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毎度ありがとうございます!
今日はゴウの命日です。
あの日から3年、世の中がマスク不足で「マスクが買えない!」なんて大騒ぎしていた頃です。
ついこの間のような気もしますし、随分と時間が経ったような気もします。
今はゴウが亡くなった「悲しさ」よりも、ゴウと会えない「淋しさ」を
普段の生活の中のふとした時に感じることが多いですかね。
今でも酒屋として取引は継続させてもらっていて、あの頃とは何も変わっていない日々です。
きっとこれからも、そのつながりは変わらないでしょう。
自分にとっての日々の暮らしを精一杯生きること、単純だけれど疎かになりがちなことを
こうして親しかった人たちが亡くなってしまった日をきっかけに、その度に思い出しながら、
改めて自分の「今」を見つめ返しています。
「人との繋がり」という意味では、実は昨日ちょっとしたことがありまして・・・
日曜日に新潟で野球を観戦している最中に後輩から「アルバイトさせてもらえないか。」と
連絡が入っていたんですね。
直接電話で話しながら、なぜバイトしたいのか、昼間の仕事に影響はないのか、
短期ではなく長期でなければ採用しないよ、とか一通りのことは確認したうえで
本人のやる気や熱意を十分に感じたんで「前向きに準備するから火曜日に顔を出してくれ。」と。
後輩というだけではなく、様々なところで顔を合わせる仲間でもあったし、
出会ってから15年以上の付き合いですから、正直お店を手伝ってもらえることや
一緒に働けることが嬉しかったんですよね。
とはいえ、今いるスタッフの生活もありますし、今まで通りのシフトというわけにもいかず
少しづつシフトが減ったり曜日が移動したりのシュミレーションをしながら、この二日間で
他のスタッフと話し合いながら準備していたわけです。
で、ドタキャンですよ。
理由を聞いたら「なんだ、そんなことかい!」とツッコみたくなるような理由です。
確かにフライング気味に、採用に関して自分も前のめりだったかもしれません。
でも全く知らないヤツじゃないし、まして自分の方から「バイトさせてください!」なんて
連絡がきたら、自分は何とかしてでも受け入れたいタイプです。
実は、彼のドタキャンはこれが初めてではないんですよ。
当日になって「スイマセン、行けません。」とか「あれ?今日でしたっけ?」ということが
今年になって立て続けにあったんで、つい先日にも説教したばかりだったんですね。
逆に言いにくいことを言ってくれる、大袈裟だけどこの人のもとでバイトしたいくらいに
思ってくれたのかな、なんて正直嬉しかったわけですよ。
「約束をほかす(破る)側になるんじゃなくて、ほかされる側の人間になれよ。」
「約束の時間に待たす側になるんじゃなくて、待たされる側の人間になれ。」と伝えました。
「何をするにしても「言い訳」を準備しなくてはならないような窮屈な生き方はするなよ。」と。
だからと言って、彼との付き合いを切ることはないでしょう。
そういう性分なことも踏まえて、自分なりの距離感でこれからも付き合っていけばいいだけです。
生きたくても生きれなかった命もあるなかで、生きているのに言い訳や逃げてばかりの人生では
もったいないじゃないですか。
なんの出会いがきっかけになるのか、誰かの言葉がきっかけになるのか、
人生を変えるきっかけはたくさんあるはずですし、そう信じていたいと思います。
自分だって偉そうなことを言えるような身分ではないんですけどね。
生きているからこそ「伝えたいこと」もあるんですよ。
そんなことを想う9月6日の朝です。
今日も気合い入れて頑張ります。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
昨日は第47回全日本クラブ選手権全国大会を観戦するために、HARDOFFエコスタジアム新潟まで
カミさんと愛犬カールと早朝出発で行ってきました。
惜しくも全国大会出場を逃した息子も一緒に行くつ予定でしたけど、自宅待機の警報当番のため
残念ながら同行できず・・・
警報当番でなかったとしても、息子は行かなかったかもしれないですね。
