"日本酒"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
この冬、当店人気ナンバー1の日本酒は何と言っても「有加藤しぼりたて生原酒」なんですけど、
寒くなると、どうしても“にごり酒”に目が行きますよね。
やはり、どぶろくのイメージがあるからでしょうか、白いお酒が恋しい季節です。
というわけで、佐野屋にぶらりと寄ってみたら「くどき上手」のにごりを発見!
よく見ると肩ラベルには山形県産ブランド米「つや姫」の文字が。
実際にどうなのかなぁ~と思いつつも、即衝動買いしてました(笑
亀の井酒造「くどき上手 純米吟醸生酒 つや姫にごり酒」日本酒度-5です。
最初はトロッとした口当たりですけど、舌の上でピリピリと感じる
その微発泡感がとても特徴的です。
「有加藤」のにごりよりも吟醸香は高く発泡感も強いにごり酒ですので、
好みの別れるとこではあるかもしれませんけど、
飲む前の香りも楽しみたいという方や、
たくさんは飲めないけどにごり酒を飲んでみたい方などには、
もってこいのお酒だと思います。
食米として食べて美味しい「つや姫」ですけど、お酒にしても美味しいですww
日本酒好きに限らず、いろんなお酒を飲んでみたい方は、是非この「にごり酒」も飲んでみて下さい。
きっと新しい発見があるかもしれませんよ。
自信をもってお勧めします。
で、ここで少し告知を。
これから少しの間、ブログの更新頻度が低くなります。
確定申告等の事務作業やらなんやらで、激務が予想されブログどころではなくなるからです。
まったくお休みするわけではありませんので、ちょいちょい書こうとは思ってますけど、
それでも頻度は激減すると思います。
こんなブログでも楽しみにしてくださる方々がいらっしゃる事は自分にとっても励みですし、
更新できないのは大変心苦しいのですが、春頃までしばしの間お時間を頂ければと思います。
「のんびり気長に待っていただければ嬉しいです。」というのが本音ですかね。
当然、お店は毎日元気に営業しております!
毎日、煮込みも作ってますし、帳簿整理の合間をぬって雪かきもしなければなりません。
メニューの差し替えや焼酎の入れ替え、新しいアルバイトが決まれば研修もしなければなりません。
どれもみな大事な大切な仕事です。
とにかく忙しすぎるワケでして・・・何卒、ご理解下さいませ。
その分、是非、お店の方にお立ち寄り下さい。
気合い十分でお待ちしております。
さーて、これから雪かきに出撃します!
みなさま、素敵な休日をお過ごし下さい。
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毎度ありがとうございます!
最近新しく和食のお店ができたそうで、スタッフのユウスケと早速行ってきました。
最低条件は午前2時までやってるというところ。
12時閉店では、やんちゃがはねてから行けませんので(笑
市内の有名すし屋で修行したというマスターが一人で切り盛りするお店は、
L字のカウンターに心地よいほどの狭さで、雰囲気は最高です。
刺身の他にも、メニューにない鮨も握ってくれました。
ただ、残念だtったのが日本酒・・・。
メニューに「日本酒一合400円。」としか書いてないんですよ。
「銘柄はなんですか?」
「普通の大山だよ。」
大山がいけないんじゃないんです。
やんちゃで言えば「肉100円。」と書いているようなものなんですよね。
「日本酒~」だけじゃ何が出てくるかが、分からない。
まだまだ、鶴岡にはこういうお店が多いです。
かくいう自分も「日本酒アドバイザー」の資格をとるまでは
同じようにメニューに「日本酒一合400円。」としか書いてませんでした。
気持ちは分かります。
やっぱりだれでも、食いモンで勝負したいと思ってお店をスタートするわけですから、
お酒なんて何飲んでも一緒だろうと考えちゃうんですよね、きっと。
日本酒のことまで頭が回らないんです。
でも、和食が売りのお店なら刺身や握りもいいんですけど、
やっぱり日本酒も少しでいいから品揃えしてほしい。
旨い肴には、美味いお酒を飲みたくなるものです。
幸いにも、庄内・山形には美味しいお酒がたくさんあります。
しかも日本海で獲れた新鮮な魚介類も豊富にあります。
一升瓶10本も置かなくていいから、せめて純米酒3種類くらいあればグッと引き締まるのになぁ、
なんて勝手に思ってしまうのでした。
でも、美味しかったですよ。
ご馳走さまでした。
さて、極寒の鶴岡にも、今日は青空が見えています。
空気が澄んでいて、どこか凛とした雰囲気に、朝から気合いが入ります。
よそにはよそのやり方があるでしょうから、
やんちゃはやんちゃのスタイルで頑張ります。
昨日から、「店主の隠し酒」シリーズを始めました。
意外なところで神奈川のお酒です。
銘柄は、お店でご確認下さいませ。
今日も一日、気合い入れて頑張りましょう!
