「東松山市」に行きましたから、同じく日本7大やきとりの街の「福島市」か
気仙沼ホルモンで活気のある「気仙沼市」がいいのではと個人的には思ってるんですけどね。
せっかく同業者で行く研修旅行なんですから、少しでも業界に関連性のある街がいいでしょう。
会員の方々に楽しんで喜んでもらえるように、少しづつ役員会で準備していきたいと思っています。
今月に入ってから急激にお店が忙しくなってきて、定休日の日曜日に酒飲みや会合が入ると
月曜日になっても身体の疲れがまったくとれません。
コロナで激ヒマだった時を振り返ればもの凄く有り難いことなんですけど、
同様にコロナが落ち着き始めてから休日の予定やプライベートの酒飲みの機会も増えてきました。
もちろん付き合いも大切ですし、そういう場面もそういう仲間も好きなんですけど、
身体を休ませるということも休日にしかできない大切な時間です。
7月は月末に秋田へ野球応援に行きますので、体調をしっかりと整えて万全の態勢で
お店を休みたいと思っています(笑
高校野球も始まりますが、父兄だった昨年までほどには、まだ熱量が戻ってないですかね。
いわゆるこれも「燃え尽き症候群」のひとつでしょうか。
OBであることにはこれからも変わらないんだけれども、今は少し冷めてしまった自分の目に
どんなふうにこの夏の高校野球が映り、どんなふうに感じるのかを見てみたいんですよね。
さーて、今朝も5時半に起きて煮込みを作ってます。
煮込みの提供も今週末くらいまでですかね。
はっきりといつまでとはまだ決めてませんが、日中の気温が30℃を上回るようになって、
店内のエアコンも追いつかないくらいの暑さになればウチでは煮込みが売れなくなります。
えだまめが出回り始めるタイミングで入れ替えになるかもしれませんね。
今週もまた一週間が始まります。
気合い入れて頑張ります!
それではまた。
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毎度ありがとうございます!
先週は忙しい一週間でしたね。
特に、週末の金曜・土曜は満席続きの二日間で、店内はコロナ前に戻ったような賑やかさで
久しぶりにMAXな忙しさと充実感、そしてとんでもない疲労感が襲ってきました。
そんななか、東京に住むタダシが法事のために帰省したと開店前に顔を出してくれました。
大学時代から東京に行けば必ず会っていたし、世田谷のマンションにも目をつぶっても行けるくらい
何度も遊びに行って泊めてもらっている仲でもあります。
4年くらい前にも中野で合流して、同級生ヒロユキの息子の店で飲んだのも懐かしい記憶です。
ただ、いつもいつもアイツには言ってるんだけど「帰省するなら事前に電話一本入れろ。」と。
今回も開店前にいきなり電話が来て「家族がやんちゃに行きたいって言ってるけど入れるか?」
なんて、予約でいっぱいの週末に当日の電話で対応できるはずもありません。
ならばと、開店時間直前に一人で顔を出してくれたんで、少しだけは話しも出来たんですけど
すぐに18時からの予約のお客様が入店し始め、それどころではなくなってしまったんですね。
すぐにまた会える距離でもないし、コロナで疎遠になりつつある人とのつながりというか、
久しぶりに会えたからこそ、自分も積もる話しもたくさんしたかったし、近況や東京での様子など
聞きたい話しもたくさんたくさんあったわけです。
その後、営業時間内に2度も顔を出してくれたんですけど、どちらの時間帯も対応できず
「悪いな~、ちょっと無理だわ。ゴメン!」と断ることしかできなかったんですよね。
確かにこっちに戻ってみなてからじゃないと、飲みに行く時間が取れるのかとか不確定なことも
多いと思うんですけどね。
しかもカウンターには「マスター、閉店後にちょっと付き合ってよ。」とあがり酒を約束していた
常連さんもいて、今か今かと待機しているような状態のなかスタッフも含めて定時で完全閉店に向けて
全力疾走で駆け抜けていた時間でもありました。
個人としても店主としても、タダシに応対できなかったことを、ただただ残念に思います。
いつもいつもブログで書いてますけど、自分はサプライズ訪問が好きではありません。
懐かしい友人であればあるほど、自分も久しぶりの再会を楽しみたいと思うし、
話したいことや聞きたいこと、過ごしたい時間が山ほどあるわけですよ。
そして、生意気な言い方ですけど、突然の訪問後にいきなり飲みに行く時間が取れるほど、
自分の日常にヒマも余裕もなかったりします。
カミさんは当直番のある病院に勤務しています。
翌朝の息子の弁当の準備もしなければならない夜もありますし、翌日の仕込み量から逆算して
帰宅してから夜中にパイカを煮込むこともあります。
翌朝に野球の審判の予定があったり、遠出への運転のため飲酒を控えたい夜もあります。
だから、前もって連絡が欲しいんですよ。
自分にとっても会いたくて、ゆっくりと話しもしたい相手だから、時間の調整をしておきたいんです。
タダシとも、次にいつ会えるのかはわかりません。
何年も会っていなくても、ガキの頃のように居心地がよくバカ話で盛り上がれるマブダチです。
元カノにこっそり連絡するヒマがあるんだったら、オレに先に連絡よこせよ、バカヤロウ!
