"地方にて"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
そもそも、福島で野球を観た後になんで山形泊りなのって話しなんですけど、
アビコが翌日仕事を休めなかったため朝8時までは鶴岡に戻って来なくてはならなかったから。
福島から朝5時に出るよりも、山形から6時半に出る方が楽じゃないですか。
自分的には月曜日は祝日だったし、福島で飲んでみたかったんですけどね。
ただ、自分の優先順位は「どこで飲むか。」よりも「誰と飲むか。」が大事なんですよ。
だから相棒の都合に合わせても、どこで飲んでも楽しいんでどこでもいいんです。
試合がコールドで終わり予想以上に早く山形に向かったんで「道の駅ふくしま」でお土産を買っても
16時半にはホテルにチェックインすることができました。
ホテルが山形駅前でしたんで今回は七日町や花小路には行かず、山形駅周辺で飲むことにしたんです。
一軒目はマキくんに聞いていた「大衆食堂ワンカップ」に向かうものの日曜が定休日。
喉も乾いていたんであまり歩きたくなくて「立ち飲み酒場 招き豚」にお邪魔します。
鶴岡では本当に立ち飲みが根付かなくて、駅前に一軒あるだけです。
短時間に何軒も行きたい自分は、テンポが早い立ち飲み屋も好きなんですよね。
豚巻き串とメンチカツがイチオシとのことで、それらをお任せで注文します。
一杯目はラフランスの味がする「山形ハイボール白」を注文して、ようやくカンパーイ!
うずらとエリンギの豚巻き串が旨かったですし、メンチカツは注文されてから手でこね始めて
そこから揚げるんで、どれも美味しくないはずがありません。
結構なボリュームがあるんでセーブしておかないと、この後のお店で楽しめなくなります。
二人ともハイボール3杯を飲んだところでお会計して5800円でした(安
立ち飲みといえど駅前の好立地でアルコール類も決して安い方ではなかったんですけど、
飲み方や滞在時間を工夫すれば、もっと安くあがるのかもしれませんね。
ちなみに、自分たちの直前に会計した二人組は12000円のお会計でしたけど(驚
自分は形態やジャンルで飲食店のコスパを図ることはしません。
焼鳥屋だから安いだろう、寿司屋だから高いだろうなんて先入観は持たないようにしてます。
やんちゃでもお一人様で7000円のお会計になる方もいらっしゃいますし、いつもの福鮨で
ちょっと握りをつまんでキープボトルを飲めば2000円ちょっとであがりますしね。
要はお客様の満足度だと思うんですよ。
高い!安い!のお会計の感覚なんてものは。
そんな話しをしながら駅前をぶらぶら歩いていると、アーケードの中にあるオープンスペースの
居酒屋にトイプードルの看板犬がいるじゃないですか。
名前は女の子の「たらこ」というんだそうで、めちゃくちゃ可愛いんですよね。
でも次のお店にも行きたいんで、撫でたいのを我慢しながら横目で「かわいいね~」なんて
声をかけて、そのままスルーして信号待ちで隣をみたら、あれ?アビコがいないんですよ。
振り返ってみると「たらこ」の前から一歩も動いてなくて、めちゃくちゃハマってんじゃん!
だったら犬好きの自分だって「たらこ」を眺めながら飲みたいわけですよ。
というわけで、看板犬「たらこ」の思惑通りに二軒目は「どんちゃん」に決定!
店先のドラム缶テーブルのお客様もチワワを連れていて、愛犬家御用達の居酒屋のようです。
でもね、悲しいことに「たらこ」はアビコに一切興味なし!(笑
濃い目のハイボールをガンガン煽って飲んでるうちに、まったく寄ってこない「たらこ」に向かって
「すじこ!来い!コノヤロウ!ガハハ~」なんて叫んでるんですよ。
すじこ!でもないし、来い!もダメだし、コノヤロウ!も全部ダメなワードばかり叫んでます。
見かねた店主が小瓶に入った「たらこ」のおやつをくれて「これでスキンシップとってみてくださいね~」
おやつの持ったアビコにシッポを振って寄ってくる賢い「たらこ」(笑
もしも鶴岡で「犬居酒屋」やったら犬好きのお客様で繁盛するんじゃね?
