『笑顔の中に美味さあり。』

やきとん専門店「やき処やんちゃ」店主ブログ

スキーの思い出
毎度ありがとうございます!

大きな被害もなく無事に大寒波の夜を越しました。
ホームセンターに防寒手袋とスノーブラシを買いに行ったら、後輩の設備屋の社長を遭遇して
「水道凍結の電話が鳴りやまないっス。」って慌ててすっ飛んで行きました。

おかげさまで、自宅もお店も凍結にはならずによかったです。
昨日の夕方にお店に行って、トイレの水道管や給水弁のところにタオルを巻いておいたのが
功を奏したのかもしれません。

雪の量そのものは例年よりも少ないですよね、明らかに。
猛吹雪や大寒波はつらいけれど、ボタボタと降り積もるドカ雪よりかは断然いいかな。
気温が低いだけあって、雪もサラサラのパウダー状態ですし。

これはスキー場が喜ぶ雪質です。
スキーも久しぶりにやりたいんですよ。
結婚当初はカミさんと一緒にスキーにも行ったんですけどね。

先日「久しぶりにスキーにでも行くか。」なんて言ってみたら、
「えー、だってウェアから何から何まで、全部揃えたらいくらかかるの?」と
何でもカタチから入る自分の性格を良く分かってらっしゃるんですよ。

ごもっともで。
これでスキーは、この先やることはないかもしれませんね。

ニセコにも行ったし、蔵王にも毎年行ってたなぁ。
仲間とお揃いのピンク色のウェアを作って、並んで滑り降りてくるのも楽しかったなぁ。
若い時からオリジナルウェアを作ったり、バックプリントやマークを作るのが好きだったんですね。

ピンクのウェアをお揃いで着て、蔵王の温泉街を歩いていると女子大生に「そのウェアかわいい!」
なんて声かけられたりして、なかなかイケてたと思うんですよ。

あの頃はまだ若さと勢いがあって「スキーで帽子をかぶるのはダセーよ。」なんて、
なぜか帽子をかぶらずにスキーをするスタイルがカッコいいと思っていたんですよね。

ある年、蔵王に行ったら猛吹雪(蔵王はシーズン中に晴れることが2,3日しかない)で、
お地蔵さんのある頂上まで行ったものの、樹氷を見る前に自分たちの頭が樹氷になってしまって、
まつ毛も眉毛も全部の毛がカチカチに凍った記憶があります。

あれは死ぬかと思った。
猛吹雪ホワイトアウトのなかアタマも耳も丸出しで、笑ってる余裕なんて一切ないんですから。

樹氷コースのスラロームを楽しむこともなく、一刻も早くロッジに非難したくて
みんな直滑降で一気に下りてきたんですよ(笑
若いからできた、アホな経験です。

鶴岡にいる仲間たちでスキーを楽しんでいた若い頃に、東京にいるタダシが帰省してきて
「オレも連れて行ってくれ。」と言うんで迎えに行ったら、お父さんの着るトレンチコートを着てきて
「なんでその格好でスキー行くのよ!」「お前、張り込み中の刑事じゃないんだから!」と
集中砲火を浴びても軍手とトレンチコートでリフトに乗ってましたから(笑

湯殿山のペアリフトにトレンチコート姿のタダシと二人で乗りたくなくて、リフトまで横歩きしながら
ビンディングいじってみたり、「先に行ってていいよ。」なんてみんな駆け引きし始めて、
なんとかペアになるのを回避しようとするんですよ。

でも、あの頃が一番楽しかったのかもしれませんね。
くだらなくて、バカバカしくて、熱くて、濃かった気がします。

蔵王での「温泉失禁事件」「門限破り・鉢植え破壊事件」もありましたし、
湯殿山の「寝ゲロ・ゴロゴロ事件」も、全部スキーに行った際のアクシデントですもん。
スキーして、酒飲んで、面白くて、無茶こいて、それも全部いい思い出なんですけどね。

さーて、大寒波はなんとかやり過ごしましたけど、まだまだ寒い鶴岡です。
今日からまた頑張らなくちゃ。

空回りしないように、のんびりと頑張ります。

ではまた。



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