仕事以外は友達と遊ぶのが忙しくて、親と一緒に出掛けることなんて全くない年頃ですから。
むしろ、せっかく隣の新潟県で目標としていたクラブ選手権全国大会が開催されているんだから、
鶴岡野球クラブのメンバー同士で全国レベルを観戦にでも行けば大したもんなんですけどねぇ。
そういう意識から変わっていかないと、この先も全国大会出場なんて厳しいでしょうね。
娘が埼玉にいた時から高速で通るたびに気になっていたハードオフスタジアムでしたけど、
今回初めて中に入ることができました。
NPBプロ野球の本拠地でない球場で、内野席が二階席まであって外野席まで全面ある野球場、
さらにフィールドが全面人工芝というのも珍しいんじゃないですかね。
弘前のはるか夢球場のフィールドも美しかったですけど、ハードオフスタジアムは「地方球場」と
いうよりもプロの公式一軍戦が行われる立派なスタジアムでした。
普段は二階席から野球を観る機会なんか全くないんで、まずはここは敢えて二階席に登ります。
ボールのスピード感やプレーの臨場感は薄れるけれど、俯瞰で見える分だけ外野手のポジショニングや
審判のフォーメーションなんかも一目で確認出来て、これはこれで野球を観る画角が変わると
一瞬で読み取れて入ってくる情報も変わってくるという、未体験の新しい発見でしたね。
第一試合は惜しくも敗れはしたものの東北地区代表の水沢駒形野球倶楽部(岩手)の善戦を見て、
第二試合のビッグ開発BC(沖縄)vsショウワコーポレーション(岡山)とのシーソーゲームを
一階内野席に移ってサンドウィッチを頬張りながらアイスコーヒーを片手にのんびり観戦です。
弘前のはるか夢球場の人工芝はカッカッカッと球足が速いゴロに見えましたけど、
ハードオフスタジアムの人工芝はポーンポーンと速く大きく跳ねる印象でしたね。
軟式ボールかなと思うくらいよく跳ねるゴロが一塁到達のタイミングと微妙になるため、
内野手の足さばきやスローイングの早さと正確さが求められ、ある意味面白いゲームになってました。
1回の表裏それぞれのチームが守備につく際に、MCが出てきてライトの守備位置から順番に
「ライトフィールダー!イチロースズキ!ナンバー51」みたいなメジャーリーグ風に紹介して
ベンチから勢いよく飛び出してスタンドに手を振って守備につくのも良かったですね。
そして、ここまで勝ち上がり上り詰めてきたチームは、どこも「礼儀正しい」んですよ。
審判に対しても、対戦相手に対しても、フィールドの中でも相手をリスペクトしているのが
見てすぐにわかります。
それはプレーヤー個人だけではなく、チーム全体として試合終了後自軍の応援席に挨拶した後に
全員で本部席に向かって一礼したり、対戦チーム側に向かって全員で一礼したりと、
些細なことですけど見ていて清々しい気持ちになりましたもんね。
学生時代の野球から比べて社会人ともなれば、挨拶だって「こんにちは」から「ちわっす」になり
攻守交代だって全力疾走でなんてこともなくなってくるのが普通でしょう。
カドが取れて丸くなっていく部分と、社会人だからこそきちっと「大人の対応」を見せる部分。
勝つために汚いヤジを飛ばすのではなく、味方を鼓舞するヤジや味方イジリで盛り上げるのも
社会人野球の面白さだと自分は思っています。
水沢駒形倶楽部のスタンドには、社会人クラブ野球の定番となりつつあるスピーカー応援と声援が
球場全体をより華やかに、そして賑やかな雰囲気が野球観戦の楽しさを演出してくれていました。
都市対抗とは比べ物にはならないほどの少人数だけれど、大学の現役応援団をレンタルしたり、
会社からの任命を受けての応援部隊とは違って、アットホーム感と手作り感が好きですね。
ハードオフスタジアムは二階席の方が風と通りが良いためか、みんな二階の日陰になる席で
観戦していて、バックネット裏にほとんど人がいないんですよ。
全国大会という規模と、クラブ選手権という格式ある大会の注目度を勝手にイメージしていて、
ちょっと肩透かしで、ある意味ちょっと異様な光景でしたけどね(笑
一階席には50人いたかなってとこでしょうか(笑
第二試合は遠方のチーム同士ということもあってかスタンドに何人いるか数えられましたもん。