オッシャー! -
毎度ありがとうございます!
冬のこの季節にぴったりの「にごり酒」が入荷しました。
冨士酒造「有加藤しぼり生原酒」です。
純米吟醸でいてにごり酒、しかも注文本数のみの出荷という、
まさにレア中のレアにごり酒です。
実は、昨日入荷のこの有加藤、すでに即日完売してしまいました。
ホワイトボードにもブログにも載せてないのに即日完売は、
やんちゃ史上、最速です。
口開けに、後輩ユウジに勧めて軽く二杯。
ブログコメント用に、自分とユウスケも軽くちょい舐め。
それをカウンターで見ていた後輩ゴウも「自分もいいっスか。」なんてグイグイ。
またまた、それを見ていたお客様が「あのにごりを・・・。」
カウンターでの”にごり酒”は目立ちます(笑
最近流行りの活性にごりや発泡性とは違って、滑らかにスーッと口の中全体に米の旨みが広がります。
適度な酸味でキレが良く、サラサラ~と入っていきますんで、飲み過ぎ要注意です。
ヤバイくらいにやきとんの塩に合います。
あと何本入荷できるか分かりませんけど、なんとかまた入荷できると思いますので、ご安心を。
この冬、一度はお試し頂きたい、有加藤の限定にごり酒です。
話のネタに一杯、いかがでしょうか。
今日も元気に営業しています。
是非、お立ち寄り下さいませ。
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毎度ありがとうございます!
とうとうドカ雪が積もって、辺り一面真っ白になった鶴岡です。
確かに、雪は生活に不便さを与えますんで、無いにこしたことはないんですけど、
絶対に降るものですから、じたばたせずに冬の生活リズムに切り替えていきましょう。
自分の場合は、いつもより30分早く起床して、雪かきするのが冬の日課になります。
さて、今日も新酒のご案内です。
「くどき上手 しぼりたて 無濾過」純米大吟醸・日本酒度±0.0です。
昨年も、ホワイトボードメニューで提供してきましたが、
おそらくスポット展開酒としては、一番人気のあったお酒です。
昨年までは、酒造好適米:美山錦を50%まで磨いて
純米吟醸としての発売だったんですけど、
今年は酒造好適米:出羽の里を48%まで磨いた
“純米大吟醸”として登場しました。
レベルデザインも一新し、非常にシンプルなイメージになってます。
が、飲んでみての感想は濃厚・芳醇・ねっとり・そして香りはフルーティな感じです。
日本酒特有の喉がカッとなるようなアルコール感はなく、まったりとした甘口のお酒です。
そのふくよかな香りとやさしい甘さが重なって、まるでマックシェイクでも飲んでるかのような
スイーツな錯覚に陥ります(笑
山形のお酒、いや地元を代表するお酒ですので、根拠のない「辛口、辛口!」という
楽しみ方ではなく、じっくりと味わいながら楽しめる「旨口」のお酒だと思います。
ここ数年、自分自身が飲んでじかに感じることなんですけど、
旨いと感じるお酒のほとんどが、いわゆる「辛口」ではありません。
仲間と楽しく飲んで食べてという時には、いわゆる「淡麗」なスッキリタイプのお酒を好みますけど、
じっくりと味わって飲むお酒は、あまり日本酒度的には高くないお酒です。
じゃ、辛口、甘口って表示はなんなのよ?と聞かれると一言では説明できましぇん。
ただ、辛さの目安程度の日本酒度をみて、単純に「辛口から好きだ。」とか
「甘口からダメだ。」じゃなくて、たまには実際に飲んでみて自分自身の舌に任せてみてはどうでしょう。
きっと、新しい発見があるかもしれませんよ。
やんちゃでは、日本酒度-7の和田来から+20のばくれんまで、
甘口~辛口さまざまな銘柄を、常時10種類以上とりそろえております。
蔵元に限らず、いろんな銘柄を試してみて、自分好みのお酒を探してみてはいかがでしょうか。
ラーメンだって、他人が旨いから自分も旨いとは限りませんからね。
「辛口」ばかりが日本酒じゃありませんよ。
むしろ、旨いお酒はもっと別のところにあるのかもしれません。
このブログをみて日本酒を飲みたくなった方・・・。
今日も元気に営業しております。
今日はカウンターのみ空席がありますので、是非お立ち寄り下さい。
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毎度ありがとうございます!
新酒ラッシュのこの時期ですので、「やんちゃ」にも新しいお酒が続々入荷しております。
今日は一気に2銘柄をご紹介します。
まずは羽根田酒造の「俵雪 上澄み」純米吟醸、日本酒度+3です。
もう、説明の必要のないくらい有名になった「俵雪」ですが、
「活性にごり」「上澄み」「無濾過」の3シリーズの中から、
今回は「上澄み」を入荷しました。
相変わらず旨いです!