でもよ、それって保健所的には大丈夫なのかな?
なんて、その気もないのにどうでもいい話しをしながら、
今宵3軒目のお店を目指して彷徨い歩くオッサン二人です。
つづく。
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毎度ありがとうございます!
日曜日、高校野球秋季東北大会に出場する鶴岡東の応援に福島県営あづま球場まで行ってきました。
マナブさんが行けなくなったため、今回の旅の相棒はお久しぶりの「あびこ一郎」大先生との
二人旅となりました。
このブログのせいか一部の後輩たちの間では、やんちゃでアビコに遭遇するとザワつき始めるというか
芸能人にでも会ったかのような雰囲気になるんですけど、アイツはただの酔っぱらいのオッサンです。
今回も「いいか、絶対に唐揚げは頼むなよ。」とクギは刺しておきました(笑
さてさて今回はどんな旅になるのか、早朝6時に自宅を出発です。
前日に打ち合わせした際に「自分は朝めし食わない人なんで。」なんて言うんで、
「だったら福島駅の立ち食いそば屋で軽く食ってから球場に行くっていうのはどうよ?」と
昼またぎ二試合観戦で昼食を食べられない事を想定してのプランニングだったんですけどね。
高速手前のセブンで眠気覚ましのコーヒーを買っていたら、がっつりサンドイッチまで買い込んで
助手席でモリモリ食ってるじゃないですか。
「3時間後に立ち食いそば食うんだけど大丈夫なの?」
「あー、全然大丈夫です。」
「だったらいいんだけど、普段朝めし食わない人が大丈夫か。」
「全然。」
車中では普段あまり知らないアビコの日常のルーティンや仕事の悩みなんかを聞きながら、
予定通り9時には福島駅に到着しました。
福島駅西口に「松月庵」という立ち食いそば屋もあるんですけど、そこはまだ開店していなくて
急遽、新幹線改札口を通って構内にある「立ち食いそばふくしま」へ入場券を購入して向かいます。
有料パーキングに車を停めて駅改札で入場料払ってますから、安さが一番の立ち食いそばを食うには
すでにコスパの悪い一杯になってるわけですけど、そこにはあまり触れずに。。。
自分は「冷たいたぬきそば」と「温かいきつねそば」の二択で迷い、結局は「きつね」のボタンをポチリ。
空きっ腹に温かい甘めのダシが染みわたって、コシもへったくれもない柔らかいそばが
むしろ胃にやさしくて、ひと口すするたびに「あー」と声がもれます。
券売機の前で随分と悩んでいたアビコは「かき揚げそば+生卵とミニ牛丼のセット」って。
「だ、大丈夫なの?さっきサンドイッチ食べた人が。」
「全然余裕っしょ。」
「・・・。」
福島駅からあづま球場までは車で20分くらいですかね。
まるでゴルフ場にでも行くようなコンビニもない田舎道をひたすら真っすぐ行くだけです。
次はいつ行くかはわかりませんけど、飲み物と軽食の準備はしておいた方が賢明だと思います。
球場そのものは人工芝が美しく外野フェンスも高くて、さすがプロ野球公式戦が開催される球場ですね。
先月行った弘前のはるか夢球場も人工芝が綺麗な球場でしたけど、観客収容数が全く違います。
外野芝生席を除いた内野席だけで比較すれば、はるか夢球場が約7000席なのに対して
県営あづま球場が約14000席とほぼ倍の座席数があります。
バックネット裏のスタンド席には甲子園の銀傘のような屋根もついていて、日差しの強い時には
屋根の下の席から埋まっていくというのが「県営あづま球場あるある」だそうです。
試合は岩手第三代表久慈との対戦でしたけど、8-1で7回コールドの快勝でした。
実は新チームになってから初めて観ましたけど、エース杉浦の制球力とつなぐ意識の打線には
威圧感や迫力こそないものの、試合巧者というか「負けない野球」をやる緻密さや巧さという意味では、
この夏に甲子園に出場した前チームの同時期よりもあきらかに上かなと感じましたね。
センバツに行く行かないは別にして、ひと冬越してもうふた回りくらい身体が大きくなれば、
打線の厚みも打球の速さも出てくるんだと思いますけどね。
低反発バットになった今、どこまで遠くに飛ばしたか・何本ヒットが出たかを比較するよりも
野手の間を抜けていく打球の速さも打撃力を比較するうえで参考になる部分だと思うんですよね。
この試合の前の花巻東vs秋田商業の試合も観戦しましたけど、花巻東の打線も良かったですね~
抜けていく打球の様子は鶴岡東打線よりも強くて速かったなという印象を持ちました。
事前情報によると岩手県大会では打線の迫力はいま一つという感じで聞いてたんですけど、
秋田商業のピッチャーにタイミングが合っていたのか、長短打合わせて打線が繋がっての
圧倒的な勝利を観ていただけに次戦での東対決が楽しみなところです。
駐車場までがめちゃくちゃ遠かったんで、ゲームセットの整列を見て速攻で球場を後にしました。
そしてそのまま山形市まで戻って、アビコと夜の街に繰り出します。
今夜はどんな酒場と出会えるでしょうか。
つづく。
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毎度ありがとうございます!