まぁでも、そういう景色も含めて、のんびりと楽しめた野球観戦でした。
観戦後は、新しく買い替えるスマホの付属品を探しにビックカメラとヨドバシカメラをはしごして、
中途半端な時間だったけれど新潟駅前の焼肉屋で二人で食事して鶴岡に戻ってきました。
仕事の疲れを癒す休日を過ごすよりも、楽しみな休日を過ごすために仕事を頑張っています。
考え方ひとつで一週間の時の早さが違ってきます。
というわけで、今週も気合い入れて頑張りましょう!
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毎度ありがとうございます!
今週末、9月2日(土)~9月4日(月)まで第47回全日本クラブ選手権が開催されます。
以前までは西武ドームで開催されていましたけど、昨年から全国で持ち回りで開催されるようになり
昨年は川崎等々力球場が主会場で、今年はハードオフエコスタジアム新潟が主会場となっています。
息子の所属する鶴岡野球クラブは、あと一歩のところで出場を逃しましたが、
今年は新潟開催ということもあって隣県の利を活かして何とか出場してほしかったんですけどね。
新潟で開催なんてせっかくの機会ですから、全国レベルを観るために日曜日に新潟に行ってきます。
思い入れのあるチームもありませんが、球場の雰囲気や応援の盛り上がりを肌で感じて、
いつか鶴クラが出場できる日のために自分の目で見て勉強してこようと思います。
昨年も出場した大仙市での東北二次予選で、弘前アレッズやエフコムBCのスピーカー応援を見て
スタンドだけでも飲み込まれないように負けずに盛り上げていこうと、今年の東北二次予選出場が
決まったあとにワイヤレススピーカーを調達して、応援のクオリティは格段に上がっているはずです。
シートノックの際に流す心地いい音楽や、一人一人のコンバットマーチを編集して、
現地ではカミさんがタブレットを操作して音楽担当をやってくれています(笑
100均で買ったブルーのメガホンも無償で配ってスタンドの一体感も出てきました。
数人のお母さんたちがお揃いのベーシャツを購入したりして、動きも出てきているんですよ。
それでも選手の家族だけしかいませんし、10人にも満たないアットホームな応援団ですけど、
今ようやく0から1になり、1から2になろうとしている段階なんだと思っています。
クラブ選手権東北二次予選の直後に、山形市のきらやかスタジアムで行われたクラブカップでも
悪役商会のトモカズが家族で応援に駆けつけてくれて、なんのこっちゃわからん奥さんや
小さな娘ちゃんも一緒になってメガホンを叩いて応援に参加してくれていました。
初めは小さ声援でも少しづつ大きくなっていけば、選手たちの意識や野球の取り組み方にも
いい意味での化学反応が現れると思うんですけどね。
「楽しむ野球」という名のもとに勝っても負けても楽しそうに笑っていたものが、
負けたら本気で悔しいと思えて「遠方まで駆けつけて応援してくれる人たちのためにも勝ちたかった。」と
本気で思える日が来たら、今度は選手たちが次のステージに上がっていく時でしょう。
でもね、高校野球じゃないんだから楽しくて緩い野球でもダメじゃないんですよ。
野球人として、そこに甘んじられるかどうかのメンタル次第なんですよね。
少なくともクラブ選手権本戦に出場するようなチームは、目標意識も練習量も部員の数も
段違いなんだと思いますけどね。
強かろうと弱かろうと、これからも応援していくことに自分的には変わりはないんだけれど、
「真剣さ・一生懸命さ」だけはなくしたらダメだと思ってるんですね。
レクレーション感覚の野球を応援に行くほどヒマじゃないんですから。
今シーズンは、あと10月に福島での東北連盟会長旗杯に出場するくらいでしょうか。
もちろん出場が決まればスケジュールを調整して応援に行く予定です。
そういう楽しみを紡ぎながら、また日常を頑張ります。
今日は雨の鶴岡、少しだけ暑さも和らぎます。
それではまた。
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毎度ありがとうございます!