シリーズどれをとってもハズレはありませんけど、
個人的にはこの「上澄み」が一番好きです。
1杯目~2杯目の口あけで飲んでもらうと、
その口当たりの良さと立ち上がる吟醸香のどちらも楽しめます。
限定生産された「俵雪」は、生産本数が売り切れると同時に今シーズンの販売が終わります。
本当に、飲むなら今しかありません。
お早めに、お試し下さいませ。
もう1本は、楯野川酒造「楯野川 合流」純米大吟醸、日本酒度+3~4です。
今年から地元向けの販売ブランドを、この銘柄一本に絞っての生産だそうです。
純米大吟醸とはいうものの、開栓時は少し雑味感があったんですけど、
空気に触れ少し熟成が進んだのか、今が丁度いい飲み頃のようです。
果実系の吟醸香はあまり感じず、むしろ食中酒として
食べながら飲むという方にお勧めです。
しかし、販売がこれ1銘柄ということは、この酒が不評ならその年の「楯野川」は
「ダメだ。」という評価に直結するわけですよね。
逆に、評判がよければ「楯野川は旨い!」となるわけです。
もの凄くシビアで潔いようにも感じますけど、首都圏にはこれまで通りの数銘柄が流通されるそうです。
またもや、地元の酒を地元の日本酒ファンが買えない・飲めないという流通経路・・・。
なんとかならないもんですかね。
「十四代」の爆発的な人気以降、地元で愛されるより都会や海外での評価に重きを置いて
生産・販売されている現状に、呆れることも日常茶飯事です。
自分のようなちっぽけな「やきとん屋」でも、お酒を扱う以上はお客様とお酒との橋渡し、
素敵な出会いのきっかけ作りの大役にあると思っているわけです。
はなから地元ファンや地元マーケットを大切にしない蔵元は、個人的に好きになれません。
たとえ旨い酒を造ろうとも、好きにはなりません。
生産者・造り手の顔が見えること。
消費者・飲み手の顔が見えること。
まずは売ってから、講釈たれてみろと。
まずは買って飲んでから、物申せと。
今の日本酒業界に一番欠落しているものだと思います。
「東京でブレイクすりゃいいんだ。」なんて思ってるんだったら、そのうち見放されますよ。
これまで山形の地酒にこだわって取り扱ってきましたけど、来年からは「店主の隠し酒」として
県外の銘柄も数種類、固定せず置いてみようと思っています。
必ず、自分が飲んでみて旨いと思った銘柄のみ置きます。
お客様に不評なら、全部自分が飲んじゃえば、それまでのことですしね。
さて、今日から週末にかけて荒れ模様のお天気だそうです。
でも、今年も残り僅かですから、気持ちだけでも晴れ晴れと清々しくいきたいものです。
今日も一日、気合いを入れて頑張りましょう!!
オッシャー!
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毎度ありがとうございます!
また、あのお酒が入荷しました。
「上喜元 おきな」蔵囲い特別本譲造生酒、日本酒度+3です。
毎年、この時期になると紹介してますので、
もはや説明の必要のないくらい人気のお酒です。
日本酒には珍しい黄色のラベルは「佐野屋」オリジナルラベルなんですよ。
この時期1ヶ月間ほどの期間数量限定商品です。
「やんちゃ」でもホワイトボードメニューとして提供しておりますけど、
女性から年配の方まで根強いファンが多い1本です。
この「おきな」は、通常の本譲造酒に大吟醸をブレンドして香りとコクを出しているんですね。
そのため、飲む前は香りで楽しめ、口に含めばしっかりとしたコクが感じられ、
飲んだ後のキレが豚の脂を流してくれてと、食中酒としてグイグイ飲めるところが魅力です。
日本酒が苦手という方にも、是非一度お試し頂ければと思います。
日本酒好きの先輩、マナブさんに口開けしてもらったんですけど、
先輩には少し軽すぎたのか「コレは、クイクイ入るな~。ほろけそうだな。」なんて
いつもの「徳蔵」に戻ってましたけどね・・・σ(^_^;)・
佐野屋いわく、ぬる燗でもいけるそうですので、この季節には楽しめる1本だと思います。
鶴岡は、雪こそまだ降っていないものの、いよいよ冬本番という感じです。
「ゆっくり、燗酒が呑みたくなって、ここに来たんだ。」なんて言って
ご来店してくれたマナブさんの一言が、逆に自分の心に染みましたね~。
お店をやって良かったなぁと思った、嬉しい言葉をもらいました。
たまには、のんびりゆっくりと燗酒で一杯というのもいいもんですよ。
のんびりゆっくりと、お待ちしておりますρ(⌒-⌒。)ノ