昨夜は食肉公社の休業日に伴う臨時休業日でしたので、久しぶりに酒田で飲んできました。
いつも一人カウンターで飲む「ぼっち会」のツチダくんをナビゲーターに、いつものマナブさんと
三人での酒田飲みです。
会社が酒田のツチダくんにお店のセレクトはお任せしてたんですけど、マナブさんのリクエストで
一軒目は魚が食える「しえん」にお邪魔しました。
キンキンに冷えた瓶ビールを6オンスグラスに注いで、17時に乾杯です!
初めての組み合わせでしたから、それぞれが仕事の近況やプライベートな話しで盛り上がり、
お刺身がくる前にあっという間に4本が空きます。
明るいうちに飲む酒は、なんであんなに旨いんですかね(笑
お刺身が到着するのに合わせて酒田酒造の「上喜元」をチョイス。
ツチダくんも酒飲みなんで、日本酒のピッチも早い早い!
予約せずにお邪魔したんですけど18時頃にはお客さんで混んできて、女性スタッフだけで切り盛りする
丁寧な仕事ぶりとリーズナブルな価格設定が人気のお店なんだと思いましたね。
滞在1時間半でお会計をして、すぐ隣の「やきとり吉吉」に移動します。
ハイボールのメガジョッキを3つ頼んで二軒目の乾杯です。
焼鳥も各種あったんですけど、かざり串なるメニューが気になって変わり種を5種類頼んでみました。
カレーチキン、しそわさび、チキンチーズ、タルタル、チキントマトだったかな。
焼きたての鶏の旨さも相まって上品な一串に仕上がってました。
ベースのネタは鶏ハラミでしょうかね。
一本一本は小ぶりですけどジューシーで旨かったです。
お店の看板の雰囲気や、串のサイズを見てどこかで見たことあるなぁと思っていたら
以前は「やきとり大吉」だったお店のようでした。
チェーン店の制約から解放され、オリジナルの焼鳥やサイドメニューも充実してましたから、
機会があったらまたお邪魔してみたいと思います。
そしてさらに三軒目はタイ料理店「サパーンマイ」へハシゴです。
自分自身も自宅でグリーンカレーはよく作るんですけど、飲みの酒戦場としてタイ料理店を
セレクトすることは今までなかったんですよね。
「次、どうします?近くにタイ料理屋もありますけど。」
「いいねー!そこ行こう!」で即決です。
初めて飲むタイビール「チャン」と「シンハ」をそれぞれ頼んで瓶のままカンパーイ!