財布持たずに飲みに来たことは大目に見てやるけど、そういうとこだぞ!タダシ。
そして、また会おう。
今度はゆっくり時間をとって。
こっちには、お前に会いたい仲間だっているんだぞ。
そして、お互いの日常をまた頑張ろう。
月曜日、また一週間が始まります。
いつもの朝に、いつものコーヒーは変わりません。
それではまた。
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毎度ありがとうございます!
来週の月曜日6日は、食肉公社の休業日となり仕入れができませんので臨時休業となります。
ご不便をお掛けしますが何卒ご了承ください。
というわけで、6日は酒田遠征に行ってきます。(遠征って距離じゃないけど)
当店で未導入のエビスビールを完璧な状態で提供するお店があるんだそうで、
その確認と勉強を兼ねての視察遠征みたいなものです。
酒田で飲むのも、いつ以来になるんだろう。
マナブさんとワタルとで久村で飲んだのが2020年でしたから、約2年ぶりになるんですね。
開店と同時にカウンターに座って、キンキンに冷えたビールで乾杯した8月の暑い日でした。
ガラステーブルの中に見える旨そうな一品料理を眺めながら、長い夜が始まったんだっけ。
久村⇒おばこ⇒海彦⇒北前横丁⇒スナック信と5軒をハシゴしたんですよね。
どのお店での出来事もはっきりと覚えていますし、楽しかった夜でした。
詳しくは書きませんけど、またあんなふうに楽しく飲める日が来るんでしょうかね。
大人になってからのケンカは本当に厄介なもんです。
しかも、あっちでも、こっちでも。
確かにそれぞれに言い分があって、引けない理屈や感情もあるでしょう。
詳しく突き詰めれば、本当にどちらかの一言がアウト!ということもあるとは思うんですよ。
でもね、人間完璧なヤツなんて一人もいないんですよ。
ミスもするし、感情表現や言葉を間違うことだってある。
だから時には口論になったっていいと思うんです。
ただ、お互いにいい歳こいた大人なんだから、関係を修復する術も身につけておかないと、
意地を張るだけ交友関係が狭くなっていってることに本人たちは気づいてないんですよね。
身近なところで昔から知っていて、仲良くツルんで一緒にいた時間もあったわけじゃないですか。
美味い酒飲んだり、あちこち出掛けたり、バカ話しで盛り上がったり・・・
ケンカしている者同士は「もう関係ねぇ!」「二度と会わねぇ!」とか簡単に言いますけど、
この世で一人きりで生きているわけでもあるまいし、共通する人間関係や組織やグループなど、
そういう周りの人たちにどれほど気を使わせて、心配させているのかを分かってんのかって。
はっきり言って勘弁してほしいんですよね。
大人なんだから「相手のことを許す懐の大きさを持て。」ということです。
昔、横浜からOB会に出席してくれた同期が、地元にいる後輩の生意気な態度や口の利き方を見て、
「お前、なんなんだよ!さっきから黙って聞いてりゃよ!」とブチ切れたことがあったんです。
確かに、高校時代に強豪校で厳しい環境を耐え忍んだ者として、先輩後輩の関係は絶対ですし、
そこだけを見れば許されない態度なのは当然ですし当たり前です。
キレた同期の気持ちも手に取るように分かってましたし、その感覚はもっともだと思います。
でも、そういう生意気な後輩のことも受け入れて「地元にいる仲間」として認めながら
少しづつ少しづつOB会を盛り上げてきたのも事実なんですよ。
30人しか集まらなかったOB会を100人を超える会にまで盛り上げてくれた要因の一つは、
そういう生意気な後輩たちのチカラでもあり、彼らの協力もあったからなんですね。
完璧な敬語なんか使わなくたって、そんなものは大したことではないんですよ。
外から見えるカタチなんかよりも、中身が大事なんだということなんです。
いい大人になっても「押忍!押忍!」みたいな窮屈で堅苦しい上下関係は
居心地が悪く、長くは続かないものです。
だから自分も地元の先輩方とはゆるーい敬語で接しています。
あ、ご存じのように一人全く敬語を使わない先輩もおりますが(笑
いつも言いますけど、いい歳になった大人の交友関係なんて、年上の人の懐の深さや
器の大きさ、面倒見の良さで決まるもんだと自分は思っています。
早く、関係修復してくださいよ。
仲良くしていたこともあった仲間じゃないのかい。
そんな自分たちが過ごしてきた「時間」まで否定していいのか。
今日は、ごく一部の人に向けたメッセージでした。
スイマセン、いつもお節介ばかり焼いてしまう自分です。
そっとしておけない性分なんですよね。
というわけで、6日は酒田で楽しんできます。
いや、勉強させてもらってきます、か。
今週末も頑張ります。
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毎度ありがとうございます!
