"日本酒"カテゴリーの記事一覧
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毎度ありがとうございます!
例年より肌寒くてスカッとしない5月が終わり、今日から6月に入りました。
6月は何かと忙しく予定が入ってまして、体調管理には特に気をつけないとなりません。
中でも16日に東京池袋で開催される「平成21酒造年度 全国新酒鑑評会 公開利き酒会」への参加は、
今から楽しみにしてるイベントのひとつなんです。
以前から「東京視察」を企画してたんですけど、
単に飲み歩くだけよりも、もう少しスキルアップにつながるような講習会や
セミナーがあればと模索してたんですよね。
ようやく当日のチケットが入手できまして、東京行きが決定しました。
「平成21酒道年度全国新酒鑑評会」とは、
日本酒業界最大規模の全国的な日本酒コンテストで、
出品酒数は900点を数え、その中から予審を通過した約半数が入賞酒として選ばれ、
更にその中から結審を通過した約半数が、その年の金賞酒として選ばれます。
今回参加する「公開利き酒会」は、今年の金賞受賞酒を含む約450の入賞酒を利き比べできるという、
日本酒ファンに限らず、お酒を扱う業界の方々にとっても一度は見ておきたい必見のイベントなんです。
昨年の様子をサノから聞いたら、スポイトを使って少量づつ利いて行くらしいんですけど、
全部利こうと思ったら450銘柄ですから、気が遠くなりますよね。
飲まずに吐き出しても、最後は酔っ払ってしまうらしいです。
自分の場合は、飲まずに吐き出すなんて技、持ってませんからねぇ・・・。(-ω-;)ウーン恐ろしい。
で、その後は、鶴岡出身東京在住のしんさんと合流して、お楽しみタイムを満喫予定。
むしろ、そこからがメインだったりして。ヤタ━━━━(゜∀゜三゜∀゜)━━━━!!。
6月15日(火)16日(水)の2日間、臨時休業いたします。
ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、ご了承くださいませ。 -
毎度ありがとうございます!
今日は新入荷した日本酒の告知を。
「初孫 純米原酒 出羽の里 きもと造り」です。
実はGW前に入荷していたんですけど、体調不良だったために
味見が出来ずにいたんですよね。
どんな味かを確かめずに、お出しするわけにはいかないんで
昨日、ようやく口開けしました。
で、飲んでみた感想は「しっかり・どっしり・濃い・うまい」って感じです。
自分的には出羽の里100%で仕込んだお酒というだけあって、
シャープな爽快感のあるイメージで飲んでみたんですけど、
この1本は良い意味で裏切られた感じです。
爽やかなグリーンラベルとは裏腹に、どっしりと味が乗って濃厚なお酒に仕上がってます。
前回の「初孫 赤魔斬」に続く、限定生産の企画モノの1本だけに、なくなり次第終了となります。
しかし、初孫だけに限らず最近はこういう企画モノが多くなってきて、
「旨いな。気に入ったんでまた買おう。」って頃には、
もう販売が終了してるというコトが多くなってきてます。
蔵元も、いろいろやってみたいのは分かるんですけど、手探り感が見え見えなんですよね。
確かに美味しければそれでいいんでしょうけど、
あえてプレミア感を演出しなくてもって思うんですよね。
本当に美味しいものは、酒でも食い物でもスイーツでも、
長い間ファンが根強く支持してくれるものじゃないですか。
これも販売戦略ってやつですかね・・・。( ̄ヘ ̄;)ウーン 。
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毎度ありがとうございます!
映画に行くまでの準備の間に、ちょっとだけ更新を。
土曜日に入荷していて、告知していなかった一本を紹介します。
「裏・雅山流 香華」特別本醸造です。
このお酒は、インターナショナル・ワインチャレンジ(IWC)の
2009本醸造部門で最高賞・金賞受賞した一本です。
吟醸酒を思わせるような吟醸香に期待が膨らみ、
本醸造タイプとは思えないほどのバランスの良さです。
通常取り扱っている「雅山流 如月 大吟醸」よりも、
シャープな味わいとフレッシュ感が特徴的です。
実はこの「裏・雅山流」は取り扱いに少しためらっていた一本なんですよね。
何より、この味とこの香りでいて価格もお手頃なため、鶴岡で唯一の取り扱い店「佐野屋」でも
入荷してはすぐに完売するほどの人気酒だからなんです。
そしてIWCでの金賞受賞という話題性が、さらに人気に拍車をかけ、
入荷を楽しみにしている方々が、まだまだたくさんいらっしゃるそうなんですよね。
値の張る高いお酒でもないんで、自分のような業務店が仕入れるより
一般の方々に行き渡るようにと静観してたんですけど、今回なんとか一本導入してみたんですよね。
で、こっそりとホワイトボードに記入しておいたら、なんと当日だけで完売してしまう程の人気です。
恐るべし「裏・雅山流」・・・。
週明けにまた仕入れできればいいのですが、店内のホワイトボード要チェックでお願いします。
さすがに「スガワラ夫妻とヨシヒコさん」のいつもの3人組と、
カウンターに座った「サトウ夫妻」は即注文。
さすが見逃さないよね(笑。 Ψ(゚∀゚ )Ψ(゚∀゚)Ψ( ゚∀゚)Ψウラ,チョウダイ,ウラ~ -
毎度ありがとうございます!