日本のビールのような苦みやコクはなく、バドワイザーのようなゴクゴク飲めるビールですね。
食事をしながら飲む「食中酒ビール」として料理を邪魔しないのど越しの良さとキレで、
ビールをあまり飲まない自分でもガブガブいけます(笑
ここはランチもやっているそうなんで、後日カミさんと一緒に必ずお邪魔すると思います。
気になるメニューも、まだまだたくさんありましたしね。
お腹も一杯になり、予約していた代行の時間までボトルキープしてあるスナックへ。
前回お邪魔した時には携帯を忘れて、広野からUターンして取りに戻ったお店です。
若い女性スタッフはいませんけど、その落ち着き感がまたいいんですよね。
偶然にもカウンターにはマナブさんの知り合いがいて、めちゃくちゃカラオケが上手くて
それに触発されてかみんな一曲づつカラオケを歌って。ここでお会計です。
鶴岡から時間通りに来た代行に乗ってみんなで仲良く帰ってきました。
今回は、普段なかなか行かないお店のチョイスばかりで楽しかったですねー
酒田飲みの引き出しが一気に増えた気がします。
ツチダくん、ありがとう!
また次回、どこかの街に繰り出しましょう!
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
GW後半戦は、いかがお過ごしでしたか。
我が家ではカミさんも共に4・5・6日と三連休でしたので、初日に喜多方・会津若松に行ってきました。
朝7時から営業している喜多方「坂内食堂」で朝ラーを食うべく早朝5時に出発したものの
2時間では着かないことにここで気がつくという大失態。
GWのこの時期に、そんな中途半端な時間で着いたところで大行列は免れません。
食べ物で行列に並ぶのが苦手なのはカミさんも一緒で「別に坂内じゃなくてもいいよね。」なんて
一応保険はかけておきます。
米沢までの高速はさほど混んではいなかったんですけど、県境越えの121号線からは車列が出来て
結局は3時間かかって喜多方に到着です。
真っ先に「坂内食堂」に向かいますが、すでに大大大行列!
開店1時間ですでに入口から100m近くの行列が出来ています。
これは7時に到着していたとしても、絶対に並ばなかったレベルです。
そんなこともあろうかと、この時間でもやっているラーメン屋もピックアップしていて
来る途中まだ行列の出来ていなかった「塩川屋」に車をUターンさせます。
駐車場に着くと店先の待機は6人、100mの行列を見たあとでこれなら余裕で待てます。
あっさりとしたキレのある醤油スープが特徴的で、前回未食だったソースかつ丼を
メンチカツ丼のセットに変更して、いざ実食!
新潟のタレカツ丼が甘いタレ、河北のカツ丼がカレー風味ならば、ここのソースかつ丼は
その名の通り一般的なソースの味が効いています。
あえて言うなら、ご自宅でも真似して作れる「ソースかつ丼」かもしれません。
ご飯の上にキャベツを敷いてカツをのせてウスターソースとからしでほぼ完成でしょう。
逆に、そのシンプルさが良いのかもしれませんし、そりゃ普通に美味しいに決まってますよ(笑
食べ終わってお店を出るころには、ここにも20人くらいの行列が出来始めていて
喜多方の街おこしというか、地域全体で取り組む喜多方ラーメンの観光発信力には、
ただただ脱帽するばかりです。
さて、お腹も満たされたんで、鶴ヶ城目指して会津若松まで移動します。
喜多方~会津若松は30~40分くらいでしょうか。
鶴岡~酒田間くらいの距離感ですかね。
以前、ユウスケとサッポロの担当と出張に行ったので、見覚えのある会津若松の街並みです。
その時は鶴ヶ城の改修工事を行っていて、足場を組んでシートに覆われていたんで
外観の素晴らしさは体感できなかったんですけど、今回は晴天の中で白壁が光り輝き、
茶褐色のレンガも相まってか、とても荘厳で綺麗でカッコイイなぁという第一印象でした。
カールも一緒だったため天守閣には登りませんでしたけど、鶴ヶ城公園の外周を一周したり
芝生の上で遊ばせたりしてのんびりとした時間を過ごすことができました。
カールを鶴ヶ城でたっぷりと遊ばせてから向かった先は、七日町通り。
大正ロマンあふれるレトロな街並みと、さまざまな商店や酒蔵などが建ち並び、歩いていても楽しい