毎日のようにワイドショーでやっている「誤送金問題」について思うことを書いてみます。
もちろん自分の金じゃないんだから、ネコババしたら犯罪になるのは当然なんですけどね。
ただ、忙しいなか自宅から2時間もかけて自分の銀行の窓口に連れていかれて、役場のミスなのに
「はい、ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。」で終わってしまっては、
やっぱり邪な気持ちになる人って世の中にはいると思うんですよね。
今回の件、自分は落とし物を拾ったケースと似てると思うんですよね。
落とし物、いわゆる拾得物を届け出た場合、報労金は5%~20%と法律で決まっています。
さらに届け出から3カ月以内に持ち主が出てこなかった場合は、その全額を受け取ることができます。
今回のケースでいうと、4,630万円ですから報労金は2,315,000円~9,260,000円の間になります。
金額が大きいんで、実際はどのくらいの報労金が妥当なのかはピンとはこないんですけど、
役場の人間が容疑者宅を訪れた際に「やっぱ100万くらいは欲しいっすよね。」と冗談めいて
話していたそうですから、お金に困っている人が4,630万円なんて金額を見てしまったら
やっぱり謝礼は欲しいと思う人もいると思うんですね。
今回のケース、もしも誤送金への報労金の法整備が確立されていたとして、役場の人間が
「公金という性質上、報労金の最低ラインの額しかお渡しできませんが231万円をお渡しする予定です。」
「お手数をおかけしますが、お手持ちの口座窓口での返還手続きにご協力をおい願いします。」
と伝えて車で片道2時間移動させていたなら、結果は違っていたと思うんですけどね。
あとは、拾得物の報労金のように、受け取らないということも権利として残しておけば
「そんなお金は結構ですから。」という方がいてもいいわけじゃないですか。
昔ありましたけど、ゴミステーションや山中などで紙袋に入った札束を拾って届け出たら、
持ち主が出てきたら謝礼をもらえるし、3カ月経っても出てこなかったら全額もらえるんですよ。
そういうのって貰えるから届け出るわけじゃないですけど、結果的には貰える権利はあるわけで。
もちろん犯罪を容認するつもりもありませんし、仕方ない事件だとも思ってはいませんけど、
「そちらが勝手に間違っておいて、車で2時間もかけて連れて行かれるのもどうなの。」くらいは
正直、ひょっとしたら自分でも思うかもしれません。
ネットバンキングなどが全盛の今の時代、誤送金って結構多いそうなんですよね。
今回の事件とは少し性質は違うんですけど、自分もOB会の事務局を務めていますから、
OB年会費や甲子園の寄付金などの口座を管理する際に、必ず誤送金というか振込人名義不明で
振り込まれるケースが後を絶ちません。
「お振込みはOBご本人の名前で振り込んでください。」と、どんなに大きな文字で告知しても、
親の口座から手続きしたのか振込人がOB名簿では判明しないような見知らぬ名前だったり、
「野球部OB会代表 渡辺清」の受取口座に【ワタナベキヨシ】で振り込んでくるケースだったり。
その都度、銀行やゆうちょ窓口に問い合わせても、個人情報だの振込人の承諾が必要だの、
もちろん振込時に入力した電話番号もこちらには教えてもらえませんし、そのほとんどが
判明できないことの方が多いんですね。
今回の件とはズレてしまいましたけど、そのくらい銀行で行う返還手続きや不明入金の解明などは
思っている以上に大変で労力を使うということなんです。
全く知らないところから自分の口座にお金が振り込まれたなんていうのは、
落とし物の財布を拾ったようなものじゃないですか。
返して当然、当たり前ですけど、思っている以上に手続きが面倒くさいわけで、
そのあたりの善意をどう労ってやるのか、ということなんです。
財布を拾ったり、紙袋に入った札束を拾ったケースと比べても、誤送金に対する受け手側の
処理や善意は軽んじられているんじゃないのかなというのが、小心者の私の私見です。
以前、お店の前でスタッフが5万円入った財布を拾って交番に届けたら、翌日すぐに
持ち主が謝礼1万円を持ってそのスタッフにお礼に来たことがあります。
お礼を貰うか貰わないか、その金額が多いか少ないかではなくて、
「ありがとうございました。助かりました。」という感謝の気持ちがそこにあって、
お礼をカタチにすることが出来たのであれば、今回のような事件にはならなかったような気がします。
自分が間違って送ってしまった側ならば、やっぱり「お礼はしなくては。」となるでしょうし。
今回のようなヒューマンエラーは、これからもっとカタチや内容を変えて出てくると思いますよ。
便利になった反面、思わぬトラブルや事故に巻き込まれるケースもあるでしょう。
「善意」が「悪意」になってしまわないように、これからの時代に沿った法整備も必要なのかも
しれませんね。
今日の鶴岡は暑くなりそうです。
水分補給を忘れずに、元気に頑張っていきましょう!