先日ポキッと折れた車のリアスポイラーがようやく出来上がり、装着を待つ間にまた更新でも。
「やんちゃ」では日本酒を一升ビンでお注ぎしたあと、通称「シュコシュコ」を使用します。
「シュコシュコ」とは、一升ビンの口にゴムの栓をして、器具を上下に動かして中の空気を抜いて、
真空状態にしてあげる手動式ポンプのことです。
商品名は「バキュームポンプ」とか「バキュバン」とか、
いろんな商品名があるみたいなんですけど、
うちでは「シュコシュコ」で通ってます。
日本酒は開栓して空気に触れる事で劣化が始まります。
我々のようなお店は開栓してすぐにカラになるって事が珍しいので、
少しでもその劣化を防ぎたいわけです。
先日も、その様子を見ていたお客様から、「さっきからソレは何を詰めてんの?」って聞かれまして、
「これは詰めてるんじゃなくて、中の空気を抜いてるんですよ。劣化させたくないもんで。」
「へ~。だからさっき頼んだビンの最後一杯と、次に頼んだ口開けの一杯がちゃんと同じ味だったんだ」
なんて、言って頂きました。
ソコに気付いて頂いてたこと、本当に嬉しかったですね。
思い起こせば、あれはサノと初めて日本酒を飲みに行った時のこと。
いかにも、ウチは日本酒にこだわってます的なお店をチョイスしたんですけど、
別々に注文したハズの別銘柄の日本酒が、まったく同じ味だった事にビックリしたことがありまして。
どちらも、ビンの最後の一杯二杯だったと思います。
「劣化の行き着くところは、みんな同じでこうなっちゃう」って教えてもらったんですよね。
それ以来、うちでは「シュコシュコ」使って少しでも劣化しないように、保存には気を使っております。
それでも絶対劣化しないわけではないんですけど、やらないよりはやったほうが絶対にいい。
お客様には気付いてもらえなくても、「美味しい!」って言って頂ければそれでいいんです。
ちなみに、やんちゃの串は根元に付いてる肉より、串先の肉のほうがほんの少しだけ塩を多く振ります。
全部、均一じゃない。均一に振ると根元にいくにつれ、しょっぱく感じて飽きてきちゃうんですよ。
おっと、ウンチクは止めときます。
「シュコシュコ」佐野屋にて販売しております。
一度に飲みきれない日本酒だけじゃなく、ワイン好きな方も是非使ってみてはいかがでしょう。
でも、「シュコシュコ」では通じないかも。あしからず。
いや、あいつなら気付くハズ・・・(`ー´)イヒヒ -
毎度ありがとうございます!
今日は日本酒ではなく焼酎の告知です。
三重県四日市にある宮崎本店の甲類焼酎「キンミヤ焼酎25°」です。
ホッピーのためだけに入荷いたしました。
東京ではホッピーとの相性抜群といわれ、
キンミヤをホッピーで割って飲むのが正統派です。
地元、庄内では「爽 金流」という万能型の甲類焼酎があるんですけど、
爽よりももっとまろやかで、焼酎のカドが出てこない超軟水で仕込んだ焼酎です。
以前から数本取り寄せてはあったんですけど、このたび「佐野屋」にて
継続的に仕入れが可能になったんです。
だったら正統派でホッピーを飲んでもらいたいと思いまして。
ですから、ウチでポッピーを注文していただくと、自動的にナカはキンミヤでお出ししています。
本来のホッピーの飲み方は「三冷」といって、グラス・キンミヤ・ホッピーをキンキンに冷やして
氷を入れずに飲むんですけど、やんちゃではグラスを凍らせる事ができないんですよ。
そのため、氷を入れてお出ししておりますが、氷抜きも対応してますので、
どうぞご遠慮なくお申し付け下さいませ。
自分個人的には氷入りが好きっていうのもあるんですけど、あまりカタチにとらわれずに
美味しく飲んでいただければそれでいいんだと思ってます。
ウチでは「純米吟醸」クラスの日本酒も「燗でくれ。」と言われれば、燗でお出ししてますんで。
鶴岡の人にはピンとこない焼酎だとは思うんですけど、東京のホッピー好きの友達がいたら
「鶴岡でホッピー頼んだらキンミヤで出す店あるぞ。」って言ったら、絶対に
「ソコ、通だな~」って100%言われると思います。
ホッピーと相性抜群のキンミヤ焼酎、この機会に是非お試し下さいませ。
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毎度ありがとうございます!
昨日、ブログアップした「出羽桜 桜花吟醸 本生」が一日でカラになりました。
中学時代の後輩スガイがペロリとやっつけたからなんですけど・・・。
が、引き続き「出羽桜 桜花吟醸 本生」は継続入荷予定ですのでご安心を。
そのくらい、飲みやすいというか、飲み飽きしないというか、スイスイ飲めちゃいます。
しかし大丈夫かな、あいつは。本当にスイスイいっちゃってたけど。家も近いし、まぁいいっかぁ。
というわけで、今日はまた一味違った一本の入荷案内をします。
「東北泉 純米超辛口」日本酒度+13のまさに超辛口です。
遊佐町にある高橋酒造が醸す「東北泉」は、とうほくいずみと読みます。
去年、同じ純米超辛口を仕入れたときは、確か日本酒度+8だったような・・・。
このお酒、はっきり言ってパンチあります。
やんちゃには亀の井酒造の「ばくれん+20」が常備あるんですけど、
個人的にはこの「東北泉+13」のほうがずっと辛く感じました。
最近の吟醸酒タイプのような、フルーティな吟醸香や、
適度な甘さがあって飲みやすいお酒とは一味違って、
単に軽くてキレる淡麗辛口じゃなく、しっかりとしたお米本来の味のする、まさにガツンとくるお酒です。
それでいて塩ホルモンや、やきとんの脂をスーっと流してくれるんで相性もバッチリです。
日本酒が好きな方で、ガツンとくる辛口が飲みたい方にオススメします。
この機会に、是非いかがですか?