そんなストリートです。
田楽も食べれる味噌蔵や試飲も出来る酒蔵に会津の民芸品だけかと思いきや、若い子が食べ歩くような
人気のスムージーやスイーツのお店などなど、のんびり歩いているだけでも楽しめます。
さながら埼玉の「小江戸 川越」を思い出す街並みですよね。
鶴ヶ城会館でお土産を買ってコーヒーの準備も完了し、米沢に戻って遅めの昼飯を食います。
もう15時を回ってましたけど駐車場も一杯で、さすが県内の道の駅で来場者数1位だけあります。
せっかく米沢で食うならと米沢牛のハラミ丼をポチリ。
道の駅とはいえ十分に美味しかったですよ。
久しぶりに牛を食った気がします(笑
翌日は朝から庭の草刈りと家の片付けと洗車で終了。
最終日は山形の霞城公園で山形城の御城印をもらって、カルディでいつものドレッシングを購入。
連日の運転に公園散歩も疲れましたけど、充実したGW後半戦でした。
今週11日(土)は臨時休業して、また米沢に向かいます。
都市対抗野球山形一次予選会があるので、その応援に行ってきます。
第一試合 9:00~ 新庄球友クラブ vs B-netYAMAGATA
第二試合12:00~ 片山商会BC vs 鶴岡野球クラブ
第三試合 決勝戦
新しい戦力も加わりどんな戦い方になるのかも含めて、今から楽しみにしています。
応援よろしくお願いします。
ではまた今週も始まりますね。
煮込みはまだ時間がかかりそうですので、コーヒーをもう一杯。
それではまた。
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毎度ありがとうございます!
青空の清々しい野球場で生ビールを2杯飲んで、ほろ酔いなのか勢いがついたのか
試合そのものに見切りをつけて、新潟駅構内にある「ぽんしゅ館」へと向かいます。
今回はシンドウが飲まなくていいということで、運転手をかって出てくれたんですけど、
車はカジボーの車でしたから、ここで初めてドライバーがチェンジしたわけです。
その運転が、まぁ怖いのなんのって。
俗にいう「ハンドルを握ると人格が変わるタイプ」の運転ていうんですかね。
走り慣れてない新潟の幹線道路を「でって、前の車どけよ!」なんてブツクサ言いながら
ビュンビュン行くわけですよ。
ちなみに彼の職業はここでは絶対に言えませんけどね(笑
で、ようやく新潟駅に着いたものの駅構内をナメていて、GW真っ最中の人込みでごった返すなか、
歩いても歩いても「ぽんしゅ館」まで辿り着けないんですよ。
全員スマホ持ってますけど、ググってるようでむしろ方向が分からなくなってしまって、
結局は近くの人に何度も道を聞くという原始的な方法で、ようやく入店することができました。
ここは新潟の地酒のお土産屋さんの中にある利き酒ブースになりますかね。
受付で500円払うと5枚のコインと交換してくれてお猪口を渡されます。
壁一面に並ぶ試飲機には新潟産の地酒のラベルが貼ってあり、好きなお酒の機械にお猪口をセットして
コインを入れてボタンを押せば、お猪口一杯分のお酒が注がれるという仕組みです。
まずは新潟の日本酒の中で「越の三梅」と呼ばれ、新潟の地酒を全国区にしたと言われる
越乃寒梅・雪中梅・峰乃白梅を飲み比べてみることにしました。
もちろんどれも特徴があって個性があります。
口に含んだ時の第一印象から、飲み終わる頃のキレや味の余韻の印象が全く変わってくるのも
日本酒の面白いところなんですよね。
あとはメジャーなところだと八海山・〆張鶴・麒麟山・久保田・菊水・鶴亀・越後鶴齢・越乃景虎などなど
一応自分は日本酒アドバイザーの資格勉強のため、この銘柄は全部飲んだことがありますけど
カジボーやケンシにも飲んだ感想を聞いてみたかったですね。
もちろん、受付でもう一度500円を支払えばコイン5枚分何回でも飲むことが可能です。
ただ、全銘柄がコイン1枚で飲めるというわけではありません。
八海山や越乃寒梅などコイン2枚が必要な銘柄もあったんで要注意です。
お猪口を返却し「ぽんしゅ館」をあとにして、寿司でも食おうとまた新潟駅構内をウロウロしますが
酒の酔いも相まって何度案内板を見て確認しても、いつまで経ってもお目当ての寿司屋に辿り着けません。
だから誰かググれってば!