暑すぎて夏バテなのと、室内熱中症対策として水分のとりすぎで体がダルいのが重なって
体調がイマイチの自分ですけど、今度はカミさんが夏風邪にやられました。
熱はないものの鼻水と喉の痛みと咳というガッツリ風邪は、10年ぶり以上だと思います。
コロナではなかったんですけど、先週末にひいてからからなかなか治らずにいます。
みなさんも体調管理をしっかりと、よく食べて、しっかりと眠るのも大切です。
なんかブログも久しぶりですので、今日は野球の話でも。(いつも野球の話ばかりか)
野球というのはプレーヤーが行うものではあるけれど、ベンチワークというか監督の意図や
試合の重要な場面では必ずと言っていいほど采配というものがキーワードになるものです。
それは攻撃の際の「バント」や「スクイズ」「盗塁」などのサインプレーだけに限らず、
継投のタイミングや代打を送る勝負勘というものも、野球では大きな要素を占めているんですね。
この夏もたくさんの野球を見た中で、二つの試合で感じた違和感を書いてみたいと思います。
この手の話を書くと決まって関係者とかから異論が届きますけど、あくまでも個人的な感想ですから、
監督批判や選手批判などではないことをご理解したうえで、気楽に読んでもらえれば幸いです。
まずは、高校野球夏の準々決勝:鶴岡東VS山形中央の8回裏の場面。
鶴岡東が2-1とリードしていたものの、この試合も絶好調でそれまでの打席でも長短打を
打たれていて、完全に同点の一発を狙っている強打者武田を迎えた二死ランナーなしのこの場面。
武田の打席を迎える前に、ベンチからの指示というか意図が見えなかったんですよね。
一試合で守備のタイムは3回とれるわけで、ここは一息入れる意味と、もう一度しっかりと武田と
どう向き合うのか「勝負なのか」それとも「歩かせるのか」の確認がなかったのが、
もの凄く引っ掛かっているんですよ。
もちろん、そのイニングの守備につく前に、武田とは勝負なのか勝負しないのかの確認は
ベンチ内でしていた可能性はありますけどね。
結果的に二球目をレフトスタンドに放り込まれ同点とされ、最終回にサヨナラ負けを喫した。
打たれた球もアウトコースの難しいボールだったけれど、絶好調の武田のバットが届くコースなら
どのコースでもホームランを打たれるリスクがあった場面です。
ホームランを打たれたから言うんではないんです。
負けたから言っているんではないんです。
「ホームランを打たれてもまだ同点だからお前の自信のあるボールで勝負してこい!」で
結果的に打たれたのなら、それでもいいんです。
「バットが届くところは危ないから、外すならしっかり外せ!」でもいいんです。
この8回からリリーフした三好は、強打者武田とは初対決だったことを考えると、なおさら
ここはタイムを取ってマウンドに集まって、いま一度武田の打席をどうするのか、の
ベンチからの意思確認のシーンがなかったのが、大きな違和感として残ってるんですね。
8回まで2-1でリードしていて、ツーアウトですよ。
武田の次打者の3番木村は、今大会通じて全く当たっていなくて打率1割台の打者ですよ。
むしろ山形中央の打者の中で、一番不振のバッターと言ってもいい状態だった。
武田のソロホームランで同点とされ、そのままわっしょいわっしょいの勢いで9回の裏ですから、
流れは完全に山形中央、サヨナラの嫌な予感は当たり前ですよね。
勝負は時の運、歩かせても負けていたかもしれないし、9回の攻撃で得点するチャンスもあった。
歩かせていたら世間からまた非難を浴びたかもしれないし、純粋にあの場面でも難しいボールを打った