もう面倒くさくなって駅から出て平場の回転すしでもいいじゃん!と新潟駅を出たところで、
ようやくシンドウがスマホをググり始めて「こっち!こっち!」なんて先頭になって手招きしていきます。
で、さんざん歩いて、結果そこには店が無い!というね・・・
お前のスマホはどんなスマホやねん!と。
まぁ、人のことは言えませんけど(笑
もう寿司すら面倒くさくなって、目の前にあった餃子専門店にダッシュでイン!
なにも新潟まで来て「円盤餃子」を食わなくてもいいはずなんですけど、
だんだんみんな壊れてきてるんでしょうね。
餃子を食いながら「最後は【へぎそば】を食って帰ろうぜ。」なんて言ってたのに、
この次は何故か「おでん屋」にいました(笑
で、おでん屋で注文した焼き鳥がなかなか出てこないことに、みんな一斉にイラつくという(笑
結局のところ時間もなくなってしまって、残念ながらへぎそばは食えず、ここで終了。
バスセンターのカレーを食って、ハードオフスタジアムで二軍戦を観て、ぽんしゅ館で利き酒して・・・
今回の旅は正直ここまでがメインだったということです。
でもね、どこに行くか、何を食うかじゃないんですよ。
大事なのは【誰と行くか】なんですよね。
家族がいたり仕事が忙しかったりで、一泊での旅行ですらなかなか調整できないのが現状です。
日帰りでもいい、なんなら交代で飲まなくてもいい、それでもまたくだらないことでワイワイやりながら
次回もこのメンバーで珍道中に出掛けたいなとあらためて思う今回の旅でした。
よく考えてみると、今回は丸一日遊んでも1万円くらいしか使ってないんじゃないかな。
想像はしてましたけど、思うようにならないことも含めて全部が面白かったです。
GW後半戦はカミさんとカールを連れて会津若松に行く予定です。
あとは庭の草刈りと物置きの片付けというミッションが待っています。
今日も全力で頑張ります。
素敵なGWをお過ごしください。
それではまた。
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毎度ありがとうございます!
GW前半二日目の29日は、小中時代の同級生たちと日帰りで新潟に行ってきました。
今夏の旅の相棒はカジボー・ケンシ・シンドウのおじさんたちと丸一日遊びます。
以前、このブログで「赤字路線の羽越本線を使って、のんび電車で新潟方面に遊びに行きたいな。」なんて
書いたにもかかわらず、早朝から車で出発することに誰も異を唱える者も出ず、風情もへったくれもない
おしさん4人で鶴岡を7時に出発しました。
本当はね、4人揃った時点でもっと早くに出発する予定だったんですよ。
いつの間にか引っ越ししていたケンシのことを忘れていて、新潟方面に向かう計画なのに
黒川までわざわざ迎えに行くという大幅なタイムロスで、朝から車内にイヤな空気が流れます。
まぁ気を取り直して一路新潟に向かうと、鶴岡西インターからあつみインターまでの
高速無料区間が、GWだというのに早朝から工事で通行止めというね。
なんか、この旅の前途を予言しているかのような想定外の事ばかりが起きます。
ようやく朝日インターから高速に乗ってここからスムーズに行くかと思いきや、さすがはGW。
高速道路も思った以上に車が多くて流れも決していい方ではありません。
新潟と言えば、鳥の半身揚げ・へぎそば・バスセンターのカレー・すし・越後の地酒などなど
有名で美味しいものがたくさんあるんですけど、到着時に営業時間を気にする必要がなくて
みんなが食べたことがないというバスセンターのカレーを食べに向かうことにしました。
いつものように行列は出来ていましたけど、セルフサービスの立ち食いコーナーですので
15分くらいで順番がまわってきます。
ノープランの旅とはいえ、この後のことも考えると普通盛りは危険ですので「小盛で十分」と
指令を出して、自分はイカ天そばをポチリ。
「万代そば」で9割がカレーを食うなか、どこでも食えそうな天そばを食うのも勇気がいりますけど、
前日は父母飲みでしたから、胃腸にやさしい温かいそばで体調を整えます。