武田の方が一枚も二枚も役者が上だったということなのかもしれない。
それでも敢えて言わせてもらうならば、という個人的な感想です。
「勝てた試合を落としたね。」と友人知人からもメールが来てましたけど、自分的には
「勝たせてあげられる試合を落とした。」という感覚ですかね。(批判じゃないですよ)
甲子園の勝利監督インタビューで「私は何もしてませんけど、選手たちがよくやってくれました。」
なんて、実際には絶対にありえませんからね。
先発起用から打順の決定や、一球ずつ変わる状況に合わせた戦術や、選手の技術に任せる場面・・・
そこに「間をとる」「意図を伝える」というベンチワークも、緊迫した場面になればなるほど
勝つためには大きなファクターなのではないかと思うわけです。
もう一試合、個人的に違和感を感じたゲームのことを書くつもりでしたけど、それはまたの機会に。
今日のブログはここまでにします。
スイマセン、好き勝手なことばかり書いてますけど、野球好きのオッサンの独り言だと思って
軽くスルーしてくださいね。
今日も暑いですけど、頑張っていきましょう。
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毎度ありがとうございます!
毎日毎日、嫌になるくらいに暑いですね。
その暑さに加えて、店内の焼き台の前は地獄のような熱さです。
そのせいか、夏バテしてるんでしょうね、体調がよくありません。
今までも夏場は汗だくになって焼いていたんですけど、さすがにおっさんになったせいか
小まめな水分補給をしないと立ちくらみするんですよね。
「室内熱中症」の可能性があるということで、今年はスポーツドリンク持参で焼き台に立っています。
飲んでも飲んでもサウナみたいに汗が噴き出しての繰り返しで、帰宅しても体がダルいんですよ。
毎日キューピーコーワGOLDを飲んで気合い入れてますけど。
お客様にもご不便をお掛けして申し訳ないです。
今年は常連のお客さんにホルモンを注文されると「本当にいいの?サウナみたくなるよ。」と
確認するんですけど、全員が「もちろん!それを食いに来てるんだから。」と言います。
なかには「その暑さも込みでやんちゃのホルモンじゃん。」という強者までいたりします。
有り難いですけど申し訳ないという複雑な心境になりますよね。
いっそ東京のガード下のようにオープンスペースでやった方がいいんじゃねーか、なんて
思うこともあります(笑
そう思うと、東京とかでオープンスペースでやってる焼鳥屋とかどうしてるんだろう?
この前、上野の大統領にも行ったけど、入口に戸も壁もないけどエアコン回してたのかな。
数日前に家にあるBBQ用のプロパンガスを使って、七輪用の炭火を屋外で起こそうと秘かに
チャレンジしてみたんですよね。炭火を起こすのが一番暑くなるんで。
でも見事に失敗でした。
風で炎が揺れて上手く着火しない。
プロパン要員に一人配置するんで、その間店内のオペレーションが回らない。
その日、一瞬で却下となりましたとさ。
日中はなるべく自宅で身体を休め、お店では小まめな水分補給を心がける。
そうやって、この夏を乗り切るしかないですね。
自分のような仕事だけではなく、屋外で作業される方や、エアコンの効かない倉庫や現場などで
従事されてる方々も本当にご苦労様です。
お互いに体調管理だけはしっかりとやって、ぶっ倒れないように頑張りましょうね。
今日もすでに暑い鶴岡です。
ブログ書いたら買い出しに出掛けます。
ではまた。
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毎度ありがとうございます!