そばも出汁が効いていて普通に美味しかったですよ、普通に。
バスセンターの雑踏と駅ホームの雑踏の中で食う立ち食いそばなら、やっぱり駅のホームで食う
立ち食いそばには敵いませんかね。
あの発車エレクトーンや乗換案内のアナウンス、そういう聞いているようで聞いていない音も
立ち食いそばを美味しく感じさせるスパイスの一つであることに、あらためて気づかされます。
「バスセンターのカレー」はレトルトでも販売してますし、テレビでも有名になってますから、
これだけの人が並んでまで食べてたい逸品には変わりないんですけど、この行列の中で本当に
バスに乗るための僅かな移動の隙間にカレーを食っている人がどれだけいるのかなぁ、なんて
考えながら並んでる自分がいます。
おそらく、バスに乗る目的ではなく自分たちのように「バスセンターのカレーを食う目的の人たち」
の方がきっと多いんじゃないのかなと思ってしまうわけですよ。
まぁそこまで並んでも食べたいカレーだと思うし、美味しいものはみんな食べたいですもんね。
ただ、出発数日前に「朝8時からやってるから着いたらカレーを食いに行くぞ!」と連絡してるのに
ケンシは「おれは今日は朝からカレーを食ってきたで。」とか普通に言うんですよ。
しかも並んでる最中に「小盛の注文は逃げたことにならねーか?」とか一人呟いてるんですけど、
そもそも何からの「逃げ」なのかも理解できず、そのままケンシとの会話をスルー(笑
みんなが美味しい!とカレーを完食して、すぐ裏の信濃川を眺めに万代橋の土手まで少し散策します。
土手の芝生の上では、たくさんの人たちがのんびりと春の陽気を楽しんでいて、
見ているこちらまで寝ころびたいような穏やかな気持ちになるのがわかります。
さて、夕方までまだ時間がありますし、プロ野球二軍戦オイシックスvsロッテでも観に行きますか。
座席指定なく大人1500円で観れますから映画を観るより安いもんです。
GW期間中ということもあって、弥彦神社やその他の観光地も計画はしていたんですけど、
もう並びたくない感、もう人込みは面倒くさい感、歩きたくない感がおじさん全員の顔に漂っていたんで、
青空の下でのんびりと野球観戦もありだろうとチェックはしていたんですよね。
新規参入のオイシックスとロッテの二軍戦ですからね。
二階席まであるハードオフエコスタジアムが満席になるはずもありませんから。
満席どころか内野スタンドでもスッカスカでしたよ。
そこがいい、それがいいんですよ。
思い入れのある選手もいないし、ご贔屓のチームでもないけれど、二軍とはいえ目の前で見る
プロの球威や木製バットの打球音は、映画館では体験できない迫力がありますよね。
人工芝が綺麗な球場の中を二階席から眺めてみたり、ブルペンの真ん前でプロのボールを体感してみたり、
ビールを飲みながらツマミを食いながら各々が好きなようにのんびりと過ごしてました。
プロでも二軍戦は三人制審判でやりますんで、自分はどうしても審判の動きを見てしまうんですけど
1回からオイシックスのピッチャーのセットポジションが二段階の動きでボークに見えてたんで、
「自分がもし審判として入ってたら、あれはもうボークとるなぁ。」なんて言ってたんですよ。
3回にやっぱりボークを取られ、その後二段階セットはやめて投球してましたけど、
自分のリズムが変わることでピッチングの内容が変わりますから、この回にロッテが先制点を挙げるのは
なんとなく想像はつく展開ではありましたけどね。
野球というものは得てしてそういうものですから。
結果的に野球観戦を懸念していたカジボーも喜んでくれてたし、シンドウなんかスマホで選手名鑑見ながら
球歴をチェックしたりして、すっかりオイシックスファンになってしまったようです。
「今度は息子も連れて、またこの球場へ来たいと思ってるで。」なんて言ってましたからね。
さて、試合は劇的なサヨナラホームランでオイシックスが勝ったようですが、残念ながら
我われおじさん一行は新潟の地酒110銘柄を利き酒できる「ぽんしゅ館」への魅力には勝てず、
7回で球場を後にしたのでした。
後編につづく。