今日は恩師田中先生の命日です。
甲子園の93回大会の年ですので、もう12年も経ちましたか。
時の流れは本当に早いものです。
田中先生が亡くなってからも、自分自身の暮らしは変わりません。
相変わらず毎日串を打ち、焼き台の前に立ち、たまに仲間と酒を飲む暮らしです。
あの時、まだ小学生2年生だった息子はその2年後に野球を始め、中学でもそして母校の高校でも
しっかりと野球を続けてくれて、今は社会人クラブチームで硬式を続けてくれています。
ヘタクソな息子ですけど、田中先生にもどんなもんか見てもらいたかったですけどね。
「お前よりはイイな。」と先生なりに褒めてくれたとは思うんですけど、どうでしょうか。
先月末に、田中先生の13回忌法要を執り行うため息子ケンが山形から帰省したタイミングで
タケシと一緒に顔を出してくれました。
ケンの息子も野球を始めていて「お父さんにも孫が野球やってるとこ見てもらいたかったですね。」と
しみじみと話してました。
先生なら、きっと目を細めて喜んだことでしょうね。
いや、絶対に天国で見てると思いますよ。
自分たちにとってはとても厳しい先生でしたけど、現役中に「お前なんかやめちまえ!」とか
「お前なんかいらねーよ!」とか、そういう追い込むような叱り方は一度もされたことがないです。
たとえ目の前にいるのが高校生だったとしても、好きで野球をやっているという根幹の部分だけは
絶対に摘み取らない指導だったと今でも思っています。
現役を引退した途端に、その接し方は穏やかで優しい顔つきで話しかけてくれたことを
今でもはっきりと覚えています。
卒業してからも帰省するたびに赤川のグラウンドに顔を出すと、茂木先生と一緒に手招きして
呼び寄せては「函館はどうなの?」とか「お前が行ってから後輩たちも北海道に行くようになった。」とか
本当にどうでもいいような何でもないような会話が出来ることが嬉しかったんですよね。
グラウンドに顔を出すと必ず「いつまで休みなの?明日は着替えてノックしに来いよ。」と
冗談なのか本気なのか分からないような笑顔で帰り際に見送ってくれたものです。
先生の持つ、厳しさの中にある「優しさ」に気づくまでは随分と時間がかかったわけですけど、
亡くなるまでの10年間という時間が今の自分にとって大きな影響を与えていることは
言うまでもありません。
先生の「お前がやれ。」という、あのひと言がなかったら事務局は引き受けていませんでしたし、
マスターズ甲子園で先生にもう一度甲子園の土を踏んでもらおうという突拍子もないイベントも
実現できていなかったはずです。
自分が現役時代、まだ小学生だった息子のケンとも、まさか一緒に酒を飲むような付き合いが
出来るとは、あの頃のお互いには想像もつかない縁だと思うんですよね。
ケンも鶴岡に帰ってきたらお店に顔を出してくれるんでありがたいんですけど、
タイミングが合わなくて、なかなか一緒に飲みに行けていないのだけが残念です。
子どもの話、野球の話、審判の話、仕事の話、そして先生の話・・・
今この歳になったからこそ出来る話しもありますし、積もる話も山ほどあります。
またこっちから山形市まで行って、七日町飲みでも企画しないと収まりませんけどね(笑
審判をやっているケンの姿も見てみたいものです。
先生、また8月8日がきましたよ。
12年の間に随分といろんなことがありましたよ。
そして、相変わらず自分はやきとんを焼いてます。
近いうちにケンと飲もうと計画中です。
あの頃と違って「ケンくん。」とは呼んでいないけれど、気さくに話せるいい関係です。
先生とあまり一緒に飲めなかった分、ケンに付き合ってもらいますから(笑
またブログに書かせてもらいますね。
ではまた。